クラスメイトの性癖叶えるまで、部屋から出られま10 作:松木ユキ
まなみはムスッとしたままそっぽを向き、こちらに一瞥もくれない。相変わらずばっちりメイクをしているし、爪もごてごてと装飾されている。どうしたもんかと頭をかいていると、あの紙のことを思い出した。
「あの、まなみ?」
「ああっ!?」
「ひえっ、そんなに怒らないで……」
「なんだよ、何の用だよ」
「例の紙、まなみも持ってるんだろう?」
俺がそう尋ねると、まなみは意表を突かれたような表情に変わった。わなわなと震えだし、辱めを受けているかのように歯を食いしばっている。
「な、なんだよ?」
「……見ろよ、ほら」
「わっ」
まなみはくしゃくしゃになった紙を投げつけてきた。俺は慌ててそれを受け取る。イラマチオに授乳に拘束と来てるからなあ。いったいどんな恐ろしい性癖が書かれてるんだ……? 俺は恐れおののきつつ、両手で丁寧に紙を広げる。どれどれ、何が書かれて……って、え?
「あ、『あまあま』?」
「うるせえ!!」
「うえっ!?」
俺が紙に書かれた文字を読み上げた途端、まなみの拳が眼前に現れた。慌てて回避したはずみで、俺はベッドに寝転がってしまう。するとまなみが馬乗りになってきて、俺に対してまくしたてた。
「お前もバカにすんのか!?」
「な、何をだよ!?」
「アタシが『あまあま』なんておかしいのかよ!?」
「えっ?」
まなみはいつの間にか顔を真っ赤にして、目に涙を浮かべていた。そうか、分かってきた。まなみという人間は誰に対してもつっけんどんで、いつも一人で過ごしている。派手に着飾っているのも、周囲から己を守る防衛手段の一つなんだろう。一見強そうな「孤高の女」に見えるけど、実際には弱い人間というわけか。
「あ、アタシはただ……!」
「まなみ」
「え?」
「もう、何も言うな」
「なんでアンタがんなこと――」
「もう、離さないからな」
俺は目の前でぎゃあぎゃあと吠えるまなみの背中に手を回し、ぎゅっと抱きしめた。抵抗されるかと思ったが、意外にもまなみは素直に身を委ねてきた。こちらに体重を預けて、ぴったりと密着してくる。まなみの大きな胸が、俺の身体にのしかかってきていた。
「ちょ、レン……」
「今だけは、いくらでも甘えていいんだからな」
「……うん」
「素直な方が可愛いぞ、まなみ」
「……調子、乗るな」
俺たちが互いに抱きしめ合ったまま、時はゆっくりと流れていく。まなみの体温、拍動、息遣い、全てが愛おしく思える。ふと、まなみと目が合った。俺たちは無言のまま、ゆっくりと顔を寄せていく。そして唇を重ねると、互いに舌を絡め合った。
「んぅ……んっ……」
まなみは可愛らしい吐息を漏らし、その感触を味わっていた。意外にまなみの舌遣いが覚束ないものだったので、俺は子供をあやすように、背中を優しくなでてやった。
「あっ……レンっ……!」
「まなみ、可愛いぞ」
「う、うっさいっ……!」
「まなみの体、触っていいか……?」
「……うん」
返事を確かめてから、俺はまなみをごろんと寝転がせた。今度は俺が上になって、ブラウスの隙間に手を入れていく。
「あっ……いきなりそんな」
「い、嫌だったか?」
「……恥ずかしいっての」
「大丈夫だよ、安心して」
「あっ……!」
ゴソゴソと手を進めていき、やがて下着に到達した。胸のサイズに見合った、大きめで綺麗なブラジャー。その隙間に手を突っ込むようにして、優しく胸を揉みしだいた。
「んっ……、んんっ……!」
「気持ちいいか、まなみ?」
「あ、ああ……!」
「じゃあ、こっちも触るぞ」
「やあっ……!」
俺はてっぺんにある突起を掘り当て、優しく手でつまんだ。それに伴い、まなみが身体を震わせる。指先で撫でるたび、乙女のような喘ぎ声が耳に入る。
「やあっ、やだっ……!」
「ほら、もっと触るよ」
「ちょっと、アンタ……!」
身を悶えさせ、口をぱくぱくと動かすまなみ。普段の姿からは想像もできない振る舞いで、そのギャップに思わず息を呑んだ。自然と息子が立ち上がってしまい、まなみにも気づかれてしまった。
「あ、アンタのもおっきくなってる……」
「いや、これはその」
「アタシにも、触らせて……?」
俺があおむけでベッドに寝転がると、まなみは俺の股間の方に顔を寄せる。そのままカチャカチャとベルトを外し、俺のズボンを下ろした。顔を真っ赤にしたまま不慣れな手つきでパンツをあさり、竿の先を掴んでくる。そのたどたどしい刺激が、逆に俺の性欲を高まらせた。
「こ、こう……?」
「ああ、そうだよ……」
「なんか、意外とおっきい……」
もしかして、ちんこ見たことないのか? 遊んでそうな容姿の割に、内心はピュアな少女なのかもしれん。人を見た目で判断するのはよくないなあ。
「レ、レン、どうすればいいんだよ?」
「優しく持って、擦ってみて」
「わ、分かったよ」
まなみは言われた通り、俺の竿をしごき始めた。……意外と、肌がすべすべだな。あんな強気なまなみが、今は殊勝な態度で俺に手コキしている。なんだこれ、夢なのか? というか夢であってくれ、こんな都合の良いギャルが存在すると世界のバランスが壊れる!!
「お、おい」
「どうしたの、まなみ?」
「気持ちいいのか?」
「ああ、もちろん」
「……そうかよ」
照れたみたいで、まなみはそっぽを向いてしまった。ヤバいなあ、この荒々しい口調と初々しい雰囲気が絶妙にマッチしてる。健気なまなみにいろいろとしてあげたくなって、俺は彼女の足を掴んだ。
「おい、何するんだよ」
「ちょっと動かすね」
「バカ、やめろっ……!」
制止も聞かずに足を動かし、俺はまなみの股の間に顔を入れた。スカートの中に手を入れていき、少し湿ったパンツに指先を伸ばす。俺はその上から、ゆっくりと刺激を加えていった。
「あっ……ああっ……!」
「ここ、気持ちいい?」
「バカ、やめろって!!」
次の瞬間、俺はまなみに蹴飛ばされた。頭が枕に打ち付けられ、思わず声を出す。まなみもハッとした表情で、俺に謝った。
「おわっ!?」
「あっ、悪い!」
「いや、急に触った俺が悪いんだ。気にするな」
「そうじゃねえよ。……制服、汚れちまう」
「へっ?」
「せっかくママが買ってくれたのに、悪いからよ……」
まなみはそう言って、自らスカートを脱ぎだした。間もなく、気合いの入ったピンク色の下着が現れる。そうか、意外と制服を大切にしていたのか。それは悪いことをしたなあ……。
「ごめんよ、まなみ」
「別に。アンタは悪くない、アタシが勝手にこうしてるだけ」
「そっか、まなみは優しいね」
「……うっさい」
「じゃあ、続きしよっか」
「……分かった」
さっきのシックスナインの姿勢に戻り、改めてまなみの股間を見つめる。やっぱり少し湿ってるな。いろいろしているうちに、興奮していたんだろうな。
「まなみ、脱がすよ」
「えっ」
「恥ずかしい?」
「そうに決まってるだろ!」
「でも、脱がないと出来ないよ」
「~~~!! 勝手にしろっ!!」
乙女になったりギャルになったり、忙しい奴だな。俺はそっとパンツに手をかけ、ずりおろす。まず最初に見えたのは、キュッと締まったお尻の穴だった。
「……ここ、かわいいね」
「殺すぞてめえ!?」
「おお、怖い怖い」
「調子に乗りやがってぇ……」
そう言いながらも、まなみはしこしこと俺の竿をこすり続けていた。負けていられないとばかりに、俺もさらにパンツをおろしていく。まもなく、綺麗なピンク色のヒダが見え始めた。……って、あれ? 見えるはずのものが見えな――
「パイパンだ!!」
「本当にぶっ殺すぞ!!」
「なんでなんで!?」
「さ、最近の男はこういうのが好きだって読んだんだよ!!」
「えっ?」
「笑われないようにしないと、って思って……」
まなみの声はみるみるトーンダウンしていった。おいおい、さっきまでの威勢はどこに行ったんだよ。コイツ、ネットの性知識に踊らされる男子中学生みたいだな……。
「なあ、まなみ」
「……なんだよ」
「俺は別に、毛がどうであろうと気にしないぞ」
「……本当か?」
「だって、こんな可愛いまんこがあれば何でもいいじゃねえか」
「アンタ、よくもそんな――んんんっ!!」
俺は返事を待たずして、まなみのヒダを指でなぞった。少しぬめっとした感触がして、それが性器全体へと広がっていく。
「ちょっ、アンタ……!」
「気持ちいいか、まなみ?」
「そんなわけ……んんっ!!」
「気持ちいいみたいだね」
「あとで覚えておけよ、お前……!」
抵抗のつもりか、まなみは必死に俺の肉棒を擦っている。しかしその頼りない手つきでは、俺をイかせることなど出来ないだろう。下半身の快感と自らのプライドが拮抗しているようで、なかなかほほえましい。
「おい、お前はどうなんだよ!?」
「ああ、気持ちいいよまなみ」
「てめえ、本当はそこまで感じてないんだろ!?」
「あっ、バレた」
「アタシだって、やれば出来るんだから……!」
次の瞬間、まなみは俺の肉棒を口に含んだ。一生懸命に竿を舐め回しており、なんとかイかせようという気概を感じる。
「ふぉい、ひほひいいふぁ?」
「何言ってんのか分かんないよ」
「ふぉい、ふふぁふぇんふぁ――んんっ!!」
俺はゆっくりと、膣内に指を進めていく。キツキツに締まったその中では、ねっとりとした愛液が俺の指にまとわりついてきた。俺は指先を膣壁に押し付けながら、まなみの反応を窺う。
「ここはどうだ、まなみ?」
「ん、んんっ……!」
「ここ、擦ってみるぞ」
「ふぁふぇ……!」
たぶん「だめ」と言っているらしいが、聞こえなかったことにしよう。俺は力を強め、指の腹で圧を加えていく。たまらなくなったのか、まなみは竿を口から出して喘ぎ始めた。
「ああっ……はあっ……!」
「気持ちいいだろ、まなみ?」
「だ……めぇ……」
「じゃ、こっちも触ってみるからな」
「アンタ、ほんとに――いいいぃぃぃ!?」
俺は反対の指で、まなみのクリトリスを擦り始めたのだ。陰毛が無い分丸見えなので、見つけるのは容易だった。膣内の刺激と、外からの刺激。こんな快感は体験したことがなかったようで、まなみは必死に抵抗しようとしてくる。
「だめっ、だめだって言ってるだろ……!」
「気持ちいいだろ、まなみ?」
「そうじゃなくて、恥ずかしいんだよ……!」
「そうかあ、嬉しいなあ」
「アンタ、人の話を……んんんんっ!」
間もなく、まなみの身体がビクンビクンと跳ねるようになってきた。愛液がどんどん分泌されてきて、俺の指はびちょ濡れにされていく。……そろそろかな。
「ああっ、あああっ……!」
「まなみ、イくのか?」
「アンタの前でイくわけ――あああっ!!」
「まなみ、今は素直になっていいんだって」
「ううっ、うっさい……!」
「ほおら、イっちゃえ」
「あああっ、イくっ……!!」
そして、まなみは絶頂に達した。びくびくと身体を震えさせ、全身で快感を表現している。膣内に入ったままだった俺の指がぎゅうっと締め付けられ、痛みを感じるほどだった。
「はあっ、はあっ……!」
「まなみ……」
「ちょ、やあっ……」
俺はまなみに休む暇を与えず、ごろんと横に寝かせた。俺が上になって、下半身を丸出しにしたまなみに対する。……ここまで来たら、最後までしてあげないとな。
「……なあ、まなみ?」
「なんだよ?」
「入れて、いいか?」
「……」
まなみは顔を真っ赤にしたまま、押し黙ってしまった。ふと下を見ると、まなみの股間からじわじわと液体が垂れ出てきている。……これが返事か。
「一つだけ聞いていいか?」
「な、なんだよ」
「俺でいいのか?」
「……いいよ。アンタ、すっごく優しかったから」
「そうか、ありがとう」
「その代わり、約束して」
「なんだ?」
「……このまま、生でして」
このベッドの下には、ゴムの類もしっかりと用意されている。が、まなみははっきりとこう言ったのだ。……やっぱり、最後まで「あまあま」にしてあげないとな。
「分かった。その前に、ちょっと」
「えっ?」
「ほら、汚しちゃうだろ?」
俺はまなみのブラウスのボタンを外し始めた。その意図を理解したのか、まなみは赤くなった顔を背ける。続けて現れたブラのホックも外してやると、綺麗なおっぱいが姿を現した。大きいながらも整った形の乳房で、中心にある茶色の乳首はピンと張っていた。
「……綺麗だ」
「胸見たかっただけだろ、てめえ」
「ほら、汚しちゃうって」
「分かってるよ」
脱いだ服を取り除き、いよいよまなみは全裸になった。顔から火が出そうになっているが、その強気な態度は変えていない。これが矜持というものか。
「……じゃあ、入れていいかな」
「……おう」
「痛かったら言ってね」
「んんっ……」
俺は肉棒を膣口に押し当てた。クリトリスの部分に当たったせいか、まなみは軽く息を漏らす。俺は何度か表面をなぞったあと、ゆっくりと挿入を始めた。
「ほら、入るぞ」
「ああっ、いたっ……」
まなみは少し顔を歪め、苦しそうにしていた。侵入を拒むかのように、俺の竿が押し返される。なかなか締まりもキツそうだし、苦労しそうだ。
「大丈夫か、まなみ?」
「だ、大丈夫だ。……早く入れろって」
「じゃあ、ちょっとずつ動くからね」
「あああっ……!」
ちんこを押し進めていくとともに、まなみは喘ぐ。やはり竿がぎゅーっと締め付けられ、こちらとしても少しキツかった。
「まなみ、すごいな……」
「アタシの、気持ちいいの?」
「ああ。いいぞ……!」
「……そうかよ」
まなみが痛くならないように気をつけつつ、だんだんと腰の動きを加速させていく。最初は痛がっていたまなみも、少しずつ快感を覚えるようになっていった。
「ああっ、んんっ……!」
「どうだ、まなみ……?」
「気持ちいい、んんっ……!」
「そうか、よかったよ」
「ねえ、レン」
「どうした?」
「胸、吸えよ……」
まなみは恥ずかしそうにしながらも、勇気を振り絞ったような表情でリクエストをくれた。ここで応えなきゃ、男が廃るというもんだよな。
「ああ、舐めるぞ」
「あっ、ああっ……!」
すぐさま、俺はまなみの乳首にむしゃぶりついた。言われたとおり、力強く吸っていく。時には舌先でころころと乳首を転がしながら、まなみの反応を見ていた。
「レン、いいっ……!」
「そうか、よかった」
「あああっ、気持ちいい……!」
「ちょちょ、それはヤバいって!」
ただでさえキツかった締め付けが、乳首を吸ったことでよりキツくなっていた。俺から精液を絞り出すかのように、うねうねと肉壁が絡みついてくる。
「ごめっ、イきそう……!」
「も、もう出るのか?」
「まなみの中、良すぎて……!」
「そ、そうか。……よかった」
「えっ?」
「なんでもねえよ!」
「ちょ、締めないで!」
声を荒げつつも、まなみはどんどん締め付けを厳しくしていった。コイツ、ヤバい……! 気持ち良すぎて、ほんとに出る……!
「悪い、マジで出るっ……!」
「ちょ、レン……!」
「えっ、何?」
「イくとき、キスしてほしい……」
その言葉を発したまなみは、まさに乙女の表情をしていた。俺はすぐさま顔を寄せ、舌を絡める。まなみは少し驚いたが、すぐに受け入れてくれた。
「んっ!?」
「はあっ、まなみ……」
「んんっ……」
くちゅくちゅといやらしい音を立てながら、俺たちは互いを貪りあった。舌と舌が絡むたび、まなみの体がびくんと跳ねる。
「だ、出すぞまなみ……!」
「き、来てっ……!」
「ああっ、あああっ……!」
「んっ、んんんっ……!!」
そして俺は、まなみの一番奥深くで精を解き放った。びゅるびゅるとした感触がして、大量に出ていることが自分でもわかる。
「ああっ、レン……!」
「まなみっ……!」
俺は膣内をかき回すようにして、一滴でも多く出そうと努めた。まなみの体もぴくりぴくりと震えていて、彼女もまた絶頂に達していたようだった。
「抜くぞ、まなみ」
「んああっ!」
竿をそっと抜くと、まなみが可愛い声を上げた。ちょっと間が空いてから、膣口から白い液体が流れだす。俺たちは何も言葉を発さぬまま、息を切らしていた。
「なあ、レン……?」
「ど、どうした?」
「私の中、本当に気持ちよかったか?」
まなみは顔をこちらに向けないまま、俺に問いかけた。口調は強気でも、その内心では不安なのだろう。俺はまなみのお腹を撫でつつ、静かに答えた。
「ああ――すごく良かったぞ」
「……そうかよ」
俺の返事を聞くと、まなみは顔を紅潮させたまま服を着始めた。自分の性器についた精液を丁寧にふき取り、パンツを履く。その様子が愛おしく、ついじっと眺めてしまった。
「なんだよ、何見てんだよ」
「いやあ、可愛いなあって」
「てめえ、今度調子のったらぶん殴るぞ」
「はいはい、分かってるよ」
適当に返事をしつつ、俺もズボンを履いた。……毎度脱ぐんだし、そろそろ履かないでもいい気がしてくるな。いや、恥ずかしいから履くけど。その時、部屋の扉が開いた。
「終わったようね、二人とも!」
「もー驚かないぞ、委員長」
「あらあ、まなみさん顔真っ赤ねえ!」
「うっせえ」
「じゃあ、交代だから!」
まなみはいつもの調子に戻り、フンと言い残して部屋から出ていった。そして間髪入れずに部屋に入ってきたのは――
「やーっと拙者の番でござるかあ! レン殿、よろしく頼みますぞお!」
あの女オタク、岡部ももかだった。コイツの性癖もなかなか読めないな。コスプレとか、そのあたりだといいんだけど。はてさて、どうなることやら――