【グリザイアの楽園】楽園Another~雄二はみんなのもの!~ 作:千月華音
「おぉぅ?」
いつもと同じジョギングコースから少しだけ外れて海岸の方へと行ってみた。
別に理由なんてない。ただの気分。そう、海の風に当たりたいなーと思っただけ。
海に通じる竹林の中から聞こえてきた声に、ふと足が止まった。
なんというか、めっちゃエロい声が聞こえてくる。
「はぁぁん……っ! そ、そこイイ……っ! ああぅん、もっと、もっと突いてぇぇっっ!!」
おお……。
これはなんというエロい由美ちゃんの声なのよさ。
いつも持ち歩いているスマホを取り出した。さっそく撮っておかねば。あとで脅迫する材料にもなる。
いや、これはこれでオカズになるから動画ファイルに保存しておこう。
白い足が見えた。あそこか。おお、竹を背にお兄ちゃんに串刺しにされている。
もっと近くで見たいな。
でもあんまり近寄ると由美ちゃんにバレてまう。お兄ちゃんならバレても私を見ても放っておくかもだけど。
エロい由美ちゃんをもっとこう、局部丸出しな状態なのを、ローアングルで撮りたい。
そろそろ、と草藪を掻き分けて匍匐前進した。お兄ちゃん直伝の潜伏兵の心得その1、敵の背後をとるべし。
「あはぁぁんっっ……、し、子宮に入らないでぇぇっっ……!!」
くそぉ、なんていい状況なんだ。いま録音状態だけど、早く近づいてもっと結合部をじっくりと撮りたい。
しかし由美ちゃんの尻は、こうしてみるとデカいな。お兄ちゃんの手で鷲掴みにされているのに、周りのお肉がはみ出している。揉み甲斐がありそうな実にうらやましい桃尻……おっと、いかん、涎が。
背後から近づきながらスマホを頭の上に持っていたヘッドランプのランプ部分を外して固定した。なんでこんなものを持っているかというと、夜でもジョギングする実に健康志向なマキナなのです。今は夕方だけど。
由美ちゃんのすぐ後ろまで来れた。……あ、お兄ちゃんが私を見た。ニヤリと笑っている。スマホでバッチリ撮ってるぜ! と親指を立てると、頷いてそのまま行為を続行してくれた。実に頼もしいぜ風見雄二。あとで動画見せてあげるね。
おお……。
真下から二人の繋がっているところがよく見える。にゃるほど。すでに何回か中出しはしたのだな。愛液と精液が同時に溢れて出てきているぜ。なんてエロい構図だ。
「ひゃうん、あぅぅんっ、いい、イイのぉ……っ! か、風見くんのカリで穴が捲れてるぅぅ……っ!」
「こら、由美子。風見くんじゃないだろ。こういう時は俺のことをなんて言うんだ?」
「は、はいぃ……わ、私は、雄二の子種袋なのぉ……お、お願い、もっともっと、注いでぇ……!」
ほへぇ……。
あの由美ちゃんが完全にメス犬と化している。
気持ちはわからなくもないぜ。お兄ちゃんのアレは3段階の太さがあるからな。最初の勃起から子宮を貫くまでの太さ、そして子宮内でかき混ぜてくる太さ、最後にイってる時を狙ってさらにイかせようとするときの最大の太さ。
今はその最後の太さの時かな。こうしてローアングルで撮ってても下半身が濡れてきそうなほど張りつめた脈動と熱さが伝わってくる。……いいなあ、これ欲しい。
あとで私もおねだりしてみよっと。
さて、由美ちゃんの状態はというと……。
「い、イきたいのぉ、イかせてぇぇぇっっ……!!」
「ほら、どう、だ……っ! もっと足を絡ませてみろ! 背中を竹に預けたまま全体重を俺のペニスにかけるんだ、そうだ、いいぞ、だんだんうまくなってきたな」
「ああ、あ……ぅ、す、すごい……雄二の熱くてかたくて……っ」
「俺の熱くて固い、……なんだ? 言ってみろ」
「お、おちん……ちん……です」
「いい子だ、由美子。ご褒美にたっぷりと注いでやるっ」
「ひゃぁぁうん、また、また射精きたぁぁ……っ!!」
足をピン――と伸ばし、背をのけ反らせて由美ちゃんが達した。
なんていうか……エロい。壮絶なエロ顔だ。アヘ顔ともちょっと違う。由美ちゃんの表情はなんていうかこう、艶がある美人顔というか、女の私でもときめくぜ。
ビクビクと魚のように痙攣する由美ちゃんの陰唇を捲り上げてお兄ちゃんのデカいペニスがちゅぽ……と抜かれた。途端に塞ぎきれていないだらしない膣口から大量の精液が漏れてくる。おいおい、いつもこんなに出してるんか。それなのに由美ちゃん、ちっとも妊娠しないな。私もだが。
気絶したのか、意識のない由美ちゃんを優しくおろしてこめかみに口づけていた。下半身はあんなに精液を垂れ流しているのにそっちは弄りもしない。そうか、掻き出すのがもったいないんだな。
お兄ちゃんがついに私に振り向いた。
心なしか怒ってる……? いや、これは、あれだ。スマホを渡せと言ってるんだな。
「……はい」
素直に渡すと、ため息をついて受け取った。中身を確認している。由美ちゃんの嬌声がスマホから聞こえてきた。……ちぇ、せっかくいい場面を撮ったのに。
消されちゃうんかな、と思っていたが、お兄ちゃんはピロリンという音とともに送信したようだった。
「おまえのスマホからは消した。俺のスマホに送ったからな」
「そんにゃぁ……」
「バッチリ由美子のイった瞬間が撮れていたぞ。あとでじっくりと見させてもらうとしよう。……さて、蒔奈。悪い子だ。何をされても文句はないな?」
待ってました。
どんなおしおきをされるんかな、とワクワクしながらお兄ちゃんを見上げると、てい、と額を手刀で叩かれた。
「いたい……」
「罰として一週間俺絶ちだ。セックス禁止にする」
「そ、そんなぁ……!」
「そのかわり一週間後にたっぷりと可愛がってやる。オナニーも禁止。したらすぐにわかるからな。穴を両方とも使うんじゃないぞ」
「両方ってことは……!」
「ああ、両方同時進行で入れてやる。交互にだ。おまえを縛って、身動きとれないようにして、局部だけ両方とも拡張する器具を使ってたっぷりと拡げてから入れてやるから覚悟しておけ」
ゾクッ――!
なにそのご褒美……!
そんなんされたら昇天しすぎてどうにかなっちゃいそう。
一週間我慢したらそんなイイことされるんか……。うわあ。ため息がでちゃう。おっといかん、また涎が。
「こら、蒔奈。おまえ、何をされるかわかってるのか」
「お兄ちゃんに凌辱される姿を今から想像しただけでイきそうなのよさ」
「おまえは……。俺がそんな虐めることをすると思うのか」
「お兄ちゃんになら何をされてもいい!」
「……俺が間違っていたようだ。とにかくおまえは一週間、自慰行為もキスもお預けだ。いいな」
「うん、待ってゆ!」
「……待たんでいい」
「う、……うぅん……」
「お、気がついたか」
「雄二……立てない……起こして」
「よしよし、ベッドまで運んでやるぞ。また抱いてやるからな」
「はぅん……。あ、……あぁぁっ?! ど、どうしてここに入巣さんがっ?!」
「今頃気づいたのかよ」
「蒔奈、さっさと帰れ。さあ、由美子。おまえの部屋でたっぷりと可愛がってやるからな」
「あ、ぅ……うん……」
「じゃーねー! お兄ちゃん、あんま由美ちゃんを泣かせんなよ!」
タッタッタッ――と走りながら。
そうか、由美ちゃんはデレるとあんなに可愛いんだなとあらためて思った。
あれじゃお兄ちゃんじゃなくても可愛がりたくなるよな。なんていうか、あの榊由美子がお兄ちゃんにだけ股を広げて、精子欲しがってイき続けてる姿を見ただけで……。
「おっと、いかん、また涎が」
ジュルッ……
口元を拭きながら寮へと向かった。
お兄ちゃんに動画は消されたけど、実は削除した動画の送信元はプロキシ辿れば復元できるんだもんね。あとであれをオカズにイかせてもらうとしよう。
オナニーじゃないよ? 動画を見てイくだけだよ?
こらそこ。同じとか言わないように。
雄二の言葉は脅しです。嘘です。そんなことしません。
だけど蒔奈は本気にして嬉しそうにしたので、呆れたわけです。
まあ蒔奈なら喜んで拡張プレイされるでしょうけど。