「うわー……やらかした」
レヴィは起き上がるとそう呟いた。
起床一秒大激痛。箇所は足。
大方麻酔の効果が切れたせいだろう。
何より視界が完全にゼロ。……視力をやられた。
(えーっと端末は……)
とりあえずとソファの近くに置いた端末をわさわさとひたすら触って確認し、端末を手に持つとキーボードを表示させる。
目は見えなくとも程度配置は覚えている。
簡単なフリック入力でコードを打ち込むと、直ぐに機械音声が流れ出した。
アクセシビリティ機能を使用しますか、と。
アクションボタンを二回連打で起動確定だ。
「さて……多分これアキレス腱やってるしどうしようか……。【敗者】に言いに行けるわけがないけども……」
一応船に到着してからシャワーと着替えは終わっている。ベルトも付け直しているし、一瞬だけ【敗者】に見られてもすぐ激怒なんてことは無い。
だが、何かしら頼まれたら終わる。
盲者の動きなんて【敗者】から見たらすぐにわかるだろう。
「とりあえずイヤホン……イヤホンえーっと……」
視界の異常について気づいていなかったわけではない。
気付いていたがその上で優先順位を落としただけだ。
足だって薬物の過剰摂取でハイになっていたからある程度誤魔化せてはいたが、痛み自体は最初からあった。
いやしかし、問題はそこではない。
この環境においてどうやって治すか、だ。
「戦闘訓練の後は【敗者】に治療してもらえてたけど……あれは多分テクニックだよね?」
毎度の事だが【敗者】と彼女の戦闘訓練は本気である。
訓練において【敗者】は大分手加減をしてはいるものの彼女が傷付くことは想定内であり、擦り傷と自らの血で汚れた彼女をダーカー因子を媒体としたテクニックで治癒するのは毎度のルーティンだった。
だからこそ外科的な措置で怪我を治してもらったことはほとんどないのだが、現在【敗者】から治してもらうのは彼女の都合上不可能。
器を変えるマジック……テゾルを使えば一瞬で完全復活も出来るが、器の場所は分からない。なんなら器があることすら一応バックアップとして最低一個は持ってきているはずだ、なんて予測でしかない。
そういえば治癒のマジックはないのだろうか。
レヴィはマジックユーザーだというのにマジックについてはほとんど詳しくない。
彼女のポテンシャルにリミッターを掛けたくないという理由で【敗者】があえて話していないのもあるが、それを加味してもレヴィの知識は皆無に等しい。
「あれ、そういえば……」
そうやって悶々と考え込んでいる中、レヴィはふとあることを思い出した。
(眷属も……テクニックを使えたような?)
その瞬間、レヴィの頭にアイデアが駆け巡る。
己を治療するためのプロセス、【敗者】を誤魔化すための裏技、そして回復した後の行動全てだ。
「……めちゃくちゃいいこと思いついた……!!」
そうしてレヴィは懐を探り、注射器を取り出した。
例の鎮痛剤だ。
今度は的確に足の方に打ち込み正しい用途で使用する。
そのまま麻酔が効くまで多少待機してから、レヴィは立ち上がり壁伝いに移動して洋服棚を漁った。
手触りから色を大体予測する。
ブラウスはナシ、ファー素材もなし、ベストもジャガードはなし……と探っていったところで見つけたのが白衣だ。
そこで端末の補助AI機能を取り出すとレヴィはすぐに声を放った。
「これ、何色?」
《白いコートです》
「白か……。えーっと確か黒も持ってきてたはず……」
レヴィはすぐにその白衣を背中側に置くとまた棚を探り、何度か繰り返すと再び同じ素材の物を探し当てた。
そうして再び同じ質問を繰り返すと、今度は黒と返ってくる。
ビンゴだ。
「白衣はここにあるどのコートよりも安いはず……」
レヴィはそんな事を呟いてから黒いドクターコートを掴んだ。
理論上全盲でも裁縫はできる。
サイズは端末で読み取れば計算できるし、ルレットを使えば縫うところに触覚的な印が付けられる。
裁縫セットの中に糸通しも入れているし端末のアプリか何かを入れれば穴の位置をスイカ割りのように教えてくれるだろう。
生憎服など作ったことが無いため型紙なんて知らないが、完成系から考えれば後は想定の範囲内。
レヴィはゆっくりと歩いて倉庫の方に移動していった。
扉を開いた時の僅かな風や空気の流れ、遠くから聞こえるシステム音を細かく聞き分け、脳内でマッピングする。
一度見た景色だから記憶に応じて当てはめるだけだ。
そして記憶通りのコンテナを開けると手で探り当て、裁縫セットのケースにある特有の留め金の形を発見し引き出した。
そこから戻るのも面倒だった為レヴィはコンテナの前に座り込み、直ぐに制作を開始する。
ひたすら触覚頼り。
ハサミの位置を指で確認し当てるように切っているからか直線の切り傷がいくつかついた上、当然のように指に針を何度も刺してしまった。
だが、黒い布なら多少の血はバレないはず……なんて言い訳をしてとにかく作業を続けた。
(わたし、見えなくても思ったより生きられるんだな……)
そう考えた次の瞬間、やはり頭に思い浮かぶのは【敗者】で。
耳が聞こえなくなっても目が見えなくなっても、他の五感を利用し戦えるようにしろと言ったのは【敗者】だ。
レヴィはそれを聞き、ありとあらゆる想定で過酷な戦闘訓練を続けてきた。
継戦訓練もそうだ。鼓膜を破られた状態での戦闘はもちろん目隠しを付けた状態で風の音だけ聞いて攻撃を避けるなんて事も経験済み。
完全に盲目な今は最早デジャブのような懐かしさすら感じていた。
「やっぱりわたし、ちゃんと強くなってる気がする……」
昔の自分ならこう出来たかどうか分からない。
昔なら人工臓器を使って治していただろうが、仮にそこまで破損していたら完全に何も出来ず寝たきりになっていた事だろう。
だが今は足に麻酔を打ち歩き回って裁縫まで出来ている。
レヴィは今の自分が誇らしく感じてきた。
寝る前まであった不安感やコンプレックスによる苛立ちが落ち着き、この絶望的な状況だというのにむしろ自尊心が回復していた。
「よし、……装着完了!」
レヴィは出来たばかりの目隠しを付けると、ハギレの布と裁縫セットをコンテナに仕舞い、また歩き出した。
向かう先は勿論一つ。【敗者】の元へ、だ。
(あの量だと麻酔は大体二時間くらい……で、今裁縫に四十分くらいかかったから、多分一時間くらいで切れてくるはず……その間に解決しないと)
レヴィは頭の中で悶々と考え込みながら、なんとか船の出口に辿り着く。
そして髪を動かし、片耳に付けたイヤホンを隠すとゆっくりと呼吸する。
【敗者】の居場所が変わらないのであれば場所は同じ。問題は距離感……
そう考えて、レヴィは注意深く音を聞いて環境音や風で空間の大きさや障害物を確認し歩く。
もちろんスピードは怪しまれないようにいつもと同じだ。
視覚で見えないからテンポがズレて思ったより遅くなる可能性も考え、頭の中でチクタクとメトロノームを動かしてそれに合わせている。
【敗者】の場所は彼の動きや呼吸音から。
ついでにモニターを開いている為僅かなフォトンの音や気配も聞き分けて彼の方へ進んでいく。
「ねぇ、【敗者】」
レヴィは遂に彼に近付くと声を掛けた。
彼女は無視されることも考慮していたが、運良く【敗者】は顔を上げる。
「……誰が話しかけていいと言った?」
【敗者】の声を聞き、レヴィはにっこりと微笑んだ。
「眷属を一体貸してほしいの」
【敗者】はレヴィをゆっくりと見つめる。
僅かに血の色で滲んだ目隠しに、何箇所か注射痕の付いた四肢。
何より裸足。
彼からするとレヴィが何を考えているのか全く分からなかった。
「それはいいが……一体なんなんだ、その目隠しは」
【敗者】の問いかけは完全に想定通りで、レヴィは心の中でうしし、なんて言って笑ってから笑顔のまま答えた。
「あ、これ?家でも行ってた訓練だよ。目隠ししたままってやつ。あの時は戦闘訓練だったけど、感覚忘れそうだから日常でもやっておこうかなって」
「僕と話す時くらいは外してもよかっただろう」
「あ、ごめんね。めんどくさくてさ、ふふ」
レヴィはそうやって誤魔化したが、【敗者】は手を伸ばすとすぐに彼女の目から目隠しを取った。
だがそれも想定済み。
パッと【敗者】の手から目隠しが地面に落とされる。
レヴィはクスリと微笑んでから地面に落ちたそれを手に取った。
「渡してくれても良かったのに。イジワル♪」
「それで?僕の眷属を借りて、一体何の目的だ?」
レヴィは【敗者】の発声を聞くと直ぐに彼と目を合わせるよう顔を動かした。
口の位置から目を予測しそこに向かっているだけだ。
実際の所目は眉間に向いているのだろうが、そもそも【敗者】はそこまできちんと見ていないだろうとレヴィは予測し、気にも留めずまた笑みを浮かべる。
「わたし、テクニックが使えるようになりたいの。だから眷属の使うテクニックを観察して戦略OSやディスクを使わないテクニックの発動プロセスを見たいなって。あんたは忙しいからそんなの頼めないし」
レヴィは当然のように微笑んでいた。
「……」
「終わったら返すから。一体だけでいいの……お願い」
「……分かった」
【敗者】はそれだけ返事を返すと、すぐ手を翳す。
彼女の隣には空間侵食の反応が現れ、直ぐにダーカーが一体現れた。
「……コイツの名前は分かるか?」
「えーっと……正直ダーカーの名前そんなに覚えてないんだけども……」
レヴィはそんなことを言いつつすぐ音を聞く。
羽の音はかなり大きい。ヴェールのようなものが靡いている。腕を動かすような音も聞こえた。
「リューダソーサラー?」
「……正解だ。背後の頭からテクニックを使用する事が出来る。」
「良かったー……正直あの槍持ったやつとか名前ごちゃごちゃで覚えてなかったんだよね。わたしほら、普段から戦略OS使わないし……でもコイツはちょっと特殊なやつだから記憶に残ってたのかも。ね?」
レヴィはリューダソーサラーの方向を見てまた微笑んだ。
「じゃあね。貸してくれてありがと」
【敗者】に素早くそう告げると、リューダソーサラーの方に近寄る。
「じゃ、ちょっとなんも無いところ行こっか」
その言葉にダーカーは反応し、直ぐに先へ進んでいった。
彼女の言った通り少し遠くの何も無いような場所……強いていえば最初にエンジンを解体したキャンプシップがあるくらいだ。
レヴィは目隠しを付け直すと直ぐにその音を聞き、ダーカーを追いかけていく。
そして到着した瞬間、レヴィはダーカーを前にして速攻で土下座した。
「ごめんなさい!」
リューダソーサラーは困惑した。
主からの命令もそうだがレヴィ本人から言われたこともそうだ。
其れにとってレヴィとは主の贔屓する存在。
フォトンを持たない上【敗者】からマーキングされたレヴィを攻撃する理由はなく、主からの命令もあってレヴィに対しては協力姿勢で接することになっている。
だがリューダソーサラーはレヴィに意志を伝えることは出来ず、返事をすることは無い。
それも考慮の上でレヴィは話を続けた。
「わたしの体を治して欲しいの。わたし今、その……本当はね、足捻って、アキレス腱ちぎれちゃってて……麻酔で誤魔化して何とかしてる感じなの。
それでね?普通はそんなの自分で治せよって思うじゃん?でも……その、今あの、よく分からないんだけど目も見えなくなってて……。流石に外科手術は盲目じゃ出来ないし、このままじゃ戦うことも武器作ることも出来ないからどうにかしたいの。
でも、【敗者】にそんなこと頼めないでしょ?!だからあんたに頼むしか無かったの!!お願い!!」
レヴィはひたすら何度も土下座して、リューダソーサラーにお願いしていた。
と言ってもダーカーの中に土下座が誠意の証なんて風潮はない。目の前のレヴィの挙動にそれらの意図は感じず、ただ彼女の言葉を聞いていた。
「えっと、良かったらその……どうしようかな。鎌一回ブンってしてくんない?嫌だったら二回ブンブンね」
リューダソーサラーは一回鎌を振り己の意志を表示した。
その瞬間、レヴィは思わず顔を上げる。
「ほ、ほんと?!いいの!?ありがとう……ほんとにありがとう!レスタって対象部位選択するのかとか全然知らないけど……武器作らないといけないからせめて目だけでも!」
リューダソーサラーは頷いてみると、レヴィは頭が上下に動く音を聞き何度も頷いて返した。
「あのね、それで……えっとお願い、お願いなんだけどね、あそこ……あっちの方に、キャンプシップがあるでしょ?わたし前、あそこでエンジン取ってたんだけど、……拒絶反応でめちゃくちゃ体がダメになっちゃって……それで、その、吐いてダメになった上着が多分どっかに投げ捨ててあるんだよね。それを燃やして欲しいの。
あ、返事の方法は前と一緒ね。出来る?」
その言葉に従い、鎌を一回振るとまたレヴィは飛び上がるように喜んだ。
「目が見えない原因なんだけど……正直どっちか分からないの。ダーカー因子かフォトンなんだろうけど……もしダーカー因子なら多分治らないと思うから、まあその時は仕方ないけどこの状態で武器一本組み立てて制作できるように体を慣らすことにする。足は明確に怪我だから治ると思うの。
それで、こうなったのはえーっと……」
そのままレヴィは身振り手振りをしながら説明を行った。
とはいっても、傍から見ればレヴィの動きは珍妙で拳を握る動きも中途半端に止められ、腕を動かすだけでも乱暴に開いたかと思えば当たらないように恐る恐る閉じ、見えてもいないのにかつて義眼を入れていた目を撫でたりと挙動から伝わるものはストレス以外何も無かった。
「それでね、なんかめちゃくちゃ協力的なダガンが近くにいて、そいつが引き上げてくれたの!
で、そのダガンは証拠隠滅も手伝ってくれてさ……ホント神って感じで……だから、その……
あんたも手伝ってくれてほんとにありがとう!
わたしね、えっと、これ終わったらここでうだうだしてた分もっといっぱい頑張るから!もっともっともっともっといっぱいいっぱいいっぱいいっぱい頑張るから!無駄に寝ちゃったからその分寝ないでいっぱい働くから!お願い!」
レヴィは再び地面に頭を擦り付けてお願いすると、リューダソーサラーの方に近付いていった。
目隠しを外すとポケットに仕舞い、また貼り付けたように笑みを浮かべる。
「目隠しもさっき作ってきたの。目が見えなくてもこんくらいできるようになったんだよ?それはね、あんたの主のお陰なの。だからわたし凄く感謝してるし、あんたの為にも、あんたの主の為にもなりたいの。
ホントはね、今の状況を利用して目が見えなくても武器を作れるようになるべきだと思ったんだけど……でも、そんなに時間もないし、グズグズしてたらそれこそ怒られちゃうからさ……」
「あ!無駄話はこれくらいにして、ぱぱっとやって貰おっか!一応あれも嘘じゃないんだよ。治療のマジックが使えるようになりたいから、先にテクニックで感覚を確かめておきたかったの」
レヴィは花のようにふわふわと明るく微笑むと、ダーカーに向けてまた頭を下げる。
「じゃあ、お願いします」
彼女の言葉にリューダソーサラーは鎌を振ったあと、彼女に向けて治癒のテクニックを発動した。
彼女の体はダーカー因子に包まれていき、身体の自己回復能力が著しく促進され、足の傷から注射痕まで治っていく。
「……あ、足治ったかな……?」
麻酔で足の感覚はほとんどないが、なんとなく感覚で痛みが減ったような気がした。
しかし、何分待っても目が見えない。
「……目は?」
リューダソーサラーから返事は返ってこず、さらに数分待ったあと、レヴィは意を決して口を開いた。
「ねぇ、目は治した?」
リューダソーサラーは鎌を一回振った。其れ的には治ってないとおかしい状態だということだ。
「ちゃんとテクニック使ったんだよね?」
それに対する返事ももちろん肯定。
リューダソーサラーは自分がやれるだけの仕事はした。
だが、結果は芳しくない。
レヴィは真っ暗なままの視界を見渡すとため息をついたあと、静かに俯く。
「……目、見えないままか……」
本当は怒鳴り散らしてでも治してもらいたいところだが、【敗者】にとってレヴィと眷属、どちらの方が上に扱っていたかというのを思い出すと怒るに怒れなかった。
さしもの癇癪持ちも眷属に不義理はできない。
「……分かった。とにかく歩けるようになっただけでも嬉しいよ、ありがと」
なるべく平静を装って出したその声は震えていたが……何度も深呼吸をすると歩きだし、リューダソーサラーの頭を良く撫でる。
「いい子だね……」
殻を抜け、皮膚を通り、奥の底まで響く甘い声。
リューダソーサラーはなぜ自分の主がここまでレヴィを贔屓するのか身を持って理解する。
彼らの知らない恋を、愛を、彼女は無条件に彼らへ与える。
なんて愛おしいのか……
リューダソーサラーが彼女に対してそう感じた瞬間、其れはもう二度と愛を忘れられなくなった。
例えありとあらゆる存在に記憶を消され、ダーカー因子を注がれ、レヴィを拒絶させられたとしても、内側に残った愛と恋は消えない。
「仕方ない。第二プラン……この状態で武器と大いなる陰の制作をするしかないか……」
レヴィのふんわりとした柔らかな空気はとても盲目になって焦っているようには見えず、落ち着いているどころか余裕そうに愛想を振りまいているようにすら感じられた。
「あ、そうだ。えっとこの辺にわたしの服あるよね?」
その言葉にハイデルンソーサラーは慌てて手を竦めて彼女の服らしきものに近付き、鎌を突きつけて合図を出した。
「うん、それ燃やしてくれる?お願いね。あ、汚いから直接触っちゃダメだよ」
レヴィはそのダーカーの羽の音とテクニックによって布が燃えていく音を聞きながら、そっと手を握り締めた。
「よし、ありがとう。じゃあ、大丈夫だから。【敗者】に聞かれたらちゃんとやること済ませたってだけ報告しといてね。よろしく」
レヴィはそう言って踵を返し帰ろうとする。
しかし、そこで端末が大きく鳴り響いた。
「こんなタイミングで……」
ダークファルスの空間侵食反応だ。
今はほんの僅かだが、もう十分後にはアークスの管制でも認識されるほど大きなダーカー反応に変化する。
レヴィはキーボードを取り出し、用意しておいた管制に対するデータ改竄マクロを発動させた。
準備は出来た。やることはわかっている。
オラクルへ戻る頃には足の麻酔も抜けているだろう。
だからあとは、達成するだけ。
「……早く行かないと」
レヴィは重く苦しい声でそう呟くと、船に向けて歩き出した。
二章で大体どれくらいの話数になるかを計算していた所、それなりに長くなりそうなので三章もしくは四章以降を続編という形で作品を分けるか検討しています。話数が長すぎると管理が少々面倒なのと、読者からしても見にくいのでは?と思ったため。
-
続編として作品を分ける
-
分けないで一つの作品でまとめる