そんな中、【敗者】から離れたレヴィは衝動的に別のブロックに駆け込むと、そこには驚いた顔で尻餅を付くマトイが居た。
(こんな所まで近付かれてたなんて……)
マトイはチラチラとレヴィの後ろを見つつも彼女を赤くなった顔で凝視し、暫くの静寂が続くと我に返ったように声を上げる。
「ッ!あ、……だ、大丈夫、だった?」
大丈夫とは言われても。
レヴィは完全に全力疾走をした後で、服はところどころはだけており完全に疲労しきった顔で荒く息を吐いていた。
「はーっ……はーっ……」
「その……本当に、平気っ?」
マトイが伸ばした手が触れそうになるとレヴィは慌てて離れ、眉を顰めて叫びを上げる。
「へっ、平気だって言ってんでしょ?!」
こんな状況だというのにレヴィときたら相変わらずの女体嫌いだ。
マトイはレヴィを見つつもやっぱり彼女の後ろをチラチラと見ていた。
だが、レヴィは気を取り直すとまた面倒くさそうな表情になり、マトイのことを睨むように見つめる。
マトイは選択を迫られた。
自分が観測した事象について問いただすべきか、それとも元の目的の通り早くアークスシップへ連れて帰るべきか。
マトイは決断に迷い端末を開いて周囲のダーカー因子汚染量を調べると、レヴィだけやっぱり異様に数値が高かった。
話を聞くなんて帰ったらいくらでもできることだ。とにかく、今。今助けなければ……
マトイはそう衝動に駆られると立ち上がり、レヴィへ手を差し出す。
「と、とにかく早く行こう!通信が取れる場所を見つけたの、だから……」
「ほっといて。あんたと馴れ合うつもりはない」
「すぐ帰らなきゃダメ!だって、あなたの体は……」
マトイは端末のデータを見せるがそれでもレヴィは手を取らず、むしろ聞き分けのない子供を見ているかのように呆れた様子でマトイを見上げていた。
「あのさ。それ、意味無いから。やらなくていい」
「でも……ううん、あのね、せめて……せめて、お互いの位置見えていた方がいいし、パーティとか組めたらなーって……」
「位置が分かったらなんなの?わたしに何の得があるワケ?たかがアークスの癖に……」
レヴィの言葉に、マトイは静かに顎を引いた。
短い間だが、レヴィがどういうタイプの人間かはマトイにもわかった。
レヴィは単一の面だけで見て判断出来るような人物じゃない。多面的に見て、様々な可能性を持って考察しなければならない存在だ。
マトイはレヴィの危うい面も観測していたが、同時にレヴィの考慮すべき被害者としての面もまた観測していた。
アークスに対する不信感というのは、ダーカー兵器などの洗脳ではなくまさしく後者からきているものだろう。
「わたしは、あの人達とは違う」
だが、レヴィはといえばそんな言葉にもまるで嘲るように眉を歪め笑うだけで。
「ハッ、そういう見え透いた嘘に引っかかるほどわたしがバカに見える?」
「……」
レヴィはマトイに構わず先程とは逆の方向へ去るような素振りを見せたが、マトイは彼女の背中へ向け声をかける。
「あのダーカー兵器……あなたを喰らおうとしてた」
「ダーカーは欲望に支配された凶暴な獣。彼らにとって喰らうことは本能であり、この世の全てに取り憑いて支配し、生き延びる為ならどんな形でも進化する」
レヴィの言葉は何の当たり障りもない教科書通りの言葉だ。
決まった文字列を読み上げるだけのそれは、不気味な程に感情がない。
「……でも、……ごめんなさい。わたし……聞いてたの」
それを聞いてもレヴィは構わず去ろうとしたが、次の瞬間その足は止まった。
「想い人から愛されるようになる、って」
「ッ!」
マトイの言葉にレヴィは振り返り、彼女をキッと睨みつける。
「大きくて、硬くて、……刺激的だけど、誰よりも優しい彼から、愛されるようになる……」
「……人未満の忌み子が抱く感情にしては馬鹿らしいって?」
「違うの……
あなただって、普通の人なんだから……
独りになんて、なろうとしないで」
「ッ!!舐めた口効かないで!!ルビィの仲間のくせに!」
マトイの言葉を聞いて……レヴィは怒りに血が昇った。
強い悪寒を感じ鳥肌がぞわぞわと立ち上がり、このどうしようもないくらい不快で気持ちの悪い感覚に彼女は衝動的にマトイを突き飛ばし拳を握りしめる。
「っ!」
「ふざけないで……!人の弱みを握ってそれで説教して勝手に気持ちよくなったつもり?!わたしはあんたの自慰行為に協力するつもりなんて微塵もないんだけど?!アバズレクソ女の分際で!」
レヴィの感じたそれは全く自分を知らないような人間にさも自分を見透かしたようなことを言われ、勝手に自分を決めつけられる不快感だ。
【敗者】ですら分からないようなことをマトイが分かるはずなんてない。
レヴィが生まれてから今まで抱えてきた闇はマトイの言うそんな単純な一言で簡単に解決するわけなどなく、そんな言葉で歩み寄ろうとするマトイの薄っぺらさ、偽善さ、そして自分が言えば解決出来るに決まっているというその見下されているような感覚が至極不愉快でならなかった。
「じっ、自慰?!」
「どいつもこいつもわたしの心を勝手に測って……的外れな事ばっか言ってるくせに理解者ヅラしないで!」
「ッ!あなたは誤解してる!私はあなたを傷付けたい訳じゃないの……!あなたを苦しめたい訳でもない、だから……だから一緒にオラクルへ帰ろうっ?!」
「誤解もクソもないでしょうが……アークス如きが!!」
レヴィは弱者だが彼女は救いたいような形などしていない。
だからアークスは彼女を見放した。
フォトンがなく、陰気で、犯罪ばかりしていて、態度も悪くて自分が弱者であることに強いコンプレックスを抱いている彼女など、慈善団体や民間非営利組織が自分のアピールにすら使いたいと思えない人物だ。
だからレヴィは【敗者】に救われた。
彼のような他人を救う事に対して何かの成果も名声も得ようとしない、それこそ他人を自分の計画のための駒としか見ていない相手だからこそ、レヴィは彼を信頼出来て彼に寄り添えた。
彼はレヴィの境遇を自分の成功のためにアピールするような相手でもなければ、分かりもしないのにレヴィを理解したと言い張るようなことも無かったから。
「チッ……」
だがレヴィがひとつ誤解しているのは、マトイにはそのような悪意が一切ないということだ。
レヴィが感じている不快感は彼女の中では間違ったものではないが、マトイはレヴィを可哀想だと思いつつ、だからこそ救うべき存在であると確信していた。
それはアークスだけではなくダーカーからもだ。
「確かに!……確かに、アークスがあなたにする対応はおかしいと思う!だけど、全部のアークスが、みんながあなたにそうする訳じゃない!」
「"みんながそうする訳じゃない"、ね。なら、どうして一番最初に手を伸ばしてくれた奴はアークスじゃなくてダーカーだったの?」
「ダーカー……」
マトイの声はその単語を紡ぐ時だけ低くなる。
レヴィの瞳の中にはアークスではなくダークファルスが映っていて、彼女はなにか強いものに恋焦がれるような熱を持った瞳をしていた。
「体のいい事ばっか言ってる奴がわたしになんかした?人権を与えた?理不尽な待遇を変えようと、ほんの少しでも努力した?してないよね。してもないくせに、口だけそういうこと言うわけ?
人に対して意見する権利があるのは、やるべき事をやった奴だけだよ」
「昨日まではそうだったかもしれない……でも、わたしは今日あなたを知った。だから、今日から変えたいの」
だが、レヴィとマトイはどこまで行っても噛み合わなかった。
「今日から?……あは、……きゃははっ……!」
レヴィはマトイの言葉を聞いてはっと溜息をつき、それから腹を抱え、くすくすとまるで笑うような動作をする。
それは露悪的で、わざとらしく、相手の言葉など一切まともに受け取っていないと言わんばかりの振る舞いだった。
それからレヴィは不思議なほどすんと冷め、マトイから視線をそらす。
今日からだなんだって、後から埋め合わせをすればどうにかなると思ってるやつがこれまで積み上げてきたものを躊躇いなく壊せるのだろう。
【敗者】がどれだけ努力して、どれだけ辛い過去を持って、どれだけ打ちひしがれても止まらず苦難の道を歩んでいたというのに、なぜ誰も【敗者】に寄り添わなかったのかレヴィはなんとなく理解できた。
「……アイツは、こういう世界でずっと苦しんでたんだね。こういうヤツらに辱められて……
だから、利用するかされるかしか無かったんだ」
「……?」
「わたしは今日じゃなくて昨日から救ってあげたい奴がいる。もう今日じゃ間に合わなくて、ずっと前の過去からどうにかしないと心の闇を無くせないと分かってるのに、それが出来ない奴がいる。
だからあんたには一生分からないよ、わたしの気持ちなんてね」
「過去に……過去に戻れれば救える人は沢山いる。でも、……わたしたちは過去に戻ることなんて出来ない。だから、今日を考えるしかない」
「はっ、……笑えるね。あんたのとこのナイト様は過去に戻って運命自由自在なのに、よりにもよってその恩恵を賜ってる立場がそんなこと言うワケ?あのクソ女は一番救わなきゃいけない奴を救おうという選択肢なんて、はなからなかったのにさ」
「ナイト?……ルビィ?」
「英雄だの救世主だの気取ってるけど、結局のところルビィはエゴでしか行動してない。自分の守りたい奴だけ守って、やりたい事しかしない。
そんな風に自分勝手にやってる奴が、同じ自分勝手にやってるわたしにデカい口叩いて説教かましてくるんだから、ホントお笑いものだよね」
マトイはそれを聞いて、静かに口を開いた。
「……あなたの救いたい人って、誰?」
「この世で一番傷付いてる奴だよ。
そして、この世で一番傷付いてる事を隠すのが上手いヤツ」
「……」
マトイはレヴィから言われたことをなんとか飲み込もうとしたが、彼女の脳がそれ以上の思索を受け付けなかった。あまりにも有り得なさすぎることで、あまりにも不可能すぎること。
マトイはどうにか咀嚼しようとしても上手くいかず、レヴィから言われた言葉を言葉通りに記憶することしか出来なかった。
「……よし、
そんな中、レヴィは遂に事態を収束させられるだけの手段が思いつく。
「これだけは覚えておきなよ、マトイ。
幸せには絶対量が存在する。誰かが幸せになる分だけ他の誰かが不幸になる。
他の誰かの為に幸せを祈るなら、その為に不幸になる奴が自分になる覚悟をしなくちゃいけない。
わたしがもし過去に戻れて救いたい人を救えたとしたら、わたしもあんたも多分生まれてないだろうし、
その覚悟がある奴だけが、人を守りたいって言える」
「わたしの不幸の代わりに、……誰かを幸せにする」
「そう。それが覚悟。愛する人の為に死ぬ覚悟だよ」
レヴィはその言葉を紡ぐと、拳を胸に置く。
ダーカーの巣窟に見合わないほど眩しい光がレヴィを覆い、マトイは思わず手庇をしなければならないほどだった。
「なにっ……?!」
「
手の隙間から見えたレヴィの姿は星のように煌めいており……彼女が手を差し出すと、差し合わせたかのようにマトイの姿がパッと消える。
「……」
レヴィはひとりになるとその光を沈め、ゆっくりと手を握っては緩めた。
――少しずつ、マジックという力も定義が出来るようになってきている。
結果は出せていないが、前には進んでいるかもしれない。
レヴィはそう考えながら佇んでいると、そこに【敗者】がやってきた。
「レヴィ!」
「あぁ……もう船出していいよ」
レヴィは【敗者】に対して気怠そうにそう伝えると、船に向かって足を出そうとするがぐらりと体が揺らいだ。
新しく開発したマジックで、質量も大きく転移座標も遠い。しかも連戦したあとのダーカー因子汚染量も限界の状態。
完全に力の使いすぎである。
そこを支えたのは【敗者】で、彼は倒れそうになったレヴィの腕を引っ張り支えると肩を持って己に体を預けさせた。
「立てるか?」
「気が抜けただけだよ」
そんなことを言ってレヴィは呑気に離れるが、【敗者】は彼女から目が離せなかった。
「新種のマジックか?別座標に強制転移とは……ルシェラの真逆ということになるのか?」
「さあねー。わたし、そういうの詳しくないし」
【敗者】はレヴィの言葉を聞いても特に反応することはなく、端末を取り出しつつ興味深そうにデータを眺める。
二人は船までの道を戻るまで静寂を貫いており、船に着いたあと不可視を解除しても尚会話はなく、しばらく船の前で突っ立って各々思考をしていたが……その静寂を破ったのはレヴィだった。
「……わたしの話、聞いてた?」
「……」
レヴィは聞こえなかったと言われても仕方ないくらいそっと小さな声で呟いたが、【敗者】は端末を閉じレヴィへ視線を向けた。それは聞こえているということの証で、レヴィは自分から話題を出しつつも反応した【敗者】に対しどこか苛立ちすら覚えていた。
「全部嘘だよ。全部演技、アークスに対して話すんだから、ちゃんと嘘つかなきゃダメでしょ?」
「……レヴィ」
【敗者】は確かにレヴィとマトイが何を話したのか聞いている。レヴィが【敗者】を愛する人だと表現したことも、そのために自分が不幸になっても構わない、死ぬ覚悟は出来ていると言ったことも聞いている。
だが、【敗者】からするとどちらも納得出来なかった。
「勝手に死ぬのは辞めろ。僕が死ねと言った時が貴様の死に時だ。それ以外は何も無い」
「あんたがちゃんと幸せになるまでは死なないから、大丈夫だよ。安心して」
「僕は……そうなった後でも、レヴィに生きて欲しいと思っている」
「じゃあ、あんたが死ぬまでずっと守るから。寿命的に生きてってのは難しいけど、わたしが死んだ後でもずっとあんたを守る。約束だよ、【敗者】」
【敗者】はその言葉に違和感を覚えていた。
レヴィは出会った時からずっと利己的な女だと思っていたから。
いくら【敗者】の為とは言ってもいつも見返りを求めているように感じたし、何を言っても自分本位で相手の事など考えていなくて、自分の正当性が示せればなんでもいい人間だと思っていたから。
でも、それと同じくらいレヴィは生に執着している。
厳密に言えば彼女にとってのゴールは死だがやり残したことがあるなら死ねないというだけのことに過ぎない。
それでも、【敗者】は彼女にとっての"ゴール"が自分本位な事情ではなく【敗者】の幸せだとは到底信じられなかった。
だがレヴィの言葉にホラを吹いている時のような嘘は感じられない。
彼女は本気で言っているような気がしたから、【敗者】も少し怖くなった。
「……」
「……そこまで執着されるのは嫌?」
執着されるのは嫌か。確かに【敗者】は嫌だった。
でも、それよりももっと嫌なのが、二人の関係に勝手にレヴィがゴールを決めていることだった。
レヴィはあくまで【敗者】の従える相手であり、生殺与奪の全ては【敗者】が握っているべきである。
それなのにレヴィはまるで自分にその権利があるように振る舞い、【敗者】が望んでもいないのに勝手にゴールを決めていた。
【敗者】はそれに対して不愉快になっていたが、相手がレヴィでなければ、彼女の理論が効率的な意見だったのは確実だ。
だからレヴィに対して執着してしまう意思は効率から遠いワガママにほかならない。以前までの自分の人生やコミュニケーションを考慮すればレヴィの意見が正解だ。それでも感情はそれを間違っていると言いたい。
「ずっと生きていて欲しい、と言うのは……
僕のワガママか?」
【敗者】はそう言うしかなかった。今の自分の意見はワガママの範疇を超えない。正しい【敗者】が何を選択すべきか分かっている上でそう言ったのだから。
だが彼の言葉を聞いて、レヴィの心は揺れていた。
もしかしたら、もしかしたら、少しでも……また彼が
そう思って、レヴィはゆっくりと彼に向けて手を伸ばした。
【敗者】はゆっくりとそれを凝視した。
彼女の柔らかくて小さくてもちもちとしていて、それでいて仕事人のような、ハリのある傷付いた手。
均等に整えて切られた爪と、少女のような丸みのある指。
トロピカルフラワーのような爽やかな甘い匂いと、彼女に触れられた時の熱と、その手で握られた時の快感を思い出し、【敗者】は完全に硬直していた。
「ッ、ぁ……」
彼は耳を赤くし、高鳴る心臓の音に揺さぶられ、笑顔を保てず思わず情けない声が漏れる。
あれが触れたら、あれが触れたら爆発してしまうと……
――【敗者】の赤らめた顔、強ばる体、レヴィを見つめる切ない瞳……。
「ッ!!」
手が触れ合う寸前で、
「……?」
静寂と冷たさの中、【敗者】は惚けたようにレヴィを見上げる。
「レヴィ?」
「あ……」
――"ヘン"だ。変。
自分が誰かに好かれるような、そんな幻想のような何かを見るなんて……
「ご、……ごめ、わたし」
愛だ恋だが物のように貰えるというのなら、そんな簡単な話はない。与えられるわけがない。だって、生まれてこの方自分の扱いといえば、忌み子で存在してはいけないもので、それなのに。
それなのに、【敗者】は自分を、幽霊を人間のように扱うみたいで。
(ダメ、ダメ、ダメ……
わたし、誰かに愛されたら……
この人に愛されたら、何かが入ってきちゃう……!)
どくん、どくん。
【敗者】の瞳が、レヴィの脳を穿つ。
「……怖いか?」
怖い。そうだ、怖い。
怖いに決まってる。
愛したらダメなのに。愛を望んだら終わりなのに。
彼の優しい声が、その中に響いてくると、胸が高鳴って……"愛されたい"と感じる。
(だめ!!)
「ッ!!」
レヴィは【敗者】から入り込んでくるナニカを退けるように彼を突き飛ばした。
一緒に居たい。ずっと居たい。そばに居たい。だから、彼からあんな間違った目を向けられたら……
「ごめん、その、わたし……!!」
レヴィは無我夢中に走り出した。
自分の中を覆う何かが恐れを叫んでいる。
愛別離苦怨憎会苦求不得苦五蘊盛苦の苦しみ。それらを避けねばと訴えている。
「ッレヴィ!」
愛されたい。でも愛されたくない。別れるのが怖い。手を伸ばして、拒絶されるのが怖い。
あの時みたいに、手を振り払われたら……
(こわい……!!)
二章で大体どれくらいの話数になるかを計算していた所、それなりに長くなりそうなので三章もしくは四章以降を続編という形で作品を分けるか検討しています。話数が長すぎると管理が少々面倒なのと、読者からしても見にくいのでは?と思ったため。
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続編として作品を分ける
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分けないで一つの作品でまとめる