【グリザイアの楽園】楽園Another~雄二はみんなのもの!~ 作:千月華音
「あ、痛……」
「どれ、見せてみろ」
いつの間にか後ろにいた雄二にドキリとした。
包丁で切れた指を吸い上げている。こんな失敗滅多にしないのに、……こんなご褒美あるならこれもいいかも。
「ほら、流水で少し流してやるぞ」
「あ、う、うん……」
流しながら手際よく絆創膏を取り出していた。いつも持ち歩いているのだろうか。ぽおっ……とその横顔を見ていたら、あっという間に手当てが終わっていた。
絆創膏が貼られた指を見てみる。痛みはほとんどなかった。
「一応、あとでまた替えたほうがいい。出血はそれほど多くないけどな。……天音?」
「……あ、……ん」
「大丈夫か?」
「はぅ……、……ユージ」
胸に寄りかかる。
こんなことされたら、もうお姉さん発情しちゃうよ……。
ただの止血なのに、わたし、雄二の仕草と表情にときめいて股が濡れてきた。
「……おい。腰を擦り寄せるな」
「だって……」
「料理の途中だろう。邪魔して悪かったな、すぐに退散する……おいっ」
「お願い……ここでいいから……して」
雄二の股間に手を伸ばしてその固さを確かめるように撫で上げた。
……あ。ピクン、て動いた。可愛い。いつもわたしを愛してくれているこの棒が、今は欲しくてたまらない。
その手を、雄二の手が掴んで持ち上げた。
おそるおそるその顔を見る。……怒ってない。むしろ柔らかく微笑んでいた。
「たく、どこでも発情するんだから、困ったやつだ」
「……嫌じゃ、ないの?」
「ここは刃物があるからな。おまえの部屋に行こう。……天音、嫌なものか。おまえからの求愛はたまらなく興奮するぞ」
「ほんとに……?」
「どれ、抱き上げてやる。ほらっ」
「きゃっ!」
軽々と。
雄二の両手でお姫様抱っこされてしまった。
その状態で口づけをされる。……なんて流れるような動作。雄二ってこんなふうに女を扱っていたっけ? いつも私から誘っていた気はするけれど。
なんか積極的になっているというか、ううん、所作のひとつひとつにまるで無駄がない。
慣れている。
みんなと――こうしてセックスをしてるんだ。
唇を合わせながらギュッと首にしがみついた。
わたし……。
こんなふうにね、お姫様抱っこされるの、夢だった。
雄二に大切な宝物みたいに扱われてみたかった。
口づけながら抱きしめる。雄二の手が抱きあげながら服の隙間から乳房に触れていた。いつの間にか乳首をこねくりまわしているその卑猥な仕草にも、どうしようもなくときめいてしまう。
あ……。
いつの間にかベッドに降ろされた。優しく、そっと、わたしの頭を撫でながら下ろしている。服を脱いで全裸になった雄二の姿に見惚れていると、腰を引き寄せられてお尻の下に枕を挿しこまれた。
いきなり……ですか。
愛撫とかは……ないのね。
あ、でも……なんて立派にそそり勃っているんだろう。見ただけでたまらなくなる。ゴクン、と生唾を飲み込んでそれを見ると、雄二がわたしの頭をガシッと掴んで目の前に突き出してきた。
「先走りを舐めてくれるか?」
「……うん」
お尻の下の枕を座布団みたいに跨り、ペロ……と舌で掬い上げた。しょっぱい。でも、穿るとビクビクと跳ねる。あ、少しずつ……出てきた。
「天音、もっと激しく……口いっぱいに頬張れ」
「はむっ、……んんっ」
言われるがままに奉仕する。サッちゃんほどじゃないけど、口淫は苦手じゃない。アイスキャンディーを舐めながら雄二だと思って興奮したこともあるし、何度もこうやって咥内でペニスを頬張ったこともある。
ああ……雄二の、大きい。
こんなのでいつも貫かれていると思うと、もうあそこがびしょ濡れになってきた。恥ずかしい。だけどそんな私の膣内を彼の指が弄っている。そこ……いい……陰唇の裏っ側、もっと、撫でて。
はあ、ふう、と息を荒げながら吸い上げを強くしていった。お願い、出して……口の中でいいの、精子が欲しい。雄二が感じた証が欲しい。
なのに。
無常にもあともう少しで出そうになっていたペニスを、直前で口の中から抜き出した。
「や……! もうちょっとなのに……っ」
「出すのはおまえの中がいい。おまえはさんざん一姫と素股でイってるからな……膣奥で出してイかせてやる」
「……っ」
こ、ここで一姫の名前を出すか、普通?!
ニヤリと笑ってわたしの肩を押して覆いかぶさってきた。
「一姫のまんこと、俺のちんぽ、どっちが好きだ?」
そ、そんなの、比べられるわけ……ていうかなんだその卑猥な言葉!
しかもそんなイケメン面で言われても、卑猥な言葉すらサマになるのだから癪に障るなぁ。
「……妬いてるの?」
「ああ、嫉妬している。一姫なんかにおまえを奪われたんだからな。あの女は俺ばかりか俺の女をも手に入れたんだ。絶対に許さない。いつか復讐してやる」
「…………。一姫のおまんこのほうが、好きかも」
「ほう、そうか。ならば俺のちんぽを欲しがるまで泣かせてやる。足を開け、そのいやらしい濡れたまんこを俺の前に曝け出してみろ」
うわあ……。
本当に嫉妬している。嘘でしょ。わたしなんかに嫉妬するなんて。いや、どっちだ。雄二は一姫も抱いてるんだよね。この場合、どっちに妬いてるんだ。
腰の下の枕にお尻を乗せて、言われた通り大股を拡げた。両手で足を持ち上げて目の前に秘所を曝け出している……あ、やだ、ちょっと、息を吹きかけないでよぉ。
雄二の指がクリトリスを引っ張りながら膣内をグチュグチュとかき混ぜた。一姫にクンニされるのとはまた違った快感。ダメ、これ、気持ちよすぎる……。
もじもじと腰が動きだした。欲しくなっている。それなのに一向に与えられない刺激がもどかしく、自分で自分の胸を愛撫した。お願い、胸も……触って。
「天音、潮みたいなのが出てるぞ。よほど感じてるんだな」
「あう……わ、わかってるなら、……お願い」
「一姫とはどうやってこの後まぐわうんだ? ローションでもかけあうのか?」
「か、一姫なんてここにいないんだから、名前出すの禁止!」
「ちなみにおまえの部屋に、なぜかペペローションがあるが、これを使わせてもらうぞ」
「ひゃぁああっっ!」
膣内に直接注ぎこまれた。
冷たい液体が容赦なく容器の口から注がれている。ちょ、ちょっと待って、それ全部入れるつもりじゃ……。
「全部で600mlか。……入るな」
「う、嘘でしょ……?!」
「一姫と使うつもりだったんだろう。俺が使っても文句はないよな」
「は、入らな……いやぁぁっ」
ブシュゥッ――!
ローションが……膣内を、しかも子宮の中にまで、満たされていく。
冷たい感触に慄く。だけどなぜか気持ちよかった。そうだ、確か一姫もこうやってわたしの中にローションを突っ込んで、同じようにこうやってお腹を触って膣内が膨らんでいくのを確かめていた。
ふあ、あ……。
雄二の手が子宮のあたりをお腹の上から撫でている。いつのまにかお尻がほぼ垂直にされていた。上から注ぎこんでいる。ぐにゃりと曲がったお腹を雄二の手が触れていた。
すごい、……いい。
膣内を逆流するローションが溢れている。さすがに全部は入りきらなかったのか、容器の中身を1/5ほど残してベッドの下に放り投げると。
陰唇をググッ――と思い切り開いてからようやく待ち望んだモノが入ってきた。
「あ、はああぁん……っ」
「なんだ、すっかり中が茹って熱くなってるぞ。ローションなのか愛液なのかわからんな、これじゃ」
「お、お腹……ぱんぱん、なのぉ……!」
「ああ、子宮の中にまで注いだからな。どれ……奥を突いて確かめてやる。子宮口から漏れてきてるな、……ほらっ! どう、だ……! 子宮で、俺のを……感じろ!」
「ひゃああうんっっ」
腰をモノみたいに引っ張られ、おっぱいを揺らしながら上から叩きつけてきた。
優しく扱ってくれたのは、最初だけ。
こうなるともう獣みたいに求めてくる。だけど……それがたまらない。雄二の欲情した顔を眺めながらの挿入。結合部からローションが溢れているのが見える。膨らんで見える子宮が身籠ったかのよう。まるで雄二が妊娠したわたしを犯しているみたい。
それが興奮に拍車をかけているのか、雄二の動きがどんどん早くなっていった。
すご……どんどん奥まで入ってくる。雄二のカタチ、はっきりわかる。こんなに大きくなってるんだ。さっきフェラしたときよりもっと固く、もっと膨らんでいる。
はあはあ、と彼の荒い吐息が聞こえ、たまらず腕を伸ばして口づけをねだった。すると頭を抱き寄せられ、荒々しく咥内を掻き混ぜられる。情緒も優しさも欠片もない乱暴なキスなのに、同じように激しく求めあう。
なんで、出ないの……?
こんなにはちきれそうなのに、ローションを掻き混ぜる水音がいつまでも響く。子宮の中が揺れて雄二のペニスであちこち叩きつけられていた。なのに、まだ。
「ふぁ、あっ、だ、出してぇ……」
「天音。おまえは俺の子種袋だ。この子宮は俺の精液だけ満たしていればそれでいいんだ。わかるか、おまえは俺の射精でイくんだ、こんなローションなんかでイくんじゃない!」
「ふえ……?」
「今後、ローション入れるのは禁止だ。子宮に入れるなんてもってのほかだ。一姫にされるのなら全力で抗え。俺の射精だけでイくんだ、わかったな!」
「は、い……だから、お願い、……イかせてぇ」
「……甘いな、天音。さっき注いだローションを全部俺のペニスで掻き出すまで、出すかよ。おしおきだ。道具なんか使うからこういう目にあうんだ。……いくぞ」
「あっ、あぁ、そ、んな……っ!」
グリュッ――!
雄二のカリが思いきり子宮の穴をこじ開けた。
そんな……あ、穴の形が、変わっちゃう……そうしてるんだ。中身を出すために。
舌を舐めている。……雄二が初めて男の顔を見せた。わたしの身体を変えようとしてることに、興奮しているんだ。
腕を動かして身体の向きを変えようとしてみる。が、……無駄だった。がっしりと腰を抑えこまれている。女の力じゃ振りほどけない。彼の傷だらけの腹筋が、力を込めているのを見ていることしかできなかった。
ズシュウ――!
あう……!
ふ、深い……!
子宮の中を突き込まれた。言った通り、掻き出そうとペニスで穿るように動かしている。正直その動きだけでもたまらないのに、時折穴をこじ開けるように引き延ばそうとしている。痛い。痛みを伴うほどの強さ。
いつだったか、マキナが言っていた。雄二のセックスは躊躇いがないって。……あの子、わかってんじゃない。女の大事な器官を、こうも乱暴に形を変えるほど動かすなんて、躊躇いどころか容赦が欠片もない。
うう……。
一姫ぃ……。
あんたの弟、どうなってんのよぉ……。
ちっとも女の子扱い、してくれないじゃないのよぉ……。まるで雌犬扱いよ。こんなのってひどい。わたしはただ、雄二に愛されたいだけなのに。
「はぁ、う……ん……」
「ふぅ、……だいぶ出たな。なんだ、まだへばるなよ天音。イったら承知しないからな」
「も、もう……やめ……」
「どれ、胸を揉んでやる。腕を交差させて胸をもっと突き出すんだ。ふんっ……! そらっ……! おっぱいをもっと揺らしてみろよ、おまえのエロい胸をだらしなく揺らせ!」
「やああんっ……ひどい、よ、ゆうじ……みちるには、もっと……優しくしてたくせにぃ……」
「あいつはおまえほど巨乳じゃないから弄り甲斐がないんだ。それにあいつの子宮はガバガバだ。俺の精液で拡張されたからな」
「ひっ……?!」
「天音、おまえもそうしてやるぞ。まずはこのぐっしょぐしょの子宮の中を全部掻き出してからだ。ほら、俺にしがみつけ、立つぞ」
「あ、う……た、立つ、って……?」
「立ったまま貫いてやる。足を俺の腰にまわすんだ。……いくぞ」
「あっ、……ひゃああああっっ!!」
雄二の巨根が振り子のように突き上げてきた。
腰が強制的に踊らされる。な、なにこれ、わたしの体重で挿入してる……!
重くないのかと疑ったが、雄二は平気そうな顔で軽々と持ち上げて何度も勢いよく叩きつけた。なんて力……あ、これ、前にマキナとしてるのを見たときと同じ体位だ。あの子は小さな身体だから苦もなく持ち上げられたんでしょうけど、なんでわたしもあんたはそう軽々と。
ひゃあん、……これ、これ、すごい……!
頭の芯まで揺り動かされるような衝撃。こんなのマキナされていたんだ。まるで玩具みたいに扱われてるのを見て、かわいそうにも思ったけど、……ふわあ、これクセになるぅ。
雄二のペニスに穿られている。ぶつかるたびにビシャンビシャンとローションが漏れていく。ああ、もう、子宮の穴が変な形になっちゃったよ。こんな乱暴に突かれたらそうなる。なのにやめられそうもない。
雄二がお尻を抱えながら、今度は窓際のソファにわたしを下ろした。身体を半分折り曲げて、……ひゃあああうっ!!
なにこれ、なにこれ、なにこれぇ……!!
ソファの上に手を乗せながら腰をめいっぱい動かしている。嵐のような乱暴な挿入。ローションのせいで動きがどんどん加速されていく。子宮が、……ダメ、これバカになる。こんなのずっとされたら子宮がおかしくなっちゃうよぉ……!
イく、イっちゃう……!!
痙攣した手を伸ばしたとき、その手に指を絡めながら雄二がやっと動きをとめて耳元で囁いた。
「……出すぞ」
あ、……やっと。
コクコク、と頷いた。もうなんでもいいからイって。お願い。わたしを解放して。
受け入れやすいように腰に足を回して引き寄せた。とっくに痺れて麻痺している子宮の穴に、彼の亀頭が、縊れが、棹がどんどんのめり込んでいく。
感じている吐息を耳元で感じながら、やっと……。
熱い、彼の射精を感じた。その感触に肌が粟立ち、我慢していた緊張の糸が切れたかのように。
――プッシャアアア……
自分の潮が噴き出しているのに、ホッとしたかのように涙を流した。
「こら、泣くな」
「う……っ、だ、……って」
「まだ1回目だ、あと9回は出させてもらうぞ」
「きゅうっ……?!」
「こんな量でおさまるか。さあ、ベッドに戻るぞ。さっきの立ちマンはどうだ、感じすぎたか?」
「あ……う……あ、あんなの、どうして……動けるの?」
「どうってことない。戦場でもっと重いものを背負いながら匍匐していたこともある」
「そんなのと比べないでよ!」
「おまえは……50キロ少しといったところか。学園にいた時より増えているようだが」
「ぐっ……! こ、これでも食事制限はしてるのよ! きゃ……っ!」
「もっと増やせ。俺の子を身籠って体重を増やすんだ。俺は肉感のある女が好きなんだ」
「そ、そう……なの?」
「おまえが一番理想の女体だ。炭水化物をあまり摂ってないだろ、ダイエットなんかするな。おまえは今の状態が一番魅力的だ」
ふわあ……。
初めて雄二の理想を聞いちゃった。ていうか褒められた。
嬉しい。
あー……、ダイエットはダメなのかぁ。榊さんみたいなプロポーションになりたいのに。
でも雄二がこの身体がいいと言ってくれているのなら。……えへへ。
「なんだ、ニヤニヤして。気持ちの悪い」
「ひどーい。ねえ、……さっきのあの九の字に折り曲げてする激しいの……もう一度して?」
「よし、根をあげるまで突いてやる。ほら、枕で背中をおさえてろ。少し揺らすからな、……激しいぞ、いいのか?」
「うん……いっぱい……出して。……ユージの、精液」
その後は。
わけもわからなくなるほどたくさん突かれて。
気づいたらいつの間にか雄二はいなくなっていた。
7回くらい出したところまでは覚えているんだけど。
お腹を擦ってみる。……うわあ。精液でいっぱい。これ10回以上は出してるよ。
雄二の精液。……えへへ、あったかい。
あーあ、早く赤ちゃんできないかなぁ。
そうしたらみちるみたいに愛してくれるかな……。
赤ちゃんは一姫に育ててもらおう。だってわたしは。
雄二の子種袋なんだから。
蒔奈が見た精液垂れ流し状態の天音の、そうなった経緯です。
なんかほぼAVっぽいプレイですが、AVを参考にしてます。すみません。
雄二はそういうの見ないほうだと思いますが。
ダニーあたりが貸して、無理やり見せられたような気がしますが、興味なくあくびしてたら、「オー! ショウティ、おまえアッチの趣味なのかよ!」と引かれ、面倒なのでそういうことにしたとか。
なにせ筆おろしがあの麻子で、金髪美女のJBと肉体関係してますから、AVなんかじゃ抜けないんだと思います。