狩人はバッチをつけていた BAD END 作:muzineki
それから数時間後、地方の寂れた飛行場。
氷室から交渉役を命じられた泪と愛の前に、トレーラーが止まる。
しばらくすると、スーツとコートを黒一色でまとめたスキンヘッドの男が現れた。
「お前らが、あのキャッツアイか?」
「ええ、そうよ、貴方が時枝さんね、今日は取引に来ていただいて感謝するわ」
微笑みながら、初老の男に挨拶する泪と愛。
時枝と名乗ったこの男が、闇オークションを運営するマフィアのボスであることは、事前に氷室から教えられている。
レオタード姿の女怪盗たちは、さっそく時枝と交渉を始めた。
「ほぅ……さすがはキャッツアイだ、これだけのコレクションはそうそう無いぞ」
輸送機から運び出された金庫を見て、感嘆の声をあげる時枝。
中に入っているのは、キャッツアイが盗んできた美術品の数々だ。
命より大切な父のコレクションを、こんな男に渡すことに、泪と愛は表情を暗くする。
すると二人の膣内に埋め込まれたローターが動き出した。
「うっ!」
「あぁっ!」
泪と愛の腰が、ビクッと震える。
さらに耳たぶに付けたキャッツアイのマークのイヤリングから、叱責の声が聞こえてきた。
「ホラ、しっかりしてください、失敗したらどうなるか、わかってますね」
反射的に背筋をビクッと伸ばす泪と愛。
声は佐藤刑事のものであった。
交渉を監視するため、この場は特命課の刑事に見張られている。
失敗すれば、何をされるかわかったものではない。
特命課の犬となった泪と愛は、命令に従うしかなかった。
「間違いない、全て本物だ」
金庫の中で絵を調べた時枝が、満足そうに頷く。
彼は部下に命じると、現金の入ったトランクを泪と愛に渡した。
「約束の金だ、確認してくれ」
泪と愛が札束を確認する。
贋金は無く、全て本物であった。
「これで取引成立だな。しかしキャッツアイは盗んだ絵を売らないと聞いている。なのに今さらどうして、このような事をするのだね?」
「急にお金が必要になったのよ、それ以上を聞くのは、お互いに野暮というものではなくて?」
返事をはぐらかす泪に、時枝はそれ以上の追及はしない。
このような時は深く詮索しないのが、闇の世界に生きる者のルールだ。
輸送の準備を終えた時枝は、すぐにトレーラーを動かすと、夜の闇へと消えて行った。
取引が終わった泪と愛は、タラップを上がって輸送機へと戻った。
中で仕切られた扉の前に立ち、カメラに向かって暗い目を向ける。
網膜認証で開いた扉の先は、指令室になっていた。
中に入った二人は、指揮者である氷室の前で完璧な敬礼をする。
「氷室様、ご命令のとおり、取り引きを終了させました」
「ご苦労」
氷室は不機嫌に返事をすると、リモコンのスイッチを押した。
直立不動の姿勢をとる泪と愛の中で、ローターが激しく動き始める。
「あうっ!」
「くうっ!」
泪と愛は呻き声を上げながら、刺激に耐えて何とか姿勢を維持する。
ここで姿勢を崩せば、激しい折檻を受けるからだ。
穴蔵で受けた『躾』により、そのことを嫌と言うほど思い知らされている二人は、身体を震わせつつ直立不動の姿勢で耐え続ける。
「あっ……はぁっ……んっ……」
快楽に耐える泪と愛に、身体検査が行われる。
任務のために与えた道具を取り上げるためだ。
レオタード姿の美人姉妹の身体を、刑事たちは遠慮なく触り、たっぷりと役得を満喫する。
「身体検査、終了しました」
「よろしい、姿勢の解除を許す」
氷室の声と同時に、ガクッと泪と愛の膝が折れた。
肩で息をする彼女たちの身体の中では、まだローターが刺激を続けている。
「はぁ……はぁ……あん……あぁん……くぅ……」
両手を床に付いた愛の顎が、ビクッと上がる。
軽い絶頂に至ったらしい。
泪も似たようなもので、半ば腰が抜けたような状態だ。
道具により強制的に与えられる快楽に、美人姉妹は悶える事しかできない。
「ホラ、何をしているの、貴女たちの仕事はまだ終わっていないのよ」
「くぅっ!」
女刑事たちの鞭が、泪と愛の背中へと振り下ろされる。
さらに投げ与えられた手枷と足枷を、泪と愛は互いに装着した。
「次は殿方への奉仕ですよ、それと自分たちの立場はもうわかっていますね、人のフリをするのはもうやめて、犬は犬らしくしなさい」
ビシッ!
再び鞭打たれた泪と愛は、すぐに四つん這いになった。
そして手枷と足枷の鎖をひきずりながら、特命課の刑事たちの所へと赴くと、口での奉仕を始めた。
「れろ……ちゅっ……ぺろ……れろ……」
「ちゅっ……ちゅっ……れろ……ぺろ……」
男たちのモノを舐める泪と愛。
一人が終わるとすぐに次と、休まず奉仕をする。
少しでも気を抜けば、女刑事たちに鞭で打たれるため、泪と愛は必死であった。
「フフフ……いい具合に仕上がったな」
「ええ、二度と我々に逆らう気を起こさぬよう、厳しく躾けましたので」
「今後も継続した躾は必要と思いますが、『犬』として使える程度には仕上がったと思います。どうです、次は課長に奉仕を命じましょうか?」
氷室はフフッと笑うと、手を振って佐藤刑事の提案を断った。
「そいつは遠慮しておこう、そろそろマフィアの連中が動き出す頃だからな」
氷室は通信機を手にすると、目の前にあるモニターを見た。
そこには赤外線カメラが映し出す、レオタード姿の女が見えた。
女は棺桶のような狭い空間で、膝を抱えた姿勢で息をひそめている。
「コードネーム青猫、こちら氷室だ」
話しかけると同時に、氷室は目の前にあるボタンを押した。
するとモニターに映る瞳が、ビクッと腰を浮かせて悶え始める。
「うぅ……あっ……あんっ! あぁん!」
暗闇の中、股間と肛門に埋められたローターの刺激に、瞳が喘ぎ声をあげた。
彼女がいるのは、マフィアに引き渡された金庫の中だ。
その壁に隠された狭い空間に、瞳は身を隠していた。
「どうした青猫、応答しろ、状況を報告するんだ」
イヤリング型の通信機から、氷室の声が聞こえて来る。
快楽に悶えつつ瞳は返事をした。
「はい、こちら青猫……潜入に成功しました……マフィアにはまだ気づかれてはいません……ご命令の通り、このまま彼らのアジトへ向かいます……」
報告しながら、腰をビクッビクッと震わせる瞳。
その姿を赤外線カメラで眺めながら、氷室は舌を舐めずりする。
するともう一台のモニターが、金庫の中へと入る人影を映し出した。
「また時枝が中を調べに来たぞ、気付かれないよう静かにしろ」
「は、はい……」
命じられたとおり、息を殺す瞳。
もしマフィアに捕まれば、どんな目に合うかわからない。
そうでなくても任務に失敗すれば、穴蔵へ連れ戻され、そこで死ぬまで男たちの玩具になる運命だ。
失敗するわけにはいかなかった。
「おい、何か見つかったか」
「いえ、何も……」
耳を澄ませると、金庫の中を漁るマフィアたちの声が聞こえる。
狭い空間の中、瞳はじっと膝を抱えて彼らが去るのを待った。
だがその間も、ローターは容赦なく瞳を責め立てる。
「うっ……あぁ……あん……」
声を出しそうになった瞳は、親指を咥えて声を殺した。
だが身体は素直に反応し、腰がビクッ、ビクッと痙攣する。
(お……お願い……と、止めて……このままでは……気づかれちゃう……)
瞳は悶えながら、ローターが止まるよう心の中で何度も求めた
だがそれを口に出すことは、決してしない。
犬の分際で主人に意見したらどうなるかは、嫌と言うほど心と身体に刻まれている。
躾により従順なペットと化した瞳は、命令に従いただひたすら時が経つのを待った。