※この作品はR-18です。

狩人はバッチをつけていた BAD END   作:muzineki

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19:キャッツアイ敗北

身体検査を終えた泪は、その場で囚人服に着替えるよう命じられた。

刑事たちから渡されたのは、キャッツの仕事着で使っていたのと同じデザインのレオタードだ。

泪はパープル、愛はオレンジと色こそ付いているが、布は極薄で、下にインナーを付ける事すら許されない。

着てみると案の定、肌は透け、体のあらゆるラインが布に浮かび出ていた。

 

「さすがに良く似合っているな」

 

クックックと氷室は笑うと、部下たちに泪と愛の拘束を命じた。

二人に手錠と足枷が嵌められ、レオタードの上から鉛色の腰縄をきつく巻かれる。

さらに細い首には、発信機付きの首輪が嵌められた。

泪のパープルの首輪には『5』、愛のオレンジの首輪には『6』という数字が書かれていて、それが彼女たちの留置番号だと氷室に説明された。

 

「5番、6番、次は取り調べだ。5番は私が相手をするから、6番は君たちが連れていけ」

 

「はっ!」

 

返事をした刑事が愛の身体の前後に歩み寄る。

後方から近寄った刑事は、愛の腰に巻かれた捕縄の縄尻をしっかりと掴んだ。

 

「さあ6番、来い!」

 

「ああっ!」

 

乱暴に腰縄を引かれた愛が、刑事たちに伴われて部屋を出ていく。

その姿に声を上げようとする泪だが、その前に氷室の警棒が尻を打ち据える。

 

「あぐっ!」

 

手錠と腰縄をした泪がよろめく。

さらにパープルのレオタードの上からもう一度、尻を警棒で殴打された。

 

「ぐうっ!」

 

「勝手な真似はするな、5番。君はもう囚人なんだ、我々の指示に従ってもらおう」

 

氷室による叱責の後、腰縄の縄尻を引っ張られて泪は立たされた。

そして背中を小突かれ、部屋を出された。

愛の事が気になるのか、泪はまだキョロキョロと辺りを見回している。

それを察した氷室は、警棒で泪の巨乳を下から持ち上げるように動かすと、口元を吊り上げながら言った。

 

「心配するな、妹にはすぐ会わせてやるよ。愛ではなく、瞳の方だがね」

 

その言葉にはっと泪は反応するが、すぐに警棒で尻を叩かれた。

極薄レオタードから透けて見える尻には、殴打でつけられた赤い筋が浮かんでいる。

たまらず泪は前へと歩き出し、薄暗い通路を進んでいった。

 

 

 

泪が連れ込まれたのは、壁の一面がガラス張りの部屋であった。

フカフカの絨毯の上に、サイドテーブルが付いた高級ソファが並んでいて、全てガラスの方を向いている。

そしてガラスの向こうには、泪が2か月の間、探し求めていた妹の姿があった。

 

「ひ、瞳!」

 

ガラスに駆け寄ろうとする泪だが、腰縄の存在がそれを許さない。

すぐに警棒で打ち据えられ、その動きを封じられる。

同じようにガラスの向こうでは、レオタード姿の瞳が、刑事たちの暴力に打ちのめされていた。

 

「ああっ!」

 

大柄な刑事の掌底が、瞳の胸元に命中する。

吹き飛ばされた瞳は後ろに倒れ、無様に尻もちをついた。

するともう一人の刑事が、背後から瞳の喉へと腕を回す。

 

「がっ! あがっ……がっ……」

 

スリーパーホールドが完全に決まり、瞳の頸動脈が締められる。

自力で外す事はできず、早くも顔色が変化する。

 

「がっ……ぐうぅ……あがっ……」

 

「おっと、これ以上やると落ちてしまうな」

 

刑事は瞳の首から腕を離すと、背中を蹴り飛ばした。

うつ伏せになって倒れた瞳は、身体を震わせ肩で息をする。

 

「はぁ……はぁ……はぁ……」

 

「どうした4番、もう終わりか? これでは逮捕術の訓練にならんぞ」

 

「頑張って犯人役をするんだ。休ませてほしいのなら、どうすれば良いかわかっているな?」

 

ハッハッハッと二人の刑事が嘲笑する。

瞳は肩を震わせながら立ち上がると、訓練場を走り回り、男たちをかく乱した。

 

「たあっ!」

 

刑事たちの隙を突いて、瞳は打点の高い飛び蹴りを放った。

だが男の太い右腕に、難なく叩き落される。

無様に腹から落ちた瞳は、刑事に足を固められた。

 

「キャァァァッ!!」

 

絶叫を上げた瞳は、這って男の手から逃げた。

その姿に、スタイリッシュな女怪盗の面影は微塵もない。

立ち上がろうとすると、すぐに足を払われてしまう。

刑事は瞳の上にのしかかり、細い右腕を掴んで腕ひしぎ十字をかけた。

 

「ギャァァァァァッ!!」

 

しなやかな瞳の右肘関節が、過伸展する。

極まっているうえに、腕力の差が桁違いなので、逃げることは不可能だ。

男はひとしきり瞳の悲鳴を楽しむと、腕ひしぎをリリースした。

そして休む間もなくサソリ固めをかける。

 

「ぎゃぁっ! ひゃっ……あぁぁぁぁぁぁ!」

 

瞳の絶叫が響き、全身が反り返る。

逮捕術を極めた男たちの関節技の前に、身体の柔らかさは無力であった。

男たちはレオタード姿の美女に関節技をかけてはリリースし、生かさず殺さずいたぶって遊んでいた。

 

「あぁ……瞳……」

 

妹が痛めつけられる姿に、泪は手錠に腰縄という姿のまま、ヘナヘナと床に座り込んでしまった。

警察に捕えられた瞳が、過酷な目に合っていることは覚悟していた。

だがその様を見せつけられると、全身が怒涛のような嘆きに襲われる。

 

「あの子に……瞳に……あなた達はいったい何をしているの!」

 

「警察が犯罪者を捕まえたら、やる事は一つに決まっているだろう? 取り調べだよ」

 

高級ソファに腰を下ろした氷室が、ハッハッハッと笑いながら悪びれもせずに言った。

その姿に泪は、怒りを燃え上がらせる。

 

「あ、あれのどこが取り調べなのよ! ただの拷問じゃない!」

 

「警察を嘲笑ってきた君たちには、妥当なやり方だと思うがね。それに瞳くんは大したものだぞ、もう2か月もあんな目に合っているのに、共犯者のことは未だに口を割らないのだからな」

 

氷室と泪の前では、男たちが瞳を蹴りつけていた。

抵抗する気力を失った瞳は、レオタードに包まれた身体を丸めて、ただ暴行に耐えている。

 

「ホラどうした、キャッツアイ!」

 

「がはっ!」

 

男は瞳の両肩を掴むと、鳩尾へ膝蹴りを叩き込んだ。

両手で腹を抱えて膝をついた瞳は、完全に怯えている。

枷が外された身体は自由だが、反抗心は完全に砕かれ、逃げることもできない。

 

「も、もうやめて……」

 

泣き言を漏らす瞳だが、男たちは容赦しない。

男の一人は背中に覆いかぶさりスリーパーホールドをかけると、そのまま瞳を立たせた。

身長差から瞳のつま先が床を離れ、首吊り状態になる。

さらに男はその場で回転を始めた。

 

「がはっ……あっ……がぁっ!!」

 

スリーパーホールドを決めたままの大回転により、遠心力で瞳の喉元がグイグイ締め付けられる。

早くも瞳の意識は遠のいた。

それを見計らって、男は瞳から手を離した。

 

「ああっ!」

 

遠心力で吹き飛ばされた瞳の身体が、床の上をゴロゴロと転がる。

それを別の男が髪を掴んで立ち上がらせる。

そして瞳を肩の上に仰向けに乗せ、顎と腿を掴んでバックブリーカーをかけた。

 

「ひっ……ギャァァァァァァっ!!」

 

背骨を痛めつけられた瞳から悲鳴が上がる。

よだれを流して叫びながら、目から涙を流す。

男はその場で回転して勢いをつけると、瞳を放り投げた。

 

「あぐっ!」

 

床に叩きつけられた瞳は、仰向けに倒れた。

立ち上がる気力すら失われ、思考が恐怖に支配される。

 

「も……もう許してください……お願いします……」

 

涙をポロポロ流し、敬語ですがるように哀願する瞳。

しかし美女の懇願は無視される。

男たちは瞳を羽交い絞めにすると、鳩尾へ強烈な拳を放った。

 

「がはっ! がっ……うぇぇ……おぅぇ……」

 

極薄のレオタード越しに男の大きな拳が突き刺さり、瞳の口から涎がダラダラと流れた。

 

「許して欲しいのなら仲間のことを言え! そして我々のペットになると誓え!」

 

「そ、それだけは……がふっ!」

 

懇願する瞳の腹に、更に拳が突き刺さった。

内部から沸き上がる鈍痛は、最後に残された気力さえも奪い取る。

 

「お、お願い……ペットにはなります……何でもしますから……仲間のことだけは……堪忍して……」

 

瞳は涙を浮かべ、再び哀願する。

ニヤリと笑った男たちは、瞳を羽交い絞めから解放した。

 

「ならば4番、ペットになった証として、いつものをしてもらうか」

 

そう言われた瞳は、ブルブル震えながら、目の前で仁王立ちになる男のベルトを外した。

そして自らズボンと下着を降ろし、跳ね出るように飛び出したペニスを右手で捧げるように持つと、そっと唇を近づける。

 

「ちゅっ……」

 

上目遣いで男に媚を売るような視線を向けつつ、瞳は亀頭にキスをする。

そのまま諦めきった表情で、ゆっくりと竿に舌を這わせた。

さらに空いた左手でもう一人の男のペニスを掴み、口と手で二人同時の奉仕を開始する。

 

「ん……れろ……ちゅっ……ぺちゅっ……」

 

ガラスを挟んだ部屋では、泪がその行為を茫然と見ていた。

あの勝気な瞳が、媚びた顔で男たちにフェラチオをする姿が信じられなかった。

奉仕する姿は手慣れたもので、瞳にとってこの2か月が、どれだけ過酷なものであったのかを理解するには十分すぎた。

 

「も、もうやめて!」

 

ほとんど悲鳴に近い声で、泪は訴えた。

瞳がこんな目に合っているにもかかわらず、2か月間何もできなかった痛恨の思いに、泪の胸中が満たされる。

手錠を嵌められた両腕は、ブルブルと震えていた。

 

「お願い、取り調べをするなら私にして! これ以上あの子を辱めないで!」

 

床に跪いた泪は、懇願するような口調で氷室に訴えた。

氷室はその姿を舐め回すように見る。

気品と自信に満ち溢れていた女が苦悩する姿は、精神的に人を痛めつけることを最上の快楽とする氷室にとって、これ以上に無いご馳走であった。

 

「聡明な君がいったい何を言っているのだね? これは君に対する取り調べでもあるのだよ」

 

えっ、と驚く泪に対して、氷室はソファの上でふんぞり返りながら、言葉を続けた。

 

「どうやら君たちには、自分よりも他人の苦痛の方が効くようだ。私の質問に素直に答えなさい。そうしないと瞳への拷問と凌辱は、いつまでも続くぞ」

 

口元を吊り上げて笑う氷室の前では、瞳が犬のように四つん這いになって、ペニスを咥えている。

既にレオタードは引き裂かれ、下半身が露出していた。

背後から近寄った男にパシンと尻を打たれた瞳は、犬が小便をするように片足を大きく上げた。

すると男は瞳の足を掴んで下半身を固定し、勃起したペニスを秘部へと突き立てた。

 

「ん……んむぅっ!」

 

別の男のペニスを咥えながら瞳が呻く。

男は瞳の足をしっかり掴みながら、腰を大きく動かし、全身でピストン運動を始めた。

両手と左膝を床に付き、大きく上げた右足を男に掴まれた姿勢で犯される瞳。

あまりに惨めで、死にたくなるような屈辱に、眼から涙が流れる。

それでも暴力に屈した瞳は逆らえず、、求めるがまま口と身体を差し出し、ただただ悪夢のような時間が終わるのを耐えた。

 

「や、やめてっ! もうやめてっ!」

 

ガラスの向こうの部屋にいる泪は、手錠を嵌められた手で氷室の足にすがりついた。

このような状態になっては、もはや逃げ場はない。

妹が目の前で凌辱されても、助けに行くことすら叶わない。

自分たちの絶望的な状況を、改めて思い知らされる。

 

「わ、わかったわ、何でも質問に答える、だから瞳を助けて!」

 

瞳の凌辱に耐えきなくなった泪が、遂に氷室に屈服する。

だが氷室は、瞳への暴虐を止める気は無い。

 

「なら来生泪、最初の質問をするぞ。君はキャッツアイと呼ばれる盗賊団のリーダーだった。その事実に間違いはないかね?」

 

「そ、そうよ……間違いないわ」

 

泪が弱々しい声を絞り出す。

自身が警察に捕まり、さらに瞳が目の前で凌辱されているこの状況では、もはや黙秘は無駄であった。

 

「では次の質問だ。キャッツアイの構成員は、来生泪、瞳、愛の3人で間違いないかね?」

 

「その通りよ、私たち3人がキャッツアイと認めるわ! だからもう瞳に酷いことはしないで!」

 

尋問する氷室に対して、叫ぶように泪は自白する

その証言は泪の腰縄を掴む刑事が、しっかりと録音していた。

 

「では約束通り、君の妹を助けてあげよう」

 

足元でうずくまる泪の柔らかい髪を撫でながら、氷室は携帯電話を取り出す。

そして瞳への射精を終え、満足そうな顔をしている部下たちに指示をした。

 

「5番が吐いた……ああ、よくやってくれた……4番を休ませてやれ」

 

氷室が短く言うと、ガラスの向こうで大柄の男たちは、瞳の両手に手錠を嵌めた。

そして両腕を掴み、引きずるように部屋から連れ出した。

 

「さあ、後は君だ、キャッツアイのリーダーとして犯してきた罪の全てを、これからじっくりと聞かせてもらうぞ」

 

そう言うと氷室は、足元に跪く泪に尋問を開始した。

逃げ場のない泪は、自らの犯した罪と、キャッツアイの秘密の全てを自白するしかなかった。

 

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