狩人はバッチをつけていた BAD END 作:muzineki
その頃、東京都内にある警備会社のビルの下。
今日も『穴蔵』と呼ばれる秘密の留置場では、泪と愛への過酷な調教が行われていた。
「ひいっ!」
「ああっ!」
悲鳴を上げる泪と愛。
後ろ手にされ手錠で拘束された二人は、三角木馬の上に乗せられていた。
鋭く削り建てられた木馬の背が、レオタードの薄布ごしに容赦なく股間へ食い込んでいる。
「ふふふ……いい格好よキャッツアイ、その惨めな顔を、お客様によく見せなさい」
平松刑事の警棒が、愛の顎を持ち上げる。
愛の視線の先には、ゆったりとしたソファに座る警察の幹部や、政財界の要人たちの姿が見えた。
みな楽しそうな顔をして、泪と愛が苦しみ悶える様を鑑賞している。
「それでは皆様、お待たせいたしました、これよりキャッツアイの解散式を始めます」
制服を着た佐藤刑事は、観客の男たちに一礼すると、警棒で泪の太腿を小突いた。
木馬の上で拘束された泪は、陰部を襲う強烈な痛みに耐えつつ口上を述べ始める。
「わ……わたくし来生泪……瞳……そして愛の3名は……キャッツアイと名乗り……怪盗を気取って……愚かにも多くの犯罪に……手を染めてきました……」
浅く息をつきながら、罪の告白を行う泪。
口上はもちろん、女刑事たちに仕込まれたものだ。
少しでも間違ったり、早口で喋ったりすれば、容赦のない折檻が待っている。
泪は陰部の痛みに耐えながら、ゆっくりと言葉を続けていく。
「被害者の方々には……心より謝罪いたします……特にマスコミから……不当な非難を浴びた警察の方々には……お詫びの言葉すら……ありません……」
そこで泪と愛は、木馬に乗ったまま観客に向けて深々と頭を下げた。
木馬の上で動いたせいで股間に激痛が走るが、唇を噛んで何とか耐える。
二人の額には、既に大粒の汗が浮かび、木馬の上にポタポタと落ちていた。
そんなキャッツアイの惨めな姿に、警視庁の幹部たちはご満悦だ。
「本日をもって……私たちはキャッツアイを解散します……今後は罪を償い反省し……少しでも警察のお役に立てるよう……外部協力者として……犬のように働くことを……誓います……」
謝罪と反省の言葉を言い切った泪は、大きく息を吐いた。
そして頭を右肩に預け、荒い呼吸を繰り返して陰部への痛みをこらえる。
全身から吹き出す苦痛の汗が胸元を流れ、顎先から滴り、内股をじっとりと湿らしていた。
「ふふふ……5番、辛そうね。でも貴女たちキャッツアイの犯した罪は、その程度では許されないのよ」
「次は6番、貴女の番よ、私たちに忠誠を誓う言葉を吐きなさい」
バシッと音がして、平松刑事の警棒が愛の乗る木馬へと叩きつけられる。
振動が陰部へと伝わり、耐えがたい苦痛を愛へと与えた。
「ぐうっ……あっ……ああっ!」
悲鳴を上げた愛が、木馬の上で身をよじる。
少しでも身体を浮かして苦痛を和らげよう、膝に力を入れる。
だがその動きは、逆に苦痛を大きくするだけに終わった。
「くうぅっ、あっ、ああああっ!!」
「ほら6番、どうしたの。早く言わないとお仕置きよ」
平松刑事の警棒が、愛の乳房をグリグリと突く。
幼さの残る顔を苦痛に歪ませながら、愛は屈辱の口上を始めた。
「わ……私たちは……警察の外部協力者として……契約するにあたり……これから述べる事項を……全て遵守することを……誓います……」
額に脂汗を浮かべる愛は、全身に熱さを感じていた。
レオタードは汗に濡れ尽くし、胸元からは湯気が立ちのぼっている。
「ひ、ひとつ……私たちは……キャッツアイとしての罪を償い……反省するため……あらゆる人権を放棄し……文字通りの犬として……警察のために働くことを誓います……」
屈辱の誓いをした愛の両脚は、痺れて感覚がなくなっていた。
だが陰部の痛みは止むことがない。
それどころか時間がたつごとに、苦しみが増してくるような気がした
「ふたつ……私たちは……警察からの……どんな命令に対しても……喜んで従うことを……誓います……逆らったり……失敗した場合は……どんな罰でも……受けます……」
言葉を続ける愛は、息も絶え絶えになっていた。
もし許してもらえるなら、女刑事の靴を舐めるくらいは何でもなかった。
だが愛の望みとは裏腹に、女刑事たちは冷酷に口上を続けるよう命じる。
「み、みっつ……私たちは……二度と過ちを犯さぬよう……GPSチップを体内に埋め込み……生涯にわたって生活の全てを……管理されることを……承諾します……そして時間と場所……方法を問わず……監視と指導を受けることを……自ら望みます……」
誓いの言葉を述べる愛の意識は、既に朦朧としていた。
しかし女刑事たちの持つ警棒の動きには、敏感に反応する。
平松刑事が警棒を振り上げると同時に、愛は目を瞑って激痛に備えた。
「ぐうっ! ああつ!」
背中と太腿に一発ずつ、警棒が叩きつけられた。
打撃に悶えたことで陰部への激痛が続き、愛が絶叫する。
「ぎゃぁぁぁぁぁっ!!
「6番、口上が違いますよ、あなたの体内に埋め込まれるのは、GPSチップと盗聴器です」
「は、はい……すみません」
佐藤刑事の叱責に、愛は頭を下げて謝罪する
その動きにより陰部へ激痛が走り、愛は再び悲鳴を上げた。
「うっ……あっ……あぁぁぁぁっ!」
木馬の上で悶える愛の姿に、観客の男たちがどっと笑う。
晒し者にされる愛の顔は、涙で滲んでいた。
しかし木馬責めが止められることはない。
誓いの言葉を全てを言い切るまで、この残酷な解散式は続けられるのだ
「よ、よっつ……私たちは……正義のために働く……警察のみなさまの疲れを……少しでも癒すため……この身体を使って……ご奉仕をすることを……誓います……どんなプレイ要求をされても……決して逆らいません……うっ……ああっ! あぁぁぁぁっ!」
愛の口から悲鳴が上がる。
限界なのだろう、目からは涙が溢れていた。
女刑事たちは、チラリと泪の方を見る。
いつもならここで愛を励ましたり、自分が身代わりなるという、泪の言葉が入るはずだった。
だが今日の泪は肩で息をするだけで、愛の方へ視線を向ける事さえしていない。
「どうしたの、5番。今日はあまり余裕が無さそうね」
「どうやらこの木馬責めは、あなたの方が効いているようですね」
佐藤刑事に警棒で胸を突かれる泪の、反応は薄い。
愛より長身で体重がある分、陰部への苦痛は泪の方が大きい。
泪の限界は、既に超えていた。
それに気づいた女刑事たちは、ターゲットを愛から泪へと移す。
「続きは貴女が言いなさい、5番」
佐藤刑事は泪の乗る木馬を思い切り蹴飛ばすと、前後に揺さぶりをかけた。
「うっ……うあぁぁぁぁぁっ!!」
股間から発した激痛が、泪の全身を貫く。
怪盗姉妹の長女は、クワッと目を見開き、けたたましい悲鳴をあげた。
内股が液体でぬめり、股間が痺れ、足が痙攣する。
「どうしたの、5番、早く誓いの言葉を言いなさい」
「もし言えないのなら懲罰ですよ。その時は貴女だけではなく、連帯責任で6番にも同じ懲罰を与えます」
その言葉で泪は、かろうじて我に返った。
こんな状態であっても、長女として愛を守る義務感を思い出す。
それが泪の精神を支え、かろうじて屈辱の言葉を始めた。
「いつつ………私たちは……いつでも任務と……奉仕を行えるよう……身体を常に健康で……淫らで美しく……保つ義務を負います……」
息も絶え絶えに泪は言った。
視界がかすみ、目の前で笑っている観客の男たちの姿がぼやけた。
泪の頬を熱いものが伝わる。
それは妹たちの前では、決して見せまいとしてきたものだった。
「む、むっつ……わ、私たちは……罪人であることを……常に自覚するため……戒具を常に装着する……義務を負います……ま、また服装や……戒具の指定があった場合は……一切の抗弁をせず……その姿になる事を……ち、誓います……」
涙を流しながら口上を述べる泪。
屈辱と苦痛に、長女としての仮面が少しずつ剥がされていく。
意識が朦朧とし、理性が失われ、泪はキャッツアイのリーダーから、一人の無力な女へと変化していった。
「ななつ、もし私たちが警察の外部協力者として不適格と判断された場合は、速やかに『穴蔵』へと戻り、その中で生涯を終えることを誓います。その判断は全て、特命課の氷室課長の判断に委ね、私たちはその決定に……ギャァァァァァァァっ!!
木馬の上で、泪は獣のような悲鳴を上げた。
乳房に当てらえた警棒から、強烈な電気ショックを浴びたからだ。
「6番、少し早口ですよ。ゆっくりと話すよう言ったはずです」
「今のはもう一度、言い直しね。それと6番にも連帯責任を受けてもらうわ」
ツカツカと平松刑事が、木馬の上で後ろ手に拘束された愛へと歩み寄る。
恐怖で顔を引きつらせた愛の乳房に、警棒が押し付けられた。
「ギャァァァァァァァァっ!!
全身への電気ショックと木馬の痛みが、愛の身体を襲う。
平松刑事は容赦なく、電気を帯びた警棒で、何度も何度も愛を打ち据えた。
それの姿を凝視する泪を苦しめるよう、徹底的に。
「はぁ……はぁ……はぁ……も、もう許して……」
愛の唇から、女子高生の少女らしい泣き言が漏れた。
その視線は女刑事達ではなく、泪の方へと向けられている。
妹の恨みがましい視線に、泪の中でも何かが壊れた。
「お……お願い……助けてください……いつものように二人で皆様にご奉仕しますから……木馬から降ろしてください……」
媚びた言葉遣いで、屈服と哀願の言葉を吐く泪。
長女としての自尊心を砕かれた泪の頭には、もう苦痛から逃れることしか頭にない。
だが女刑事たちはそれを許さず、泪の背中へ警棒を叩きつけた。
「あうっ! ひいっ! ああっ!」
「全てを言い切るまで木馬からは降ろさない、そう言ったはずよ、5番」
「4番……いえ来生瞳さんは、保釈の前にこれを一人でやり切ったのよ。私たちに忠誠を誓うなら、言葉ではなく態度と行動で示しなさい」
女刑事たちは冷たく言い放つと、再び泪に電気ショックを与えた。
枯れ果てたはずの悲鳴を張りあげ、ウェーブのかかった髪を振り乱して泪は悶える。
「ギャァァァァァァァッ!! ヒィィィィィィッ!!」
惨めに泣き叫ぶ泪。
プライドをズタズタにされ、守るべきものも失ったキャッツアイのリーダーを、観客の男たちが嘲笑する。
彼らの前には、1台のカメラが設置されていた。
その冷たいレンズは、調教を受ける泪と愛を余すこと撮影し、映像を地上にある喫茶店『キャッツアイ』へと送っていた。