※この作品はR-18です。

【R-18】TSホビアニ転生   作:Whatsoon

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#2 ◯◯しないと出られない部屋 part2

前回、互いに全裸で抱き合う夢を見てから、4日が経過した。

幸いな事に、あの部屋の夢も見なかった。

 

その間、私とヒイロはいつも通りの日常生活を行っていた。

 

私は少し気まずかったが……何故かヒイロも気まずそうにしていた。

だが、互いに避けている訳でもなく、普段通りの行動に少しだけ壁が出来たような気がするだけだ。

 

まったく……人騒がせな夢だ。

 

あの部屋の夢について、正確には……ヒイロの身体について脳にこびり付いたような感覚が残っている。

 

悶々とする日々。

そんな中、週末を迎えて──

 

 

 

 

私はまた、あの部屋の夢を見た。

 

 

 

「……何でまた……って」

 

 

いつもと服装が違う。

いや、服装が……というより──

 

 

「……っ!?」

 

 

私は全裸だった。

私の真横にいるヒイロも……。

 

……?

 

あれ?

 

 

「ヒイロ……?」

 

「……………」

 

 

リズムが一定すぎる、呼吸。

不自然な仕草に眉を顰める。

 

 

「……寝たフリ?」

 

「…………ごめん。もう少し、落ち着くまでこうさせて」

 

「あ、うん」

 

 

きっと今回は私より先に目が覚めて……そして、自身と私は全裸である事に気付いて、ショックで現実逃避をしているのだろう。

 

私はため息を吐いて、ドアの前に立つ。

頭上にあるプレートへ、視線を向ければ──

 

 

【お互いにイカせないと出られない部屋】

 

 

指で、眉間を揉んだ。

何とも、何とか……はぁ。

 

 

「……ヒイロ」

 

 

床に蹲っているヒイロの肩を叩き、ドアの上のプレートを指差した。

彼は事前に確認していたようで、驚いた素振りはなく緊張した顔で頷いた。

 

私は少し悩み、口を開く。

 

 

「お互いに『イカせる』って事は……多分、自分でしちゃダメで、お互いに愛撫する必要があると思う」

 

「……そう、だね」

 

 

ヒイロも同じ認識のようだ。

しかし、さて、問題は──

 

 

「どっちが先に、する?」

 

「……っ」

 

 

先日までのキスとは違う。

今回のは言い逃れできない『性行為』だ。

内心のハードルは高いだろう。

 

するのも、されるのも。

 

実際、私も今、気にしない素振りをしているが……内心は違う。

心臓は早鐘のように鳴り響いている。

 

ヒイロが何度か口を開こうとして、口を噤む。

……彼に決めさせるのは可哀想かな。

 

 

「……じゃあ先に、私からするね」

 

「ニ、ニーナから……?」

 

「うん。ヒイロ……部屋の隅にあるベッドまで行こ?」

 

 

床に直接座っていたヒイロを立ち上がらせて、ベッドまで連れて行く。

そして、ヒイロを座らせて……私は彼の前で、床に腰を下ろした。

 

ヒイロの男性器(ちんぽ)と目線を合わせる。

既に勃起していて、大きくなっている。

この状況に興奮している、のだろう。

 

 

「ニーナ……」

 

 

少し視線を上げれば、緊張しながらも、どこか期待したような目を向けているヒイロと目が合った。

 

 

「……じゃあ、触るから」

 

「う、うん」

 

 

撫でるように触れれば……。

 

 

「っ……♡」

 

 

息を呑むような声が微かに聞こえた。

そのまま包みこむように触れて……最初は撫でるように上下に擦る。

 

 

「……ヒイロ、気持ちいい?」

 

「えっ……♡あ、うん……気持ちいい、よ」

 

「良かった」

 

 

我慢汁で少し濡れて、潤滑油のようになる。

すると、私の手で擦る度に淫美な音が響くようになった。

 

くちゅ♡

くちくち♡

ぐちゅ♡

 

 

「あっ……♡う……うぅ……♡」

 

 

気持ちよさそうな声を漏らすヒイロに、私も少し気分が良くなる。

私の性自認は男……の、筈なのだが、それでも……身体の女性の部分が、疼く。

 

愛撫しているだけなのに、性的な興奮を得ていた。

 

そんな事は顔にも出さず、ヒイロの男性器を擦る。

 

 

「うっ♡ニ、ニーナ……♡」

 

「どうしたの?ヒイロ」

 

「ご、ごめん……もう、出そう……♡」

 

 

ヒイロの男性器が硬く、脈打っている。

射精しそうなのだろう。

 

 

「いいよ、出して」

 

「あ、あっ……♡」

 

 

射精させるべく、私も手の動きを強く、早める。

 

ぐちぐちぐち♡

くちゅくちゅくちゅ♡

 

そして──

 

 

「う、ぁ……♡♡♡」

 

 

ヒイロの男性器から、白濁とした精液がびゅっ♡と飛び出した。

私の手に精液がべっとりと付いてしまう。

 

 

「はぁ……♡はぅ……♡」

 

 

情けない顔をして、情けない声を漏らすヒイロ。

そんな彼の顔を見ていると……ゾクゾクと加虐心をくすぐられるような気がした。

 

ベッドの側にあったウェットティッシュで手を拭いて……ヒイロへと視線を戻す。

 

射精の絶頂が治ったのか、息も整い始めている彼の隣に……私は腰を下ろした。

 

 

「……次はヒイロが私にする番。いい?」

 

「う、うん……でも、その──

 

 

ヒイロが少し不安そうな顔をする。

 

 

「どうしたらいいか……教えて欲しい……ごめん」

 

 

……女性慣れしてないし、仕方ないか。

私はヒイロの手を引いて、ベッドの上で向き合わせた。

 

そして、私は股を開いて……秘部を顕にする。

ヒイロは一瞬目を逸らして……直ぐに私の女性器へ目を戻した。

 

それは『私をイカせる』ために必要だという義務感が羞恥を上回ったのか……それとも単純に性欲からか。

 

私は自分の女性器に触れて、指を這わせる。

 

 

「……これが、女性の……で、ここに──

 

 

人差し指と中指で、陰唇に触れて……開く。

つつ……♡と糸を引くのは、先程の手コキで濡れてしまっているからだ。

 

 

「……それで、ここに……男性器(ペニス)を入れる」

 

 

そのまま指で膣へ、指を入れる。

くち……♡と音がする。

 

 

「それで……♡ここの上、裏が……えっと、すごく気持ちいい所……♡」

 

 

人差し指の腹で恥骨の裏……Gスポットを潰す。

ヒイロに教えてるだけ、それだけの筈なのに……一人で『する』時の何倍も気持ちいい。

 

慌てて、指を抜く。

 

 

「っ……♡あ、だから……その、そこを弄ってくれると……私はイきやすいから」

 

「う、うん」

 

 

神妙な趣で頷くヒイロを見て、少し滑稽な気持ちになる。

何だかバカみたいだ。

私もヒイロも。

 

 

「……それと、ここ。これが陰核(クリトリス)って言って……ここも凄く、気持ちいいけど。あんまり乱暴にはしないで欲しい」

 

「……うん」

 

「……ヒイロ。もう大丈夫?できそう?」

 

「うん、頑張るよ」

 

 

私の開いた股へ、ヒイロが手を伸ばす。

 

くち……♡

 

指が陰唇に触れる。

濡れた陰部をヒイロの指が這う。

 

 

「ぇ……?♡」

 

 

少し、驚く。

先程、自分でした時よりも……更に気持ちいい。

 

 

「い、入れるね……?」

 

「うん、いいよ……♡」

 

 

ヒイロの指が、私の膣に……入る。

 

ぬちゅぅ……♡

 

 

「っ……!?♡」

 

 

膣の中を掻き分けて行く、異物感。

それに私は身を捩りそうになった。

 

 

「だ、大丈夫……?ニーナ……」

 

「う、うん……大丈夫っ、だから……♡」

 

 

心配するような表情を浮かべるヒイロを安心させたくて、大丈夫と言った。

だが、ほ、本当に大丈夫、なのだろうか。

 

 

「それじゃ……えっと、Gスポット、だったよね……?」

 

 

あっ。

ダメだ。

指を入れただけで、こんなに気持ちいいのに……そんな所、触られたら──

 

 

ぎゅぅ♡

 

 

「……っ!?!?♡♡♡♡」

 

 

ヒイロが力加減を間違えて、乱暴に私のGスポットに触れた。

身体が痙攣するほどの快楽が私の身体を貫いた。

 

 

「え、あっ……ご、ごめん。強過ぎた……?」

 

「ぅ……あ♡い、いい……♡大丈夫……♡」

 

「優しく……するよ」

 

 

ヒイロの指がゆっくりと、壊れ物を扱うように動き出す。

 

くちくち♡

くちゅくちゅ♡

 

淫美な音と共に、鈍い快楽が私の下腹部を刺激する。

 

 

「んっ……♡んぅ……♡」

 

 

気持ちいいか?と、ヒイロは訊かなかった。

私が漏らした小さな嬌声に気付いているのだろう。

 

くちくち♡

 

私の膣を指の腹で撫でて、時折、Gスポットを撫でる。

それがたまらなく気持ちよくて……もう少し、強くされたらすぐにでもイッてしまいそうだ。

 

だけど、それを口にはしない。

早くイけば、この部屋から早く出られるのに、言わない。

 

もう少し、もう少しだけ……この快楽を味わいたいからだ。

 

 

「あ、あと……陰核(クリトリス)も、だったよね」

 

 

……思わず、血の気が引いた。

私は陰核(クリトリス)も気持ちいいと言ったが、同時に触って欲しいと言ったわけではない。

 

 

「ヒ、ヒイロ……待っ──

 

 

致命的なすれ違いに訂正しようと、私は声を──

 

 

きゅうぅぅ♡

 

 

「んぐぃっ……ッ♡♡」

 

 

興奮して腫れた陰核(クリトリス)をヒイロが押し潰した。

思わず漏れた嬌声は、今日のどの嬌声よりも大きく……下品だった。

 

 

「イッ♡♡ぐ……あっ!♡♡♡ぎっ♡待っ!♡へぇ……♡♡」

 

 

右手でGスポットを弄られながら、左手でクリトリスを弄られている。

待って欲しいと言葉にしようとも、快楽が言葉を支離滅裂な喘ぎ声へと換えさせた。

 

くちくちくちくち♡♡

きゅぅぅ♡♡

ぬち♡ぬち♡

 

私が気持ち良さそうにしているのに気をよくしたのか、ヒイロの責めが激しくなる。

 

快楽が水だとして、私の許容量がグラスだとしたら……今はもう、表面張力でギリギリ溢れていないだけだ。

今すぐにでも溢れ(イッ)てしまいそう。

 

 

「イっ、イク……♡ヒイロぉ……♡イクから……♡♡もう、イク♡♡」

 

「う、うん。いいよ……」

 

 

ぎゅぅぅぅ♡♡♡♡

 

直後、陰核(クリトリス)とGスポットが押し潰され──

 

 

「イッ♡♡あぁぁッ♡♡ぅぅ♡♡あぅ……ん〜〜ぐぅ……!!♡♡♡♡♡♡」

 

 

ぷしっ♡♡

 

と潮を吹いた。

 

瞬間、ドアが開く音が聞こえたけれど、今はそれどころではない。

頭の中がくらくらする。

腰が浮いたような感触がして、戻ってこない。

 

揺らぐ景色の中、ヒイロへと目を向ければ……私の吹いた潮がヒイロの手を濡らしていた。

 

 

「ぅぁ……♡ご、ごめん、ヒイロ……」

 

「え?あ……全然大丈夫だよ、気にしてないから……う、うん」

 

 

しかし、よく見ると……ヒイロの男性器がまた勃起していた。

私の痴態を見て復活したのだろうか。

 

……いや、もうこの部屋からは出るが。

もうしないが。

 

 

「……ニーナ、立てる?」

 

「うん……大丈夫」

 

 

ヒイロに連れられて、立ち上がる。

思わず足がふらついて……ヒイロに抱き止められる。

 

硬い、筋肉質な身体。

何故か心臓が高鳴った。

 

そのまま、ヒイロに連れられて……部屋から出る。

 

しかし、まぁ……こんなに気持ちいいなら、うん。

この夢も悪くない……。

そんな気がした。

 

決して口には出さないけれど。

 

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

 

翌朝。

私のベッドは大惨事となっていた。

まるで漏らしたかのようにビショビショになっていたのだ。

 

パンツもぐちょぐちょで、夢の中の快楽で濡れてしまったからだろう。

 

 

「…………うぅ」

 

 

夢も悪くない?

前言撤回だ。

 

この様子をヒイロに見られたら、何と思われるか。

『エッチな夢を見たせいで、寝ながらイっちゃいました!』なんて言えないし。

 

いっそ、普通に漏らした事にしようか。

 

そう思いながら、私は自室を出た。

ヒイロが起きてくるより前に証拠隠滅をしなければ──

 

そう思い、急いで風呂場へと向かうと──

 

 

「え?」

 

「あ、ニーナ……?」

 

 

下半身を裸にして、風呂場で下着を洗っているヒイロの姿があった。

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