【グリザイアの楽園】楽園Another~雄二はみんなのもの!~ 作:千月華音
スマホが振動している。
ブーッ、ブーッ、という断続的な音で目が覚めた。……いま何時だ。5時か。誰だ、こんな時間に。
「…………」
画面を見てため息をついた。もとよりこの番号を知る人間は限られている。だがいま一番聞きたくない声だ。
仕方ない、緊急時以外はかけるなと言ってある。何の用かは知らないが、出ないわけにはいかないだろう。
「……モーニングコールには早いぞ、JB」
『あんたねぇ……! 勝手にマンションから出て行かないでよ!』
言うと思った。
そこはあらゆる角度から監視されてるヤバい場所なんだが、そんなところで枕営業していたおまえに言われてもな。
『いまどこよ! 美浜学園の寮を借り切っていたらしいけど、そこにもいないじゃない! とにかく居場所を!』
「JB……おまえを愛している」
『んな……っ、……って、ごまかすな!』
「本当のことだ。いまから会いに行く。抱いてやるから今からメールで指定するホテルに来い。いいか、今すぐだ」
『は、……はい?』
「いいから、俺に抱かれに来いと言ってるんだ。妊娠させてやるつもりだからピルは飲むなよ」
『……ほ、本気なの?』
「これ以上なく本気だ。仕事があるなら全部キャンセルしろ。……おまえだけを愛してやる」
熱いため息が通話口から聞こえてくる。
ちょろいものだ。たったこれだけで簡単に靡く。まあ、言ってることは嘘じゃないからな。声だって本気モードだ。
通話越しに「チュ…」と軽く舌で音を立てると、はうん……と陶酔したような声をあげたので電話を切った。
メールを手早く打ってから、スマホを放り投げて、隣に眠る蒔奈の首筋を吸い上げた。
「う……んぅ……」
「蒔奈、起きろ。もう一度やるぞ」
JBが来るまで2時間くらいか。
それまでは蒔奈とまだ戯れていたい。
うなじから背筋にかけて女っぽくなった稜線を辿り、股を開いて中から溢れる精液を押し込めるように挿入した。
「はぅ……っんん」
「そろそろ起きろ。JBをここに呼んだから、それまではあともう一回やるぞ」
「へ……? なんでJBの姉御を……?」
「マンションから出たからな、おまえの保護証人プログラムの対象外になる」
「あそこ、ヤバくね……?」
「俺もそう思う。だが今みたいにホテルを転々とするわけにもいかんだろう。その辺りの事情も話さんとな」
「ねぇ……いいところがあるんだけど」
「なんだ?」
「パパがお師匠さんといた家……あそこじゃダメ?」
麻子の家。
確かに……。俺が遺産で譲り受けたが、今は管理人にたまに清掃させているだけで使っていない。
しかもあそこは麻子があらゆる外敵に対処できるようにしていて、かなりセキュリティが高い。
「……いいかもな。よし、俺がJBに話してみる」
「ねぇ、さっきの会話聞いてたんだけど……JBの姉御とセックスすんの?」
聞いてたのかよ。
このタヌキ娘。
ぬんっ、と一際深く貫くと、蒔奈が感じ入った声をあげて身を捩らせた。
「ひゃぅんっ!」
「するが、どうした? 俺とJBの仲はおまえが一番よく知ってるはずだ」
「し、しらにゃぁい……!」
「嘘つけ。知ってるぞ、島で俺とJBのセックスをのぞき見してたのはおまえだろう」
「あ、はは……気づいてた?」
「あんなにあちこち隠しカメラをつけてたらな、おまえの仕業だろうとは思っていた。……それで? 俺がこれからどうやってJBを愛するか、興味があるのか?」
「あ、う……だ、だって、あんな艶っぽいパパの声……妬いちゃうもん」
「可愛いやつ。いくらでも嫉妬していいぞ。ほら……どうだ、ここをグリグリされるとたまらないだろう?」
「あ、あっ、ああんっっ! しょ、しょこ……っ、も、もっとぉ……っ!」
扉を開けると。
化粧を施し、胸元の開いたスーツを着てめかしこんだJBが頬を赤らめて立っていた。
入れよ、と促すといそいそとヒールを脱いでため息交じりの吐息を漏らす。……やれやれ。かなり本気にさせてしまったか。
蒔奈といた部屋は隣だった。
部屋をふたつも借りることになったが、まあいい。どうせ金は経費で落ちる。
「入巣さんは……?」
キョロキョロとあたりを見回している。一緒にいるとでも思ったのだろう。
「あいつは隣の部屋だ」
「……入巣さんと今まで一緒だったのね」
「あたりまえだ。俺の子を身籠ったんだぞ。大切に保護してるから安心しろ」
「……って! 大切ならあのマンションから出るんじゃない!」
「おまえの淫らな匂いがするマンションなんか嫌だ」
「……っ?!」
「あそこで枕営業してたんだろう、JB」
「な、……なぜそれを」
「とある情報筋だよ。……いいか、JB。別におまえの仕事を咎めているわけじゃない。そういうことも必要だってわかっている。だけどな、俺と蒔奈を巻き込むな。カーテンもないあんな部屋、外から覗き放題だって知らないのか」
「嘘……だって、あんな高さよ」
「今時、覗く手段なんていくらだってある。だから場所を移したい。麻子の家はまだ残ってるよな」
「え……? あそこに住むの?」
「当分の間だ。蒔奈が出産するまででいい。手配できるか?」
「それは……できるけど」
「プログラムの条件を書き換えておけ。あと……移動手段だけどな、山の中腹にヘリポートがある。麻子が仕事で使ってたやつだが、整備して使えるようにしろ。俺が蒔奈を運ぶ」
「あんたが操縦するの?」
「できるだけ関係者を減らしたいだけだ。操縦免許は持っている。知ってるだろ」
「…………。雄二、何があったの?」
「何もない。余計な心配するな。……来いよ、JB」
襟元を外しながらJBの手を引っ張る。胸の中で身じろぎする女を力ずくで従わせるために、ジャブで熱い接吻を交わした。
口の中で蕩けるように力が抜けていく……。JBには悪いが、本気で妊娠させるつもりだった。こいつを俺の女にするためには子供でも作らないと。
でないとまた枕営業なんてことをするかもしれない。別にそれはどうでもいいが、めぐりめぐって俺と蒔奈にまた災難でも来ないとも限らない。
とはいえ……。
こいつには何度も中出ししてるが、相性が悪いのか妊娠する気配がない。
もっともピルを飲んでいた時期があったけどな。あれは同棲してた頃だったが。
蒔奈と同じ要領でやってみるか。
もしくはみちるみたいに拡張してやるとか……。
避妊はわかるが、妊娠となると勝手が違うのでよくわからんな。
ええい、とにかく中出ししまくればいいんだ。
キスしながら服を脱がしていく。スカートのホックを外すと、中からずいぶんと派手な下着が現われた。ガーターでフリルのレース付きのかなりハイレグな。そうか、俺に抱かれたくて着てきたのか。
口づけの合間に耳朶を甘噛みしながら囁いた。
「JB……随分エロい下着じゃないか。脱がすのがもったいない。このまましてもいいか?」
「あ……う……」
「なんだ、これ。股の間が開いていて下着の意味がないぞ。このまま突き挿せるじゃないか」
「つ、通販で……買ったのよ……」
「俺に見せるために?」
「ゆ、雄二……お願い」
「挿れて欲しいならおねだりするんだ。前に教えたよな?」
……あれ? 前っていつだ。なんか他の女とごっちゃになってよくわからん。
由美子にはかなりエロい言葉を教えてやった気もするが。
JBは顔を赤くして、ベッドの上に乗り、四つん這いになって股を開いて内部の襞を指で拡げて見せた。
ここまでするとは。
俺、こんなこと教えていたのか。……知らなかった。
「お、お願い……です。雄二の……その、熱くて、ぶっとい……灼熱の棒、……で……犯して、くだ、……さい」
……JB。
おまえがそんな尻軽な女だったとは知らなかった。
そうやって枕営業してたわけか。……ムカつく。
後ろから覆いかぶさり、襞を拡げる指を外して根元まで指を突っ込ませた。
「あう……っ!」
「ジュリア……今からおまえは俺のものだ。この灼熱の棒でいくらでも啼かせてやる。まずは指で奥を馴らしてやるぞ」
「あ、あ……っ! ゆ、指なんかじゃ、いや……っ」
「どれ……俺の指も一緒に味わえ。……すごい濡れてるじゃないか。ローションでも入れたのか?」
「い、入れて……ないわ、よ……」
「それでこの濡れ濡れの状態か。次から次へと蜜が溢れてくるぞ。ほら……俺と自分の指でもっと感じろ」
グチュグチュとかき混ぜていく。
内部は茹だるほどの熱さだった。本当にローションでも入ってるかと思うほどの粘度の高さ。粘りのある愛液の温度に指先が火照ってくる。
そうしながらも胸をはだけ、ブラのホックを外していった。ブルン――と大きく張った乳房が揺れて後ろからでも興奮する。なんというか、処女を貰ったときもそうだったが……金髪の美女ってのはやはり男を刺激するものだな。
JBの腰が揺れて指の動きに合わせてきた。指だけでイこうとしている。だが許さず、思いきり乳首を強く引っ張ると。
きゃうんっ、と子犬みたいな悲鳴をあげて指をギュウッ……と強く締めつけた。
ほう……。
この締まり、悪くない。久々に抱くからかもしれんが、こんな膣密度で陰茎を刺激されるのもいい……。
JBのここはいつも処女みたいに締めつけてくるのがたまらないのだった。そろそろいいだろう、と指を外すと、JBが懇願するような目を向けて後ろを振り向いた。
それに応えるかのように口づけを交わし、その合間に漲った肉棒をゆっくりを押しこめていった。
「はぁ……ん……」
感じ入った声。気持ちよさそうだ。これだけ濡れていればペニスの熱さも気にならないだろう。
実際、俺はかなり興奮していた。こんな破廉恥な下着をつけた巨乳女を背後から貫いているわけだから、興奮するなというほうが無理だ。
腰を掴んで固定する。……本格的に動くとしよう。孕ませるわけだからな、数回じゃきかない。何十回になるかしらんが。
そういえば。
昔、麻子を同じように孕ませようとして同じ格好をしたことがあった。あのときは、たしか……。
――このへっぴり腰。サルみたいに動いたって俺は孕まねぇぞ。もっと濃い精液を寄越しやがれ。
とか言われた。
濃い精液って、なんだ。と聞いてみたが、なんのことか自分で考えろと言われてしまった。
濃い精液か。……出せるだろうか。やってみるか。
胸を鷲掴みにし、背後から子宮口目掛けて思いきり突き上げた。
「あう……っ!」
ふう……締まる。叩きつけるのではなく、抉りこむんだ。そうしたほうがよく締まる。
ほら、口が降りてきた。吸い口が素直だな、ここは。みちるほどではないが、男の精を欲している動きだ。
股を大きく開かせ、抉りながら突きまわした。面白いくらい跳ね上がるJBの身体を、無理やり腰を抑えつけて俺の動きだけを感じさせる。そうだ、俺のを全身で味わえ。おまえの中でどんどん膨れているんだからな。
JBが枕を掴んで噛み締めている。よほど俺の動きがキツいらしい。だが構わず腰を引き寄せて遠慮なく亀頭を突き上げ続けた。……いいぞ、だんだん中がこなれてきた。膣内の動きが収縮しだしている。イきそうな感じだ。
最初のご褒美だ、と肩を背後から掴みながら子宮口にカリを引っかけた状態で射精した。
出すたびにビクビクと引き攣る背中が色っぽい……。おまえもイったんだな、よかった。
さて。
ここからどう攻めようか。
せっかく最初から子宮内に出したんだ。このまま内部に突入しよう。
「あ、ちょ……待って、まだ、……入ってるのに」
「なに言ってるんだ、入ってるからこのまま出すまで続けるぞ」
「そ、その前に……電話、させて……」
「あと一回、出してからな」
いいところなんだ。
いま中断するのはもったいない。このまま続けさせてもらうぞ。
「JB、俺の精液は熱いか?」
「あ、熱い……わよ。……どんだけ、出すつもりなの」
「たっぷりと出してやる。おまえの腹が膨れるまでだ。さあ、……いくぞ」
ドクン、――と。
いま陰茎が熱く鼓動を鳴らした。ここから本番だ。
少し待っててくれ、蒔奈。
この女の子宮内を射精し尽くすまで、まだ寝てていいからな。
昨夜もセックスし通しだったからな……。あまり寝てないだろう。
「はっ、あうっ!」
「可愛いな……ジュリア。もっと感じる姿を俺に見せてくれ。俺のをもっと欲しがってくれ」
「あ、う……! そ、そこ、ふかぁい……っ!」
「深いからいいんだろう。もっと深いところまで入ってやるぞ」
精巣は漲っている。……いける。
麻子の言っていた濃い精液――たぶん、これのことだろう。
一滴残らず注いでやるぞ。
受精するまで結合を解く気はないからな。
お待たせしました。続きです。(待ってた人いるのか?)
中途半端なところだったので蒔奈との新婚生活を続けようと思います。
いや、そうはならないのですが……。
最初は軽くJBから。
次は誰にしようかな、わくわく。