【グリザイアの楽園】楽園Another~雄二はみんなのもの!~ 作:千月華音
病院で娘の一縷を抱きしめていると、みちるが困ったような顔で謝った。
「なんか、移しちゃったらごめんね」
「問題ない。風疹は俺も昔かかったそうだ。免疫はできている」
「この子、おっぱいとかたくさん飲むけど、なんで病気になっちゃったんだろ。身体、弱いのかなぁ」
しゅん、と項垂れるみちるの頭をくしゃっと撫でた。
相変わらず金髪に染めているが、入院しているとそれもできないのか頭頂部が黒くなりだしていた。
「赤ん坊は病気を繰り返すものだ。心配するな。治れば前よりも元気になる」
「ほんと……?」
「ほら、みちる。おまえの母乳を欲しがっているみたいだから、飲ませてやれ」
病院の個室は、俺とみちると娘の三人だけだった。
他の皆は気をきかせたのか、病室から出て行った。蒔奈はもう少し一緒にいたがっていたようだが。
赤ん坊を抱きしめ、病衣をはだけて胸を差し出し、母乳を吸い上げるたびに気持ちよさそうな顔をするみちるを。
ジッと見つめていた。
すっかり母親らしい顔つきになったな。
と同時に、女らしくなった。あのみちるがこうも色っぽくなるとは。
俺の視線に気づいたのか。
みちるが身体の向きを反対にしてしまった。
「おい」
「こっち、見ないで」
「どうして」
「雄二の目……なんかヤらしいから」
「バレたか」
「…………。えっち、しないからね」
「するぞ」
「だっ……ダメ!」
「もうひとりのみちるを出すんだ、そいつとセックスしたい」
「な、なおさら、ダメ!」
「じゃあおまえとでもいい。俺はみちるが欲しいんだ。……こっちを向け」
身体の向きを変えると同時に抱きしめ、ナースコールを押した。
病室に入ってきた看護師に娘を渡すと、微笑みながら受け取り、出て行った。
耳元で「面会時間までですよ」と囁かれたその気遣いに笑みが浮かぶ。
病室でセックスするとは思ってなかったかもしれないが、俺たち夫婦の時間を作ろうとしてくれたのだろう。
みちるの剥き出しの胸の中に手を入れて揉みしだくと、必死に口元に手をあてて喘ぎを堪えていた。
「みちる。この病室は防音だ。知っていたか?」
「……え?」
「ほら、壁に穴があるだろう。防音材質が使われている。なんのためかはわからんが」
「…………雄二」
「うん」
「ほんとにするの?」
「二人目を作ろう。何人いても俺は構わない」
「だって、雄二、みんなともしてるじゃない……」
「……みちる」
「マキナのあの、雄二を見る目……前とぜんぜん違ってた。雄二のアソコばかり見ていたよ。マキナだけじゃなくて、なんか由美子も、雄二をうっとりと見てたし」
「来る前にさんざん中出ししたからな」
「……っっ! や、やっぱりしてるんじゃない!」
「みちる。以前と同じだ。おまえが避妊しなかったから妊娠したんだ。あいつらはそのことを後悔してる。だから望み通りにしてやってるだけだ」
「ゆ、雄二は……誰が好きなの?」
「おまえたちみんなを愛している。とくにみちる、おまえは俺の娘を授けてくれたんだ。以前よりもっと好きになったぞ」
「ほ、ほんと……?」
「ああ。ほら、股を開いて、俺のを自分で挿れるんだ」
いそいそと病衣を脱ぎだすみちるを見て、こいつは前と変わらんなとしか思えなかった。
嫉妬はあるが可愛いものだ。少し絆すだけで簡単に靡く。ちょろい。甘すぎる。
そんなみちるが好きなのも事実だが。
ベッドの上に枕を背に座ると、みちるが病衣の端を口に咥えながら下半身を曝した。
時折窓の外を見て、誰もいないのに気にする素振りをしている。
そんなみちるの腰を掴んで、剃り上げられた陰部をそっと撫でた。
「……っ」
「さすが医者だな。おまえのここ、テカテカに光るくらい綺麗に剃られている」
「や……ぁん、そんな、撫でない、で……」
「まるで幼女みたいで興奮する。ほら、自分で陰唇を捲るんだ」
「ん……こ、こう?」
捲られた膣入口から見える内部は、愛液が次から次へと零れて、欲しがるかのように淫らな動きをしていた。
蒔奈の貪欲な性器も相当なものだったが、――みちる。おまえの膣内、かなり卑猥になってるぞ。
おまえにこの中を見せてやりたい。恥ずかしさのあまり卒倒するかもしれんが。
亀頭の先端を入口に押し当てると、みちるがブルッと震えてまた愛液を迸らせた。
「みちる。自分で挿れてみろ」
「う……ん……、……っっ」
肩に手を乗せて男根を根元まで一気に飲み込んできた。
ゴクゴクと飲むように襞の動きが吸い上げにきている。……エロい。みちるの性技がまたひとつ上達した。
「そんなに俺のが欲しかったのか?」
泣きそうな顔でペニスを頬張るような動きをしている。
挿入しながらみちるはコクコクと頷いた。
「あ、あたしの……だもん、雄二のこれは……あたしの、なんだもん!」
「おまえのものでもあるし、蒔奈も、由美子も、天音も、幸も、千鶴もそうだ」
「が、学園長とも、したの?」
「毎日してるぞ」
「そん、な……ぁ」
「面会時間終わりまで、あと3時間か。それだけあればおまえにたくさん射精できるな」
「……っ、ゆ、雄二の精子、あたしので全部、絞り取るからっ!」
「俺がどれだけ底なしか知ってるくせに何を言う。……よし、いくぞ。前より淫乱になったおまえの子宮にたっぷりと注いでやる」
――グチュゥッ……!
叩きつけるように子宮口を突いたつもりが、逆に吸いつかれた。穴が割れ目を吸い上げ、離そうとしない。
みちるの渇望が伝わった。
こんなに欲しかったのか。前は叩きつけないと動こうともしなかったこの子宮口。それが逆に俺の動きを求めてしきりとキスを繰り返している。
その卑猥な動きに口元が緩んだ。……おまえ、変わったよ。おまえの身体は間違いなくエロくなった。
グリグリと潜りこむ動きをすると、みちるはたまらないかのように腰を突き出して膝を曲げた。
自然と深く求める動きに、こっちもとまらなくなる。
こんなすぐに射精感がこみあげるようになるとは思わなかった。恐れ入った。やはり他の女のことを口にしたせいか。
おまえにも、そんな独占欲があったんだな。
もうひとりのみちるにセックスを譲るくらいの優しいおまえが。
俺のをこんなに欲しがって腰を振るなんてな……。
「ゆう、じ……はぅ……ん……な、なんで、まだ、出ないの……?」
子宮口で吸い上げながら軽くイってるみちるを引き寄せ、唇を重ねながら我慢できずに言った。
「おまえのここがエロすぎるんだ。出そうとするたびにカリを締めつけて堰き止めやがって」
「そ、そなの……?」
「根元もだ。入口をこんなに締めるんじゃない。出せないだろうが」
「だって、……雄二の、おちんちん、が……こんな赤ちゃんみたいに、震えてるんだもん」
「射精衝動だ。いいから、もっと力を抜け。子宮内に入るからな」
胸を揉み、乳首を吸い上げる。途端に漏れてくる母乳に構わず、感じるみちるを見ながら身体の力を抜けさせようと愛撫を繰り返した。
するとようやく穴を貫通することができ、ホッとしてそのまま出そうとみちるを強く抱きしめる。
「あう、雄二……」
「みちる、1回目だ。たっぷり出してやるからな」
ブルッ――と全身が震え、みちるの股を持ち上げながら。
放尿のように溜めに溜めた精液を噴出した。
出しながら、思う。……こんな我慢プレイされたこと、麻子以来だ。
あいつは俺を射精管理して楽しんでいたが。
無意識に俺の精を堪えさせてから出させる動きに、みちるの性欲の深さに驚きを隠しきれなかった。
「ゆうじ……」
「ん?」
「ねぇ、もっと……こんなんじゃ、足りない……出してぇ」
甘ったるい声。……たまらん。
また勃起が始まった。出したばかりなのに。いつものこととはいえ、いやいつも以上に可愛い。
「みちる、交代だ。もうひとりのおまえに代われ」
「えー?」
「二人とも出してやるから、出すたびに代わるんだ。そうすればどっちも妊娠するだろ」
みちるは渋々と。
だが素直に目を瞑り、目を開けた。瞳の色が変わっていた。
「やっとまた会えたな」
「……雄二くん」
「おまえと子作りするぞ。まずはどこで感じるのかを教えてくれ」
「あのね。……みちるが怒ってる」
「なぜ」
「あとでみちるに訊きなさい。射精は嬉しかったみたいだけど、その前にあなた、何を言ったか覚えてる?」
「わざと言ったんだ。みちるの嫉妬を煽りたかった」
「だから……! そういうところが、みちるを怒らせるの!」
「いくぞ。みちるよりもたくさん出してやるからな」
まだ何か文句を言いそうな唇を塞ぎ。
子宮に入ったままの男根を突き動かした。途端にあがる可愛い悲鳴。腰を砕きそうな甘い声。
おまえにはわからないだろう。
みちるはな、俺を欲しがれば欲しがるほど、どんどん綺麗になっていく。
嫉妬させることで俺をもっともっとと欲しがるんだ。
おまえもそんなみちるみたいに、俺に溺れろ。
「あぁっ、……んぁぁっ!」
「ふ、ぅ……、いい、ぞ……もっと、その中を……動いて、俺を締めつけろ」
いつ誰が来るかもわからない病室で。
ふたりのみちるを貪っていた。
人が来たら言い訳はできない。……だがとまらない。
むしろ興奮がやまないその時間を、心ゆくまで味わっていた。
ふたりのみちるにたっぷりと射精し、後始末もせず病室を出たそのときだった。
扉の前に立っていたのは。
「やっとお出ましのようね」
「…………」
一姫。
そうか。
誰かが来るのをここで見張っていてくれたというわけか。
面会時間ギリギリまで見張りをしていたとは、感謝というより呆れて言葉も出ない。
「雄二。お姉ちゃんに言うことがあれば、聞いてあげる。今なら怒らないから、正直に言いなさい」
「…………」
「雄二」
「一姫。おまえ、俺がこうなるって知っていただろ」
「こうなるって、なにが」
「とぼけるな! みちるが妊娠したのがわかったあと、俺の部屋に置いていったあれはなんだ!」
「バイアグラよ。使うだろうと思って」
「…………。焚きつけておいて、よく言うよ」
「あなたが松嶋みちるだけで済むはずがないと思っていたのは事実よ。ブースタードラッグの後遺症もあるし、日下部麻子も性欲が抑えきれずにあなたに手を出していたみたいだし」
「……麻子のなにをおまえは知っている」
「書類上の知識しかないわ。だけど憶測はできる。……雄二。辛いのなら私がいるわ。あなたの性欲は、私が一番よくわかっている。いらっしゃい、雄二。私がどんなプレイでも受け入れてあげる」
腕を伸ばしてくる一姫を。
ただ冷ややかに見つめた。
たったひとりの姉。
肉親への愛情は失われていない。むしろ誰よりも愛おしく思う。子供の頃から俺は一姫が好きだった。
――だが。
「俺の性欲を開発したのは、おまえだ。一姫」
「…………」
「薬物中毒の後遺症はないとはいえない。実際、常人にはあり得ないくらい射精してるよ。だがそのせいであいつらを抱いているとでも思っているのか」
「……違うとでもいうの?」
「みちるを見ればわかるだろう。あいつは俺が由美子に中出ししたと言っても、俺を拒むどころか欲しがっているよ。他の女たちもそうだ。刃傷沙汰になっても不思議じゃないくらいなのに、俺を取り合うことはしていないんだ。……ああ、最近幸がその片鱗を見せたけどな。幸なら大丈夫だ。あいつは正気のまま狂っている。あいつが本当におかしくなれば、全員皆殺ししてもおかしくないが、たぶんそれはない」
「…………」
「麻子もな……。俺をさんざん快楽漬けにしたが、俺はあいつのそんな正直なところが好きだった。隠そうともしないその性欲を、あるがままに受け止めた。それは麻子が俺に、あいつの心を曝け出してくれたからだ」
「…………」
「俺は俺の救った女たちに、全員、俺のすべてを曝け出した。最近になってようやく千鶴にもそれが出来た。最初に救ったのは千鶴なのにな」
「……雄二」
「一姫。おまえの俺への愛情は揺るぎないものだとわかっている。それがたとえどんなに歪んでいようと、おまえならば俺はどんな想いでも受け止めるつもりだ。……だが」
グイッと一姫の腕を掴んだ。
彼女の目を真正面から捉え、真剣な眼差しで言った。
「俺を手に入れようとするのはやめろ。……俺は誰のものにもならない。俺を得ることができたのは麻子だけだ。俺が欲しいなら、おまえも他の皆と同じように嫉妬で苦しむんだ」
一姫の顔が一瞬歪んだ。
図星か。
こいつは俺の身も心も手に入れようとしている。
「……雄二」
「俺が欲しいなら、おまえが、今夜ここに来い。……来るなら抱いてやる」
メモを握らせ、その場を立ち去った。
……来るだろうか。
いや、絶対来る。あいつの俺への執着は相当なものだ。
来るなら来い。
最後になったが、……おまえに俺の心をくれてやる。
場末のラブホテル。
本土にあるが、安宿だけに酷いベッドだった。軋むし、シーツはなんだか汚れているし、備えつけのコンドームはなぜか使用済みが袋に入っている。
一姫を抱くにふさわしい場所に見えた。
金はある。……が、あいつといいホテルなどで楽しむつもりはない。
前に、……いや、思い出すのはやめよう。
あの人が俺を求めたのは、俺じゃなくて、本当は別の男だったんだから。
「……開いてるぞ」
扉を叩く音がして、中から答えた。遠慮がちに叩く音。躊躇いがここまで伝わってくる。
扉を開けて内鍵を閉めると、一姫が不審そうな顔で俺を見つめた。
「来ると思ってたよ」
「……なぜ、こんな場所で」
「ここなら誰も来る心配がない。誰にも行先を言ってないからな。携帯も置いてきた」
「私へのあてつけ……?」
「さあ、どうだろうな。そう思ってもらっても構わないが。……はじめようか」
服を脱いでベッドへと座り、一姫を手招いた。
まるで処女みたいな顔で立ち尽くしている。
その様子に、思わずプッと吹き出した。
「なに、ジッと見てるんだ」
「……立派なものね」
「お望み通りのバイアグラを使用中だよ。5時間近くは勃ちっぱなしだ。これで貫かれたかったんだろう?」
「……雄二」
「さあ、御託はいい。さっさと全裸になって四つん這いになるんだ」
一姫の腕を引っ張り、服を破くように脱がしていく。
服を脱がせると……驚いた。
肌が全面積、濡れ濡れの状態だ。
ローションを塗りまくったのか。
やりやすいといえるが。……まったく。
「普通のローションじゃないだろ、これ」
「興奮剤と、あと……精力増強剤を配合したのよ」
「おまえが作ったのか」
「特許申請中よ」
「そんなもの申請するんじゃない。世の中を乱すつもりか」
「だから実地で確かめようと思って」
「はいはい、俺が被検体ってわけか。……うっ、なんだこの匂い」
「頭がクラっとしない?」
「おまえな……。ただ抱かれるだけで済まさないつもりか」
「雄二は経験豊富だから、私の貧相な身体では飽きてしまうのでしょう?」
……バカなことを。
俺は女の体型を気にしたことなどない。
もとより好みはあるが、だからといってセックスにそれを求めるほど愚かじゃない。
全裸にした一姫をベッドの上に放り投げるように腕を引っ張った。
「…きゃっ」
「一姫。今から一晩かけて、おまえを犯してやる。俺の性欲は知ってるよな?」
「……ええ」
「じゃあ俺が女をどう抱いたかの記録もあるだろ。JBとのセックスなんて、監視カメラ付きだったぞ。俺がどうやって女をイかせたのかもおまえは見ていたはずだ」
「…………。美浜学園にもカメラは付いていた。松嶋みちるのときはカメラの死角を狙っていたようだけど」
「みちるか。あいつは節操なかったからな。学園だけじゃなく、デート中でもやりまくったよ。市内のカメラを検索してみるといい。俺とみちるがゲームセンターでまぐわっているのを撮っているはずだ」
「…………」
「すでに検索済みか。俺のを咥えるみちるは可愛かったぞ。誰かに見られるかもしれない恐怖に怯えながらの、あいつのイヤらしいアソコといったら、たまらない感触で」
「……やめなさい!」
「一姫。そんな小細工しなくても、俺は女を抱くときは誰だって容赦しない。いつだって本気だ。ゲームセンターでみちるをイかせたときだって、外だっていうのに俺は容赦なく中出ししたんだ。下着から漏れてくるくらい大量の精液をな」
「…………」
「おまえもそうだ。俺は手加減しないからな。実の姉だろうと関係ない。……俺が欲しいなら、くれてやる」
ローションでテカテカに光っている一姫の肌をなぞり。
ベッドにうつ伏せの状態にさせ、股を大きく開かせた。
……たぶん、そんなことだろうと思った。
膣内部もローションで満たされている。開いた途端、中から愛液と混ざってきつい香りが漂ってきた。いったいこの匂いはなんだ。頭の芯がクラクラする。
麝香……それに近い。
吸い寄せられそうになる。一姫の秘部から漂う香りに、勃起が最硬度になっていた。ギンギンになっている息子を見下ろし、ため息をついてから。
覚悟を決めて、膣内部へと挿入した。
「はっ……、あ……ぁ……」
「……力を、抜け」
違う。力は抜けている。……俺のが硬すぎるんだ。
入っていく感覚がほとんどない。バイアグラのせいだけではないだろう。これだ、このローション。このせいで硬度がちっとも収まらない。
一度出さないとダメか。
いや、出してもこの分だと……。
「一姫。……おまえ、どれだけこのローション注いだんだ」
息を荒げて俺のペニスを味わう一姫を、歯ぎしりして見つめた。嬉しそうに喘いでいる。そんなにこの勃起した状態が気持ちいいのか。……気持ちよさそうだ。
「あ、はぅ……ん……し、子宮の……中まで……入れたの」
「……なんだって?」
「あ、天音に……注射器で……入れてもらった、の……よ……か、かたぁい……」
おい、天音よ。
おまえあとでおしおきだ。なんてものを一姫に入れたんだ。
一姫がしてくれと言ったらなんでも素直に従うのか、おまえは。
「すご……い……ドクドク、って……心臓が、ふたつあるみたい」
「ふぅ、……きついなこれ。こんな硬さのままじゃもたないぞ。俺の心臓を壊すつもりか」
「雄二なら……イけるでしょう?」
「イったまま戻ってこれなくなりそうだけどな。……動くぞ!」
ズリュッ――!
ローションの手助けでなんの抵抗もなく摩擦すら起きない。性器を擦り合わせる動きが始まった。
一姫の腰を掴み、後ろから激しく穿っていく。突き上げ、叩きつけ、回し込み、あらゆる動きを混ぜたが、ほとんど本能のままに動かしているだけだ。
麻子にもこうやってサルのように腰を振っていた。
あの頃は自分の欲望を抑えきれなかったからな。……そして。
それに近い気分にさせられていた。このローション。麻薬みたいな感覚だ。快楽神経が増幅されていく。突いても突いてもキリがないくらい絶頂が来ない。
はあ、ふう、と一姫の身体を折り曲げた。
上から叩きつけていく。目の前でアヘっている実の姉を、俺は自分も同じくらいだらしない顔をしていると自覚しつつ眺めていた。
子宮口を連続して叩く。ほとんどドリルのような動き。
それを一姫は悲鳴をあげながら善がり狂って悦んだ。
もう悪態をつく余裕もない……。
この快楽の坩堝を征服しないことには、欲望に終わりが見えなかった。
「はぁぁぁんっっ……! す、すごくかたいぃぃ……っ! 雄二の、……雄二のオチンポぉぉ……っ!」
「はあはあ、なんて、イヤらしい声、出すんだよ……っ!」
「こ、これいい……っっ! ちょうだい、ちょうだい、ちょうだぁぁぁいいいっっ!!」
「く、ぉ……っ! ひ、ひきちぎられる……っ!」
ギュウウウウッッ……!
膣内の強烈の締め付けに睾丸が慄く。射精を促そうとする動きなのに、まるで食われるかのような痛み。
ローションで滑りはまったく問題ない。が、それをも上回る締めつけ。一姫が全身で精を欲しているのがわかる。
抗うことなどもはや無理だ。
射精どころか利尿も促されつつある。尿道も引っ張るように刺激する動きに、もう遠慮はいらないとばかりに。
一姫の子宮口に亀頭を擦りつけた瞬間、発射した。
「あっ、ひゃぁあああっっ……!!」
射精した瞬間。
一姫の舌が飛び出た。――絶頂したときの一姫の癖。俺の射精と同時にイったのか。
グリグリと押しつけるように射精する。……なんだこれは。出しても出しても勃起がおさまらない。俺の元気すぎる息子は精を吐き出してもまだ満足しないのか。
ならこれはどうだ、と我慢していた尿を残滓とともに吐き出した。
一姫は満足そうな顔で注がれる尿に感じていた。排泄されているというのにこの笑み。千鶴は出した後に感じたが、一姫は出されながら感じている。
「一姫、……どうだ。俺の小便の味は」
出しながら舌をだしている一姫に覆いかぶさって口づけると、絡みつくように舌が伸びてきた。
「はぁ、あふ、ふふ、ふふふふ……」
「どうした、ついにおかしくなったか?」
「ずっと、前から……雄二の射精をもらったときから……これを注いでほしかったのよ」
「……なに?」
「ふたつとも、もらっちゃったぁ……雄二の精液と……おしっこ……」
ようやく。
排尿がおさまり、一姫の身体を持ち上げて膝の上に座らせた。
股を開かせると、中から大量の尿と精がまざって零れてきた。
「あは、はは……すっごい量……こんなにいつも注ぐのね」
「この媚薬みたいなローションのせいだよ。一回でこんなに出したことはない」
「じゃあ、お姉ちゃんが雄二のはじめてを、もらっちゃったのね……」
「一姫。おまえはもう俺の姉なんかじゃない。俺の女だ」
一姫がきょとんとした顔で振り仰ぐ。
俺の言葉の意味がわかっているんだろうか。
「俺が抱いたんだから、俺の女なんだ。そうだろ」
「……お姉ちゃん、だよ」
「姉にこんなことはしない。おまえは俺の子を孕むんだ。他のみんなと同じように」
ぷっ、と一姫が吹き出した。
「なにがおかしい!」
「雄二。いらっしゃい。私を孕ませるのなら、ちゃんと抱きなさい」
「……抱いただろ」
「子宮の中に注いでないじゃない」
「……ローションを詰め込んだんだろうが」
「雄二の射精を促すためよ。さあ、……もう一度。今度はちゃんと中に注ぎなさい」
ギシッ、とベッドが軋む。
一姫を横たえて再び深く挿入した。……もう、やめないからな。
そんなに俺に注いで欲しかったのか。
姉という縛りに囚われていたのは、おまえだったんだな。
……母さん。
あんたが俺に抱かれたのは、親父を求めていたからと思っていたけど。
ゆうちゃん、と……優しい声で言っていた。――あれは。
俺を息子という縛りに囚われてもなお、抱かれたいと願った、あんたの想いだったのだと信じたい。
一姫とのセックスは抵抗なく、というかノリにノってしまいました。
楽しかった。
もともと近親相姦ネタが好きなもので。(ユーノとか)
といっても一姫ではあんまり禁忌っぽくないなぁ……。
雄二と母親のセックスは迷宮でありましたね、あれは史実なのか妄想なのか。
千鶴は妄想みたいだったけど、母親とのアレは微妙ですね。ありえそうだから。