※この作品はR-18です。

狩人はバッチをつけていた BAD END   作:muzineki

27 / 31
27:因縁の地

深夜、森に覆われた山道を、メタクックグレーのポルシェが疾走する。

ハンドルを握るのは、レオタード姿になった瞳だ。

見通しの悪い未舗装道を、ポルシェは猛スピードで駆け上がっていく。

 

(まさかこの場所に、また来るとはね)

 

瞳がこの道を走るのは2度目だ。

一度目は、この山中に着陸した輸送機にある父の絵を盗みに行った時。

つまりは瞳が逮捕された日だ。

 

(全てはあの日から始まった、特命課に捕まりさえしなければ、こんなことには……)

 

その時、瞳の膣内に挿入されたローターが動き始めた。

 

「はうっ!」

 

快楽により集中を乱された瞳の運転に、ミスが出る。

後輪のグリップを失った車は横滑りを始め、そのまま急カーブへと入っていった。

その先は崖になっていて、ガードレールは無い。

 

「くっ!」

 

瞳は素早くカウンターステアを当てると、崖に落ちる前に車体を立て直した。

そしてスピードを落とすことなく車をコントロールし、アクセル全開のままカーブを脱出する。

 

「ほぅ、大したものだ、ラリードライバーも顔負けのテクニックだな」

 

イヤリング型の通信機から、氷室の嫌味な声が聞こえる。

体内に埋め込まれたチップと盗聴器により、瞳の行動と会話は常に記録されていた。

おまけに前後の穴には、電気ショック機能付きのローターが埋められている。

見えない鎖に縛られ、全ての行動を管理されたキャッツアイは、鉄格子の外にいても囚人であった。

 

「よし、そのまま山の頂まで来るんだ、場所はわかっているな」

 

「はい……」

 

暗い目で返事をする瞳。

山頂は瞳が特命課の罠にかかり、金庫の中へと閉じ込められた場所だ。

忘れようにも、忘れられるわけがない。

意地が悪いのにもほどがあると思った。

 

「10分以内に来い、君の腕なら問題ないはずだ。間に合わなければ電気ショックのお仕置きだ、わかったな」

 

「はい、わかりました」

 

瞳はアクセルを踏み込むと、車のスピードを上げた。

時間内までに行かなければ、どんな折檻を受けるかわかったものではない。

警察の犬となった女怪盗は、エリート刑事の薄汚い野望のため全力で山道を駆け抜けた。

 

 

 

少しして、瞳の車は山の頂に到着した。

そこにはあの時と同じように、輸送機が止まっている。

翼の下には、小さな倉庫があった。

 

(ここもあの時と、全く同じね)

 

倉庫の脇に車を止める瞳。

それに気が付いた氷室とその部下たちが、輸送機の中から降りてきた。

瞳は氷室の前にと進むと、背筋を伸ばしてビシッと警察式の敬礼をする。

 

「特命課所属外部協力者16号、コードネーム青猫、ただいま参りました」

 

「ご苦労、時間は9分52秒、何とか間に合ったようだな」

 

その言葉に安堵した瞳は、続いて氷室に一歩近づく。

そして地面に両手を突き四つん這いになると、氷室の靴にキスをした。

 

「れろ……ちゅっ……れろ……ぺろ……」

 

舌を出し、丹念に氷室の靴を舐める瞳。

それは氷室から仕込まれた、犬としての挨拶であった。

 

「ぺろ……れろ……ぺちゅっ……ぺろ……」

 

レオタード姿の美女の惨めな姿に、特命課の刑事たちが失笑する。

警察を翻弄し続けた女怪盗が、惨めに忠誠を捧げるその姿は、彼らにとってこれ以上なく痛快であった。

そんな侮蔑を受けながら、瞳は土埃にまみれたブランドものの靴を、舌で清めていく。

屈辱感はあったが、諦めの方が勝っていた。

厳しい躾を受けてきた瞳の心と身体は、奴隷のように扱われることを、すっかり受け入れていた。

 

「よし、いいぞ」

 

氷室に声をかけられた瞳は、つま先にキスをしてから立ち上がる。

そして再び直立不動の姿勢で氷室の命令を待った。

 

「では青猫、貴様に本作戦への参加を命じる」

 

瞳の足元に、鎖の付いた犬用の首輪が投げられた。

それは氷室の犬であることを示すための戒具であった。

首輪に付いたキャッツアイのマークが、氷室の歪んだ征服感を表している。

そんな屈辱的な首輪を、瞳はためらうことなく首に嵌めた。

 

「では倉庫の中に入れ、作戦の詳細はそこで説明する」

 

「はい……あっ、はうっ!」

 

瞳の中でローターが振動を始める。

氷室に首輪の鎖を引かれながら歩くその姿は、まるで引き回しの刑だ。

刑事たちの視線が、肉感的なラインを浮き出すレオタード姿に突き刺さる。

蔑んだ視線や、淫らな視線を感じた瞳は、さらに身体が昂るのを感じた。

 

「さあ、ついたぞ。あれが今回の作戦に使う道具だ」

 

「えっ……ま、まさか、これは……」

 

首輪の鎖を引かれて倉庫に入った瞳は、目の前の物を見て驚愕する。

それはかつて瞳を中に閉じ込めた、輸送用の金庫であった。

 

「君にはあの中に入って、オークションの会場まで潜入してもらう、どうだ、懐かしいだろう?」

 

氷室の言葉に、悔しさで美貌を歪める瞳。

そんな瞳に氷室は後ろから抱きつくと、豊かな乳房を下から持ち上げるように、グニグニと揉んだ。

かつて自分を飲み込んだ罠の前で、瞳は口から熱い息を吐いた。

 

「あっ……はぁん……うぅん……あんっ!

 

ローターの刺激で昂っていた瞳は、氷室から与えられる快楽にただ身を任せる。

抵抗する気力は、一寸も沸いてこない。

特命課に敗北したあの日から、家族や財産、そして自尊心までもが奪われた。

今の瞳は女怪盗キャッツアイではなく、生活の全て管理された囚人にすぎない。

諦めの感情に支配された瞳は、どんな辱めを受けたとしても、氷室に逆らうことができない犬であった。

 

「そうそう、忘れていたよ。今回の作戦には、君の協力者がいるんだ」

 

左手で瞳の乳首を摘まみながら、氷室は右手でパチンと指を鳴らす。

すると金庫の後ろから、佐藤刑事と平松刑事の二人が現れた。

二人とも鎖を持っていて、その後ろには四つん這いになった女の姿がある。

 

「ね、姉さん! 愛!」

 

瞳の口から、愛する姉と妹の名前が漏れる。

女刑事たちに首輪を引かれて出てきたのは、紛れもなく泪と愛だ。

二人ともレオタード姿で、地べたに手を突き、犬のように四つん這いで歩いている。

 

「ほら、挨拶はどうしたの!」

 

ビシッと音を立てて、愛の尻に騎乗鞭が炸裂する。

泪と愛は跪くと、両手を地面に付けたまま挨拶を始めた。

 

「特命課所属外部協力者17号、来生泪、コードネームは紫猫です、よろしくお願いします」

 

「同じく特命課所属外部協力者18号、来生愛、コードネームは橙猫です、よろしくお願いします」

 

言い終わると二人は、瞳と氷室の前で地面に額をつけて頭を下げた。

それは完璧なまでの土下座であった。

続いて二人は氷室の靴にキスをする。

姉と妹が自分と同じ屈辱の挨拶をする姿に、瞳は思わず視線を落とした。

 

「泪、愛、久しぶりに地上に出てきた気分はどうだね?」

 

「は、はい……嬉しいです、私たちのような卑しい盗人に情けをいただき、ありがとうございます、氷室様」

 

「キャッツアイとしての罪を償うため、ボク達はどんな仕事でもします、このメス犬にどうぞご命令ください」

 

氷室の機嫌を損ねないよう、言葉を選んで慎重に返事をする泪と愛。

その目は怯えに染まり、反抗の意志は微塵も見られない。

二人がどんな目に合ってきたのか、穴蔵の経験者である瞳には、十分すぎるほど想像できた。

 

「フン、それなら最初に、ここにいる刑事たちへ『奉仕』をするんだ」

 

ニヤついた刑事たちが、泪と愛へと寄っていく。

それを見た愛は、助けを求めようと瞳の方へ視線を動かした。

 

ビシッ!

 

平松刑事の鞭が、愛の尻を打ち据える。

犬の分際で命令にためらった愛の顔からは、血の気が引いていた。

 

「分かっているわね、お仕置きよ」

 

ぞっとするほど冷たい声で、佐藤刑事言い放つ。

愛はその場で土下座をすると、四つん這いになって尻を向けた。

連帯責任となった泪も、諦め顔で同じポーズをする。

 

ビシッ!

 

平松刑事の鞭が、愛の尻を叩く。

愛は余りの激痛で体をよじりたいのを、必死にこらえた。

 

バシッ!

 

佐藤刑事の鞭が泪の尻を叩く。

一切の加減が無い鞭に、理知的な美貌が苦痛で歪む。

 

ビシッ! バシッ! ビシッ! バシッ!

 

二人の折檻が続く。

それは瞳にとって見るに堪えない光景であった。

だが助けようと身体が動くことは無い。

背後から胸や尻を揉まれながら、ただ諦めきった表情を二人へ向ける。

 

「これで終わりよ」

 

ビシッと音を立てて、最後の鞭が振り下ろされる。

懲罰を終えた二人は、全身に残る痛みに耐えつつ土下座をした。

 

「ご処分、ありがとうございました」

 

「ボク達のような罪人のためにお時間を頂き、感謝します」

 

口上を述べた泪と愛は、四つん這いのまま刑事たちの所へと向かう。

そして彼らがペニスを出すと、今度はためらわずフェラチオ奉仕を始めた。

 

「むっ……ちゅっ……れろ……ぺろ……」

 

「んぅん……れろ……ちゅっ……れろ……」

 

口をいっぱいに開き、ペニスを頬張る泪と愛。

二人とも自分から頭を動かし、積極的に奉仕をする。

両手にもペニスを握り、上下に揺らしたり、胸に擦り付けたりして手淫をする。

 

「んぐっ……ぷはっ……んんっ……」

 

「れろ……ちゅっ……じゅるっ……」

 

瞳の眼の前で奉仕を続ける泪と愛。

たまに瞳と目が合うが、奉仕のペースが落ちることは無い。

尊厳は既に砕かれているのだろう、性処理の道具として使われることに、屈辱はあまり感じていないようだ。

 

「どうだね、二人ともなかなか良く躾けられているだろう」

 

氷室は鎖を握ると、瞳の首輪をグイっと引っ張った。

そして金庫の壁に手を突くよう命じる。

泪と愛の姿を見て気が昂ったのだろう、股間がズボンの上からわかるほど盛り上がっている。

それを見た瞳は全てを理解し、レオタードを膝まで下して手を壁に付いた。

 

「あっ……うぅん!」

 

甘い声を上げる瞳。

氷室がローターを取り出したからだ。

ローターは洋梨に似た形をしていて、太い方の端には金属の突起が2つあった。

 

「君のために造った新しい戒具の味はどうだったかね。今日はこれをアソコに挿れたまま仕事をしてもらう。もし勝手に出そうとしたら、反抗したものとみなして保釈は取り消しだ、わかったな」

 

そう言うと氷室は、瞳のくびれた腰を掴んだ

そして自分の分身を一気に瞳の中へと挿入した。

 

「あっ……ああっ……ひいっ!」

 

倉庫の中に瞳のよがり声が反響する。

その声に、ペニスを咥えていた泪と愛はすぐに反応したが、悲しい顔をするだけだ。

フェラチオと手淫を止めれば、どんな折檻を受けるかわからない。

犯される瞳に目をやりながら、二人は自分の奉仕に集中する。

 

「君たちは実にいい雌に仕上がった、今回の作戦が成功すれば、泪と愛の保釈を認めてやる。これからは三姉妹で私のために働くんだ」

 

「あっ……ひいっ! ああっ……あああっ!」

 

氷室に突き上げられる度に、瞳は悲鳴のような声を上げる。

恋人以外の男に抱かれることには、未だに強烈な罪悪感がある。

しかも近くでは、姉や妹までもが男たちに凌辱されているのだ。

だがそんな絶望的な状況が、瞳に歪んだ意識を覚醒させ異常な昂りを起こさせる。

 

「ふふふ、あれだけローターで嬲ったというのに、いい締め付けじゃないか。濃いのを中に注ぎ込んだら、作戦を開始するぞ」

 

そう言うと氷室は、速いテンポで瞳を突き始めた。

パンパンと肉が当たる音がする度に、瞳は「あんっ」と甘い声を上げてしまう。

 

「作戦名は君たち三姉妹にちなんで『キャッツアイ』とする。私がこの国を牛耳るためにも、せいぜい頑張ってくれ」

 

声と同時に、瞳の中で氷室のペニスが脈打つ。

宣言通りに濃いのを注ぎ込まれた瞳は、よがり声をあげて膝を折る。

そして被虐と服従の歓喜に打ちのめされながら、氷室の足元へと崩れた。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。