狩人はバッチをつけていた BAD END 作:muzineki
警視庁本部庁舎前。
正面玄関に横付けされた覆面パトカーから、レオタードの上にヤッケを着た瞳が降ろされる。
フードを深く被って顔を隠し、手錠と腰縄で戒められたその姿は、完全に逮捕された犯罪者だ。
「すまないな、こんな姿で。だが君を怪しまれず中へ案内するには、この格好が一番なのだよ」
腰縄を握って瞳を連行する氷室の言葉は、嘘であった。
時間は午前4時、人通りはまばらで、人目を気にする必要などほとんどない。
誤魔化す方法など、いくらでもあるはずであった。
「そういえばこの本部庁舎で君を逮捕したのも、このくらいの時間だったな。あの時は屋上からだったが、今回は下からの案内になるわけだ」
犬の散歩のように瞳を連行しながら、氷室が耳元で囁く。
これも瞳に対する躾の一環であった。
特命課に敗北した事実を思い出させ、自尊心を砕くために。
(もう私は警察から逃げられない……この男に従うしかないんだわ)
キャッツアイとして逮捕された現実を思い知らされる度に、瞳は奴隷のように扱われることを受け入れていく。
もはや屈辱感すら薄れており、あるのは諦めだけだ。
肩を落として歩く女怪盗の足取りは、トボトボと寂し気で、あまりに惨めであった。
それから瞳は特命課へと連れ込まれた。
そこで全裸にされ、徹底的なボディチェックを受けた後、再び連れ出される。
案内されたのは警視庁のトップが待つ部屋、警視総監室であった。
「氷室警視正、報告に参りました」
ビシッと背筋を伸ばして敬礼する氷室。
その足元には、レオタード姿に犬の首輪を嵌めた瞳がいる。
反抗防止の電気ショック付き首輪を嵌められた瞳は、総監の足元に跪いて正座をすると、三つ指を付いて頭を下げた。
「警視庁特殊犯罪対策特命課所属、外部協力者16号、来生瞳と申します、ご報告をいたします」
そう言って瞳は、盗んできた闇オークションの顧客リストを差し出した。
正座をしたたま、書類を持つ両手だけ上げ、決して頭を上げたりしない。
「ご苦労だった、これで事件が大ごとにならずに済む。私も議員の先生方に忖度出来て、顔が立つというものだ」
そう言って総監が書類を受け取ると、瞳は床に鼻をこすりつけるようにして土下座をした
「有難うございます、キャッツアイとして犯した罪を少しでも償うため、これからも誠心誠意、警察の忠実な犬として頑張らせていただきます」
そこで瞳はようやく頭を上げるが、決して指は床から離さない。
これも氷室から仕込まれた作法であった。
少しでも間違えたり、総監の機嫌を損ねたりすれば、泪や愛に折檻を与えると脅されている。
そのため動作と言葉には、常に気を配らねばならなかった。
「キャッツアイの躾は、なかなか上手くいっているようだな」
「ありがとうございます」
そう言ういと氷室と総監は、応接セットのソファに座った。
瞳は席に着くことすら許されず、床の上に跪いてお茶の準備をする。
そんな瞳に対し、氷室はさらに屈辱的な命令を行う。
「キャッツアイ、総監にご奉仕をするんだ。お前の得意なやつでな」
「……かしこまりました」
瞳は総監の足元に跪くと、自らの手で制服のベルトを外した
そして口を使ってチャックを開き、ズボンを膝まで下ろす。
「き、君、いったい何をするのだね!」
行為を止めさせようとする総監であったが、レオタード姿の美女がペニスを包み込むように持つと、鼻の穴をプックリと膨らませてしまう。
ルージュを引いた唇が亀頭に触れると同時に、間抜けな声が出た。
「うひょほ……」
瞳は床の上に跪いたまま、尿道から鈴口までキスを降らせた。
そして唾液とカウパー液でたっぷりと濡らした舌で、裏筋を舐め始める。
「ん、ちゅっ……れろ……ぺろ……れろ……」
「こ、これは……ずいぶんと上手いじゃないか」
「穴蔵で厳しく躾をした成果です、お望みとあればSMからソーププレイまで何でもできます、どうぞお申し付けください」
瞳は大きく舌を出して、下から上へとペニスを舐めた。
上目遣いで総監の征服欲を満たし、肉棒へのキスを織り交ぜつつ、甘い息を吐きながら丁寧に舐め上げる。
警察の怨敵であった美人怪盗に口奉仕をさせている事実に、総監は鼻息を荒くした
「こ……こりゃたまらん……よくぞここまで仕込んだものだ」
「んっ……んふぅ……れろ……ちゅっ……れろ……」
瞳はペニスに舌を這わせながら、口を亀頭へと戻しキスをした。
そしてレオタードから露出する胸の谷間を使って、唾液でべとべとの竿を挟み込む。
「おっ……おおっ!」
柔らかいものがペニスを包み込むのを感じ、総監の腰がビクッと跳ねる。
瞳は胸でペニスをしごきつつ、口から小さく出した舌で亀頭をペロペロと舐め始めた。
「れろれろ……ぢゅっ……ぺろぺろ……じゅるっ……」
「こ……これは凄い……ところで……きゃ、キャッツアイの……管理は……大丈夫なんだろうね……」
「むろんです、体内のGPSチップにより行動は常時把握していますし、監視体制も万全です。万が一に備え反抗できぬよう、保険もとってあります」
パイズリをしながら、瞳は『保険』という言葉に眉間をひきつらせた。
それが内海刑事のことであることを察したからだ。
逃げることが許されない女怪盗は、諦めた顔で奉仕を続ける。
「んっ……れろ……ちゅぶ……んちゅっ……ぺろ……」
「御覧の通りキャッツアイは、今や特命課のペットです。総監が心配するような事はありません」
「そうか……き、君がそう言うなら安心だ……うっ……これで私もようやく……あっ……ま、枕を高くして眠ることができるな」
総監は安堵した表情を浮かべると、瞳の乳首を掴んだ。
そして胸をもっと動かすよう指示する。
瞳は総監の命令に従い乳房を下から捧げ持つと、乳肉全体を波打たせながら胸奉仕を始めた。
「ほら、そろそろ咥えろ、キャッツアイ!」
総監に頭を掴まれた瞳は、谷間から飛び出した肉棒の先端を口に含んだ。
そして頭を上下させ、ピストン運動で亀頭にも刺激を与える。
(ふん、この方もやはり本性は俗物だな)
瞳のパイズリに恍惚となる総監の姿に、氷室は薄ら笑いを浮かべる。
堅物という評判の総監であったが、それは信念に基づくものでは無く、事なかれ主義の延長にすぎない。
自身の保身を確定させた総監は、キャッツアイを性処理の道具として使う事に何の躊躇もなくしていた。
「ちゅっ……れろ……ちゅぶ……ぺろ……」
総監が倫理観を忘れ始めた頃、命じられるままパイズリフェラを続けていた瞳は、胸と口での奉仕に没頭していた。
幹の部分を柔らかく張りがある乳肉でタプタプとしごき、亀頭部分は柔らかい舌でピチャピチャと舐める。
次第に瞳は、パイズリフェラという行為に屈辱を感じなくなっていた。
むしろ目の前の男を満足させたいという気持ちの方が強くなり、知らず知らずのうちに熱っぽい目で見上げるようになる、
「うっ……もう限界だ……出すぞ!」
「んっ……んんっ!!」
豊かな胸の谷間で締めあげられた肉棒から、ビュルビュルと精液が噴き上げられる。
それは瞳の顔にブチまけられた。
顔から滴った精液で、瞳は胸も白く汚される。
「あぷ……んふぁ……」
「ふぅ……良かったぞ、キャッツアイ」
女怪盗の美貌を精液で汚した警視庁のトップは、心の底から満足そうな笑みを浮かべていた。
上機嫌の総監へ、氷室はへりくだった姿勢で声をかける。
それは瞳の奉仕に対する、見返りの要求であった。
「では総監、以前に本官が上申しました改革案ついて、そろそろご意見を伺ってもよろしいでしょうか」
「ん……ああ……あれかね」
総監は瞳の頭を掴むと、後始末を命じた。
そして瞳にペニスを舐めさせつつ、射精の余韻がまだ残る頭を回転させる。
「第一案の前科者を監視するシステムの導入。そして第二案の適性ある犯罪者を外部協力者として利用する制度。現在、キャッツアイに対して試験的に実施しているこの二案については、非公式であるが承認しよう」
亀頭を瞳にキスさせて、残り汁を吸わせながら、総監が氷室の要求に答える。
対する氷室の表情には、はっきりと不満げな色が浮かんでいた。
「では第三案の新しい特務機関については、却下ということですか?」
「ああ、さすがにそこまでは無理だ。予算が確保できないし、お偉方の反対も予想されるからな。第一案と第二案は特命課長の権限とするから、今はそれで満足したまえ」
(ふん……どうやら根回しが、足りなかったようだな)
氷室はソファに深く座ると、鼻から大きく息を吐いて感情を抑えた。
彼の野望を達成するためには、まだ総監の協力は不可欠である。
ここで反論して関係を壊すわけにはいかなかった。
(しかし、腹の虫がおさまらんな)
氷室は総監への後始末を終え、大きく息をついている瞳に目をやった。
そしてソファから立ち上がると、レオタードから大きく露出する背中を蹴り飛ばした。
「あうっ!」
「何をしている、キャッツアイ、罪人のお前に休んでいる暇があるとでも思っているのかね」
氷室はポケットの中に手を突っ込むと、リモコンのボタンを押した。
首輪から発された電気ショックが、瞳の身体を貫く。
「ギャァァァァァァァァッ!」
大きな声をあげた瞳は、弾かれたように倒れた。
完全防音の総監室の中で全身を痙攣させ、反り返って悲鳴を上げる。
レオタード姿の美女へ理不尽な暴力が振るわれる様に、総監は茫然としていた。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
電気ショックが終えると、瞳は大きく息をついた。
だが氷室は、呼吸を整える暇すら許さず瞳に命令する。
「キャッツアイ、立て!」
「は、はい!」
瞳はすぐに立ち上がると、ビシッと背筋を伸ばす。
電気ショックの余韻でまだ肩で息をしていたが、頭より身体の方が先に動いた。
氷室から叩き込まれた躾の成果であった。
「休め!」
「はい!」
命令された瞳は、両手を背中の後ろで組むと両脚を大きく広げた。
レオタードに浮かび上がる身体を、二人の男の前に差し出す無防備な姿勢だ。
氷室は瞳の乳房を掴むと、力を込めてギュッと握る。
「キャッツアイ、貴様にはまだ犬としての躾が足りないようだ。今晩は覚悟しておけ」
「は、はい……」
瞳は両手を背中の後ろで組んだまま、姿勢を崩さず乳房への苦痛に耐える。
氷室の怒りの理由が、提案を却下された憂さ晴らしであることは、わかっている。
だが瞳に逆らう事は許されない。
警察の犬となった瞳に出来ることは、理不尽な暴力に身を震わせ耐えることだけであった。