さて、シュウがレウスの言いつけ・・・特に『光の戦士達』の女性メンバーとの過度なスキンシップ及びにトラブルがあってはならない、という点を何故恐れているか。それはレウスから負わされるペナルティがあまりに重いからである。
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「シュウ。お前が勇者ライルと旅をする以上、私の醜聞になるようなことなどあってはならない。だからこの言いつけは絶対だぞ」
「はい」
シュウは調子よく返事はしているが、内心は軽く考えていた。なるようにしかならんだろと。もしやらかしてバレても上目遣いで涙を浮かべて謝れば許してくれるだろと気色悪いことを考えていたのだが・・・
話の途中、レウスはシュウの体の『聖紋』のあるところに突然触れたかと思うと、そこに魔力を流し込み始めた。
「ファッ!?ちょ、何してるんですか!まずいですよ!あ、あぁ~~~」
「変な声を出すな気持ち悪い!」
突然レウスに変なことをされ、戸惑いの声を上げていたが、やがてそれはすぐに終わる。
「今、聖紋の誓いを立てた。この誓いがあれば、万が一のときにお前を罰することになったとき、私の意思一つで強制的にその罰に従わせることが出来る」
「えっ、聖紋ってそんなことが出来るんですか!?」
「知らんのか?元はといえば聖紋はそのためにあるものだ。隷従の誓いの魔法が元祖と言われている。まぁ、そんな泥臭い歴史を知っているのは一部といえば一部だし、今はこういった使い方をする者はほとんどおらんがな・・・それよりも」
レウスは一旦言葉を切り、シュウに対してゾッとするほど冷たい目を向けながら、低い声で言った。
「万が一にお前が私の言いつけを守らなかったことがわかったとき・・・お前には私の知り合いのスキモノ貴族♂に性奴隷として仕えてもらう」
「 は ? 」
「その貴族はホモで加虐性があり、死〇癖もある。激しいプレイで相手が死んでも『死んだか。でも最後に〇姦が出来てお得だわ』程度にしか考えない本物のサイコパスだ。お前はその相手に仕えることになるのだ」
「あの・・・そんな貴族と付き合いがあるほうが醜聞になりませんかね・・・?」
「嫌なら命に代えても言いつけを守るのだな」
「聞けって」
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こうしてシュウはとんでもない誓いを立てさせられてしまったのである。
結局はライルから追放されたとき、怒りに任せて破紋してしまったことで誓約は無効になったが、これはむしろ幸運と言えるだろう。
とはいえそんな先のことなど知らないシュウは、旅の最中のちょっとしたラッキースケベとて命取りになりかねないと最初こそは思いっきり警戒していたが・・・
器量良しと来てスタイルも良いサーラとアリエスからのラッキースケベは、本来スケベなシュウにとっては嬉しいもの。
「あぁ~^^もう一度あってほしいぜ」
シュウは最初の頃は、レウス司教との誓いのことも忘れてエッチなハプニングを堪能していた。
たまに起こる不可抗力的(?)なラッキースケベなら仕方がないだろう、大目に見てくれるだろうと。誤魔化しもまだきくだろうし。バレなければ良いのだ!と実に楽観的に考えていた。
性欲を解消して冷静になってみると自己嫌悪と誓いへの恐怖に陥ったが、また溜まるものが溜まってくるとラッキースケベが待ち遠しくなる。男って・・・いや、シュウってほんとバカ。
そんなのらりくらりとした日々が続くのかと思いきや・・・
シュウにとっての本当の苦悶はそれから始まった。
偶然起こるはずのラッキースケベが、それから何度も何度も何度も起こったのである。それもサーラとアリエス限定で。