※この作品はR-18です。

【グリザイアの楽園】楽園Another~雄二はみんなのもの!~   作:千月華音

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第8話:幸の特訓①

 

 

 

「はぁう、んんんっ……!」

「ふぅ、はぁ、はぁ、いくぞ、これで……5回目、だっ」

 両尻を鷲掴み、千鶴の唇を塞ぎながら奥に叩きつけるように射精した。

 ドクドクととまらない量に我ながら呆れてしまう。千鶴の中は何度抱いても勃起がおさまる気配がいつまでも来ない。キリがない。そこがたまらないのだが。

 ちなみに今の場所はトイレの中。

 千鶴の排尿を見届けてかなり興奮し、そのまま膣内へと無理やり押し込んだ。

 毎日セックスするようになって、すでに2週間経つが。

 千鶴が妊娠する兆候は見られない。まさか……ピルを飲んでたりしないよな。

「あ、あ、あぅ……ん」

「はあ、ふう、すっかり子宮が重くなったな。……立てるか?」

「だ、め……こ、腰、抜けちゃった……」

 よいしょ、と後ろ向きの彼女を抱き上げ、便器に座って真正面に抱き寄せた。すると俺の頭を抱えこんで激しくキスを求めてくる。それに応えながらも腰を揺らし続けていた。

 天音や由美子とは違うメスの匂いがしていた。

 俺に抱かれるたびに貪欲になってきている。見た目はこんなに可愛らしくて幼いのに、身体は成熟した女そのもの。体型ではなく、……感じ方が。

 淫乱なのは蒔奈だと思っていたが。

 あいつは俺の無茶なセックスに必死についてきてるだけだ。だが千鶴は。

 自ら俺のモノを求めていつまでも離そうとしなかった。

「あ、あっ、……やぁ、出しちゃ、……ひぅんっ」

「千鶴、ここはトイレだ。出してなにが悪い?」

 そう。

 いま出てきているのは尿。それを彼女の中に注いでいる。

 股の間から漏れてくる黄色い液体に、千鶴が泣きそうな顔で見下ろした。

「お、おしっこなんて……」

「後でちゃんと中を綺麗にしてやるから。もっと股を締めて漏れないようにするんだ。俺のを全部味わえ」

 口づけて千鶴の涙を掬いとる。精液と混ざって彼女の中が熱い液体で満たされていくのを感じ、その感触に再びイきかけている千鶴にため息が出た。

 こんなものでも感じるなんて、イヤらしいやつだ。

 おまえがこうも淫乱だとわかっていたら、もっと早く俺のものにしていたのに。

 残尿をすべて注ぎ終わると、再び激しく腰を突き上げた。きゃうんっ、と子犬みたいな悲鳴をあげてのたうち回るように身体を捩らせる。

 その動きのすべてに目を奪われていく。俺も……おまえなしじゃ生きていける気がしない。

「先生ー! 授業、まだですか?」

 天音が来た。

 そろそろ始業か。一晩中こうしていたから時間を忘れていた。

 千鶴はその声に我にかえったのか、トイレの外に向かって声を出した。

「いま、行きます。先に……教室に行って」

「はーい」

 足音が遠ざかると、残念、と小さく千鶴が声を出した。

「もうちょっと、イきたかったのにね」

「シャワー浴びる時間くらいはあるだろ」

「ここ、シャワールームがあるわね。一緒に行きましょ」

「続きはしないぞ。中を洗い落してやるだけだからな」

「もう。わかってます、みんなを待たせるつもりはないもの。……ね、すごくよかった」

「俺もだ。また、おまえの中で放尿してもいいか?」

「あ~あ。なんでわたし、こんなヘンタイな男を好きになっちゃったんだろ」

 それは俺のことか。

 おまえだって相当なものだが。

 だけど、……そこがいい。

 千鶴を抱き上げてシャワーブースへと向かいながらも、彼女は俺の勃起したままの棹を擦り続けていた。

 

 

 

 

 

「お兄ちゃん!」

 後ろから蒔奈に抱きつかれた。

 抱きつくと同時に耳たぶを噛んでくる。……おいおい。どこでこんなのを覚えた。俺か。

「ね、赤ちゃん、抱きたい! チルチルんとこ、行ってもいい?」

「本土か。もうすぐ退院するから、そのときでもいいだろ。今から行くと夜になってしまうぞ」

「……あう」

「あんなに何度も行ったじゃないか。そんなに俺の娘が気に入ったのか」

 蒔奈が一番みちるの子供に懐いていた。

 どっちが懐いているかよくわからない。俺が抱いても泣いてしまうのに、蒔奈だときゃっきゃっと笑っていた。

「だって、可愛いんだよ。お兄ちゃんにそっくりなのよさ」

「俺に?」

「目元とか、口元とか、大きくなったらきっとすごい生意気な顔になるのよ」

「……おい」

 美人になるとかじゃないのか。

 ……だが。

 俺よりもむしろ姉の一姫に似ている気がする。あんなふうな美人になったら、俺、やりきれなくなりそうだ。

 ただでさえ、みちるのバカがうつらなければいいのにと思っているのに。

「お兄ちゃんの赤ちゃん、私にも……ちょうだい?」

 蒔奈が。

 俺にとんでもないお願いをしてきた。意味、わかって言ってるんだろうな。

「抱いてくれってことか?」

「そういうことなのよさ」

「だけど妊娠するかどうかは、わからんぞ。おまえにはさんざん中出ししたが、タイミングが悪かったのか」

「大丈夫! 安全日、っていうの調べてみたのよ。そうしたらその安全日にセックスしてたってのがわかったのよさ」

 なるほど。

 安全日だったか。

 ということは、……千鶴もそうなのか。

 あいつの生理、いつなのか聞いておけばよかった。

「今は危険日か?」

「うん」

「……なら、妊娠するかもな。本当にいいんだな?」

「欲しいの……!」

「よし、蒔奈。おまえを抱くぞ。大浴場に行ってろ、そこを貸し切りにするぞ」

「ほんとっ?!」

「ローションと、あと、精力剤を持っていく。幸に断っておくから、先に行ってろ」

 嬉しそうに走っていった。

 なんとも微笑ましいお願いだ。俺の子供が欲しいなんて。由美子も欲しがっていたな。あいつも安全日だったんじゃないだろうな。

 今朝、というか昨夜からだが、千鶴にさんざん絞られたが、まだ余裕はある。

 幸を探して歩いていたら、ちょうど向こうから出くわした。

「風見さん」

「幸、ちょうどよかった。大浴場なんだけどな、蒔奈とセックスしたいからしばらく貸し切りでいいか?」

 そう言うと。

 きょとん、とした顔で俺を見上げた。

「……はい?」

「だから。これから蒔奈と子作りをするから、もし掃除とかするなら」

「マキちゃん、……と?」

「そうだが」

「……わたし、……とは?」

「え?」

「風見さん、わたしを孕ませるって……言いましたよね?」

 ジ――と幸が真剣な目で見つめてきた。

 忘れていたわけじゃない。

 幸がそもそものきっかけだった。彼女たち全員を欲しいと思った。それは幸の優しさに触れたから。

 その幸が。

 俺を求めている。

 ……そうか。

 俺は、少し無神経なことを言ってしまったな。

「……幸」

「マキちゃん、待ってますよね……わかりました、お掃除は終わってますから、どうぞ」

「幸、おまえも来い」

「……え?」

「二人同時にやらせてもらう。幸、生理はいつ終わった?」

 そう言うと。

 幸は両手をぎゅっと握りしめて静かに言った。

「……3週間前です」

「なら問題はない。おまえを孕ませるぞ、幸。一緒についてこい」

 幸の手を引きながら。

 精子の残量を頭の中で計測した。……いけるはずだ。二人分、濃いやつを注ぐことはできる。

 最近千鶴としているせいもあって、射精の間隔がだんだんわかってきた。これでも麻子にさんざん絞り取られたことがある。彼女たち二人、同時に相手にするのも問題ない。

 大浴場に着いたとき。

 手を引いていた幸が俺の手を握りしめてきた。

「……幸?」

 振り向くと、思いつめたように俯いている。

 強引に連れてきてしまったが、……まずかったか。

 そう思ったが、幸は握ったその手をスカートの中に潜りこませ、秘部を直接触らせてきた。

 目を丸くする。その熱さに思わず息を呑んだ。

「わかりますか?」

「……幸」

「風見さんが欲しくて、こうなってるんです。ごめんなさい、こんな……」

「謝らなくていい。おまえの欲情は伝わった。いつからこんなに濡れていたんだ」

「……みちる様が、赤ちゃんを抱いているときに」

「…………」

「風見さんとの子供を幸せそうに抱きしめていて、わたしも、欲しくてたまらなかったんです。風見さんの精子が欲しいと……頭の中がそれでいっぱいで。おかしいですよね、赤ちゃんを見ながら、みちる様と風見さんのセックスを想像してるなんて」

「…………」

「どうやって子宮に注がれたのかな、とか、どれくらい出されたのかな、とか……。そんなことばっかり。考えれば考えるほど、お股から溢れてきて……」

「幸、……もういい」

「マキちゃんもきっと欲しくなっちゃったんだと思います。ううん……みんなも。口には出さないけれど」

「もういいんだ、幸。……おいで」

 幸の腕を引き寄せ、抱きしめた。

 柔らかな髪を撫でながらきつく抱きしめる。苦しそうに喘ぐその唇を奪うように重ねながら、脱衣所へと入った。

 扉を閉める前に看板を裏返しにして『清掃中』にしておいた。しばらくこれで誰も来ない。

 脱衣所の床に幸を横たえながらなおも深く唇を貪った。

 蒔奈よ、少し待ってろ。先に幸を抱かせてもらうぞ。

 こんなに俺を求めていたなんて。

 気づいてなかった俺がどうかしていた。あの奉仕にはそういう意味があったのか。俺の精子が欲しいと。

 きっとみちるが妊娠したときから。

 幸の肉欲は抑えることができないほどだったんだろう。

 前に蒔奈と一緒に俺と無理やり繋がったことはあるが。

 あのとき幸は我慢していたんだ。蒔奈のために。本当は……欲しくてたまらなかったはずなのに。

 キスで蕩けだした幸の服を少しずつ脱がしていった。ブラを外した途端、溢れ出る巨乳といきり勃つ乳首を見て、どれほど幸が感じているのかが伝わる。

 その曝け出された乳首を吸い上げると、やっとか細い悲鳴があがった。

「あ、あぅ……っ」

「幸、望むだけ出してやるよ。おまえの子宮に、濃いやつをたくさん」

 幸の顔が。

 みるみる嬉しそうに破顔した。

 言ってることは卑猥なものでしかないが。

 幸にはたまらないご褒美のようだった。

「ほんとに……?」

「言っておくが、一回で終わらせるつもりはないぞ」

「はい……!」

「みちるが妊娠したとき以上の量を注いでやるから、自分で両股を広げるんだ」

 いそいそと。

 幸が服を脱ぎだした。まるでこれからデートにでも行くかのような嬉しそうな顔だ。

 俺はこんな幸を今まで放っておいたのか。……いや、放っておいたというか、幸ならいつまでも待ってくれるような、そんなつもりでいたんだ。

 全裸になって両脚を広げた途端、ハッとしたように露天風呂に続くガラス扉の方を見た。

「……マキちゃん」

 聞こえる。蒔奈の鼻歌だ。風見~雄二~はやくこい~♪と楽しそうに口ずさんでいた。

「ちょっと待ってろ」

 蒔奈がこれを見るとマズい。いったん幸に待機させ、扉をガラッと開けた。

「お兄ちゃん!」

「蒔奈、あと1時間待てるか?」

 はい? と露天風呂から両手を放り出して首を傾げた。

「1時間? なんで?」

「今から幸と、その……子作りするんだ」

「サッちんと?」

「ダメか?」

「ダメじゃないけど……。1時間でいいの?」

 あっさり許可したぞ、こいつ。

 しかも1時間で終わるのかとすら聞いてきた。

「1時間で終わると思うが」

「なら、待ってる! サッちんが気絶でもしたら、次は私の番なのよ」

 次は~私~雄二の~赤ちゃん~つくるのよ~♪

 再び鼻歌で歌い出した。……こいつ、何されるのかわかってるのだろうか。

 とにかく、蒔奈には待っててもらおう。

 扉を閉め、再び幸に覆いかぶさると、胸を揉みしだいた。

「はぅ、んっ」

「幸、蒔奈はあれだな……ただ純粋に赤ん坊が欲しいだけなんじゃないのか?」

 俺は種付けでしかないような、そんな気がする。

 どうも蒔奈から愛されているという実感がわかない。

 幸は俺の胸板を擦りながら、唇を寄せて舐めはじめた。

「……っ、さ、幸……」

「マキちゃんは、あれでも風見さんをちゃんと求めていますよ。男を欲しがる欲求は、おそらくわたしよりも上です」

「そうか……?」

「はぅ、む……この、厚い胸板も……逞しい、このペニスも……はぅん、ふ」

「さ、幸、……フェラしなくてもいいから」

「すごい、大きい……じゅるっ、ふぁ……こんなので、貫かれたら……形が変わってしまいそう」

 蛇みたいに纏わりつく手淫に。

 幸の情欲に満ちた想いが伝わった。

 確かに蒔奈はキリがないほど欲しがるが。

 今のおまえも相当なものだぞ。

 いつからそんなエロい目で俺のを見るようになった。

 奉仕したときは気づかなかった。……幸がこんなふうに鼻息を荒くして欲しがるなんて。

「幸。俺の膝の上に跨って、自分で腰をおろしてみろ」

 マッサージチェアに全裸で座ると、足を広げて勃起したペニスを幸の目の前に曝した。

 幸は「はい…」と陶酔したような笑みを浮かべ、チェアの手すりに両脚を乗せて。

 位置を確かめるように亀頭を押し付けると、一気に深く繋がってきた。

「はっ……、……ぁああん」

 挿れただけで。

 幸が痙攣して激しく身悶えた。……達したらしい。疑うまでもなく溢れ出る蜜の量が尋常じゃない。

 以前挿入したときと明らかに内部の締まりが違う。

 締まりどころか、……ゆるゆるだ。

 飲み込もうと引き寄せる動きに驚愕する。……まさか。

「幸。怒らないから言ってみろ。週に何回、オナってる?」

 はぅん、と甘い吐息を漏らしながら、幸は俺の首筋に腕をまわして耳元で囁いた。

「……毎日、です。……朝昼晩、トイレと自室とシャワールームで」

「道具も?」

「ディルドと、あと……電マと……ローターと……」

「わかった。この淫乱娘。もう淫具は捨てるんだ。俺が朝昼晩可愛がってやる」

「ほんとに……?」

「その代わり5分で終わらせるからな。朝は俺の部屋に来なさい。昼は、……そうだな、いつもおまえ、本土に買い物に行くから、そのとき一緒についてってやるよ。夜も俺の部屋に来るんだ、いいな?」

「はい!」

「たく……。幸に精気を吸われそうだな」

「でも……他のみんなとも、してるのでしょう?」

「まあな。誰から聞いた。蒔奈か」

「みちる様が、わたしに相談されたんです。雄二がみんなとセックスしまくってるって」

「……怒ってたか」

「最初は。でも、……妊娠中なのに雄二がね、えへへへ、と嬉しそうに話されて」

「あのバカ」

「みちる様、とても幸せそうでした。だからわたしも嬉しくなったんです。風見さんがみちる様だけじゃなくて、わたしたちみんなのことを愛してくれてるんだなって」

「幸……」

「あの、……動いても?」

「ああ、チェアも動かすから、その振動に合わせて腰を振るんだぞ」

 そのためにマッサージチェアに座った。

 幸を容赦なくイかせるためだ。

 いきなり臀部を最大速度にすると、幸はひゃうっと悲鳴を上げて挿入を深めた。

 そのまま振動に合わせて腰を激しく上下に動かしていく。

 普段、道具で何度もイってるせいだろうか。なかなか幸に次の絶頂の波が来ない。膣内は涎のように愛液がしとどに溢れてきているが、チェアの振動と膣内の震えが合わさってイってるのかどうかもわからん。

 しかし……。

 この表情。幸の色っぽい吐息と潤んだ瞳。

 見た感じ、どうもイってるようにしか見えないが。

 気持ちよさそうなのは確かだ。待ち望んでいた俺のペニスを、むしゃぶり尽くすかのように膣内が纏わりついてくる。

 チェアの振動を借りて思いきり激しい動きで突き上げた。

 すると、また愛液が迸った。……もう間違いない。これイきっぱなしだ。

 そうか。

 自慰のしすぎだ。

 おそらく普段もオナニーでイってばかりなんだ。そういえば最初に幸を抱いたとき、俺、幸をイかせていなかった。

 その前に俺がイってしまったのだが。

 俺をイかせて満足したが、自分の欲望を後回しにした結果がこれか。

 幸よ。

 おまえはどうして損な性格してるんだ。

 そこがおまえのいいところでもあるが。

 もうオナニーでイかせるものか。俺の精液でおまえを昇天させてやる。

「はぁんっ、あんっ、…はぅんっ」

「はぁ、ふぅ、さ、幸……穴を……開け」

「あ、……穴って? はぅぅんっっ」

「こ、こだ……! ほら、この先っぽが入ろうとしてるだろ、ここをもっと開くんだ」

 子宮口をグリグリと亀頭でこじ開けると、幸の太腿が震えて後ずさりしだした。……知らないのか。ここに出したこと、今までなかったからな。

「あ、あ……そ、そ、そこ、……ほ、ほじくらない、で……」

「この穴をこじ開けないと子宮に注げないんだ。痛みはないだろ」

「い、痛くない、けど……あ、ぅん、いや、いやぁ……」

「幸。子供を作りたいなら逃げるな。……ほら、少しずつ開いてきた」

 怯える幸の身体を抱きしめる。……まるで処女だ。オナニーばかりしているくせに、女の大事な器官をこんなふうに弄られるのが怖いのか。

 知識はあるくせにな……。

 仕方ない、最初はここを貫くのはやめておこう。

 そのかわり、穴にぴったりと亀頭をくっつける。このままゼロ距離射程でイかせてもらうぞ。

 幸の子宮口。さっきは少しだけ亀頭に反応して開いたが、また口が閉じていた。

 こんな固い蕾もそれはそれでそそられる。

 幸の尻を鷲掴み、腰を落として子宮口にぴったりとくっつけたまま最初の射精をした。

「いやぁあああっっ……!!」

 脱衣所に響き渡る叫び声。

 まさか拒絶されるとは思わず、目を見開いて幸を見た。膣の動き方が吐き出そうとしている。俺のを……拒絶していた。

 嘘だろ。

 あんなに欲しがっていたのに。

 といっても射精をとめることはできず、そのまま子宮口にくっつけたまま次から次へと噴き出した。穴はなおも閉じられたままで、そのまま膣内を逆流し、ついに結合部から白濁液が零れてきた。

 幸は、

「あ、……つい……いや、……いや……ぁ……」

 なにが……いやなんだ?

 わけがわからない。これが欲しかったんじゃないのか。

 泣いている幸に、混乱のまま唇を寄せた。重ねた唇から嗚咽が聞こえて、言葉もなくキスを深めるしかなかった。

 ようやく射精がおさまったころ。

 幸が、ひっく、としゃくり上げて小さな声で、「ごめんなさい」と謝ってきた。

「幸……」

 今の射精が、悪かったのか?

 繋がっている幸の膣内は揉みほぐすような柔らかな動きに変わっていた。

「……ごめんな、さい」

「……幸。……どういう、ことなんだ」

「風見さんのが、嫌だったんじゃなくて……」

「じゃあ、なにが」

「こ、……怖かったんです。お腹の中に……なにかが入ってくる感触が……」

「…………いや、あの。…………なにかって、……精」

「わかってます! ……精液なのはわかってます。だけど、ごめんなさい。わたし、その、……穴? 子宮の……入口ですか? そこの感触が、すごく感じるというか、……だから、精液でもなんでも、入ってくるのが怖かった」

「…………」

「わかってもらえますか?」

「……正直、わからない。今まで拒否されたこと、ないからな。だけどわかったよ。幸が怖いというのなら」

 ホッとするように胸を撫でおろした幸の腰をグイっと引き寄せた。

「怖くなくなるようにしてやるよ」

 目を見開く幸に口づける。

 怯えて逃げようとする。……が、もう今さらだ。離すものか。

 俺はな。

 おまえを孕ませると決めたんだ。

「幸。もう一度だ。セックスの授業をしてやる。俺の精液を子宮で飲み干せるようになるまでだ」

 泣きそうな顔をする幸の細い腰を持ち上げる。

 蒔奈は後回しだ。今は幸をどうにかしないと。

 ふぅ、と大きく息を吐いた。――麻子。こういう女の対処法を、おまえ教えてくれなかったよな。

 俺も初めてだよ。だから。

 いつか地獄で逢えるときが来たらさ。

 酒でも飲み交わしながら、おまえに教えてやるよ。

 

 

 




次の話も幸になるかと。
最初の奉仕から、だいぶ話数が飛びましたが、やっと幸の出番が来ました。
そうなんです。
これを書きたかったんですよ。
実際にセックスしないと絶対にわからないことを、幸に教えてあげようと思い、グリザイアの楽園を書いてみたくなりました。
原作の幸はそんなことないですけど。普通に雄二とセックスしてました。
原作改変となりますが、よろしければお付き合い頂ければ嬉しいです。
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