【グリザイアの楽園】楽園Another~雄二はみんなのもの!~ 作:千月華音
区切ってしまってすみません。
フゥ、ハァ、ハァ…………
荒々しい吐息がもう自分のものなのか、今抱いている女の喘ぎなのかもわからない。
外はすでに暗いが月明かりが差すおかげで由美子の艶めいた肢体が浮かび上がって見えていた。ビクビクと足を痙攣させて繋がったまま果てている――それに容赦なく再び突き上げた。
「――あうっっ……!!」
ゴボッ――……
膨れた子宮の孔から注いだものが漏れてきた。それを押し込むようにゼリー状の精液を内部へと戻していく。そうするだけで柔らかな子宮の襞がまた陰茎を包み込むように纏わりついてきた。
綺麗だ……。
座位で背後から由美子の身体を見下ろした。揺れる乳房も、精液で膨れあがった腹部も、玉のような汗も、月明かりで照らされてまるで彫像のような造形美を見せていた。見ているだけで勃起がおさまる気配がない。――見飽きない。
どこもかしこも感じすぎているせいか、見下ろしているだけで乳首がビクビクと震えている。それを指の腹で優しく撫でつけると、たったそれだけの刺激でまた子宮の孔が心地よく締めつけてきた。
「そ、んなに……見ないで……」
恥ずかしそうに俯こうとするその顎に手を取り、背後から口づけた。舌を絡めて愛撫すると、ため息のような縋る声が漏れ聞こえた。
続きを強請っている。
俺がまだ中途半端な勃起のままとどまっているせいか。
やっとここまでこぎつけた。みちるみたいに甘ったるい声で素直に口に出してるわけではないが、由美子から欲しいと思わせるまで正味、……ええと4時間くらいか。
「俺のペニスが欲しいのか?」
耳元で小声で言うと、真っ赤になって唇を噛み締めた。だが、――「うん」とはっきり声を出した。
「どう抱いて欲しいか言ってみろ」
「……う」
「天音みたいに善がらせて欲しいとか言ってたよな」
「ちが……そうだけど、……そうじゃなくて」
「どっちなんだ」
「私だけ……私だけに夢中になって」
由美子が。
顔をこっちに向けた。
怯えたような顔。言ったことを後悔してるかのような。
面倒くさい女だと思われたのだろうかと不安そうな目をこっちに向けている。
……由美子。
それ、逆効果。
俺はな、おまえらに対する嫉妬みたいな独占欲を、抱いてるときに素直に言う、そんなみちるが好きでたまらないんだ。
可愛くて愛おしくてたまらなくなる。
ようやく由美子も……。
みちるほどではないにしても。
ふんっ――! と子宮奥まで深く貫いた。
「あ、ぅっっ!!」
「いま、おまえに夢中だ」
「ほ…、ほんとに?」
「ほら、わかるか? 穴の奥まで簡単に届いた。男のモノをこんなにイヤらしく咥えこんでるのに、夢中にならないわけがない」
「……それ、褒めてるの?」
「女への最大の賛辞だと思ってる。由美子、どうだ? 俺のペニスは? 気持ちいいか?」
「あ、あぁ……また、おっきく……なった」
「大きいだけか?」
「い、いま、先っぽが、ドクンって……あ、傘が膨らんで」
「腹の上に手を乗せて感触を確かめろ。俺のが奥の奥までおまえを犯している感触を味わうんだ」
「い……い……もっと、……もっと大きく、なってぇ」
「いい子だ、由美子……動くからな」
足を広げて自ら両手で股を広げる由美子に笑みを浮かべ、再び擦り合わせていくと、感じ入ったかのように潮の雫が飛び散った。
柔らかい……。
由美子の膣は優しく棹を愛撫し、子宮の中は包み込まれていく柔らかな締め付けを齎していた。さんざん動かしてほぐしたせいもあるが、セックスの悦楽を身体が求めてきている動きだ。
幸に覚えさせたときとよく似ている。
時間はかかったが、幸もこんなふうに快楽に溺れていった。もっともそれでも幸は俺のをイかせようと、奉仕精神だけは削がれることがなかったが。
由美子は、……素直なやつ。もう俺の精子を欲しがる動きをしている。子宮の孔が吸い上げにかかってきた。しかも段階的に早くなっている。これは……俺も動きを合わせないと。
一度抜いた。
「あぁっ?! なんっ…で」
ずっと入れっぱなしだった膣口が物欲しげに蠕動している。そこを指で思いきり広げながら再び挿入した。
「はうっん…っ!」
いくぞ、由美子。
再挿入の衝撃を味合わせてやる。
最初の一突きで子宮口を貫く。貫く衝撃と強さは今までの比ではない。カリを孔の入口で一度とどめてから、また勢いよく引き抜き、ズボォッ……! と穴を抜く空気音を響かせながらまた全部抜き、再び子宮口を貫いていった。
蒔菜とトイレでしたとき、急いでイく必要があったのでこうやってあいつをイかせた。
さすがのあいつも、衝撃が強すぎて気絶したが。
由美子は……?
涎を垂らして目を剥いているが、まだ気絶には至っていない。たいしたものだ。俺の凶器のような棹を全身で味わおうとしている。
……おお。
穴の形が変わっていく。
抜いては入れてを繰り返していくうちに、由美子の子宮口の動きが変化した。さっきまで俺のを口を窄めて吸い上げにかかっていたが、もっと貪欲に亀頭ごと咥えこむ動きに変わっている。
なんてエロい動きだ。
さすがに俺も興奮が抑えきれない。動きをもっと早めていくと、とうとう由美子の足の力が抜けて全身の体重がこっちに倒れこんできた。
構うか、と体位を変え、ソファの上に後背位で繋がる。腰の動きだけは緩めず、抜いては入れ、孔をぶち破りながら貫き、また抜いては入れてを繰り返していく。
由美子のうなじがビクビクと痙攣していた。もうイきっぱなしなのだろう。その感じてる姿も興奮する。イき続けろ、とばかりに動きだけは緩めず、首筋からうなじにかけて優しく唇で舐めあげた。
「あ、うっ、はうっん、んぁぁぁっっ!! お、おねが……あうっ! も、もう……っ!」
「もう、……なんだ?」
「ほ、欲しい、の……っ!!」
「なにが欲しいんだ、言ってみろ」
途端にぎゅうぅぅっ! と膣口が締まる。抜こうとするのを許さないかのような強い締まりに一瞬顔が歪むが、聞き漏らしてなるかと由美子の口元に顔を寄せた。
「ゆう、じ……の……あ、……赤、ちゃんが…」
「…………」
「私も、……産みたい……欲しい……ぐすっ」
「……由美子」
「どう、して……受精、しないの、かな……こんなに、たくさん、注いで……くれたのに」
「できるさ」
「ほんと…?」
「俺もおまえの子供が欲しい。だからきっとできる。ほら、子宮の口を、開けてくれ」
「…うん」
背後から由美子を抱きしめ、深く挿入すると、腰を捻りながら男根を咥えこんでくれた。
穴にぴったりとくっつけ、傘を潜りこませてから中に勢いよく噴射していくと。
胸を揉む俺の手に手を添えて、愛撫するような手つきでもっと、と続きを促していた。
注がれていく熱い精……。
ただ感じるだけじゃない由美子の満足気な吐息を聞きながら、心の中で師匠に毒づいていた。
おい麻子。
おまえが無茶なセックスばかりしたせいだぞ。
女が受精する悦びを得たがるなんて、おまえ一言も教えてくれなかったじゃないか。
俺の赤ん坊が欲しい、って言ってくれたんだ。
おまえも、一度でもいいから、俺にそう言えよ。……バカ師匠。
「あ、……もう、終わっちゃった」
「また出して欲しいか?」
「……うん」
「じゃあ一旦風呂にでも行くか。中のを洗い出してから、また注いでやるからな」
「洗い流しちゃうの?」
「こういうのはな、鮮度がものをいうんだ。今まで出したのは、ただの俺の欲望だ。だから今度はちゃんと、おまえを受精させてやるからな」
目を閉じる由美子に口づける。
この女をもっと幸せにしてやりたい。
今は、――それしか思えなかった。
あれでは物足りなかったので付け足しました。
由美子はデレるとめっちゃ可愛くなりますね。
こんなこと言われたら雄二じゃなくても可愛がってやりたくなります。