※この作品はR-18です。

狩人はバッチをつけていた BAD END   作:muzineki

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15:2か月後

それから2か月が経った。

喫茶店『キャッツアイ』では、エプロン姿の泪が店の仕込みをしていた。

瞳が姿を消してから、警察からの接触や発表は未だに無い。

泪の周りも穏やかなもので、愛も高校へ登校している。

 

「ふぅ……」

 

仕込みを終えた泪が、大きくため息をつく。

2か月前までは、瞳と雑談をして過ごす安らぎの時間だったが、今は一人だ。

閉店後は睡眠時間を削って瞳の行方を捜しているため、疲れがたまっている。

瞳がどんな目に合っているかと考えるだけで、心が潰されそうになる。

表情に出ないよう努力はしているが、隠しきれてはいないようで、最近は客入りも芳しくない。

 

トゥルルル……トゥルルル……

 

「はい、キャッツアイです」

 

着信音に反応した泪は、素早く電話を取った。

電話の相手は、福岡へ出向中の瞳の恋人、内海俊夫刑事だ。

 

「ええ……そうなんです……瞳はまだ入院中で……ええ……あっ、心配はしないで……お医者様はすぐに良くなると話していたので……ええ……ええ……」

 

心を痛ませながら、瞳が病気で入院中と嘘をつく泪。

内海刑事からは、3日に1度は電話が来る。

その度に泪は、嘘をついたり、瞳の声色を真似したりして、彼を騙していた。

 

「ふぅ……そろそろ限界ね」

 

電話を置いた泪は、再び大きなため息をついた。

内海刑事が出向先で大きな事件を任されており、多忙で東京に戻ってこられないのは幸いだった。

しかし、いつまでもこの状態を続けるわけにはいかない。

 

「瞳……本当にあなたは、今どこにいるの」

 

姿を見せない妹に、独り言ちる泪。

向かいにあるビルには、そんな姿を監視する刑事たちの影がある。

用心深い泪とはいえ、2か月の期間は警戒心を失わせるには十分すぎた。

おまけに瞳のことで思考が支配され、聡明な頭脳からは広い視野が失われている。

自らの身に迫る危機に、キャッツアイの司令塔は気が付くことが出来なかった。

 

 

 

その頃、『穴蔵』と呼ばれる地下留置場では、女囚となった瞳が陰惨な日々を送っていた。

起床と就寝、洗面、食事、排泄、さらに1時間毎の点呼、これらが独房の中で、常に手足を拘束されたまま営まれる。

行動は全てカメラにより記録され、私語や立ち歩き、食事を残すなどの規則違反をすれば、即座に首輪から電気ショックの罰を受けた。

従順にしていても、一日一度は『取り調べ』が行われ、厳しい拷問を受ける。

それは悪夢としか言いようがない時間であった。

 

「4番、出房だ!」

 

「あうっ!」

 

首輪の鎖を引っ張られ、今日も独房から連れ出される瞳。

後ろ手錠に足枷を嵌められた姿で、屈強な刑事たちに、両手を掴まれて連行される。

 

「ホッホッホ、いい格好じゃな、キャッツアイ」

 

警察出身の大物政治家である老人が、瞳の姿を見て笑う。

『取り調べ』の際は、必ずキャッツアイの衣装を着せられる。

身体の隅々まで計測され、あらゆるラインが浮き出るように作られた極薄レオタード。

近づけば乳首も、股間の割れ目さえ透けて見えてしまう、男を楽しませるための衣装だ。

そんな卑猥な姿の女怪盗の尻肉を、サディストの老人はじっくりと揉み込む。

 

「ホラ、しっかり歩け!」

 

「あうっ!」

 

刑事の拳が瞳の鳩尾に突き刺さる。

老人の愛撫に身じろぎして、脚を止めたのが理由であった。

理不尽な仕打ちだが、瞳に逆らおうという気力は沸いてこない。

刑事達には何度も独房で叩きのめされていて、力では勝てない事を思い知らされている。

2か月の間、身体に染みこまされた苦痛と恐怖は、瞳から反抗心を奪うには十分すぎた。

 

やがて瞳は、おぞましい拷問器具が並べられた『取調室』へと連れ込まれた。

味見のつもりなのだろう、老人はまず瞳をネットリと愛撫して、その身体を楽しむことから始める。

ゴツゴツとした老人の指が、大きく形の良い乳房を愛撫する。

そして乳首をしゃぶり、わきの下を舐め、レオタード越しに女陰を指で弄ぶ。

 

「うっ……くぅぅ……」

 

顔をしかめた瞳は、老人の後ろにいる氷室を睨んだ。

それに氷室は、ニヤリと口元を吊り上げて返答する。

これは取り調べを名目にして、政財界の有力者にキャッツアイを嬲って楽しませる、氷室の接待なのだ。

エリート刑事の出世の道具にされる屈辱に、瞳は耐える事しかできない。

 

「くっ……うぅっ……」

 

「ひっひっひっ、では本番と行こう」

 

瞳の目の前に、水がなみなみと入った水槽が運ばれてきた。

屈強な刑事たちが、手錠で拘束された瞳の両腕をしっかりと掴む。

そして大きな手で、瞳の頭を押さえつけた。

 

「それでは本庁の拷問王と呼ばれていた、ワシの取り調べを味わわせてやろう。せいぜい頑張ってくれよ、キャッツアイ」

 

「くっ……がぼっ!」

 

瞳の美貌が悔しさで歪むと同時に、水槽の中へと頭が押し込まれた。

ごぼごぼと水面を、瞳の吐く息が泡立てる。

ガラス張りの水槽はクリアで、拷問を眺める老人や氷室からは、悶える瞳の顔がよく見えた。

 

「がぼっ……ごぼっ……ごぼっ……」

 

やがて苦しさから、頭を水の中から上げようと瞳が暴れ始める。

だが頭と腕を抑える刑事たちの腕力が、それを許さない。

頭を振り、水槽が波を打ち、水がコンクリートの床へとこぼれる。

だがいくら足掻いても、瞳の頭は水の中に沈められたままだ。

そして水面に浮き出る泡が少なくなった頃、ようやく水槽から頭を出すことを許された。

 

「がはっ! がっ……げほっ! げほっ! げほっ!」

 

ぐっしょりと濡れた髪を顔に張りつけながら、ハァハァと苦しそうに喘ぐ瞳。

少し余裕ができると、肺に酸素を取り戻そうと大きく息をする。

刑事たちはそのタイミングを見計らって、再び瞳の頭を水槽に沈めた。

 

「ごぶっ! ごぼっ……がぼっ……ごぼっ……」

 

瞳の身体がびくっと震える。

息を吸い込もうとして、水を飲んでしまったからだ。

口から吐き出される泡はすぐに止まり、そこで頭が出された。

 

「はぁ……はぁ……がぶっ! ごぼっ……」

 

息をすると同時に、またも水の中に頭を沈められる瞳。

今度は思い切り水を飲んでしまった。

口から大きな泡が出る度に、拘束された身体がビクッビクッと震える。

だが瞳がどんなに悶えても、拷問を見守る老人は、決して止めることは許さない。

 

「げほっ! げほっ! がっ……はぁ……はぁ……ぐぶっ!」

 

次第に瞳は、息を継ぐことすら出来なくなっていた。

必死になって息を吸っても、口と鼻から入ってくるのは水ばかり。

常に溺れているような状態になり、遂にはパニックに陥ってしまう。

 

「げぼっ! げぶ……ぶっ……げはっ……ごぼっ……こぽっ」

 

水槽に頭を沈められながら、意味もなく身体をくねらせる瞳。

ようやく顔が自ら離れても、口と鼻からは水が出るばかりで、息をすることができない。

水を飲んでは吐き出すという空しい行為が、ただひたすらに繰り返される。

 

「キャッツアイ、そろそろ仲間のことを吐いたらどうじゃ?」

 

「はぁ……はぁ……ぶぐっ!」

 

形だけの尋問が終わると、すぐに瞳の顔は水の中へと沈められた。

老人と刑事たちは、瞳に言葉を吐く余裕すら与えない。

レオタード姿の美女に、苦痛を与える事だけを目的とした『取り調べ』が、いつまでも続けられる。

 

「ぶぐっ! ごぼ……ぶくっ……ごぼっ……」

 

数十回と水槽に頭が沈められると、瞳の美貌は蒼白になっていた。

口から泡が吐き出されなくなり、悶える身体の動きも鈍くなる。

 

「そろそろ、頃合いじゃな」

 

老人の指示により、ザバッと音を立てて瞳の頭が引き上げられた。

半ば失神している状態であった。

屈強な刑事たちは、ぐったりと項垂れた瞳を抱えて水槽から離す。

そしていきなり腹を殴りつけた。

 

「がはっ!」

 

強烈な衝撃により、瞳の口から水が吐き出される。

げぇげぇと苦しげに身体を波うたせながら、瞳は水を吐き、何度も咳こんだ。

 

「がはっ! がはっ! う……あ……おうぇ……うぇ……」

 

「ホッホッホッ、文字通りに水も滴るいい女じゃのう、キャッツアイ」

 

ずぶ濡れになった瞳を、老人が嘲笑する。

極薄レオタードは完全に透けていて、乳首どころか陰部すらも晒されていた。

そんな着ている意味のないレオタードの上から、老人は胸を揉みはじめる。

そしてぷっくりと膨らんだ乳首を指で挟み、根元からしごいて責めたてた。

 

「あっ! いや! あぁあっ!」

 

瞳は思わず体を震わせた。

水に濡れて寒いはずなのに、熱い汗が胸元からドッと噴き出してくる。

 

「んぅっ! くっ……ううっ……」

 

「ほれほれ、メス猫はメス猫らしく鳴かんか」

 

老人は瞳の腰に手を伸ばし、指でスリットを愛撫した。

太腿を閉じようとする瞳だが、氷室の部下たちに足を抑えられてしまう。

 

「……いや……ああっ……!」

 

巧みに動く老人の指が、敏感な部分を容赦なく弄ぶ。

生理的反応から、女の匂いがする液体が分泌され、クチュクチュと卑猥な音を立てる。

行為に感じてしまっている恥辱に、瞳は思わず目を閉じた。

 

「はしたないメス猫じゃな、だが簡単にはイかせんぞ、次は苦痛と快楽の両方を与えてやる」

 

老人が軽く右手を上げると、刑事たちは瞳の両腕を掴みあげた。

そして両手を背中で戒める特殊手錠に、天井の滑車に吊るされた鎖を繋いでしまう。

 

「い、一体何を……きゃぁっ!」

 

突然、鎖に繋がれた特殊手錠が引っ張り上げられた。

真上では、ぎりぎりと嫌な音を立てながら、滑車が鎖を巻き取っている。

後ろ手に手錠をかけられたまま、瞳の両腕は天井へ向かって吊り上げられた。

 

「あっ! くぅっ! アァァァァァァッ!」

 

瞳はお辞儀するように頭を下げた姿勢で、悲鳴を上げた。

両腕だけが背中の後ろで捻じり上げられているため、肘や肩の関節がみしみしと軋んでいる。

少しでも足掻こうとすると、腕への負担がさらに強くなり、瞳の身体に激痛を与えた。

 

「あぁぁっ! ひぃぃぃぃっっ!」

 

「ホッホッホッ、いい声じゃ」

 

心の底から楽しそうに、老人が嗤う。

サディストの慰み者になっている事実に、瞳はぐっと奥歯を噛み締めた。

だが瞳がどれほど悔しがろうと、この地獄から逃れる術は無い。

 

「ほれキャッツアイ、仲間の事を吐けば、許してやらんことも無いぞ」

 

老人の尋問に、瞳は下を向いたまま沈黙で応じた。

この拷問は、特命課が自分の心を折って従順なペットにするための『躾』なのだ。

吐いたところで許してもらえないのは、解っている。

何よりキャッツアイとして残された最後の矜持が、瞳に自白することを許さなかった

 

「あっ! あぁぁぁっ! ひぃぃぃぃぃぃッ!

 

瞳の身体がさらに上へ引き上げられ、かかとが床から離れた。

捻じ上げられた両腕に全体重がかかり、一段と高い悲鳴が上げられる。

 

「ひっ、ひぃぃぃっ! あぁぁぁぁぁっ!」

 

「ヒッヒッヒッ、だがワシの拷問は、これからが本番じゃぞ」

 

そう言うと老人はつま先立ちになった瞳から、レオタードを脱がして膝まで下した。

背中の後ろで両手を吊り上げられている瞳は、自然と頭が下がり、尻を突き出す格好になっている。

艶かしい花園はせり出すように開かれ、刺激により濡れたままの陰部も陰猥な収縮を見せるアヌスも、その一切を老人の眼前に晒していた。

 

「な、何をする気……」

 

「何をするって、拷問に決まっておるではないか。お前が完全に屈服するまで、ここを責め抜いてやるわい」

 

そう言うと老人は、卑猥な形状のバイブレーターを瞳に見せた。

その大きさと醜悪な形状に、瞳の顔が蒼白になる。

 

「や、やめて……そんな物が入るわけが……あっ! あぁぁぁっ!!」

 

バイブレーターが挿入されると同時に、瞳の体がひきつけを起こしたようにブルッと震える。

それは不自然な形で捻り上げられた両腕に、激しい苦痛を与えた。

 

「ひ、ひぎぃぃぃぃぃっ!!」

 

瞳が苦痛に呻くと同時に、肉襞が太いバイブを締め付ける。

しっかりとバイブを咥えたあたりから、熱く淫らな愛駅が尽きることなく溢れ出た。

それは脚の付け根をグッショリと濡らし、太腿を伝って落ちていった。

 

「ひっ、ひぃぃっ! い、痛い! あっ……はぁん! ひぃん!」

 

「キャッツアイ、それでは痛いのか気持ちいいのかわからんぞ、はっきりせんか」

 

老人は失笑しつつ、バイブの刺激をMAXに引き上げた。

瞳が悲鳴を上げると同時に、四肢が仰け反るように突っ張り合って、鎖に吊られた身体が一瞬だけ床から浮きあがる。

 

「あっ……あぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

声と同時に痙攣した瞳は、糸の切れた人形のように力が抜けてしまった。

絶頂に至ったらしい。

 

「おやおや、もうイッてしまったのか。この状態で感じられるとは、いやらしいメス猫じゃわい」

 

老人は呆れるよう言うと、瞳の尻をピシャリと叩いた。

そしてもう一本のバイブレーターを、肛門へと突き立てる。

 

「ひっ……ひぃぃぃっ!!」

 

肛門を貫かれる感覚に、瞳の身体がガクンと上下に揺れる。

老人は嬲るように、じわじわと瞳のアヌスを貫いていく

 

「あぁぁぁぁっ! やめてぇ! 痛い! 痛いーッ!」

 

身体を震わせ悲鳴を上げる瞳。

それは臓腑から絞り出されるような声であった。

アヌスへの刺激に身体が反応する度に、吊り上げられた両腕に激痛が走る。

両腕が千切れるかと思う苦しみに、さしもの瞳も涙をこぼして許しを乞う。

 

「も、もう許して……」

 

「だったら吐いて楽になる事じゃ。完全に屈服して性奴隷になると誓えば、ここから出られるよう氷室に口利きしてやらんこともないぞ」

 

老人の言葉に、心を揺さぶられる瞳。

嘘なのはわかっていても、それは魅力的な提案に聞こえた。

喉元まで出かかっている屈服の言葉を、瞳はなかなか噛み殺すことができなかった。

 

「お前も女なら、もっと素直にならねばいかんな」

 

老人は瞳の前に回ると、一段高い台に乗ってズボンを脱いだ。

そして瞳の頭を掴み、半開きになった口にペニスをねじ込む。

 

「ごぶっ……んうっ……うむぅん!」

 

いきなり押し広げられた瞳の口内に、老人特有の悪臭が広がる。

異物を吐きだそうと舌で押し返そうとするが、それが逆に老人に刺激を与えて興奮を高めた。

 

「おお、いいぞキャッツアイ! なかなかの感触ではないか」

 

老人は瞳の頭を掴むと、腰を前後に揺らし始めた。

ペニスは口の中でぴくぴく震え、乱暴に口内を動き回って喉奥を突く。

そして悶える度に、捻り上げられた腕に激痛が走った。

 

「ぐ……もご……ちゅっ……ぺちゅっ……」

 

行為を少しでも早く終わらせるため、瞳は自ら舌を使い始めた。

これ以上の屈辱と苦痛には、耐えられなかった。

呼吸を許されない口に代わり、鼻で息を吸うが、その度に悪臭を吸い込んでしまう。

その間も老人は調子に乗り、勢いよくペニスを抜き差しする。

 

「むっ……ちゅっ……もご……んむぅ……」

 

必死に舌を使う瞳だが、老人はなかなか達しない。

先汁と唾液で濡れた亀頭が、容赦なく瞳の口内粘膜を犯す。

汚汁の苦みが強まり、口元からは涎が溢れ、首元を伝って胸の谷間へと流れた。

 

「ちゅば……ぐむ……ん……んむぅぅぅ……」

 

薄暗い取調室に、女怪盗の苦し気な吐息が響く。

その様子を氷室は険しい表情で見張っている。

瞳が歯を立てたりして、万が一にも老人を傷つけぬようにするためだ。

次にゲストに危害を加えようとしたら、内海刑事の安全は保障しない、そう氷室に脅されている瞳は、表情を歪めて苦しそうに口で奉仕を続ける。

 

「ん……ンっ! うぐっ……うむぅ!」

 

突然、ビクッと老人のペニスが脈動する。

舌先が触れている裏筋の部分がプクッと膨らみ、先端の小穴から粘液が放出された。

 

「んぐっ! んぐぅ……むぅん!」

 

口内が一気に生臭い粘液で満たされる。

喉口まで達した亀頭から吐き出される粘液は、否応なしに食道へと流し込まれる。

 

「んぐ……こく……ぷはぁ……はぁ……はぁ…」

 

瞳の口から唾液の糸を引きながら、老人のペニスが引き出された。

喉奥の苦しみから解放された瞳は、苦しそうな息をただ繰り返す。

深く呼吸をするたびに、両手を吊るす鎖がガチャガチャと音を立て、後ろ手で捻り上げられた腕に耐えがたい苦痛を与えた。

 

「も……もうやめて……許して……」

 

「だったら仲間のことを吐くんじゃ、そして死ぬまで我々のペットになると誓え」

 

びっしょりと汗を浮べながら、瞳は首を振った。

耐えることに意味が無いことはわかっているが、それでも残されたプライドが屈服を拒否する。

 

「やれやれ、頑固な娘じゃ、ワシの拷問にここまで耐えた犯罪者は、警察官時代にも見たことが無かったぞ」

 

老人は感心したとも呆れたともつかない溜め息を漏らすと、刑事たちに目配せした。

彼らは鎖の付いた鉄球を持ってくると、瞳の足枷に繋いだ。。

それを見た瞳の美貌が恐怖で引きつる。

 

「ま……まさか……や、やめっ……きゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

両腕を吊るす鎖が引き上げられると同時に、瞳の悲鳴が響いた。

後ろ手にされた両腕が、不自然な形で捻り上げられ、かろうじて床に付いていたつま先が宙に浮く。

 

「や、やめてぇっ! う、腕が千切れる……あぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

涙を流して叫ぶ瞳。

老人はその姿に会心の笑みを浮かべつつ、手に持つリモコンを操作する。

すると瞳の膣と尻穴を貫くバイブレーターの振動が、一気にMAXまで引き上げた。

 

「ひっ……あぁん……はぁっ……ひぃぃぃぃぃっ!!」

 

激しい喘ぎ声が瞳の口から洩れる。

それが痛みによるものか、快楽によるものなのかは、本人すらわからない。

瞳の身体はどんどん高く引き上げられ、遂に足枷に繋がれた鉄球までが床から離れた。

 

「ひっ……ひぎぃぃぃぃぃぃっ!!」

 

取調室に瞳の絶叫が響き渡る。

今度は明確に苦痛を原因としたものであった。

背中に回していたはずの両腕が、不自然な形で頭の上まで上がり、瞳の全身にどっと油汗が浮かぶ。

 

「あっ……ひぃっ……い、痛い! ち、千切れるっ……ああぁっ!!」

 

絶叫とともに、瞳の身体がほとんど一直線に伸びた。

そのままレオタード姿の女怪盗は項垂れ、身体をピンと張ったまま動かなくなってしまう。

失神してしまったらしい。

 

「なんじゃ、もう肩が外れたのか。もっと激しくやっても大丈夫かと思ったが、やはり女じゃな」

 

老人は心底残念な表情をしつつ、チッと舌打ちした。

すぐに氷室の命令で取調室に担架が運び込まれ、瞳の身体は医務室へと運ばれる。

そこで本日の『取り調べ』は終了した。

 

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