※この作品はR-18です。

幼馴染との爛れた日々   作:猫屋敷てん

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幼馴染との爛れた日々

 休日ともなれば堕落していくのが人間だ。

 一日中ゴロゴロしたり、ゲームをしたり。そして後悔するまでがワンセットで、彼らも例外なく堕落していた。

 

「あー。……でそう」

「ん。どうぞー」

 

 二人の男女が、ソファーに座っている。男の膝には小柄ながら豊満な体の少女が座り、仲睦まじく映画鑑賞の真っ最中。

 しかし空也と志乃、二人はあまり映画を見ていなかった。

 

「空也。あつい。出しすぎ」

「いやー。志乃のおまんこが気持ち良すぎるから」

「……なら良いけど」

 

 一見、何をしているか分からなかった。しかしよく観察すれば、志乃のスカートの中。長いスカートに隠されて、結合している性器が見える。

 つまり彼らは結合しながら映画鑑賞をし、たった今射精したという事だ。堕落としか言いようがない。

 

「ん……でかっ」

 

 志乃はゆっくりと立ち上がりながら、ズルズルとちんぽを抜く。その大きさに眉を顰めながら、解放されたちんぽを見つめた。

 

「まだ出そうじゃん。朝からこれで五回は出してるでしょ? 昨日も夜中までヤってたわけだし」

「俺も不思議だ。つまりそれだけ志乃が魅力的って事だな」

「私を褒めとけばなんでも許されるとか思ってるでしょ」

「バレたか。だが本心だ」

 

 そんな会話をしながら志乃は亀頭に吸い付き、精液の残滓を舐めとる。

 セックスが終わった後はお掃除フェラ。志乃にとっての常識である。

 

「んちゅっ♡ 綺麗になった」

「ありがとな」

「で、パンツどこか知ってる?」

「あー。どこだっけ。セックスするのに邪魔だから脱いで……」

「精子こぼれそうだから早く履きたいんだけど」

 

 志乃のおまんこには、先ほど出してもらった精子がたっぷりと詰まっている。膣をしめてなるべくこぼさない様にしたいが、量が量なのでそうもいかない。

 おまんこの奥に精液を入れておくのが大好きな志乃にとって、塞き止めるための下着は必須だ。

 

「お、あった」

「ありがと」

 

 ソファの端に落ちていたパンツを受け取り、いそいそと吐き出す志乃。精液が流れださない事を確認して、空也と向き直った。

 

「でさ、……もうこの映画よくない?」

「俺もそう思っていたところだ。外れだったな」

 

 二人が見ていた映画。評判を見てうきうきで見始めたものが、十分もしないうちに二人にハズレ認定された。

 普通に面白くないし、二人の好みに合わない。

 二十分もすればたがいに体を触り合い、三十分でセックスまでいった。

 背面座位でゆるゆるとセックスしながら二回戦。今もクライマックスだと言うのに、感動すら沸かなかった。

 

「それよりさ。……堕落してる気がするわ」

 

 画面を消し、そうやってこぼす志乃。

 

「堕落? ……まあ人とは思えない生活かもしれない」

「もう猿より酷いと思うわ」

「だがそれで幸せだし、社会生活に支障をきたしているわけではないしな」

「それはそうだけど」

 

 ここまで堕落するのは休日だから。そう言えばそうだ。

 

「二人暮らしを始めて一年経つけど、やっぱ堕落してるわ!」

 

 高校卒業より一年。二人は卒業と同時に同棲をはじめ、志乃は大学生。空也は社会人として仲良く暮らしていた。

 しかし親もおらず、人目もない。そんな家で愛する男女が共に暮らせば堕落するもの。休日となれば一日中セックス。それ以外も毎晩セックス。なんだったら行ってきますのセックスとおかえりのセックス。

 

 性行為づけの日々を送り、それでも平和に日常を送っていた。

 

「ピル飲み始めて中出しばかりだしさ、……もうちょっと節度を持つべきだと思うわ」

 

 とはいえたまに我に返る事がある。

 志乃も賢者タイムになるとたまにこんな事を言い出す。昨晩は五回戦。今日も朝から計五回のセックスをし、無事に冷静な思考を取り戻していた。

 

「志乃がそう思うならそれも良いな。禁欲か」

「そうよ。人間らしく生きるの」

「辛く苦しい道だな」

「ええ。でもやらないと! 今日一日、禁欲よ!」

「くっ。だが耐えてやる」

「私も挫けそうだけど、一緒に頑張りましょう」

「ああ!」

 

 なんのコントだろう。

 すでに今日、五回セックスしている。そして今日は後12時間程度。それは禁欲でもなんでもない。

 だが彼らは真剣だ。まるで超えられない高い壁を見ているかのようだった。

 

「人間らしい生活を手に入れるわ」

 

 その決意が実を結ぶ事を祈るばかりだ。

 

 

 ◇

 

 

「……セックスはしない。けど、オナニーは良いと思うの」

 

 夜。二人が寝れるダブルサイズのベッドの上で、志乃はそう言った。

 

「そうだな。俺もそう思っていたところだ」

 

 空也もうんうんと頷いた。

 

「やはりセックスはしないと誓ったからな」

「そうね。約束は守らないと」

 

 あまりに。あまりに白々しい言葉だった。

 

「でもこの家にあるオナホは一つだけ」

「確かにそうだな」

 

 志乃はゆっくりと下着を脱ぎ、股間を露出される。

 綺麗ですべすべな脚と、無毛の花園。志乃はおまんこに指を当て、そっと開いて中を見せる。

 

「はい。空也専用のオナホよ」

「なんど使ってもたまらないオナホじゃないか」

 

 すでに今日五回出したと言うのに、まだ完全勃起しているちんぽを空也は見せつける。それに志乃は頬を染め、期待感を込めておねだりのポーズをした。

 

「見える? もうグチャグチャ。すっごい気持ちいと思う」

 

 志乃が少し指を入れるだけで、愛液が指にからんで糸をひく。

 何もせずとも準備万端。すでにおまんこオナホは一番気持ちい状態に仕上がっていた。

 

「挿れるからな」

「うん……」

 

 亀頭とおまんこがキスをする。その感覚は何度しても慣れるものではなく、志乃は快楽に身震いする。

 

「ん……♡」

 

 ゆっくりとした腰振り。腰を掴まれ、オナホの様に扱われてるが、今日はそういうプレイなので志乃もノリノリ。

 

「おお。なんど使っても気持ちいな」

「ん♡ たくさん、射精してね♡」

 

 喘ぎ声は出さない。なぜならオナホだからだ。

 これはセックスではなく、ただのオナニー。その道具である志乃が声を出すなんてありえない。

 

「ん♡ はぁ、はぁ♡ ふぉっ♡♡」

 

 我慢して我慢して、でも声は漏れ出てくる。それに空也はさらに興奮し、より激く動き出した。

 

「お¨♡ やばいとこ、当たってる♡♡」

「ここ、気持ちよくないか?」

「い、いじわるぅ♡」

 

 志乃を鳴かせる気だ。腹の底から快楽の声を出して、セックスにしちゃうつもりだ。

 しかしこれはオナニー。喘いではいけない。道具に徹するべきだ。

 

「き、気持ちよくなんかないんだかっおほぉ♡♡」

 

 強がった次の瞬間、志乃は脳天が貫かれるほどの快楽に襲われる。

 

「気持ちよくないか。ここ、志乃弱いだろ」

「い、ぐぅ♡ やばいぉ♡♡ きもち、きもいい♡よくなんか、ないんだからぁ♡」

 

 まだまだ強がってみせる。それで空也が諦めるかと言えば、そんな事なかった。

 大好きな女を喘がせようと、より激しくなるだけだ。

 

「ほら、舌だしてみ」

「ふぇ? べー……ちゅぷぅ!?」

 

 空也の言葉に素直に舌を出せば、隙を見たとばかりにベロチューしてくる。

 舌と舌が絡まり合い、全身密着しながらの正常位。志乃が一番好きな体位で攻められては、もうゲームオーバーだ。

 

「ちゅぷぁ♡ じゅぷぅ、れろれろ♡♡ べー♡」

 

 もう瞳とろとろにしていた。空也の腰に足を回して、絶対に離さないだいしゅきホールド。

 射精をねだっていた。愛し愛されるセックスを望んでいた。当初あったオナニーという言い訳はもうない。ここにあるのは愛する男女の肉欲だ。

 

「おぉ、ふっか♡ 奥、きもちぃ♡ ちゅぅ♡ ぶじゅぁ♡」

「やばすぎだろ。どんどん具合がよくなる」

「気持ちいでしょ♡ 私の、おまんこ。空也専用だからね」

 

 何百回。何千回と体を重ねて、互いに一番気持ちい形になってきた。もう他の異性など目に入らない。

 出会った時から、今この時。そしてずっと。

 

「好き。大好き♡ だして、赤ちゃん作ろ♡」

「一番奥だ。子宮に直接流し込んでやる」

「うん♡」

 

 志乃は全身で抱きしめながら、奥の奥まで挿入する。

 最奥に亀頭をゴリゴリとこすりつけながら、空也は大量の精液を解き放つ。

 

「出るっ」

「おぉ゛いっぐ♡♡」

 

 ――ドビュッ♡ ドビュルルルルルルルルルッ♡♡

 

「いっぐぉ♡ いぐ、いぐ♡いぐうううぅぅぅぅ――ぉ゛お、おぉ゛♡♡」

 

 熱い精液を感じながら、志乃は幸せと快楽で絶頂した。

 

「妊娠、した。孕んだ。絶対、産むぅ♡」

 

 ピルを飲んでいなければ確実に妊娠していた。否、飲んでいても妊娠するかもしれない。それほどに熱く、大量の射精だった。

 

「ふぅ……三十回目の禁欲失敗だな」

「うぅ。次こそは、成功させるわよ」

 

 そう言いながら、二人は抱き合って眠る体勢になる。

 

「大学卒業したら、ピル飲むの止めるから」

「ああ。俺も、もっと稼げるように頑張るよ」

「ん。まあその前に出来たら潔く結婚してね」

「いつでも準備はできてる。なんだったら今からでもウェルカムだ」

「しばらくは、恋人気分でいたいから」

「それもそうだな」

 

 そうやって笑い合って、二人は眠りについた。

 ただ幸せで、爛れた日々の物語――。




●あとがき

最後までお読み下さりありがとうございました!
二人の恋愛を最後まで書けたのは、読者の皆様の応援のおかげです!

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