※この作品はR-18です。

MIDNIGHT   作:Libby博士

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幕間④(2)(R-18)

 

 【敗者】は首元を緩めつつもいつも通りシワひとつないシャツを身に纏い、ゆっくりと深呼吸した。

 レヴィがいて欲しい。

 そうは思いつつも、彼女がどこにもいない可能性も考えてしまう。

 

 期待するほど寂しさに苛まれ、崖の端に追いやられた時のように焦燥感が彼を包んでいく。

 扉一枚で絶望と希望が分かたれるのは傲慢だろう。

 ここは量子空間でもない単なる物理の退屈な空間だというのに、【敗者】のクオリアという奴は実験でもしているかのようにこの一瞬でとてつもないストレスを発していた。

 

 だが、扉の向こうは。

 

「ッ!!」

 

 ベッドの上にちょこんと座る子犬。

 稲穂のような優しい金色の髪は整ったツインテールに結ばれ、布量も装飾も多くはるか昔のお嬢様のような装いをしたレヴィは、【敗者】から見ると好みの中央を容易く射抜いていった。

 

「るっ、……」

 

「かっ、……可愛い……」

 

 【敗者】は思わず口を抑えそう呟いた。

 本心からの言葉だ。

 先程までの妙な焦燥感はなんだったのか、部屋の中身は【敗者】にとって天国だ。

 レヴィは【敗者】の存在に気付くと慌てて立ち上がろうとするが、彼が胸を抑えて前傾姿勢になり始め、思わず動きを止めた。

 

「へ?」

 

「はぁぁぁぁぁ……」

 

 【敗者】の中の情報量を処理しきれないため息はレヴィからすると感情が読めず、ベッドに座り込むと自分の服を隠すように首を下げ恐る恐る声を掛けた。

 

「……好きじゃなかった?」

 

 レヴィはそう言って顔を逸らすが、【敗者】はその言葉を聞いてパッと顔を上げ、唖然としたようにレヴィを見つめてから、直ぐにズカズカと彼にしてはだいぶ早足で近寄る。

 

「今までで一番好みだ」

 

「へっ?!」

 

 【敗者】はベッドに乗り上げると、そのままレヴィの肩を無理やり掴んで押し倒した。

 近くで見れば尚更可愛らしい。

 彼は己が理性として掲げたものも今までレヴィの外見に対して感じていた平凡さも全て殴り捨て、完全に彼女に見蕩れている。

 

「【敗者】……」

 

 確かに、レヴィの容姿はスーパーモデルのように輝くものは無いかもしれない。

 が、可愛いと感じて心が揺れ動いたのなら、それが極端な光でなくても構わないのだ。

 

「……脱がすのが勿体ないな」

 

 【敗者】は彼女の艷めく髪を撫でながらそう呟いた。

 

「脱がしにくいでしょ、でも」

 

「なら、着たまますればいいだけじゃないか」

 

 レヴィはその言葉に顔を赤らめきゅっと手を握りしめて口に被せる。

 計算されたあざとい挙動のようだが、彼女の性格からしてそれが計算されたものとはとても思えない。

 天然物の愛嬌に【敗者】はますます魅了され、唇を寄せると柔らかく口付ける。

 

「ん……」

 

「はぅ、……んむっ、……【敗者】ぁ……」

 

 赤い唇が触れ合い、柔らかな感触が交わると熱の籠った手を開いて指を絡め、舌を合わせる。

 風呂上がりのしっとりとした暖かい肌がぶつかるとレヴィは小さく鳴き、それからもっと顔を近付けて舌を滑り込ませる。

 

「レヴィ、……ッ、レヴィ……」

 

 溶岩のように熱を帯びた舌が絡み混ざり、歯列をなぞってさらに奥へ進んでいく。

 

「るぅ、……んんっ♡んぅ……♡しゅき……るぅすき……♡はっ、んんっ……♡♡」

 

 レヴィの足が自然に開き、腰が持ち上がると【敗者】はすかさず膝を入れ股をぐり、と押し上げる。

 

「んぅううう♡♡♡」

 

 レヴィは【敗者】の硬い膝の感触に身体を震わせ甘い声が上がった。

 彼女は既に雌のフェロモンを出して下半身を濡らしており、誰から見ても準備万端だった。

 

(優秀なのか、こんなものでも喜ぶ馬鹿なのか……いや、どちらにせよ都合がいい)

 

 そんなことは言いつつも、【敗者】は完全に魅了されており愛でるように頬に唇を落としてから首元に顔を埋め、すぅと大きく息を吸う。

 レヴィのトロピカルで軽やかな少女の甘い匂いが首筋から香りだし、舌を広げしろりと舐め上げた。

 

「ふぁぁああ♡♡」

 

「ふふ、……フー……ジュルルッ♡♡」

 

「あっ♡やぁあ……♡♡ふぁっ♡あぁぁあっ♡♡」

 

 レヴィの体はくすぐったいのに気持ちいいような不思議な感覚に腰を浮かせつつも確実に快楽を感じており、【敗者】は空で指をくるくると動かしてからツンとつつくとレヴィはより一層ビクビクと痙攣させていた。

 

「あぁっ?!♡♡なに、これぇ♡♡」

 

 服を一切脱いでいないはずなのにまるで乳首をつつかれているような感覚になり、レヴィは驚く暇もなく【敗者】に乳首を引っ張られカリカリと引っかかれる。

 

「空間侵食の応用だ。空気を汚染したダーカー因子を固体化させ、僕の指先と完全に連動するようにしている……」

 

「だめ♡だめっこれ♡これ気持ちぃ♡♡ふぁあああっ♡」

 

「同じ動きになるとはいえ、これを利用すればぺニス一本で両穴を犯せるようになるが……どうだ?試してみるか?時間操作も合わせれば動くタイミングも変化させることが出来るぞ?ふふっ……」

 

 【敗者】は分かりやすく腰を動かしズボン越しに勃起した逸物の感触を押し付けると、極まった快楽が一気に頂点へと昇りレヴィは一際大きくガクガクと跳ね絶頂した。

 

「ふゃあぁぁ〜〜ッ♡♡」

 

「このスケベ女が……」

 

 【敗者】はスカート越しに見える恥部丸見えの下着を見て目を細めるが、胸を撫でる手もまた下着の形状をなぞるように触れると尚更表情がいやらしく歪む。

 

「そんなに犯されたかったか?」

 

「はーっ♡はーっ♡」

 

「いや、貴様からしたらこちらの方が喜ぶか……。

僕にレイプされたかったんだろう?」

 

「っ!」

 

 【敗者】のしたり顔といやらしい声にレヴィの子宮はキュンキュンと疼きぐい、と大きく腰を動かして誘惑した。

 

「そんなに入れて欲しいなら、這いつくばって尻を突き出せ」

 

「ぁ、……♡♡」

 

 レヴィは【敗者】の命令に従い直ぐに体を動かし彼に尻をさらけ出す。

 オープンクロッチのレザーの下着からはとめどなく愛液が溢れ出し、彼女の太ももを伝い糸引きながらシーツに溜まっていく。

 

(クソッ、エロ過ぎるだろう……)

 

 【敗者】は尻を掴み指で広げレヴィの薄桃色の粘膜をじっと見つめる。

 小さく狭い穴がひくひくと疼き、【敗者】は逸物をあてがおうとすると亀頭が触れただけで一気に雌穴が飲み込んでいった。

 

「ぅあッ、……ッ、く……」

 

 【敗者】は思わず情けない声が漏れるが、快楽に支配されそうな脳をぐっと抑え込み唇を噛み締める。

 

「はぁあ……♡♡はっ、……ふぁああ……♡♡♡」

 

 そんな彼の内心と感嘆に打ちひしがれる様をレヴィが代わりに代弁し、甘く声を張り上げた。

 

「フー……、ッ、……く……」

 

 【敗者】は深呼吸すると少しずつ押し込んでいく。

 しかし厭に気持ちいい。

 油断したら即出てしまいそうで、彼は全力を捧げ射精を我慢しなければあっという間に噴き出してしまいそうだった。

 

「お゛♡お゛っおほぉぉぉお……♡お゛んっ♡♡」

 

「んぐッ、……気持ち、良過ぎるッ……」

 

 奥まで挿入すると動いてもいないのにレヴィのナカが一気に畝り、グリグリと押し込むとすぐに絶頂しギュウギュウと締まる。

 

「お゛……♡♡イグ……♡♡イッ、……ぐ……♡♡♡」

 

 【敗者】はチンポを奥に押し込み子宮を潰しているだけだというのにレヴィはいつもより敏感なのかあっという間にびくびくびく、と深い絶頂を味わいエクスタシーが体の中でグルグルと巡回し始めた。

 

「お゛っ♡♡お゛ほぉぉぉおお……♡♡ふぎゅっ♡♡んひぃぃぃい……♡♡」

 

「ッ、はぁ、ッ、……」

 

(こんなゆっくり動かしているだけなのに締まってきて……、入口から奥まで締まって畝って絡み付いて、全身を舐り回されているようだ……)

 

 レヴィの膣内を味わっていると肌に触れる空気すら気持ちが良い。

 【敗者】は柔らかな挿入でレヴィの中をじっくりと味わいながら彼女の背を見つめる。

 小さく細い背中。少し逸物を動かす度にビクビクと腰が跳ね、奥まで突き上げると突っ張ったように体に力が入り仰け反って絶頂する。

 体の制御を失いレヴィがヘロヘロと崩れ込んでいき、シーツに顔を埋めながら倒れ込んでも長大な逸物で突かれればすぐに甘い声が上がった。

 

「お゛ ♡♡んぎゅっ♡♡きもぢぃぃぃいい……♡♡♡」

 

 ピッタリと体を触れさせ、【敗者】は汗ばみながらもレヴィのナカに根元まで埋め込みじっっ……くりと味わう。

 

「は……♡ッ、……はぁぁ……♡♡」

 

 しばらくしてからギリギリまで引き抜くと、思い切り膣奥まで押し付け激しくピストンする。

 いつもより気持ちいい。

 レヴィが排卵日で完全に妊娠体制に入っているというのもそうだが、【敗者】の逸物はいつもよりも硬く太く、生み出された精子が睾丸の中でドクドクと沸き立っており一突き一突きが女を孕ませるための種付けプレスと化していた。

 

「お゛ッ♡♡お゛っぉ゛♡むり゛ッむり゛ィ゛♡♡ぎもぢぃ゛ぃ゛い゛ッ♡♡♡ぎもぢい゛いいいいいっっっ♡♡♡♡」

 

「はぁッ♡はぁッ♡♡レヴィ♡♡レヴィッ♡♡」

 

「ん゛ゅっ♡♡死ぬ♡♡死ぬぅ゛ッ♡♡イぐ♡イぐイぐイぐぅぅぅうううーーーッッ♡♡♡」

 

 一突き一絶頂と言っても等しいレベルでレヴィは何度もエクスタシーに至り、ビクビクと体を跳ねさせながら勢いよく潮を噴き出してぎゅうぎゅうと膣を締め付けていく。

 

「ッ、ぐ、……ッ、ハァッハァッ……」

 

 油断したら即射精する。

 【敗者】は時々動きを止めてなんとか下半身から意識を逸らそうとするが、それでもやはり出そうになる。

 

 一回。時間がないのだから一回だ。

 【敗者】は自分にそう言い聞かせて我慢を続けていたが、最早頭の中には射精以外の何も無かった。

 

「ハァハァ……♡気持ちいい……♡♡一生このまま入れていたいくらいだ……♡♡」

 

「お゛ほぉぉぉぉお゛……♡お゛ッ♡もうイけない゛……♡も゛ッ、きもぢよすぎてむり゛ィイイ……♡♡」

 

 【敗者】の顔は蕩けきっており、レヴィの尻を掴んで思い切り引っぱたくと射精する為にどんどんと律動を早めていく。

 

「お゛ッ♡♡ムリ死ぬ゛ッ♡♡死ぬ死ぬ死ぬ゛ッ♡♡イグもっ、もっムリ゛ィ♡♡イグっ、イぐイぐイぐッ♡♡」

 

 激しいピストンにレヴィの体は熱で爆発してしまいそうになって、彼女はひたすらにシーツを握って爪で破り、それでも受け止めきれずその拳の内側には血が滲んでいた。

 

「はぁぁあイクッ、イクッ、……イクッ♡♡レヴィッ♡♡レヴィ射精(だ)すぞッ♡♡そのロリマンコで全て受け止めろ♡♡」

 

「ふぎぃ゛いいい〜〜〜〜ッ?!!!!♡♡♡」

 

 睾丸の中に溜まった精液を全て子宮の中にぶちまけ、【敗者】はレヴィを抱え込み抱きしめながら至福の快楽を味わう。

 浄化腺の強制浄化を受けてレヴィは何度も絶頂すると、尿道に残っていた精液も全て吐き出され、彼は恍惚の中でレヴィにもたれかかっていた。

 

「重……♡」

 

 二人は寄り添ったままそっと互いの体温を感じ至高の幸福に浸る……

 

二章で大体どれくらいの話数になるかを計算していた所、それなりに長くなりそうなので三章もしくは四章以降を続編という形で作品を分けるか検討しています。話数が長すぎると管理が少々面倒なのと、読者からしても見にくいのでは?と思ったため。

  • 続編として作品を分ける
  • 分けないで一つの作品でまとめる
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