※この作品はR-18です。

狩人はバッチをつけていた BAD END   作:muzineki

25 / 31
25:キャッツアイ解散式

その頃、東京都内にある警備会社のビルの下。

今日も『穴蔵』と呼ばれる秘密の留置場では、泪と愛への過酷な調教が行われていた。

 

「ひいっ!」

 

「ああっ!」

 

悲鳴を上げる泪と愛。

後ろ手にされ手錠で拘束された二人は、三角木馬の上に乗せられていた。

鋭く削り建てられた木馬の背が、レオタードの薄布ごしに容赦なく股間へ食い込んでいる。

 

「ふふふ……いい格好よキャッツアイ、その惨めな顔を、お客様によく見せなさい」

 

平松刑事の警棒が、愛の顎を持ち上げる。

愛の視線の先には、ゆったりとしたソファに座る警察の幹部や、政財界の要人たちの姿が見えた。

みな楽しそうな顔をして、泪と愛が苦しみ悶える様を鑑賞している。

 

「それでは皆様、お待たせいたしました、これよりキャッツアイの解散式を始めます」

 

制服を着た佐藤刑事は、観客の男たちに一礼すると、警棒で泪の太腿を小突いた。

木馬の上で拘束された泪は、陰部を襲う強烈な痛みに耐えつつ口上を述べ始める。

 

「わ……わたくし来生泪……瞳……そして愛の3名は……キャッツアイと名乗り……怪盗を気取って……愚かにも多くの犯罪に……手を染めてきました……」

 

浅く息をつきながら、罪の告白を行う泪。

口上はもちろん、女刑事たちに仕込まれたものだ。

少しでも間違ったり、早口で喋ったりすれば、容赦のない折檻が待っている。

泪は陰部の痛みに耐えながら、ゆっくりと言葉を続けていく。

 

「被害者の方々には……心より謝罪いたします……特にマスコミから……不当な非難を浴びた警察の方々には……お詫びの言葉すら……ありません……」

 

そこで泪と愛は、木馬に乗ったまま観客に向けて深々と頭を下げた。

木馬の上で動いたせいで股間に激痛が走るが、唇を噛んで何とか耐える。

二人の額には、既に大粒の汗が浮かび、木馬の上にポタポタと落ちていた。

そんなキャッツアイの惨めな姿に、警視庁の幹部たちはご満悦だ。

 

「本日をもって……私たちはキャッツアイを解散します……今後は罪を償い反省し……少しでも警察のお役に立てるよう……外部協力者として……犬のように働くことを……誓います……」

 

謝罪と反省の言葉を言い切った泪は、大きく息を吐いた。

そして頭を右肩に預け、荒い呼吸を繰り返して陰部への痛みをこらえる。

全身から吹き出す苦痛の汗が胸元を流れ、顎先から滴り、内股をじっとりと湿らしていた。

 

「ふふふ……5番、辛そうね。でも貴女たちキャッツアイの犯した罪は、その程度では許されないのよ」

 

「次は6番、貴女の番よ、私たちに忠誠を誓う言葉を吐きなさい」

 

バシッと音がして、平松刑事の警棒が愛の乗る木馬へと叩きつけられる。

振動が陰部へと伝わり、耐えがたい苦痛を愛へと与えた。

 

「ぐうっ……あっ……ああっ!」

 

悲鳴を上げた愛が、木馬の上で身をよじる。

少しでも身体を浮かして苦痛を和らげよう、膝に力を入れる。

だがその動きは、逆に苦痛を大きくするだけに終わった。

 

「くうぅっ、あっ、ああああっ!!」

 

「ほら6番、どうしたの。早く言わないとお仕置きよ」

 

平松刑事の警棒が、愛の乳房をグリグリと突く。

幼さの残る顔を苦痛に歪ませながら、愛は屈辱の口上を始めた。

 

「わ……私たちは……警察の外部協力者として……契約するにあたり……これから述べる事項を……全て遵守することを……誓います……」

 

額に脂汗を浮かべる愛は、全身に熱さを感じていた。

レオタードは汗に濡れ尽くし、胸元からは湯気が立ちのぼっている。

 

「ひ、ひとつ……私たちは……キャッツアイとしての罪を償い……反省するため……あらゆる人権を放棄し……文字通りの犬として……警察のために働くことを誓います……」

 

屈辱の誓いをした愛の両脚は、痺れて感覚がなくなっていた。

だが陰部の痛みは止むことがない。

それどころか時間がたつごとに、苦しみが増してくるような気がした

 

「ふたつ……私たちは……警察からの……どんな命令に対しても……喜んで従うことを……誓います……逆らったり……失敗した場合は……どんな罰でも……受けます……」

 

言葉を続ける愛は、息も絶え絶えになっていた。

もし許してもらえるなら、女刑事の靴を舐めるくらいは何でもなかった。

だが愛の望みとは裏腹に、女刑事たちは冷酷に口上を続けるよう命じる。

 

「み、みっつ……私たちは……二度と過ちを犯さぬよう……GPSチップを体内に埋め込み……生涯にわたって生活の全てを……管理されることを……承諾します……そして時間と場所……方法を問わず……監視と指導を受けることを……自ら望みます……」

 

誓いの言葉を述べる愛の意識は、既に朦朧としていた。

しかし女刑事たちの持つ警棒の動きには、敏感に反応する。

平松刑事が警棒を振り上げると同時に、愛は目を瞑って激痛に備えた。

 

「ぐうっ! ああつ!」

 

背中と太腿に一発ずつ、警棒が叩きつけられた。

打撃に悶えたことで陰部への激痛が続き、愛が絶叫する。

 

「ぎゃぁぁぁぁぁっ!!

 

「6番、口上が違いますよ、あなたの体内に埋め込まれるのは、GPSチップと盗聴器です」

 

「は、はい……すみません」

 

佐藤刑事の叱責に、愛は頭を下げて謝罪する

その動きにより陰部へ激痛が走り、愛は再び悲鳴を上げた。

 

「うっ……あっ……あぁぁぁぁっ!」

 

木馬の上で悶える愛の姿に、観客の男たちがどっと笑う。

晒し者にされる愛の顔は、涙で滲んでいた。

しかし木馬責めが止められることはない。

誓いの言葉を全てを言い切るまで、この残酷な解散式は続けられるのだ

 

「よ、よっつ……私たちは……正義のために働く……警察のみなさまの疲れを……少しでも癒すため……この身体を使って……ご奉仕をすることを……誓います……どんなプレイ要求をされても……決して逆らいません……うっ……ああっ! あぁぁぁぁっ!」

 

愛の口から悲鳴が上がる。

限界なのだろう、目からは涙が溢れていた。

女刑事たちは、チラリと泪の方を見る。

いつもならここで愛を励ましたり、自分が身代わりなるという、泪の言葉が入るはずだった。

だが今日の泪は肩で息をするだけで、愛の方へ視線を向ける事さえしていない。

 

「どうしたの、5番。今日はあまり余裕が無さそうね」

 

「どうやらこの木馬責めは、あなたの方が効いているようですね」

 

佐藤刑事に警棒で胸を突かれる泪の、反応は薄い。

愛より長身で体重がある分、陰部への苦痛は泪の方が大きい。

泪の限界は、既に超えていた。

それに気づいた女刑事たちは、ターゲットを愛から泪へと移す。

 

「続きは貴女が言いなさい、5番」

 

佐藤刑事は泪の乗る木馬を思い切り蹴飛ばすと、前後に揺さぶりをかけた。

 

「うっ……うあぁぁぁぁぁっ!!」

 

股間から発した激痛が、泪の全身を貫く。

怪盗姉妹の長女は、クワッと目を見開き、けたたましい悲鳴をあげた。

内股が液体でぬめり、股間が痺れ、足が痙攣する。

 

「どうしたの、5番、早く誓いの言葉を言いなさい」

 

「もし言えないのなら懲罰ですよ。その時は貴女だけではなく、連帯責任で6番にも同じ懲罰を与えます」

 

その言葉で泪は、かろうじて我に返った。

こんな状態であっても、長女として愛を守る義務感を思い出す。

それが泪の精神を支え、かろうじて屈辱の言葉を始めた。

 

「いつつ………私たちは……いつでも任務と……奉仕を行えるよう……身体を常に健康で……淫らで美しく……保つ義務を負います……」

 

息も絶え絶えに泪は言った。

視界がかすみ、目の前で笑っている観客の男たちの姿がぼやけた。

泪の頬を熱いものが伝わる。

それは妹たちの前では、決して見せまいとしてきたものだった。

 

「む、むっつ……わ、私たちは……罪人であることを……常に自覚するため……戒具を常に装着する……義務を負います……ま、また服装や……戒具の指定があった場合は……一切の抗弁をせず……その姿になる事を……ち、誓います……」

 

涙を流しながら口上を述べる泪。

屈辱と苦痛に、長女としての仮面が少しずつ剥がされていく。

意識が朦朧とし、理性が失われ、泪はキャッツアイのリーダーから、一人の無力な女へと変化していった。

 

「ななつ、もし私たちが警察の外部協力者として不適格と判断された場合は、速やかに『穴蔵』へと戻り、その中で生涯を終えることを誓います。その判断は全て、特命課の氷室課長の判断に委ね、私たちはその決定に……ギャァァァァァァァっ!!

 

木馬の上で、泪は獣のような悲鳴を上げた。

乳房に当てらえた警棒から、強烈な電気ショックを浴びたからだ。

 

「6番、少し早口ですよ。ゆっくりと話すよう言ったはずです」

 

「今のはもう一度、言い直しね。それと6番にも連帯責任を受けてもらうわ」

 

ツカツカと平松刑事が、木馬の上で後ろ手に拘束された愛へと歩み寄る。

恐怖で顔を引きつらせた愛の乳房に、警棒が押し付けられた。

 

「ギャァァァァァァァァっ!!

 

全身への電気ショックと木馬の痛みが、愛の身体を襲う。

平松刑事は容赦なく、電気を帯びた警棒で、何度も何度も愛を打ち据えた。

それの姿を凝視する泪を苦しめるよう、徹底的に。

 

「はぁ……はぁ……はぁ……も、もう許して……」

 

愛の唇から、女子高生の少女らしい泣き言が漏れた。

その視線は女刑事達ではなく、泪の方へと向けられている。

妹の恨みがましい視線に、泪の中でも何かが壊れた。

 

「お……お願い……助けてください……いつものように二人で皆様にご奉仕しますから……木馬から降ろしてください……」

 

媚びた言葉遣いで、屈服と哀願の言葉を吐く泪。

長女としての自尊心を砕かれた泪の頭には、もう苦痛から逃れることしか頭にない。

だが女刑事たちはそれを許さず、泪の背中へ警棒を叩きつけた。

 

「あうっ! ひいっ! ああっ!」

 

「全てを言い切るまで木馬からは降ろさない、そう言ったはずよ、5番」

 

「4番……いえ来生瞳さんは、保釈の前にこれを一人でやり切ったのよ。私たちに忠誠を誓うなら、言葉ではなく態度と行動で示しなさい」

 

女刑事たちは冷たく言い放つと、再び泪に電気ショックを与えた。

枯れ果てたはずの悲鳴を張りあげ、ウェーブのかかった髪を振り乱して泪は悶える。

 

「ギャァァァァァァァッ!! ヒィィィィィィッ!!」

 

惨めに泣き叫ぶ泪。

プライドをズタズタにされ、守るべきものも失ったキャッツアイのリーダーを、観客の男たちが嘲笑する。

彼らの前には、1台のカメラが設置されていた。

その冷たいレンズは、調教を受ける泪と愛を余すこと撮影し、映像を地上にある喫茶店『キャッツアイ』へと送っていた。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。