最近、”気焔”のリタが新月館で働いていて近日中に売りにも出されるという噂が娼館に普段から通っているような男たちの間で広まり始めていた。
俺も半信半疑だったが、実際に見たという友人が興奮しながら話すのを聞いて新月館へとやってきた。
そこで俺が見たのは自らをハイビスカスと名乗り淫らな踊り子衣装で煽情的なダンスを踊る”気焔”のリタの姿だった。
いつも強気な彼女が恥ずかし気に頬を赤らめながら体を衆目に晒す様をぼーっと眺めていると、いつの間にか彼女がステージを降りて俺の近くのテーブルの嬢と交代して接客に入っていた。
俺は自分を接客する嬢に生返事をしながら彼女に気を向ける。
「いや~、ハイビスちゃんとお酒飲めてうれしいよ~!さっ、ハイビスちゃんも飲んで飲んで!」
「ありがとう……ございます」
ハイビスカスが注いだ酒を上機嫌にあおった男がハイビスカスの持つグラスにも酒を注ぐ。
その酒を、ぎこちなく敬語を使った彼女もぐいと飲み干した。
男がハイビスカスの腰に手を回して抱き寄せ、耳元で何か囁くと彼女が眉根を寄せて何か言い返す。
男が少しずつ手をお尻の方に動かすのをハイビスカスがぴしゃりと叩いて止めた。
男は懲りずに悪戯しようとするが、彼女はそれを許さない。
高価なボトルが一本空になるころ、またも交代の時間がやってきた。
この新月館は一定の時間ごとに接客の嬢が交代していき、気に入った嬢がいればキープし個室に移動してベッドインというシステムだ。
もちろん誰もがベッドに誘いたいと思う人気の嬢は最初に付いたテーブルで大体決まってしまって回ってこない、そうなるとよほどのことがない限りは最初に付いてくれた嬢に相手してもらうのが普通。
しかし今日はハイビスカスがお試しで接客して回っている。となれば今日に限っては多くの客が嬢を固定せずにハイビスカスが回ってくることに期待している。
一度、二度、と交代し新しいテーブルへと移動する彼女の体は紅潮し、その足取りはすでに覚束ないものになっていた。
それもそのはず、彼女を酔い潰して体に触ろうと目論む男たちは度数の高い高級酒を積極的に彼女に飲ませているのだ。
4人目の男も早速酒を注文しつつ、彼女の体を撫でまわす。
いやらしくうごめく手のひらを小さな手が追いかけるが、酔いの回った彼女では満足に止められていない。
男が隙を見てはマイクロビキニ越しに乳首をさすり、内ももを撫でまわす。
届いた酒を勧められたハイビスカスはもう飲めないと断るが、その分だけ男のセクハラはエスカレートしていく。
酒を断っている罪悪感からか抵抗も弱まっていたハイビスカスだが、時間ギリギリまでビキニを脱がそうと粘る手だけはなんとか防いでいた。
そしてついに俺のテーブルにハイビスカスがやってきた。
「はぁ……はぁ……よろしく」
ふらふらとソファに座り込んだハイビスカスはすでに息が荒く、慣れない敬語を使う余裕もない。
「うん、よろしくね。じゃあまずは乾杯!」
「あっ、えっと、その……悪いけど俺もう飲みすぎで、もうこれ以上飲めないから……」
「まぁまぁ、騙されたと思って少しだけ舐めてみてよ!美味しくなかったら飲まなくていいからさ!」
あらかじめ注文しておいた酒を案の定断ろうとするハイビスカスに一口だけ!と勧める。
「わかったよ……一口だけだぞ?んっ……!あれ、美味い……」
「そうでしょ?」
甘くて飲みやすいが意外に度数が高い酒。
こういう店では酒が売り上げに直結する都合、嬢が積極的に酒に付き合ってくれるので度数が高く早く酔わせやすい種類を選んでしまいがちだ。しかしここは初心に帰って女を騙して酔わせるための酒をあえて選んだ。
うぶなハイビスカスはごくごくと酒を流し込む。
すでに相当に酔いの回った彼女ではそれが危険であることは判断できない。
一層酔いが回ってくらくらと目を回す彼女は、俺が彼女の尻のもっちりとした感触を楽しんでも拒絶反応を示さない。
「こういうお店にキミみたいな娘がいるの、珍しいよね」
「あ~、えっと、借金を返さないといけなくて……あっ♡ちょっと♡待って♡」
前の机の男に散々弄られ、すでに薄い布地を押し上げて主張する乳首をかりかりと引っ掻いてやると手を添えて止めようとしてくるがほとんど力は入っていない。
「やっ♡パンツの中、指ぬけっ♡だめだって♡あぁっ♡ふわふわしてちからはいんねぇ♡くそっ♡」
「あ~、市民権ないと借金も違法な貸し方されても文句言えないしそういうことかぁ」
乳首に注意が向いたところですっ、とパンツの中に手を突っ込んでおまんこに素早く指を滑り込ませる。
酔い潰され、スケベおやじどもの度重なるセクハラを受け続けたおまんこはぐっしょりと濡れ熱を帯びて蕩けていた。
「なっ、なんで市民権のこと♡おおっ、そこだめ♡びりびりして、きもちよくなるっ♡」
「そりゃあここにいるおじさんたちはみんなリタちゃん目当てで来てるんだからさ。ほら、みんなリタちゃんが気持ちよくさせられてるところ見てるよ?」
「あっ♡あっ♡そんなっ♡おまえらおかしいだろっ♡」
彼女が周りを見渡すと、客の男のほとんどがGスポットをほじられて喘ぐ彼女の痴態をにやにやと眺めていた。
恐怖を感じ、逃げようとする彼女だったが体に力は入らない。
俺は足を絡めてぱっくりと開脚させるとぺろりとパンツをめくりおまんこを露出させる。
「やめっ、やめろよっ♡ああっ♡いやぁ、なんかでるっ♡ほんとにやめろっ♡きもちいいのやめろっ、おっ♡~~~っ♡♡」
そのままぐちゅぐちゅとGスポットを責め続けるとハイビスカスは大きく体を震わせ、ぷしゃっ、ぷしゃっ、と大きく潮を吹いた。
注目していた男たちからは歓声が上がり、俺は満足げに酒をあおった。