【グリザイアの楽園】楽園Another~雄二はみんなのもの!~ 作:千月華音
16話でいったん終了で、ここから2部17話ということにしました。
なんで続けてしまうかは、のちほどあげる19話で説明します。
「……どうぞ」
前に聞いたときと同じく若い声。
実際、見た目は二十歳代前半くらいにしか見えないし、顔だけではなく身体も年齢を感じさせない瑞々しさを保っている。……どれだけ高価なアンチエイジングを施しているのか知れたものではないが。
ここまで来たんだ、覚悟して入ろう。
過去の自分の負債を払いに来ただけだ。蒔奈のせいだけではない。
高価なマホガニー製の扉を開けると、そこには。
前に会ったときとは明らかに違う、朗らかな笑みを湛えた女が。
俺を上から下まで値踏みするようにガン見していた。
……香水の香り。
ここまで匂ってくる。それに見た目にはわからないほど薄くではあるが、入念な化粧下地を施していると思われる匂いも混ざっていた。
着ている服は前と同じブランド物のスーツだが……あの胸の膨らみ。前とサイズが明らかに違う。豊胸手術でもしたのか。
――入巣清香。
蒔奈の母親。入巣グループの総裁でグループ全体の総取だ。現在では名義を移して表舞台からは引退しているが、陰で操っているのは知っている。
以前、蒔奈の跡取りを巡ってこの女と対峙し、やむを得ないとはいえ力ずくで抱いた。
そして清香には退任と蒔奈への相続放棄をさせた。以後関わらないという誓約書を書かせたが……。
この様子では俺の消息がわかった時点でそんな誓約書など存在しないとシラを切るだろう。俺は戸籍上存在しないのだから。
「……ご無沙汰してます」
「堅苦しい挨拶は抜きにしましょう。お互いもう見知った仲なのだから」
「…………。蒔奈の携帯番号をどうやって突き止めた」
「親権はまだ私にあるの。娘の居所など突き止めようとすれば簡単にわかるわ。今までそうしなかっただけよ」
「……俺が生きているとわかった途端に調べあげたというわけか」
「まずはおめでとうと言うべきかしら。あなたの娘がいる病院は入巣の系列なの。病院がというより、そこにいる医師の大半がうちのグループ傘下の大学病院からのインターンなのよ」
なるほど。
市ヶ谷で一般病院を手配したのは知っていたが、病院のスタッフまでは把握していなかった。
どこで情報が漏れたのかの謎がやっと解けた。
「隠し撮りされた映像であなたを見て驚いたわ。しかもいつの間にか子供まで出来ていたなんて」
「…………」
「気のせいかしら……。前よりも一層表情に艶が出たというか、大人びた雰囲気になったわね。高校生だった頃のあなたも魅力的だったけれど、さらに素敵になったわ」
「……それはどうも」
「相変わらず素っ気ないけれど、そこがまたたまらないわ。あなたの素行は調査待ちだけど、娘とは仲良くしているみたいね。あのネンネだった蒔奈が、まさか私に『雄二を盗ったらお母さんでも容赦しない』なんて言うなんて。あの蒔奈をどうやって口説いたのかしら」
――お母さんにお兄ちゃんの番号、教えちゃったの……。
昨夜蒔奈を抱いたとき、申し訳なさそうにそう言っていた。
母親が連絡してくれたのが嬉しかったのだろう。だが母親が本当に連絡を取りたいのが俺だとわかり、蒔奈はやるせなくなって昨夜求めてきた。最初は理由もなにも言わなかったが、様子のおかしい蒔奈を問い詰めてようやく事情を話した。
蒔奈に、俺と会わせるようにと言ってきたらしい。
……俺が。
この女を虜にしたのがそもそもの原因だ。
蒔奈のせいじゃない。いずれこうなるだろうと思っていた。それが少し早まっただけだ。
そして昨夜の蒔奈の、あの……求め方。
母親の指示だったと涙ながらに言ったとき、俺はもう蒔奈をこれ以上責めることができなかった。
「おまえが蒔奈をけしかけたんだろう。おかげで昨夜は散々だったよ。いったい蒔奈をどう脅したんだ。あんなものまで使わせて」
「……あら。あの子、言われた通りにしてくれたのね。じゃあ今でもそれ、嵌めてくれているのかしら」
期待を込めた眼差し。
一見すると少女のようにあどけない表情だが、こいつの顔だけは信用できない。
「……嵌めてるよ。付けたまま来させろとあんたが指示したんだろう」
「口ではなんとでも言えるわ。ちゃんとこの目で見て確かめないと」
ため息をついて上着を脱いだ。
ここに来た以上覚悟はしている。ここは執務室だがこの部屋に通じる扉は入ってきたあのドアひとつのみで、窓すらない密閉された室内だ。秘書を呼ばない限り誰も立ち入りが出来ない構造になっている。
来るときに逃走経路を頭の中で試算してみたが、無駄だった。ここは陸の孤島みたいなビルの一室だ。逃げ道はない。
ならばもう、前と同じことをするまでだ。
服を脱ぎ、全裸になると。
いまだペニスの根元に嵌ったままのリング――通称コックリングを見せびらかすように陰茎を持ち上げた。
それを見た蒔奈の母親――清香は。
もう隠すことなく満面の笑みを浮かべ、ジュルッ――と舌を舐めまわして荒い吐息を吐いた。
「……前よりも逞しくなっているわ。ずっとその勃起状態のままだったのね」
「ああ。昨夜から一度も出していない。どういう仕組みか知らないが、勃起する度に締めつけが強くなる。趣味が悪いオモチャだ。こんなものを娘に送りつけるなんて」
「鍵は私が持っているわ。解除しない限り、ずっと振動と締め付けが続くわ。……素敵。あの子ったら、こんな肥大したペニスで貫かれていたのね。でも中に出さなかったのだから許してあげるわ」
「…………。無理やり外そうと思えばできるけどな。現に昨夜、蒔奈はなんとか外そうとしてくれた」
「でもできなかったのでしょう?」
「俺のを傷つけたくないと言ってたよ。ペンチで捩じ切ろうとしたが、蒔奈が必死になってとめた」
「後で褒めてあげるわ。あなたのそれを、そんなふうに傷つけたくないのは私も同じだもの。……ああ、なんて大きいの。それに体格も、以前より遥かに逞しくて素敵になっている。傷が増えたようだけれど、あなたの魅力がさらに増しているわ」
…………。
前より淫乱さが増しているのはおまえのほうだ。
男日照りが続いているのだろうか。俺が抱いてからまだ一年しか経っていないが、よほどあのセックスが強烈だったのか。
清香が髪を耳元にかきあげ、跪いてうっとりとペニスを眺めた。
もうここまできたら、こいつを満足させるまでやってやろう。
頭を鷲掴み、女の口元に無理やりペニスを捻じ込んだ。
「ぐ、ぅ……っっ」
「口で奉仕するんだ。膨張しておさまる気配のないそれを舐めてしゃぶって吸い上げろ」
最初は大きすぎて小さな清香の口では収まりそうもなかったが。
自ら口を大きく開き、侵入したペニスを自然と喉奥で吸い寄せはじめた。
目が陶酔している……。俺のペニスが欲しくて欲しくて仕方なかったという顔だ。
前はほぼレイプみたいに乱暴に抱いたというのに、あれがクセになったのか。こうやって無理やり口淫を強要しているにも関わらず、スカートの中を自ら弄って指で自慰をしだした。
……こうしてみると。
蒔奈によく似ている。あいつが淫乱になったらこんな感じだろう。もともとセックスのときだけ蒔奈は淫らになるが、母親がもともとそういう女だったのをあいつが知らずに真似ていたのか。
咥内で愛撫する舌の動きが只者じゃない。幸のような真摯な上品さなど欠片もなかった。ただ性欲のままに男を嬲る動きをしている。括れを穿り、裏筋を舐め、時折歯で亀頭を刺激する。そして睾丸を揉み続ける指は、長い爪がいつ突き破ってくるかという恐怖すら与えてくる。それでいてねっとりと甘く、しつこく、淀みがない。
くそ……。
リングのせいで射精が堰き止められている。出したくなる。だが出せばこの快感が終わってしまう。それがわかっているのか、清香の動きにはイかせまいと一歩手前で刺激をとめていた。こんなふうに焦らされ続けたらこっちがもたない。
グチュ……と先走りを嬲るように舐めていた。昨夜から射精できずにいるので相当味が濃いはずだ。それなのに甘露とでもいうかのように妖艶に微笑んでそれを舐めている。
悔しいが。
射精管理されてしまっては手も足も出ない。なんとかリングを外してもらわないと。
「ふぁ……んん……甘い……ちゅっ……あなたのカウパー……とっても甘いわ」
「……嘘つけ。小便混じりの苦い味のはずだ」
「わかってないわね、この苦みが……射精を堪えるあなたの若さの味なのよ。……ああ、若いって素敵。こんなにビクビクしてるなんて。早くこれでめちゃくちゃにかき回して欲しい……」
「清香。入れて欲しいならこのリングを外すんだ。そうすればいくらでも出してやる」
「いやよ。だって蒔奈はそれを付けたまま入れられたのでしょう。あの蒔奈をどうやって喘がせているのか、その感触を知りたいわ」
「……おまえ本当に蒔奈の母親なのか? ビッチすぎて親子なのを疑うレベルだ」
「あら、蒔奈だって相当なものでしょうに。……ねえ、早くこれを突っ込んで。イきそうになったら外してあげるわ」
「本当だろうな……ていうかもう麻痺してわからなくなってるぞ。外せばいつでもイけるが」
「ダメよ、私をイかせて頂戴。その前にイかせてたまるものですか」
清香が正面の執務机に手をつくと。
後ろからスカートを捲って下着を下ろしてきた。……すでにびしょ濡れだ。糸を引いて水たまりまでできてる。さすがに呆れた。
しかも入れやすいように自ら陰唇を拡げている。肥大したクリトリスもはっきりと見えた。それを指で弄りながら早く、とせがむように指を突っ込んでいる。
天音だってこんなふうに誘ったりしないぞ。
さすがは蒔奈の母親といった感じか……。一度タカが外れるともう歯止めがなくなるらしい。
仕方ない。
こいつをイかせてやろう。前みたいに遠慮なくやらせてもらうぞ。
尻を鷲掴み、――濡れて淫らに誘う膣襞すら見えている。それに誘われる蛾のように。
勃起したまま射精が堰き止められた状態のペニスを一気に奥へと突っ込んだ。
「はぁっ、あああぁぁんっっ……!」
入れた途端腰が捻りだした。どれだけ欲しいんだ。飲み込むような動きに呆気にとられる暇すらなく、ただ肉欲のまま襞を掻き分けた。
く……。
足が引き攣るほどの快感。
悔しいが、こいつの膣襞の動きはたまらないほどの名器だ。陰茎をそこら中から襲いかかる襞と、そして尋常じゃない愛液の密度。まるで底なし沼に入っているかのような錯覚すら起きる。
遠慮なく突き上げた。
何度も子宮の入口を叩く。そこはもうすでに降りてきて、口を開いて俺の亀頭を飲み込もうとしていた。だが無視をし、リング状の入口の横を叩きつけるように突いていく。
ここが弱いことは知っている。おまえが感じるところなんて、前に抱いたときとほとんど変わらない。反応がいちいち同じで、喘ぎがあがるタイミングすらわかる。
相変わらず……狭い。
子供を二人も産んだとは思えないほどの隘路。蒔奈と同じ狭い膣内と子宮を思い出す。少し出しただけで子宮が肥大化するほど狭く感じた。あのときはただ犯すことのみ集中していたが。
こうして感じさせながら抱いてみると。
意外と気持ちよかった。リングで堰き止められているのがむしろ有難い。襞を掻き分けて突き上げるたびに染み出す愛液がゼリーのような感触で、ぬちゃぬちゃと動かすだけでもたまらない。
うお……また膨らんだ。
逞しい息子にまだ余裕があることがわかる。そうだ、いいぞ。そのまま女の襞を先端で捩じりまわしてやれ。先端はほとんど石化したかのように固くなってるから、搔きまわすだけじゃなくて……ほら、ここだ、陰唇の裏側、尿道の近く。蒔奈がとくに感じる場所。
「はあああんっっ……!」
悲鳴がさらに高くなった。やはり親子か、感じる場所まで一緒だ。
ここを重点的に突いてやれば、いずれ足腰も立たなくなる。ただイかせるだけで終わると思うなよ。おまえがイったら、その状態でまた連続イきをさせてやる。
「あっ、ああっ、そ、そこぉ……! だ、ダメ、イっちゃう……っ!」
「イけよ! 蒔奈はここでだらしなく潮を噴いたぞ。ほら、ここを突いただけであいつは善がり続けたんだよ!」
「あああぁぁ……っっ!! そんな、なんて羨ましい、あんな娘のことなんて言わないでぇ……っ!」
「さっきまで蒔奈をどうやって喘がせるのか知りたいとか言ってたくせに、もう聞きたくないのか」
「蒔奈ってば、こんな気持ちイイことしてたのね……許せないわ」
「いまおまえもしてるだろ、人のことが言えるか! ほら、もっとケツを振れ! だらしなくイっちまえ!」
処女の蒔奈を初めて抱いたとき。
俺の口淫と、いま突いているこの場所を攻めただけであっけなく失禁した。
あのときはびしょ濡れになったが、謝る蒔奈を見ていただけでどうでもよくなり、もっと気持ちよくさせてやりたいとしか思えなかった。
いまこの女に対しても同じようにイかせてやりたいと思うが。
蒔奈のときのような守りたい気持ちは欠片もなく、壊したいとしか思えない。
俺のペニスで乱れ、狂う姿を見てみたい。
その獣じみた欲望がむくむくと湧きおこり、背後から突く動きをやめて身体をひっくり返し、まんぐり返しにした。
下にはペルシャ製の高級な絨毯。精液と愛液と尿で汚してやる。
そして上から見下ろす形で繋がり、腹を九の字に折り曲げると。
連続して一気にさきほどと同じ場所を壊す勢いで叩きつけた。
「あうっ、あうぅっ、ひぁぁぁああああっっ……!」
悲鳴をあげ続ける女を舌舐めずりして眺める。
なんて気持ちいいんだ……。興奮がおさまらない。射精を抑えられ続けてついにおかしくなったか。女の喘ぐ姿を見ているだけでたまらないほど興奮する。
膣内はもう耕され、穿られ、荒されまくってペニスの動きにただついてきていた。こんな姿勢なのに女の本能なのか子宮の口が伸びてきている。身体は精を求めすぎて限界に近いのが伝わってきた。
この女は俺の性奴隷だ。
俺の獣欲を満たす存在にしてやる。いつでも俺のために股を濡らして、好きなときに精でも尿でもなんでも注入してやる。
年齢は45歳……そろそろ閉経だ。避妊するまでもないだろう。もし出来たら出来たで、こいつを縛りつける鎖になる。
蒔奈の母親だろうと構うものか。蒔奈はこんな女から生まれたからあんな目にあったんだ。殺してもいいくらいだ。
さあ、……そろそろ外してもらおうか。
おまえがイってるのはわかってる。俺だってそろそろ出したいんだ。
「清香、鍵はどこにある?」
「あうっ、ううっん、はうっん」
「こら、喘いでないで答えろ。リングを外す鍵だ、どこにあるんだ」
「あ、……う……そ、そこ……」
「そこってどこだよ」
「し、……子宮の……なかよ……」
……なんだと?
こいつ……初めからそれが目的で。
「ふふ……どうやって、取るの、……かしら。……無理よね。取れやしないわ」
「……取ってみせるさ」
「中に入っても鍵なんてどうやって抜き出すのよ。無理よ。道具でも使わないと」
「清香、……子宮に入るぞ」
――グチュウッ……!
さっきから口は伸びてきていたから、簡単に貫いた。中を潜りながら感触を亀頭で辿ってみる。
……あった。
小さいから穴は通るはずだ。昔、師匠から口の中でサクランボの茎を結ぶ裏技を教えてもらった。あの要領で。
子宮の中を何度も突きまわし、よがる清香に構わず、ひたすら鍵を追い回した。
……やがて。
カリにひっかけた一瞬の隙を狙い、一気に引き抜くと。
鍵ごと子宮の穴から抜け出すことができた。
「ふう……」
あとは膣内から取り出せばいい。
清香は――。
俺を見て、信じられないといった顔をしていた。
「な、にを……したの?」
「簡単だ。穴の入口に引っかければ一緒に抜けるからな。……よし、このまま引き抜くぞ」
「あ、……ぅ」
「おい、もっと膣内を締めろ。ガバガバになってるぞ。これからもっとこの中を拡張してやるんだからな」
「え……? ま、まだするの?」
「当たり前だ、俺はイってないんだ。……よし、出た。外すぞ」
――カチッ
リングの継ぎ目の穴に鍵を挿しこみ、ようやく外すことができた。
くそ……跡がついてる。しばらく鬱血してたからな。
まあいい。これでようやく射精できる。
ゴクン、と清香が喉を鳴らして抜いたペニスを呆然と見ていた。
「おい、はじめるぞ」
「しゃ……射精、するの?」
「あたりまえだ。なんのために鍵を外したと思う。おまえに注ぐためだ。おまえだってそれが欲しかったんだろう」
「……ピルを飲んでないのよ」
「関係ない。避妊なんてする気はないからな。不安ならあとで飲んでおけ。一回で終わると思うなよ。俺の精巣が尽きるまで入れるからな」
入巣清香は。
リングを外したペニスの異常な膨らみを見て、初めて恐怖で慄いた。
それを見つめる男の目は冷ややかで、そして――目の奥が血走っていた。
ということで蒔奈の母親編でした。
かなり昔にプレイしたので、清香とのエロシーンはほとんど覚えてないです。
迷宮だったかな。なんかレイプみたいなHシーンだったような気が……。
蒔奈ルートで失禁したシーンは印象的でしたね。
ごめんなさいなのよ、と謝る蒔奈の可愛いこと。
さて、この話の続きは考えておりません。
番外編なので続かなくてもいいでしょう。とにかくたくさん出したのだと思います。適当。
追記
前、後編に分けます。続きを書くつもりなかったのですが、ノリが続いてしまいました。
後ほど後編をアップします。