貞操逆転世界の「感度上限突破」持ち探索者 〜ダンジョン探索して美少女たちとセックス漬けの日々を過ごしていたら、ぶっ壊れハーレムができていた〜 作:わんた
気絶したままのリサを綺麗に洗ってからベッドで寝かせることにした。服は着させてない。布団の上からでもわかる二つの山が上下に動いていて、隣で寝転んでいる俺を夢の国へ誘う。セックス中に感じてたという罪悪感については、明日になったら聞けば良いか。腕を伸ばして胸を揉むと、立ったままの乳首をいじりながら瞼を下ろす。最高だ…………と意識を失ったら、頬に衝撃を受けたので飛び起きた。トリベリアの肉球がある。俺を叩いていたのか。
喉は乾いていて頭がぼーっとする。体調から考えるに、しばらく寝ていたようだ。
「朝になったのか?」
窓を見ると外は暗かった。
「まだ夜じゃないか。どうして起こしたんだ」
非難するようにトリベリアを見ると顔は出口の方を向いていた。
視線を移動させるとドアが開く。
「リサ……?」
セックスで力尽き、一緒にベッドで寝ていたはずなのにどうして外にいた?
驚いた顔をしていて青ざめているのが印象的だった。
「起きてたんですか?」
「精霊に叩かれて目が覚めたんだ」
「そう、だったんですね」
「…………」
会話が止まった。リサの姿をよく見ると、手を後ろに回して何かを隠している。
奴隷の首輪があるので俺が不利になるようなことをするとは考えにくいが、トリベリアが言っていた罪悪感のことを考えれば無視できない。言いにくいが聞くべきだろう。
「手を見せてくれないか」
「汚れているので洗ってからでもいいですか」
「ダメだ。今、ここで見たい」
時間を稼ごうとしたことに疑問をもつ。抱えている罪悪感とは何だろう。体を重ねた相手だからこそ、深く知りたいという欲求は強まる。
「どうしてでもですか?」
「ああ。そうだ」
「……ダメです。やっぱり無理です」
「命令だ。手を見せろ」
それでもリサは動かず、奴隷の首輪は動作しない。命令に反するような行動をすれば首が絞まるとココルは説明していたのだが、嘘だったのか? それとも不良品だったのだろうか。考えても理由は分からない。だから結果だけを受け入れることにした。
立ち上がり剣を握る。トリベリアが俺の頭に乗った。俺だけだったらリサに勝てるとは思えないが、精霊がいれば対等以上に戦えるだろう。
「来ないで……お願いします…………」
怯えるようにして下がり、リサの背中が壁に当たった。少し前まで体を重ねあった仲だというのに、そういった態度を取られると傷つく。男が貴重な世界だというのに、また俺は女性に疎まれてしまうのだろうか。
世界を変えれば受け入れてくれる人がいるんじゃないかって思ったけど、甘い考えだったのかもしれない。
希望が絶望に変わり、すべてが空しくなる。生きる意味なんてないと絶望が心を支配した。
それが顔に出てしまったのだろう。リサが態度を変えて慌て出す。
「違うんです! ミチオ様のことが嫌で距離を取ったわけではありません!」
「じゃあ、何だと言うんだ?」
壁に片手をつけて逃げられないように顔を近づけると、リサは横を向こうとしたので頬を掴む。目が合った。
「言えないし、見せられないんです……ごめんなさい」
「どういうことだ? 奴隷は主人の命令に逆らえないんじゃなかったのか?」
「申し訳ございません」
よく見ると奴隷の首輪が少し締まっている。俺の命令を実行しないことに対するペナルティにしては発動が遅すぎだな。
どういうことだ?
まるで俺じゃない何かの命令に……なるほど。そういうことか。これならリサの不可解な行動にも納得がいく。
「お前の主人は誰だ?」
「ご主人様です」
「名前を言え」
「ミチオ様です」
そう答えるか。ごまかし方が上手いな。気づいてなければ欺されていたところだ。
間違いなくリサの主人が俺であるなら、残る可能性は一つだけ。罠にはめようとしたヤツを洗い出してやる。
「他にもいるだろ?」
「…………」
「無言は許さない。名前を言え」
「コ……がはっ」
途中で首を絞める力が強まったみたいだ。
これでほぼ確定した。俺の推測が正しければリサの主人は二人いて、いくつか知らない命令を受けている。
これは不味いな。早急に解決するべき問題だ。
俺が直接尋問してしまうと意図せず命令違反が確定してしまう可能性があるため、攻め方を変えよう。
「トリベリア。隠し物を見てくれるか?」
「にゃぁ」
返事の代わりに鳴くと頭から飛び降りて、とことこと歩きリサの後ろを見る。
契約のパスから隠している物がなんとなくわかった。腕輪……いや、それより大きい……首輪、それも奴隷用か。しかも魔石が五つもあるらしく、俺が知っているのとは別のタイプだ。
調べている間も首は絞まり続けているようで、顔色は悪くなっている。限界が近いと察せられた。
不用意な発言をして命令違反が確定となり彼女が死ぬのは避けたい。これ以上の調査は不要である。今回の行動は見なかったことにしようと思っていたら、リサが唇を震わせながら口を開いた。
「ミチオ様を裏切りたくはありません。私を殺してください」
「それが望みなのか」
「はい」
俺の発言次第で死ぬとわかっていても、目はそらさず真っ直ぐ見ながら言い切った。
本当に命を賭けているのだろうが認めない。リサは俺のものだから勝手に死んではいけないのだ。
後ろに下がって距離を取る。
「何をしているのか追求しない。俺の命令はすべて撤回しよう」
宣言すると奴隷の首輪の締め付けが止まってサイズが戻った。
「カハッ、ゴホッ、ゴホッ」
咳き込んで涙目になりながらもリサは俺のことを責めるような目をしている。言わなくても分かる。「なぜ殺さなかったんだ?」って思っているんだろう。
「俺より先に死ぬなんて許さない。これからも生きてもらわなければ困る」
「…………」
返事はないが嫌そうには見えない。俺の決断は間違ってないと信じよう。
「一緒には寝られない。今晩は風呂場で過ごしてくれ」
「わかりました」
フラフラと歩きながらも大人しく風呂場に入った。
頑丈な壁を挟んでいるため小声なら聞こえないだろうから、ようやくトリベリアと話ができる。
「精霊ってのは奴隷の首輪について詳しいか?」
「私は人類の技術に興味ない……と言いたいところだが、数百年前に精霊狩りが流行ってな。その時に知識をつけた。知りたいことを言ってみろ」
「主人が複数登録できるか教えてくれ」
「一般的には不可能だと言われているが、技術的には可能だ」
奴隷の主人は一人しか登録できない。誰もそんなことは言ってなかったが俺にはそういった先入観があったのだ。その隙を狙われたんだろう。だまし討ちされたようでムカつくが、俺の推測は間違いないという確信は得られた。一歩前進である。
「もし主人が二人いたら、ミチオはどうする?」
質問してきたトリベリアは、猫の姿だというのに人間のような不適な笑みを浮かべていた。
「主人を俺だけにする」
「外して解放しようとは思わないのか?」
「リサが望めばそうしよう。だが今は、そんな話をする前に邪魔者の排除を優先したい」
急に自由だと言われても困る場合もある。もう一方の主の影響が消えてから決めてもらえばいいだろう。
「その判断、私は気にいった。例えその行為にほとんど意味がなくとも、大切な契約者に危害を加えようとしたのは許せない」
「意味がない?」
「奴隷の首輪ごとき、私が破壊できる」
「どういうことだ?」
トリベリアは四本足で歩いてベッドへ飛び乗る。後ろ足で頭をかいてから体を丸めたて俺を見た。
「私みたいに力ある精霊と契約した者に奴隷の首輪を付けても拘束はできん。破壊できるんだ。身に覚えあるだろ?」
目をつぶって召喚された時を思い出す。そういえば契約が終わって意識が戻ったとき、床に砕けた首輪があったな。あれは奴隷化に失敗した痕跡だったのだろうか。もしそうなら、トリベリアが言っていることは正しい。
だが一度失敗したのに同じことをするか?
普通はしない。別の方法をとるか、より強力な物を……なるほどね。リサが持っていた奴隷の首輪は魔石が多かった。拘束力が強いから成功するかもしれないと思って試そうとした。それなら納得がいく。
「俺は奴隷になる心配をしなくていいのか」
「そうとは限らない。あの奴隷が持っていたタイプは強力だった。ムカつくことだが、破壊できない可能性が僅かだが確かにある」
だから寝ていたところを起こしてくれたのか。上位精霊の力すら耐えるかもしれない奴隷の首輪……危険だな。
「やはり、リサの主人は俺だけにするべきだ」
「とはいえ相手が分からなければ手の打ちようはないぞ? ミチオは心当たりないのか?」
「最初に思いついたのは奴隷商人だ。売った商品をコントロールできる価値はデカいから仕込んでいそうだが、都市国家を敵に回すことになるため、可能性としては低いだろう。奴隷を用意した都市国家代表――ココルが仕組んだと言われた方が納得できる」
「あの女か。異世界人を集めて管理しているようだし、ミチオを手に入れたいと思っても不思議ではない。ふむ、殺しに行くか?」
精霊らしく人類の法を無視した提案だった。トリベリアがいればできそうな気はするが、もう一人の主人がココルだとは確定していない。他からも情報を集めたいところである。
「奴隷の首輪について正確なことを知りたい。詳しい人はいるだろうか?」
「そうだな。奴隷商人なら何かわかるかもしれん。尋問してみるといいぞ」
「商人相手にか? できるかな……」
交渉に慣れてない俺が行っても欺されてしまう恐れがある。自分にできるだろうかと不安に思っていると、トリベリアがとんでもないアイデアを出してくれる。
「感度上限突破を使って快楽依存させれば、聞いたことをペラペラとしゃべるようになるぞ」
風呂場でのセックスを思い出す。リサは初めてだったのに俺の巨根を受け入れ、気絶するほどの快感を得ていた。あれで手加減していたらしいのだから、本気を出せばトリベリアが言ったようなことはできそうだ。
相手の人権を無視した行為をする。
股間が熱くなる話だ。
「今日みたいにトリベリアが感度上限突破を使って手伝ってくれるのか?」
「もちろんだ。ミチオのためであれば何でもやるぞ」
頼もしいことを言ったトリベリアは笑っていた。心強い仲間だ。契約できて良かったと本当に思う。一人だったら何も出来ず、他の男たちと同じように奴隷化されていただろう。
「よしそれじゃ、ダンジョン探索をしつつ奴隷商人に手を出そう。奴隷の首輪について情報を集めるんだ」
当面の目的は決まった。
リサのために奴隷商人をセックスで堕とす。
物騒な方法をとることになってしまったが、俺とリサのためだ。犠牲になってもらおう。必ずやり通してみせる。