【グリザイアの楽園】楽園Another~雄二はみんなのもの!~ 作:千月華音
――プルルル……
スマホの着信音。
俺のじゃない。……幸か。繋がってる部分を見下ろし、音に敏感に反応したのか幸の中が激しく蠢いた。
懇願するように振り向いてくる幸に、愛おしく口づける。ねちょ……と唾液を交わしながらキスに応える幸が、いまだ鳴るスマホに気を取られていた。
仕方ない。
裸でエプロンだけを付けさせた幸のどこに、と探るまでもなく、エプロンのポケットの中から取り出した。
画面には――みちるの名前。
みちる様、と登録している幸に微笑ましく思えた。
「みちると連絡を取ってるのか?」
「あう……っ! は、……はい。着いたら連絡するように言われて……ひぅっ!」
「ほら、もっと子宮の口を開けるんだ……いいぞ、だんだん上手くなってきたな。カリをもっとその内側で擦るように吸い上げてみるんだ」
「こ……うですか? あ……ああぁ……で、出てる……」
「ご褒美だ、幸。たっぷりと飲め。……じゃ、出るぞ」
「え……?」
「電話に出るんだ」
「い、……いま?」
「どうせ俺に文句を言いたいんだろう、みちるのやつ。しばらく放ったままだからな」
「あ、あの、あの……ま、まだ、せ、精子が出てて」
「チョロチョロと出し続けてやるからな、さ、……出るんだ」
スマホの通話ボタンを押した。
それを幸の耳元にあてると、スピーカーフォンでみちるの怒鳴り声が聞こえてきた。
『ちょっと幸! あんたさっさと電話に出なさいよ! 雄二のとこに着いたんでしょっ?!』
「は、はい……んんぅっ、マ、マキちゃんも一緒に、いま山荘に……はあぅっん」
『な、なにいやらしい声出してんの。……あんたまさか』
「こら、幸。雑巾みたいに絞りとるんじゃない」
『ゆ……』
「みちる、おまえも来い。一縷は元気なのか。世話はJBに任せてやるから、こっちに来るんだ。二人目を作るぞ」
『あ、あんたね……! そこで幸となにしてんのっ!』
「いまな、幸の子宮内が俺のをゴクゴクと飲み干してるんだ。ほら、ビデオ通話にしてやる。……どうだ? 幸と俺が繋がってるのがよく見えるだろう」
『…………(;゚д゚)ゴクリ…』
みちるの息を呑む音。
結合部をアップに映してから次第に幸の乱れたエプロン姿を広角で引いていく。繋がってる部分がグショグショに濡れて真っ白に泡立っているのがよく見えるはずだ。
幸はもう恥ずかしさを隠すこともなく俺のを引きずる勢いで膣口をいやらしく引き伸ばしてきた。
「あ、はぁう……ま、まだ……出て……あ、あっ、そ、そこぉっ!」
「ここか? ほら……子宮内で感じるところを見つけてやったぞ。いい具合に根元を締めてくる……どうだ、みちる。幸と俺のセックスは。見るのは初めてだろ」
『あ……う……さ、幸の、あそこ、あんなに咥えこんで……』
「幸のまんこは俺が開発したからな。最初は怯えて震えるばかりだったが、今では俺のどんな動きも素直に反応してくれる。ほら、もっとよく見ろ、みちる……こんなペニスを美味そうに頬張るんだぞ」
チュポ……と抜き出すと、画面いっぱいに真っ白で筋張ったペニスを映し出した。
それを再び幸の穴へと突き挿していく。グッチュゥ……! と挿れる音すらはっきり聞こえるほど激しい貫きに、みちるが小さく悲鳴をあげた。
…………。
こいつら。
なんで嫉妬しないんだ。
幸も幸だ。なんでみちるが見てるのに止めようとしない。みちるも画面の向こうでガン見してる。というかあいつ、下着をおろしてオナってる。
みちるなら怒るかと思っていたのだが。
なんというか……。
本当に全員を孕ませても、大丈夫なような気がしてきた。
最大の障害だと思っていたみちるが、これではな。
ああ……、画面の向こうでみちるが泣き顔をしている。俺のが欲しくて泣いてるのか。やれやれ。
「みちる。いいからこっちに来るんだ。いや、面倒だ、俺が行く。おまえを連れに行ってやるから、そこで待ってろ」
『ふえ……?』
「一縷の世話はJBに頼んでやるから、俺と一緒に子づくりするんだ。またおまえの子宮を拡張してやるから」
『ほ……ほんと? でも幸としてるじゃない……』
「俺が底なしなのを知ってるだろ。こんなの出したうちに入らない。またおまえの子宮をパンパンに膨らませてやるくらい、わけないぞ」
『雄二ぃ…』
「すぐ迎えに行くから、そこで待ってるんだ、いいな」
スマホを切ると。
すぐに幸の腰を持ち上げ、最奥を捩じりこんだ。
「ひゃううんっっ!!」
「幸。おまえ、みちるを説得するためにわざと煽ったな」
恥ずかしそうにしたのは最初だけ。
途中からはみちるにわざと見せつけてるとしか思えない動き方だった。引き込み方がいつもと違う、俺のに喰いついてきやがった。
「…………。……みちる様に見せてあげたかったんです」
「なぜ」
「風見さんが私たちをどれほど深く愛してるか、……みちる様は私たちと風見さんのセックスを、見ようとしなかったので」
「あいつはあれでもメンタルが弱いんだよ」
「そんなみちる様が……お好きなんですか?」
「幸。……俺はみちるを愛してる。他の皆も愛してるが、みちるだけは特別なんだ。なぜだかわかるか?」
「……なぜなんです?」
「さあな、俺にもわからん。……ただな、俺、あいつの身体がめちゃくちゃ好きなんだ。気持ちよすぎてたまらん」
「…私たちよりも?」
「比較できるものじゃない。あいつは頑丈だから好きなだけ欲望をぶちまけることができる。だけどな、幸……おまえの繊細で優しい反応も好きだ。ほら、……もっと感じさせてやる」
「あっ……はう、ん……」
これが。
幸なりの独占欲なのかもな。
優しいくせに意地っ張りで、……わがままで。
昔からそうだった。俺はそういう幼馴染が好きだったんだ。
ヘリに乗り込むと。
雌犬に連絡を取った。俺の言うなりになったはずだが、果たして素直に応じるだろうか。
「俺だ。いま麻子の山荘から出るところだ。あと数分で着くから手配を頼む」
直通の回線だからすぐに繋がるはずだが。
ヘッドフォンの通話口からはため息まじりの声しか聞こえてこなかった。
『……あなたね。ヘリを飛ばすのにも公費がかかってるの。そう何度も飛ばされると』
「俺の精液はまだ腹の中でほどよくこなされてるんだろうな」
『……っっ!』
「今から潜水艦に戻るから、またおまえの子宮の中に出してやる」
『ちょ……ま、またやる気なの?』
「何度だってやる。言っただろう、妊娠させるつもりだって。……愛してるんだ、JB。おまえの子供が欲しい。俺の精子で受精してくれ、……頼む」
『わ、……わかったから、あ、あの、そういうことをこんな回線で言わないで』
嬉しそうな声。――ちょろい。
もうこいつは俺に逆らう気はないだろう。
「みちるは島にいるよな?」
『あなたの娘と一緒の部屋にいるわよ。……まさか連れて行く気じゃないでしょうね?』
「代わりに幸を置いていく。交替で一人ずつ連れていくからな。まずはみちるだ」
『小嶺さんとは、その……』
「戻ったら妊娠検査を頼む。たぶん受精したと思うが」
『雄二!』
「なんだ」
『あんたまさか、島のみんな全員……!』
「決めたんだよ。おまえだけだと思ったか。みちると同じように俺の子を産ませるつもりだ」
『な……っ?!』
「皆も承知している。これからみちるを説得しに行くけどな。だからおまえも協力しろ」
『あ、あなたね……!!』
「俺のペニスをまた味わいたいだろう?」
『……っ』
「黙って従えばいくらだってくれてやる。……いい子だ、JB。また好きなだけ射精してやるぞ。今度は口の中でたっぷりと味あわせてやるからな」
『あ……う』
「素直なおまえは誰よりも可愛いよ。じゃあな、着艦する頃にまたかけ直す」
マイクにキスすると、もううっとりとしたため息しか聞こえなかった。
JB。
悪いな、おまえを好きだとは思うが、それは麻子が生きてた頃までだ。
俺の最愛の女は、おまえのいた組織に殺された。
だから俺はその組織ごと憎む。……おまえは俺の雌犬なんだよ。
「風見さん……」
会話を聞いていた幸が、俺の腕に縋りついてきた。
……聞かせたくはなかったが。
俺とJBの関係を知ってるわけだから、包み隠さずに知って欲しかった。
「春寺さんとの子供も……作りたいのですか?」
「言っただろう、おまえたち全員を愛してる。JBはいつも避妊してたからな、こうでも言わないとまたピルを飲みやがる」
「でもその、……春寺さんのお仕事は」
「あんなもの辞めさせてやる。予備役につくなりなんなりすればいいんだ。あいつああ見えて権力欲強いからな。いまの立場を捨てられないのもそうだ。……別の執着を与えてやるんだよ」
「子供を?」
「女ってのは、母親になれば変わるものだ。みちるもああ見えてだいぶ変わったぞ。蒔菜だって女っぽくなった」
「そういえばマキちゃん……いつもは3Pしたがるのに、嫌がってました」
「幸に嫉妬していたんだ。俺が幸と愛し合うのを見て、たまらなかったんだろう。今ごろベッドでオナニーしてるんじゃないか」
「…………。そうしたかったのですね」
「蒔菜をもっと乱れさせてやる。あいつを嫉妬まみれにさせて、もっと俺のを欲しがらせてやる。……まあ、幸、おまえにはあまり効果はないけどな」
「……みちる様をよろしくお願いします」
「またおまえも呼ぶからな、定期的に」
「はい…!」
嬉しそうにキスをしてくる幸を抱き、エンジンをかけた。
……妊娠したら。
幸、おまえを閉じ込めて思うさま愛したい。
「おい、離せJB」
「んぁ……ま、まだ出てる、じゃない」
「着いたぞ。みちるを連れてくるからここで待ってろ」
腰にしがみつくJBを振り払い、グチュ……と茹ってる膣内をねじ回しながら抜いた。
その動きでまた潮を噴き上げた。JBの潮噴きはいつも甘い。甘ったるいケーキみたいな味だ。ハーフだからか? どうでもいいが。
すっかり感じやすくなっている膣口を指で広げてみる。……ふむ。子宮に入れた分は出てこないな。孔の周りがぴっちりと締まっている。射精したときも感じたが、こいつ、俺の精によほど味をしめたらしい。こうやって指で突いても……出てきそうもないな、こりゃ。
「んんぁぁぁ……っ! やぁ、そんな、とこ……ひゃうんっっ!」
「だいぶ注いだな。ピルは飲むなよ、わかってるだろうな」
「あ、う……ほ、本気、なの?」
「何度言わせるんだ。麻子が死んだ後はおまえがピル飲もうと黙ってたけどな、本当は傷ついてたんだぞ」
「ほ……ほんと?」
「口内射精しても後で洗面所で吐いてたくせに。出勤前に抱いてもちっとも感じやしない。自信なくしかけたぞ。これでも麻子を朝から晩までひいひい啼かせてたんだ」
「……聞いたわよ、麻子から。あなたが絶倫の化け物だって。だから」
「そらっ! もっと足を広げてみせてみろ。その化け物に夢中になったまんこはどこの誰だ」
「やああっっ! あ、そ、それ、また入れてぇぇっ!」
「ダメだ、みちるを連れてくる。それまでにそのボサボサの髪をなんとかしろ」
JBの足を高く掲げてから思いきり股を開くと。
うち震える膣口を舌で吸い上げた。その刺激だけでまた甘ったるい潮が噴き上がった。
みちるの部屋に行くまでもなかった。
島に上陸したボートから降りると、桟橋にふてくされた顔をしたみちるがいた。
これは……。
甘ったれのほうのみちるだな。
「早かったじゃない、雄二」
「待っててくれたのか」
「あたりまえでしょうぉっ?! 幸なんかといちゃついて、どんだけ時間かかるかと思ったのに、……うぷっ」
抱き寄せて唇を塞ぐ。
すかさず身体中をまさぐった。出産してから女っぽい体型になったが、そのままだ。膨らんだ胸も、でかくなった尻も、引き締まった腰も、くびれのある背筋も――。
変わらない。
俺が夢中になって貪ったあのみちるの身体だ。
「ちょっ……んんっ、ふっ、……あふっ、は、はげし……っ」
「連れて行く前に一度抱いていくぞ。もうここでいい。下着を脱げ、みちる」
「は、……はいっ?!」
「なんだ、あそこに一姫がいるじゃないか。ちょうどいい、あのビーチパラソルの下のチェアを借りよう。ほら、行くぞ」
「ちょ、ちょっ、こっ、ここで……?!」
みちるを抱き上げる。
すぐに首にしがみつくみちるを愛おしく思いながら、一姫のもとへと近づいた。
みちるは……。
なんだかよくわからない顔をしていた。照れてるのか怖がってるのか、よくわからん。
「お早いお帰りね、雄二」
「そこでくつろいでるところ悪いが、みちると子づくりしたい。どいてくれ」
「はいはい。言っておくけど、着艦できるのはあと2時間だけですからね」
「2時間あれば十分だ」
「あ、あのね、タナ子! 別に邪魔するつもりじゃ……!」
「いいから黙ってろ、みちる。……さ、やるぞ」
呆れ顔で艦へと戻る一姫を見送り。
シャツを脱いでみちるを見下ろした。
俺を見て、震えている。……久しぶりだからか。それとも。
「――興奮、したか?」
「……っ」
「幸と繋がってる俺を見て、……俺が欲しくなったか?」
「う……」
「ならばやった甲斐もある。おまえを興奮させることができたんだからな。……いくぞ、今までの比じゃないから覚悟しろ」
「え……?」
「本気で受精させるつもりだ。おまえ、いま危険日だよな、確か」
「な、……なんで知ってんの?」
あたしも知らないのに、という唇をそっと塞ぐ。そのまま甘く、痺れさせるほどねちっこく纏わりついた。キスだけでこいつの興奮をもっと引き出してやる。
みちる。
俺な、いま……発情してるんだ。
おまえに。
ハネムーンの時以来の猛り具合だ。JBでお茶を濁してみたが、あんなんじゃ物足りん。
やっぱりおまえじゃないとダメらしい。
怯えたように見つめるみちるに優しく口づけた。……宥めるかのような甘いキスで。
きっかけは、みちるとのトークセックスです。
蒔菜の母親とスカトロした後の、みちると電話でエロ会話したのが雄二の欲情に火をつけました。
蒔菜にそれをぶつけましたが、全部受け入れてしまったので、満足どころか物足りなくなったのです。
だから全員を孕ませるとか言ってるわけです。
さて、みちるはどうなることやら……。