※この作品はR-18です。

MIDNIGHT   作:Libby博士

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幕間③(2)(R-18)

 レヴィは【敗者】の前にちょこんと座り込むと、寝間着として着ていたキャミワンピースをずらし、胸を露出させる。

 乳首は固くなってピンと飛び出しており、レヴィはそこに僅かに触れて、乳輪に少し触れてみた。

 

(見られてる……わたし、【敗者】に、見られながら……触ってる……)

 

「あっ、ん、ぅ、……んんっ、み、……みて、る?」

 

「あぁ……」

 

 ねっとりと声を紡ぎ、【敗者】の瞳はレヴィのふんわりとした大きな胸と、ぽっこりと出た可愛らしいお腹に注視する。彼はレヴィを性的に見ることに最適な言い訳を得たからか、今はその欲を剥き出しにして、レヴィの肢体を血走った目で凝視しながら、勃起した逸物を握ると最適解の快楽を得るように己のいい所だけを触っていた。

 

「はぁ、……はぁ……」

 

 【敗者】の吐息、力が入る体、そして、大きくて、太くて、硬い……彼の逸物。

 

「すご、ぉっ、……るぅさ、……おっきぃ……♡」

 

 レヴィは乳首を摘み、ぐっと引っ張って、ぐりぐりと擦りながら目線はしっかりと【敗者】の逸物に向いていた。

 

(あんなの絶対入らないよ……どうしよう……)

 

「エル」

 

「ひゃいっ?!」

 

「足、……開け」

 

 【敗者】の切羽詰まったような声は互いに触れなくとも相手を求めているのだということが分かり、レヴィはその事実に胸がいっぱいになって、ゆっくりと足を開く。

 

「下着を脱げ……そして、よく見せてみろ」

 

「う、うん…」

 

 レヴィは【敗者】の淡々とした言葉、その命令に胸がきゅうと高鳴った。

 何故か何もかも従いたくなってしまう、それに、従うとすごく気持ちよくて、興奮する……

 レヴィは彼の言われるがままにショーツを脱ぎ、愛液が糸引くそれを背後に隠そうとする。

 しかしそこにもまた【敗者】の声が掛かった。

 

「寄越せ」

 

「えっ?!はっ、恥ずかしいよ……」

 

 その言葉を聞いた瞬間、【敗者】は己の履いていた黒い下着をレヴィの方に投げたかと思えば、彼女の掴んでいた下着を無理やり奪った。

 

「もう……あんたは……、」

 

 レヴィはチラチラと彼の下着を見ながら、ゆっくりと己の恥部を【敗者】に見せつけた。

 無毛の白い肌に薄いピンクの粘膜が露出する。

ぷっくりと充血し大きくなり、今にでも触れないと破裂してしまいそうなほど硬いクリトリスに、ひくひくと疼く膣口……そして、小さくキュッとしまったアナル。

 

「さっきも言っただろう……開け。触れるのは好きにして構わない」

 

「あっ、う、うん……」

 

 そう言われ、レヴィは胸への愛撫をやめると空気に触れて疼くクリトリスに触れながら、空いた手で肉を掻き分けて生殖器を見せつけた。

 

「っあ、ふぁあっ……♡あっ、ぁ、るぅさ、……すごい、これぇ…♡」

 

「何故良いと感じる?」

 

 【敗者】の視線がレヴィの膣に注がれる。

ギラギラと光る瞳、絶え間なく動かされる逸物、汗ばんで強ばる彼の大きな肉体。

 レヴィはその視線を見るだけで身体中が縛られたようになった。

視線がぶつかるその先がピリピリと沸き立って快楽を訴えて……

 

「だって、だって、るぅさが、見て、みられてると、さわられてるの、これ、るーさのめが、わたしにさわってるの……っ♡」

 

「幼稚な思考回路だな……、いや、電波的でもあるのか……、そうか、見られるのがそんなに気持ちいいか?」

 

「うん♡きもちぃ、きもちぃけど、あのねっ、るーさに触られるのが、いちばんきもちぃの♡」

 

 レヴィは先程まで嫌味ったらしく卑下していた女と同一人物とは思えないほど、理性がぶっ飛んで性に踊り狂っていた。

 【敗者】は自分が目の前の女の性的な対象として認識されているという事実に再び複雑な感情を覚える。

嬉しいのが半分、その感情が己の計画を邪魔するのではないという不安が半分……

 

「るぅさー、もっと、もっとここ見て?ここっ、ここ……」

 

 レヴィはグリグリと激しく擦るクリトリスを指差し、ビクビクと身体を震わせた。

 レヴィが必死に腰を揺らし、男の体を委ねる姿を見て【敗者】は微妙にモヤモヤとする。

膜がない……、それに、触れ慣れているような、気が、して、……まさか誰かに、もう手を出され……

 

「……あぁ」

 

「いくっ、いくから、イクね、るぅさ、……んんっ……!」

 

 膣口が呼吸するように激しくひくつき、レヴィはふるふると身体を震わせながら軽く絶頂する。

 レヴィは生ぬるい絶頂の余韻に浸り、ぼんやりと快楽を味わっていた。

 しかし、そこに【敗者】から声がかかる。

 

「……それで終わりか?」

 

「うぇ……?うん、だって……これ以上やること、ないよ…?」

 

 レヴィが当然のように言葉を紡ぐと、【敗者】はムスっと不機嫌そうな顔をした後、レヴィの顔を見つめた。

 

「……?」

 

(裏社会に居たのなら無理矢理襲われたというのも有り得るし、売春をしててもおかしくは無い……、しかし、……何故かその事実が苛立つ……僕には何の関係もないというのに……!)

 

「るぅ……っん?」

 

 【敗者】は手を伸ばすと、彼女の太腿に触れる。

 柔らかくむっちりとしており、触れるだけで射精してしまいそうだ。

 彼はゆっくりとその手を股ぐらに近づけると、レヴィは体を捩らせ物欲しそうな目で見つめる。

……やはり?

 

「こんな体で男を誑かして嘸かし楽しかっただろうな。人間に飽きたらダークファルスか?中身は別物であろうが入れ物は人なのだが…」

 

「え?何言って……?」

 

「今までどんな男に抱かれてきた?言ってみろ。命令だ」

 

「え……」

 

 レヴィは【敗者】の言っていることが分からず困惑し、戸惑っていた。

何せレヴィは処女だ。誰にも抱かれたこともない。それなのに、男性経験を話せと言われても困るし……

【敗者】の言葉が嫉妬丸出しの発言とは気づかず、レヴィは色々迷った末に言葉を紡いでみた。

 

「あ、ち、父親には……」

 

「父親……?!」

 

 近親相姦の性虐待被害者などあまりにも残酷過ぎる。【敗者】の感情は最早嫉妬と言うよりレヴィへの哀れみのような何かにすら向いていたが、中身はそれよりもっと酷かった。

男性との性経験がなかったので男性からの暴力経験を話すしか無かったのだ。

 

「ぶ、ぶん殴られたり……蹴られたり、倉庫の中に閉じ込められながら、……煙草を、背中に押し付けられたり……」

 

「は……?」

 

「あ、ち、父親は殺した、で、えーっと……家から逃げたら、身代金目当てで誘拐されて、そこだと、ネズミを口に詰め込まれて……」

 

 二人目の話題が出たところで【敗者】はようやくレヴィが盛大な勘違いかもしくは馬鹿みたいな事を言っていることに気づき、思わず口を挟んだ。

 

「……貴様何を言っている?僕の質問が分かっていなかったのか?」

 

「だ、だって!……男の人とそういうことした事ないんだもん!だから、言えって言われたら、それくらいしかなくて……」

 

 【敗者】はレヴィの張り裂けそうな声に思わず彼女の恥部に触れようとしていた手を離してレヴィを抱きしめた。

 

「ひゃっ?!」

 

「……」

 

「る、るぅさ……?」

 

(クソ……本気でキスしたい、しかしやったら僕の決めたラインを超える……!この女を"女"としてみていることを認めてしまう……!抑えろ僕、この女は駒だ、これは単にこの女を服従させるための些細な奉仕だ、だから僕は……っふざけるなよこの女……)

 

「触っ、……れて、いいか」

 

 【敗者】はレヴィを抱きしめたあとでそんなことを言う。レヴィはよく分からないまま「うん」とだけ返事をすると、【敗者】はレヴィの肩口に顔を埋め、首を舐め始めた。

 

「ひゃっ!くすぐった……るぅさ……」

 

「こうやって……誰かに触れられた事はあるか?」

 

「あっ、あるわけないでしょー?!あんたは知らないだろうけど、わたしは呪われた忌み子って言われてて……」

 

「なら、こうするのも僕だけか?」

 

「ふぁあっ?!」

 

 【敗者】はおどけたような口でレヴィの乳首をつまむと、自分で触れていた時とは比べ物にならない程の甘い声が漏れた。

 

「あっ♡るぅさ、……ねぇ、おねがい、……」

 

「……なんだ?」

 

「ちゅう、して……?」

 

 レヴィは【敗者】と目を合わせ、ぼんやりと見つめた。

 

(ダメだ……堕とされる……)

 

 瞬間【敗者】ははち切れたようにレヴィの肩から顔を離し、一気に近付けると唇を重ねる。

 

「んぅっ……んっ!」

 

 【敗者】の手はレヴィの股ぐらに伸び、クリトリスを擦ると強い快楽にバタバタとレヴィの足が暴れ出すが彼はそれすら抑え込んで、膨らんで発射を待つ逸物をレヴィの腹に押し付けた。

 

「んっ、るぅ、るぅぁ、っああぁぁっ!!だめぇーっ!きもちぃ、イク、イクの……っ!」

 

 レヴィはふるふると震え、甘い絶頂をすると【敗者】は満足して手を離すかと思いきや、むしろエスカレートして赤く張って敏感なクリトリスにさらに刺激を加えていく。

 

「ふぁああぁぁぁっ?!ぁぁあっ?!るぅさやめてぇーーっ!!イッた!も!イッたからっ!!」

 

「随分と舐められたものだな……あんなものはイッたうちに入らないだろう?」

 

「ちがっほんとに、ほんとにイって、やめでるーざーっ!やめで、もれちゃ!漏れちゃうから止めてぇえっ!!」

 

 レヴィは必死に体をよじらせ【敗者】の愛撫から逃げようとするが、彼が体を押さえ込み、レヴィの下腹部に逸物を押し付けるとポルチオを押され緩い快楽を感じると共に知りもしない大きな快楽の波がレヴィを襲う。

 

「イッグ、イグッ、イ、死ぬ、死ぬ死ぬ死ぬッ、ダメっ【敗者】!しぬッ!!」

 

「そうか……死にたいなら死ね」

 

「あ゛ぁああああっ?!!」

 

 快楽に溺れ、全身が痙攣し、腰が壊れた機械のように激しくガクガクと上下しながら潮を噴いて絶頂する。

 

「ぅあ、はっ、ぁ、……あぁ……♡」

 

 それは今までレヴィが生きてきた人生の生ぬるい絶頂とは比べ物にならない程のもので、ガクガクと足を震わせ、脱力するレヴィを見て、【敗者】は口角を上げた。

 甘イキの事を絶頂だと思って生温い快楽に悦びを感じていたエルという女を、快楽の泥に突き落とすのはこんなにも楽しいことなのか。

 

「ぁ、っ、……ぁあぁ……」

 

「いいだろう?僕の手は。他のどの男でもないぞ、……僕の手が、だ。」

 

「手、るぅさの、……いい……」

 

 その言葉に【敗者】はさらに高揚し、己の陰茎にレヴィの愛液をべっとりと塗りつけ、素股を始めた。

 

「あっ♡っふぁ、っんん、かたい、るぅさの、……」

 

「僕の……何だ?」

 

「おっ、おちん、ちん……」

 

 レヴィの拙い語彙を聞くだけでたまらなく可愛く感じ、【敗者】は射精しそうになる。

可愛い、可愛らしい、本当に心底たまらなく可愛らしい。

 本能からそう感じるのを理性が否定する間もなく、【敗者】はレヴィの顔中にキスの雨を降らし、ただひたすらに囁く。

 

「いやらしいな……」

 

「っ、うぅ、るーさこそ、えっち……」

 

「"えっち"?僕はただお前に付き合っているだけだ。最初にそういう気分にさせたのもお前で、襲ってきたのもお前。この提案をしたのもお前だろう?変態はどちらかもう判明したじゃないか」

 

「っうぅ、んっ、ちが、……」

 

「お前が如何に惨めで変態で最悪の女か……自分で言えたら褒美をやるが?」

 

 【敗者】の褒美という言葉にレヴィは怖くなるも、彼女の股ぐらに押し付けられた彼の逸物と、【敗者】のたまらなさそうな表情を見てゆっくりと言葉を紡ぐ。

 

「わ、わたし、変態で、……その、るーさのことみて、いっぱい、……えっちなことして、るーさをみると、頭いっぱいに、なるの、だから、いっぱいいっぱい、るーさにさわられるの、すき」

 

「……」

 

「るー……」

 

「あぁ、……不味い」

 

 【敗者】がその言葉を呟き、レヴィは首を傾げていると、彼は思わず声を漏らした。

バキバキに膨らんだ逸物は今にも破裂しそうで、【敗者】は腰を止めるとレヴィとしっかりと目を合わせ、素面でつぶやく。

 

「中に出していいか?」

 

「え?な、……何言って?」

 

「いや、かろうじてセックスではない」

 

「は?……え?何、何言って、ちょっ、【敗者】?」

 

「分かったな」

 

「えっ?!」

 

 レヴィが驚いて離れようとするも、【敗者】は彼女の脇腹を掴み、素股でひたすらに逸物を擦り上げる……

 

「はぁッはぁッ……エル、……エル……ッ、」

 

「ちょ、ちょっ、るーさ、な、なかにだすって、なにを」

 

 レヴィがそう呟いた瞬間、【敗者】はカリ首を掴んでレヴィの膣口にくっつけて、ほんの少しだけ押し入れる。

 

「ッはぁぁ……、イッ、……」

 

 そして、そのままレヴィの膣の中に精液を吐き出し、【敗者】は恍惚の表情でゆったりと手を動かしていた。

 

「るっ、……う、ぅ、これ、せーえき……でて」

 

「避妊パッチがあるだろう。なんの問題もない」

 

「あ、あるにしては大ありっていうか……うぅ、でも確かに……」

 

 【敗者】は尿道の一滴まで精液を絞り出し、亀頭を離すととろとろと入口に溜まった精液が溢れ出す。

しっかりとした挿入はしていないというのに、それでもなぜだか征服感を覚える。

 

「それともなんだ。そういう心配の無い方に出してやった方が良かったとでも?」

 

「心配の無い方……?」

 

 レヴィは頭の中で口だの腹の上だの別の部位を想像していたが、【敗者】は彼女の零れた白濁をすくって、尻の穴の感触を確かめるようにゆっくり撫でた。

 

「ッ?!ひぃぃいっ?!」

 

「なんだ……知っていたのか。残念だ」

 

「し、知ってるって何を?!そっちは出すもの出す方の穴だけど?!」

 

「貴様は出さないだろう」

 

「それは、……そうだけどもっ!」

 

 【敗者】の爪先がそこにくい込んだ瞬間、レヴィは思わずキュッと尻を引き締めて抵抗した。

 が、逆にいきんだことによって先端が入り、レヴィの顔は真っ青になる。

 

「やぁぁん!最低!変態!やっぱあんたの方が変態!このクソ男!」

 

「見抜き露出狂女の貴様に言われたくは無いな」

 

 そういいつつ【敗者】は一切動かさない。抜きもしないし進めもしない。レヴィの出方を伺っていた。

 レヴィは完全に口論モードに入り、どんな嘘も無意識に付ける無敵の状態だ。

 

「わたしは少なくとも一般性癖ですけど?!あんたみたいな匂いフェチとは違って!」

 

「僕は貴様のいうフェティシズムや性的嗜好とは違う。単なる暇つぶし、単なる個性、応用、そういう"本来どうだっていいこと"だ」

 

 【敗者】の方も完全に無敵の状態で、目の前の女が馬鹿な事を利用して屁理屈だけで乗り越えようとしていた。

 

「嘘つき!わざわざ脇の匂い嗅いでおいて何言ってる訳?!変態!ド変態!」

 

「相変わらず物分りの悪い駄犬だ……」

 

「物分りが悪いのはあんたでしょ?!このサピオセクシャルクソ変態男!」

 

「ッはァ?!貴様は何を勘違いしているッ?!」

 

「?!」

 

 【敗者】はレヴィの言ったサピオセクシャル……ようは"知性を持つ存在に性的興奮する"といった言葉に本気で苛立つ。

 それは自分の持っている全ての知識、そして手に入れようとしている知識、なにより全知存在であるシオンへの侮辱に等しいものだったからだ。

 

「んお゛ッ?!」

 

 【敗者】は指を秘孔の奥まで挿入するとゴツゴツとした骨張った手で彼女のGスポットを裏からつつき、グリグリと乱暴に押し上げる。

 

「いいか覚えておけエル……この僕は科学者だ!科学者たるもの知識を求め、全てを知る事は当然であり、僕がこの人生の全てを賭けてシオンを追い求めた事もその高尚たる叡智の為の行為だ!貴様のいう性愛とは違う!」

 

「ッお゛♡ぉ、やめ、っふぁああッ!!」

 

「僕はシオンにそんな感情は覚えない……己の全てを欠落させる程の知識愛はあろうがッ!!性愛など!恋愛感情など!!欠片もあってたまるものか……次言ったら本気で殺すぞこの低脳詭弁家がッ!!」

 

 【敗者】はその苛立ちのまま指を引き抜き、ゼェゼェと息を吐く。

従わせるための性的行為であり、これでどうやってでも納得しただろうと【敗者】は考えた。

 レヴィの方は……

 

「はーっ♡はーっ♡」

 

 ガクガクと足を震わせ、あられもない姿を晒し、【敗者】の方に目が向くとその丸く紅い目がふんわりと細まり柔らかく微笑んだ。

 

「るぅ、……さぁ」

 

「分かったかこのバカ女……」

 

「うん……」

 

二章で大体どれくらいの話数になるかを計算していた所、それなりに長くなりそうなので三章もしくは四章以降を続編という形で作品を分けるか検討しています。話数が長すぎると管理が少々面倒なのと、読者からしても見にくいのでは?と思ったため。

  • 続編として作品を分ける
  • 分けないで一つの作品でまとめる
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