――ダーカーの巣窟、【敗者】用スペース
「……」
数十年前、アルマの体を使ってマジックを研究してからマジックの研究は停滞していた。
研究素体であるアルマの短い寿命により、時間操作以外のマジックの再現が出来なかったからだ。
それでも時間操作の力は彼にとって有効で、これまで様々なことに使用してきた。
そしてほんの数ヶ月前、新たにマジックユーザーの個体が見つかり、【敗者】はその研究を続けていて。
かなり局所的で曖昧な力が多いが、それもマジックらしいといえばそう。
レヴィという興味深い研究素体から発せられるその超常能力は、使いようによってはこの宇宙の摂理をいとも容易く曲げられるだろう。
「ふむ……ここに関してはサンプル不足か?しかしある程度一貫性はあるはずなんだが……」
とはいえ、今の情報量ではまだアルマの解析データの方が多い。
それに、マジックの感覚に対して自覚があり使いこなしていたアルマと違い、レヴィは完全にマジックを無意識の内で使って、それに再現性を与えようとしない。
自覚出来た範囲はいくつか名付けて使おうとしているようだが……
「僕がマジックを使えるようになるにはやはりその仕組みを模倣するだけではなく、正しい意味で解明しなければいけないのだが……
生憎、天性の才能とやらには恵まれなかったらしい」
【敗者】はそんな独り言を吐いたあと、ため息をついた。
データを開くと映るのはグラン類似エネルギーとユニゾン波。
出来る範囲でオラクルを解体し尽くした彼の今の研究テーマなど、レヴィの肉体しかないのだから仕方ないだろう。
とはいえ、シオンを求めていた頃は惑星との融合や演算する海の解析、事象改竄の記録など多岐に渡っていたのに対し、レヴィの研究となるとレヴィの体を見る以外特にやることもなく、ある意味変態チックな様子になっている。
まあ、当の本人の態度はシオンの時とは完全に違う訳だが……
「しかし……」
【敗者】の頭の中ではざわめくようにレヴィとの記憶が思い出された。
彼女の馬鹿らしいようにも思える柔らかい笑顔と、奥底まで響き渡るような温もり。
それは気の所為だったのだと認識出来てはいるが、ならばどうしてふとした時に思い出してしまうのだろう。
正気の自分がレヴィに魅力を感じないなんて当然のことなのに、レヴィの事を思い浮かべるとむしろ今の方が可笑しいとすら思える。
正気に慣れてないだけなのか。そうに決まっている。
そうに決まっているはず……
「どうしたの?何かわからないこと…ある?」
ふと、ふんわりと甘い香りがして【敗者】は振り向いた。
そこにはレヴィが立っていて、ぼんやりとモニターの数字に目を向けている。
「ッ……」
【敗者】は観察するようにレヴィの足元から頭頂までをじっと見つめた。まあ悪くは無い。だが自分があそこまでレヴィの可愛らしさに執着していたのは分からない。
外見なんて所詮皮のひとつでしかない。【敗者】から見ればアークスという一個体にある外見の善し悪しなど単なる模様違いで、研究データには影響のないもので。
彼女が輝いている時は、やはりグラン類似エネルギーが滾っている場面であり、このような精神的に負荷のかかりやすい場所で、こだわったような格好もしていない彼女ではその他大勢と何ら変わりない状態なのは当然だ。
(薄い金色の髪と、……小さな背丈。
丸い頬と、ぱっちりと開かれた紅い瞳。)
今はダーカー因子の侵食で毛先が赤黒く染まっているが、普段はほんのり赤みを帯びた毛先をしている。
まじまじとレヴィの顔を観察していると、どうでもいいはずの外見のことを考えて間違ってるだの正しいだの考え込んでいる自分が何だか少し恥ずかしくなり、【敗者】は眉を顰めた。
――本当にどうでもいいなら正解か間違いか解答に拘ることすら馬鹿らしく感じるのでは。
どうでもいいと言いながら、自分の感覚の置き場所を求めるのはどうでもよくない証拠なのでは。
心を抉るような感覚は無いのに、ずっと心に残り続けるのは……それは、刺し方が変わっただけで凶器という本質を失っていないのでは。
【敗者】の頭の中に沢山の思考が濁流のように押し寄せ、グルグルと渦巻き、泥を沈殿させながら流れていく。
【敗者】はこれ以上思考すれば何かもっと大きなものに飲み込まれてしまう気がした。
それが彼女の力かどうかは分からない。
ただ、今の【敗者】にとっては受け入れたいとは思えない。
だから、【敗者】は目を逸らした。
「人に話しかける暇があるなら作業をしたらどうだ?忙しいんだろう?」
【敗者】の八つ当たりのような言葉は実にぶっきらぼうだったが、彼女の視線はモニターから動かず、その文字列をじっと眺めてから、彼に向けて首を傾げた。
「でも……それ、わたしのデータじゃん」
レヴィの芯の通った少し幼げな声が響く。
「わたしだって……その、自分のことよく分から……、……わかん、ないけどさ、でも、必要なら手伝うから。わたしが仕事してる時でもいいから声掛けて」
「……」
――全く嘆かわしい。ここまで突き放し、あれほどまで言い放って、尊厳を常に奪い続けているのに、それでもここまでしようと考えるものなのか。
バカなのか頭がおかしいのか。
しかしレヴィの目は本気で、【敗者】はほんの少し前言われたことを思い出した。
彼女は【敗者】の成功を心の底から本気で信じて応援し、その力になりたいと思っている。
レヴィはそういう子だ。それが根っこだ。
だから、それを否定しようとするのは単なるプライドに過ぎない。そうではないと思いたいだけ。
どれほど打ち砕かれても冷めぬ炎、健気にひたむきに向き合う心。
そんな子を全て失ってから見つけた自分が悔しかった。失った後からここまで想われ続けていることが恥ずかしかった。
レヴィの献身は自分の失敗を明確にされる気がした。そんなことないと分かってるのに。
だけど彼女に思われてなくても成功して当たり前でいたかった。
そんなプライドの為に、レヴィをわざと無下に扱った。
だから、衝動的に放ったあの言葉はただレヴィのコンプレックスを刺激して、彼女が一番言われたくない言葉をわざわざ言うだけであり、傷口に塩を塗る行為に他ならない。
レヴィだって、相当傷付いているのに。
――僕が、間違っているのに……
「大丈夫だよ、暇じゃないけど、あんたの言葉は最優先だから」
レヴィは言うべきことを言い切ると【敗者】からゆっくりと目を逸らし、そっと彼に背を向けた。
そして迷わず走り出そうとするが、【敗者】は思わず立ち上がり。
「ッ待ってくれ!」
衝動的に叫んだ言葉。
【敗者】の張り詰めたような声にレヴィはそっと足を止め、静かに深呼吸をする。
「……さっきは、……本来の僕とはかけ離れたような応答をした」
「?」
【敗者】から出た言葉はレヴィの理解には及ばず……
彼女は彼を理解するために振り返るしかなかった。
合わせた視線の先から読み取れるものは互いに何も無かったが、レヴィは【敗者】のどこかバツの悪そうな、不器用な表情を見て心の奥を擽られた。
――ダークファルスで、自分よりずっと強くて賢いのは知っているけど、やっぱり放っておけない。
孤独で淋しくて苦しくて、誰よりも構ってほしそうに見つめるその瞳がレヴィを動揺させる。
ここに来てからの彼はずっと冷たく拒絶するように見つめるだけだったのに。
「あの時の僕は、……邪魔をされたくなかったんだ。だが、貴様の配慮が欠けているのは当然だとしてもだ。僕の対応は少々横暴が過ぎていた」
「じゃあ、今は話しても大丈夫?」
レヴィの返事はシンプルだった。
それ以上に何も思いつかなかった。
彼が間違ってるとは思わなかったが、彼がそうしたいのであればそれは任せる。
レヴィにとって彼が悪いのか悪くないのかなんてどうでもいい。
今まで返しきれないほどの恩を与えてくれたのは分かっているが、それでも守りたい相手は守りたい形をして欲しい。
別に【敗者】から暴言を吐かれたり暴力を振るわれたりするのは構わないが、レヴィが憎むアークスと同じようにはならないで欲しい。
フォトンが無いという一要素で人格も能力も全て否定してなかったことにしたり、人権を持った普通の人として生きるという願いをバカにされたり、人で居たいと考えて行った行動を否定されたくない。
だから、【敗者】とは話すことを許可されていたかった。
レヴィが唯一取り繕わずに話せる相手だから。
「……」
【敗者】は返事の代わりに縦に頷いた。
レヴィはその挙動を見て優しく笑みを浮かべ、ゆっくりと彼へ近づいていく。
「……ごめんね、イライラしてやだったよね」
子供を甘やかすような甘ったるく優しい声に包まれて、レヴィの小さくふわふわとした手が伸びる。
「っ、」
【敗者】は心臓の鼓動を一瞬止め、レヴィのその柔らかい手が頬をなぞるのを受け入れると、ただ触れられただけだと言うのになぜか不思議と高揚していた。
(馬鹿な、……僕は洗脳されていないはずだぞ?それなのに何故、……くそ、クソッ、クソッ……)
【敗者】はレヴィを睨むように見つめるも、彼が抵抗する挙動を見せていないことを確認するとそのまま壊れ物を触れるようにそっと彼の大きな体を包み込んで抱きしめる。
「やな気持ちにさせてごめんね……」
レヴィの小さく柔らかい体が【敗者】の頭を包み込み、腕でいっぱいいっぱいに覆われた頭はレヴィの手でゆったりと撫でられる。
まさに魔性。
頭がわっと熱くなり、体が震え、下の半身が反応する。
「ぅあ、……っ、……あ、あぁ」
【敗者】の脳内は彼女の感触で埋め尽くされ、可愛くて柔らかくていい匂いのする少女に甘やかされながら頭を抱きしめられるその感覚は、生粋のダークファルスでありユニゾン波の影響下にない彼ですら鳥肌が立つほど甘とろいものだった。
こんな思考を持つなんておかしいはずなのに、でもおかしくない。だって正気なのだから、正しいに決まっている。迷いもなく正しいはずなのに受け入れたくなくて、それでも、それでもレヴィは受け入れていいと言うように【敗者】に暖かい目を向けて……
「……」
【敗者】の胸がギュウと掴まれた瞬間、何故かサッとレヴィは手を離し彼を抱擁から解放した。
【敗者】は突然失われた熱に唖然としぽかんと口を開けてレヴィを見た後、直ぐに彼女と目が合う。
「なるべく話しかけないようにするから、もう平気だよ」
レヴィの目は暖かいどころかむしろ冷たく、会話は諦めたと言わんばかりにどこか遠くを見て脱力していた。
突然冷水を掛けられたかのような彼女の様子に、【敗者】も思わず顔を顰め。
「……これだけじゃ満足出来ないのか?」
レヴィはその言葉を聞いても首を傾げるだけだった。
「だから、僕が悪いと言っているだろう。それ以上にまだ強請るつもりか?」
【敗者】の言葉に、レヴィはできる限りの思慮を張り巡らせた。
――それは、触れられることが嫌だという話?確かに話せるだけでも【敗者】に感謝すべきではある。
いや、そもそも、話すことすら嫌だと言ってるの?それにしてもそれくらい分かってる。
レヴィはそれを分析するのに非常に長い時間を掛けたがそれでも解決せず、分からないままにほとんどパニック状態に陥りながらも表情は落ち着いていた。
が、口の方は明らかにまとまっていない。
「え?えっと……、その、それは分かってるよ?だから、これららは、……これからはっ、【敗者】を怒らせないようにするから、話しかけるのやめるねって言って……え、……」
言葉を言い終わったあともあ、う、と吃るような声を出して、体を竦ませた。
彼女の体は本当に小さくて、寂しそうで、整っていない言葉を吐いたあとも何か言おうが口をもごもごさせていたが、言葉に上手く表すことは出来ず何もかも過ぎてからじゃないと口にできなかった。
「……」
【敗者】はレヴィの怯えたような嫌がっているような様子を見て胸が引き締められた。
貴様まで。
僕を受け入れた貴様まで――僕を拒絶するというのか?
「きゃうっ?!」
【敗者】は衝動的に彼女を抱きしめ、無理やり引き寄せる。
暖かい。
レヴィの金色の髪がふわりと揺れ、幼げな顔が僅かにメスの色気を帯びると【敗者】の中の全てが喜んでいるように感じる。
性欲か、愛欲か、それとも執着か、今の【敗者】にとってはどれでも良かったが、今己の内で抱く存在がほんの少しでも抵抗すれば八つ裂きにしてしまいそうな程には苛立っていた結果のことだった。
本当は泣いてしまいたい。レヴィも【敗者】も泣けたら楽だ。
だが、互いに何故か涙は出なかった。
己のプライドが抑え込んでいるのか、それとも、今のままでは互いが作った心の壁を越えられないと分かっているからなのか……
「……僕がどう応対するかは別として、話しかけるくらい、いいじゃないか。円滑なコミュニケーションを取れない相手に僕の運命を任せるつもりはない」
【敗者】は出来る限り彼女のその壁を越えようとした。
レヴィと違って結論ありきの思索ではなく、彼は知を求めるように彼女を理解しようとしていた。
その中で薄々と【敗者】は勘違いをしていった。
ユニゾン波を拒んでいるから彼女が苦しんでいるのだと……
「……」
【敗者】はフォトンのバリアを解いて声を掛けてみるが、レヴィの張り詰めたような表情は変わらない。
そりゃそうだ。レヴィは感情に己の在り方の全てを委ねてる生き物なのだから、ユニゾン波を拒まなかったところで意味などない。
払ったあの手にどれだけの価値を覚えていたのか、ダークファルスなどという意思がありながら猿真似の心を持つだけでしかない彼に、感情と心だけで生きている不思議生命体の気持ちは理解出来ない。
「僕は、……ようは……」
――嫌だった。本音を言うことは昔から好きじゃなかった。ルーサーの頃から避けていた。
それが己の性なのかもしれないし、己の中に踏み入られるのが嫌なのかもしれないし、己の本音を聞いて馬鹿にされるのが嫌なのかもしれないし、とにかく彼は天邪鬼で、自分の本心……特に感情的な言葉は子供の頃から避けていた。
だが、レヴィの前だと本音を避けられない。
彼女に奥底まで見透かされていると思う時もあれば、全く意思が伝わらないせいで無理やり言わなければならない時もある。
とにかく中間がない。
レヴィの前では両方あるのにどちらも極端で、どちらにせよ己の皮膚の下の一番柔らかい部分に触れるか触れさせるかしないといけない。
それに強い違和感を感じていたというのに、なければないで嫌に感じる。
「……ようは、会話も出来ない状態だと仕事が進まないだろう?……ダメか?」
【敗者】の搾り取って滲んだ雫のような言葉にレヴィは目を丸くし、ボーッと彼を見つめた後、頷いた。
これも本音のような違う取り繕っただけの言葉ではあるが、【敗者】としてはこの方が良かった。
単純に話したい、話せないと不愉快になるからと言って納得して貰えない方が嫌だったし、仕事の為と言えばレヴィは簡単に納得するのが目に見えていたから。
そして実際レヴィは簡単に納得した。
――簡単に解決できない問題は残したまま。
「うん、たしかに」
「貴様の理解力の低さは一体なんなんだ?あれほど沢山の本を与え、読書をさせてやっているだろう。文字を追うだけじゃなく、内容の意味を考えなければ意味がないぞ?」
【敗者】の嫌味のような言葉にも、レヴィはくすくすと笑って返事をする。
「……ふふ」
最初のそれは愛想笑いだったが、レヴィは【敗者】の腕に抱かれたままその体温を感じていると、自然に顔が綻んだ。
彼の大きな体と眉目秀麗な顔と、それから抱きしめるときの感情任せな動きと、ちょっと乱暴だけどソッと抱き寄せてくれる指のまとまり。
【敗者】の低い声がレヴィの名前を呼んで、寂しそうな、悲しそうな目を向けるとレヴィはそれを変えたくなる。
彼が幸せになって、その瞳が愛情で満ちて、この世の全てが彼の為にあってほしいと願うようになる。
彼から向けられた愛情の目が偽りだという結論は出ていたとしても、それでも、嘘でもいいからそうやって見つめられていたい。
シオンだとかいう存在に、易々と奪われたくはない。
「ふふっ、【敗者】……えへへ、うれしい」
レヴィは思わず彼の頬に唇を落とし、柔らかくはにかむ。
【敗者】はぼんやりと彼女の顔を眺めていると、すぐにレヴィはハッと正気を取り戻し首を横に振った。
「それでね、えーーっと、……あのね、……だから、あっ、ブラックローズ……ブラックローズは、どう?」
その言葉に【敗者】はソッと手を離し、倉庫からブラックローズを取り出す。
どこか名残惜しく感じるのはユニゾン波のせいなのか。
その割にレヴィからなんの意思も伝わらないことに疑問を抱いていたが、彼女の返答を待つ熱視線を浴びると【敗者】もとりあえずこの場を収めるしか選択肢はなくなった。
「……ブラッシュアップの必要はなかった」
「……」
【敗者】の言葉は単純な褒め言葉だ。
だが、彼は素晴らしいとは言わなかった。
レヴィの心意気と完成度自体は文句の言いようもないものだが、完全に彼女のリソースは限界を超えている。
それで素直に褒めて助長させたら、また創世器を壊した時のように自分の体を自ら破壊してしまうだろう。
「過労の兆候が見えているぞ。休むんだ」
【敗者】は今までレヴィが好きだから休めと言ってきたわけではない。
人間の生態を理解した上で、駒として最高率のパフォーマンスで働かせたいから休めと言ってきたのだ。
だから今も当然言う。
だが、レヴィは納得しなかった。
「……気の所為、だよ」
「気の所為?僕がどれほど貴様を見てきたと思っている?」
とはいえ、今のレヴィに最早休む選択肢はない。自分の精神がまともじゃないことくらい分かっている。
だから彼の言葉を聞いてもレヴィは黙るままで、最終的には踵を返し、今度は絶対に振り返らないよう迷いなく走り出す。
「いそがしいから、わたし。ばいばい」
決まりきった拒絶の言葉を投げると彼女は【敗者】の唖然とした表情に見なかったふりをして走り去っていく。
「レヴィ!」
【敗者】の声は静かにその場に反射し、風の中にそっと消えて。
彼の伸ばした孤独な手はゆっくりと降りて、そして、そっと握られた。
二章で大体どれくらいの話数になるかを計算していた所、それなりに長くなりそうなので三章もしくは四章以降を続編という形で作品を分けるか検討しています。話数が長すぎると管理が少々面倒なのと、読者からしても見にくいのでは?と思ったため。
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続編として作品を分ける
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分けないで一つの作品でまとめる