翌朝目を覚ますと見慣れない天井……あぁ、最悪の気分だ。
「はぁ……」
大きなため息をつきながら洗面所で顔を洗う。
クローゼットを開けるといつの間に運び込んだのか、宿に置いていた俺の荷物が移動されていた。
ショートパンツにタンクトップ。
いつもの普段着に着替えると、コンコンと扉が叩かれる。
「ハイビスカスちゃん起きてる?」
「あぁ、起きてるよ。ガーベラさんか?」
「すごーい!覚えてくれてたんだね!」
扉をガチャ、と開けて入ってきたのはガーベラさん。
昨日俺にポールダンスを教えてくれたお姉さんだ。
「今日はね、ここで暮らすうえでの作法とかルールを教えてあげるね!」
「よろしくお願いします」
とても優しくて気さくなお姉さんだ。あとおっぱいが大きい。
「まず朝ごはん食べよっか!」
そう言ってガーベラさんが連れてきてくれた部屋にはきれいなお姉さんたちがまばらにいて、みんな朝食を食べていた。
「朝の7時くらいから昼の14時くらいまでならここでご飯が食べられるよ。あ、新月館では引退した嬢が何人か残ってて料理とか洗濯とか掃除とか……雑務をやってくれてるんだ!こんなことしてくれるの新月館くらいだよ~、すごいんだよ~」
「それだけあのババアが儲かってるってことだろ」
「もう、マダムのことババアって言っちゃダメだって!」
朝食を食べた後、館内の施設や使い方、やっちゃいけないことなどを一通り教えてくれたガーベラが最後にひと際立派な扉の付いた部屋に案内してくれる。
「ここがマダムの部屋!何かあったら気軽に相談するといいよ!マダムにとって私たちは大事な商品だから、親身になってくれるよ!」
「やっと来たかい!入ってきな!!」
部屋の中からバカでかい声が聞こえてくる。
ガーベラが扉を開け、俺を連れて中に入る。
「どうだいハイビスカス、新月館もなかなか悪くない場所だろう?」
「けっ、昼間はな!」
ギラギラした調度品に囲まれ、豪奢な椅子に座ったマダムがニヤニヤと笑っている。
「元気そうで安心したよ。今日はちょうど検診日で、うちで抱えてるマルコムって医者がきてる。あんたが病気にかかっていないことの証明書と、処女証明書ももらってきな」
「は、はぁ!?処女証明ってどうやってすんだよ!」
「うるさいねぇ……性病検査してもらえばついでに出してもらえるよ。あぁ、性病検査の証明書をもらってこなかったらクビだからね!」
「あぁ?よくわかんねぇけど、そんな大事なもんなのか?」
「当り前さ!万が一客に病気を感染させようもんならうちの店の信用は地に落ちる。逆に客にも証明書の提出を義務付けてるから、あんたも安心するんだね」
「おう、とにかく医者に診てもらってくりゃいいんだな?」
「そうさね。ガーベラ、案内しておやり!」
「は~いマダム。ハイビスカスちゃん、こっちだよ!」
どこか釈然としないような気もしながら、ガーベラに案内されて”医務室”と書かれた部屋にやってくる。
ケガをしたり体調が悪い時はここで薬などがもらえるとガーベラに説明された部屋だったが、普段この部屋にいる人物とは別に週に一度、街にいる医者が出張してきて検診を行っているらしい。
この新月館で働く嬢は月に一度はこの医者に性病検査の証明書をもらうことが義務付けられているとのこと。
「私は先週もらってるからここでお別れだね!じゃあ頑張ってね、ハイビスカスちゃん!」
「あぁ、ありがとうなガーベラさん」
ガーベラさんは元気に手を振って歩いて行ってしまった。
スラムじゃあ医者というのは臓器売買の専門家でしかなかったが街の中では違うらしく、怪我をしたときにギルドに紹介されて街の医者に会ったこともある。
今回も、まさか内臓を取り出されるってことはないだろうがいったい何をされるのか。
だがこの検診を受けなければクビになると言われてしまってはやむを得ないし、ガーベラも特に心配していなさそうだったし気にする必要もないか。
コンコン、と扉を叩いてから部屋に入る。
「失礼しまーす」
「んお!?君がハイビスカスかね!?」
「え、あ、はいそうですけど」
「マダムから話は聞いているよ。さぁ、こちらへ」
部屋に入ると、白髪にこれまた白い髭を蓄えた老人が白衣を着て椅子に座っていた。
俺を見ると少し驚いたようだったが、すぐに診察台に腰かけるように促された。
儂は部屋の扉にかけられたパネルをひっくり返し”診察中”の表示にしてから椅子に腰かけた。
「ハイビスカス君、今日は性病検査と処女証明でよかったかね?」
「あぁ、それで頼む」
鈴の鳴るような声でありながら粗野な物言いをする少女は幼いながらも未成熟な女の色香を匂わせる。
10代前半の少女特有の骨の成長に体つきが追い付いていない、身長の割にすらっと伸びた細い手足は緊張からか所在なさげに揺れている。
艶のある鮮やかな赤髪と同じく真っ赤な吊り目が少女の気の強さを象徴しているように見えた。
すっ、と通った鼻梁に淡いピンク色のぷっくりとした唇。柔らかそうなほっぺた。
作り物のように美しい少女だった。
「ではまず口から。触るよ……」
「ん……んむ」
ふにふにと唇を指で触る。
「じゃあ口を開いて」
「あ……うえ、え?あひゃ、ひゃめへ……」
「くすぐったいだろうが少々我慢するんだよ」
口内に指を潜り込ませると、舌を捕まえて引っ張り出して扱いたり、歯列をなぞって口腔内を弄り回す。
「はぁ……はぁ……こ、これ何の検査なんですか!?」
「む?ヘルペスの検査だが?ヘルペスは性病の一つで、口や性器に症状が現れる。それを見ているのだ」
嘘である。完全な嘘ではないが、検査は最初に唇に触れた際に専用の魔法ですでに終わっている。
これは単に彼女の口を弄んでいるだけだ。
「さ、口は終わりだ。服を脱いで」
「はぁ!?なんでだよ!」
「性病の検査なんだから当たり前だろう。ほら、早く脱いでね」
あくまで医療行為であるという体は崩さない。
「いや、だって……」
「はぁ……ここの嬢は皆、月に一度の性病検査で当たり前にしていることだ。ハイビスカス君もお店に出るなら毎月検査は必須。慣れていかないとね?」
「ぐっ……わ、わかった」
わざとらしくため息をつくとハイビスカス嬢が俯いてゆっくりと服に手をかける。
服が捲れてよく引き締まったお腹が露わになる。うっすらと腹筋の影が見えるが白い腹に柔らかそうな肉が乗っているのがわかる。
低い身長に折れそうなくらい細い腰。幼い肢体相応に薄い胸のわずかな膨らみが見えてくると、一瞬手が止まり、バッ!と一息にタンクトップが脱ぎ捨てられた。
「あんまり見んなよ!」
「そういうわけにはいきませんな」
腕で胸を隠しているが、脱いだ瞬間小さな桜色の突起が確かに見えた。
「下も脱いでくださいね」
「う……」
ショートパンツを脱ぎ、白いショーツが露出する。
耳まで真っ赤になった彼女は片手で胸を隠しながら脱ごうとしているがチラチラと乳首が見え隠れしている。
意を決しゆっくり、ゆっくりとショーツがずり下げられると柔尻の、胸とは対照的にもっちりとした肉感が伝わってくる。
美しい無毛の縦筋。儂は少女の秘境を垣間見たことに強い興奮を覚えていた。
「では胸の検査から始めよう。胸を軽く突き出して……当然手は除けて」
「はぁ……はぁ……んっ」
緊張で荒くなった息とともに上下する胸に手を当てる。
柔らかさと弾力を兼ね備えた極上の揉み心地。手のひらに収まる大きさなのがむしろ良い。
「おっ、おい……あっ、もういいんじゃないか?」
「証明書、必要なんだろう?」
「そっ、それは……んっ……ふっ」
小さな乳首をくにくにと揉み転がしてやると若い体はすぐに反応し、ぴん、と勃起する。
素直な乳首をかりかりとくすぐってやると敏感に反応を返してくる。
「ちょっと、待ってくれ♡そ、それやめろ……んっ♡」
優しく摘まんできゅっ、きゅっ、と小刻みに力を込めるのが気に入ったらしい。
力を込めるたびにぴくん、ぴくんと体が震え、無意識に背中を丸めて逃げようとしている。
「ほら、胸を突き出して。いつまでも終わらないよ?」
「ふーっ、ふーっ、はやくっ……あぁっ♡」
本当に乳首が弱いようで上目遣いでこちらを睨む目にうっすらと涙が浮かんでいる。
台詞も相まってこちらを誘っているのではないかと錯覚しそうになる。
このまま虐めていれば乳首イキすらできそうな様子だったが性病検査に胸は関係ない。今は疑問に思っていないようだが、さすがにそこまでの時間はかけられない。
「はい、胸も問題なさそうだね。では最後に女性器の方を確認させてもらおう」
「ううっ、そりゃそうだよな……」
「えぇ、じゃあ診察するからできるだけ大きく足を開いて」
「はぁ!?ちょっ、それは、おい待てって……あっ、やっ♡」
待ちきれないとハイビスカス嬢の両足を掴んで大きく割り開かせると、従わなければという意識が働いているのかほとんど抵抗はなかった。
股を180度開かれてなお縦筋はぴっちりと閉じられていたが、乳首刺激で体は準備を整えていたらしく指で割り開くと中からとろりと蜜を吐き出した。
男を狂わせる甘い香りがふわりと漂う。
今まで無数の女の雌蜜を啜ってきたが、そのどれよりも劣情を誘い征服欲を刺激する極上のフェロモン。
今すぐしゃぶりつきたいという本能を押さえつけ、指先に蜜を絡めて雌芯をとんとんと刺激する。
「うっ!な、なんだそれ♡」
「陰核、クリトリス。普段はこうして皮を被っているから汚れが溜まりやすくて、時々剥いて掃除しなければ病気の原因になってしまうからね」
「ああっ♡刺激強っ、びょ、病気なのか!?」
クリトリスを守る皮を剥いてやると、小さな豆の根本に恥垢が溜まっている。
「いや、大丈夫そうだよ。でもハイビスカス君はまだ洗ったことがなさそうだから、今日のところは私がキレイにしてあげるからね」
「やめ、やめろって♡……あぁっ♡いいよっ♡あとで自分でやるからぁ♡」
敏感なクリトリスを初めて外気に曝されただけでなく、綿棒で根本の段差をほじられて腰が跳ねる。
ピカピカに磨き終わった頃には、歯を食いしばって耐えていたハイビスカス嬢のクリトリスは真っ赤に充血しきっていた。
「ふーっ、ふーっ……おっ?なんか入って…!?」
強すぎるクリトリスへの刺激から解放され、放心して息を荒げている彼女の秘裂にぬぷ、と指を沈めていく。入口の浅いところを探っていくと狭い腟内がきゅうきゅうと指を締め付ける。
恥骨の裏側、クリトリスを執拗に責められて膨れあがり少しざらついたGスポットを押し込んでやる。
「いっ♡さっきから何なんだこれ♡触ってるとこビリビリする♡」
「それは気持ちいいというんだよ。女性として当然の反応だ。ほら、気持ちいいね~」
「うあっ♡き、気持ちいい?」
「そうそう。女性が気持ちいいときに出す愛液もたくさん出ている」
ちゅくちゅくと膣をかき回すと細い腰がくいくいと健気についてくる。
ほぐれてきた膣に2本目の指を入れ、中で押し広げた。無理やり広げられた膣口を覗き込む。
むわっと甘ったるい性臭が立ち込め、糸を引く奥に処女膜を確認するとにゅぷと音を立てて指を引き抜いた。
「病気もなく感度良好、と。はい、処女証明書はこれね」
「はっ…♡はっ…♡終わったのか?」
「そう、検診終わり。よく頑張ったね。服を着たらもう戻っていいよ。証明書はマダムに渡しておいてね」
予め用意しておいた2枚の証明書に署名と捺印をしてハイビスカス嬢に渡す。
緩慢な動作で着衣を戻したが、ブラジャーを着けていないため隆起した2つのポッチがはっきりと浮かんでいる。
「あぁそうだ、今のうちからブラジャーは着けた方がいい。胸は一度垂れると取り返しがつかないからね」
「〜〜〜っ!」
ハイビスカス嬢は胸を手で隠すと足早に退室していった。
「くく、来月が今から楽しみだな……」