まだ温もったままのレヴィの柔肌がヨガマットの上に無防備に寝転がる。
ダダ広い部屋の、カーペットの敷かれていない硬い床は、普段彼らが居るリビングや寝室とは違う、風呂に近い空き部屋の一室で……これからトレーニングルームになる予定だ。
「そんくらい自分で塗れるのに……」
レヴィはブツブツと文句を言いながらも【敗者】の前で裸体を晒していると考えれば、自然に顔は赤らんでいた。
【敗者】の手によってまたあちこちをケアされた後、今度はボディクリームを塗ろうと彼が提案してきたのだ。
どうやら今まで必要なのに塗っていなかったらしく、レヴィは彼の意図に困惑しながらも拒絶する権利を得ていないと考えて頷く他なかった。
(たかが体に塗るだけの物になんで補助がいるんだか……)
レヴィの心の独り言は【敗者】には一切効かず、彼はレヴィの体だけを見つめている。
レヴィの柔らかい体、細い腕、太い脚、蠱惑的な胸や尻……
そして彼女が足を広げると見える水滴でうっすら湿った女性特有のソレを見て、【敗者】は下半身に質量を持った。
【敗者】の手に白いボディクリームが出されると、彼はそれを手のひらに広げてから真っ先にレヴィの太ももに手を置く。
「っん…」
塗り広げるために撫でながら、太ももの柔らかい肉感をしっかりと手で感じ、【敗者】は静かに彼女の足先に股間を押し付けながら膝を撫で、ふくらはぎをなぞる。
クリームでテカリを持ち、ピッチリと柔らかくなった足を見ると【敗者】の喉はゴクリと鳴り、最早なんのためにこんなことをしているのかよく分からなくなってきた。
が、それも至極どうでもいい。
「はぁ……はぁ……」
「ちょっ、なんでそんな息荒くなるわけ……?」
彼はレヴィの足先までクリームを塗り、パッと手を離すと今度はクリームを取って腹を撫でる。
肉感の強い柔らかい腹にもちもちと触れてから、胸をゆったりとなぞった。
「ひゃ、っ、……ちょっ、……とぉ……」
【敗者】は無言で胸を揉みしだくときゅっと指を縮め、レヴィの胸の頂を掴む。
「ひんっ!ま、……まって【敗者】!そこ触んないで!」
「ここがどうした?」
とぼけた声を出しながらレヴィの乳首を指ですりすりと撫で、乳輪をなぞり、そしてぱらぱらと指を動かす。
「っひ、ぃっ、そ、そこっ、…触ると、あっ、……しきゅー、……むずむず、…」
「ならいいじゃないか」
「よくなっ、ぁっ!あっ♡ぁっ…だめぇ……」
レヴィは自分の口から出る上擦った声を隠すために口を手で塞ぎ、【敗者】の手を払おうとするもカリカリとしつこく乳首を擦られると体が強ばり手先がぶれる。
「あっ、ぁっ、だめぇ、るぅ、そこ、っ……」
「とてもダメという顔には見えないが……ふむ」
【敗者】の顔が突然近付きレヴィは驚くと、彼が乳首に口を近付け、そして肉厚の舌を出す。舌の先が触れた瞬間、体がビクンと跳ねた。
「あっぁー♡だめぇ、ダメっ、そこぺろぺろしないでぇ……♡」
【敗者】はレヴィの乳首を舐めながら、手はレヴィの下半身へと伸び、柔らかい股ぐらをなぞると彼女の硬く勃起したクリトリスに触れる。
「ひゃぁあんっ?!ちょっ、ちょっと【敗者】!そこ、は、……そのっ!」
「ん……」
「ヘンタイ、ヘンタイッ、そこ、エッチなところだから……そのっ!」
クリトリスをつまみクリクリと擦ると、レヴィの足がガクガクと震えて仰け反る。
クリトリスには既にクリームとは違う粘着質の液体がべっとりと着いており、彼女が足をよじらせている間に随分と膣口からは淫猥な愛液が漏れ出していた。
「……こんなに粗相をして恥ずかしくないのか?」
「ひっ?そ、そそぉ?っあ!っ、ちょっ、んんんっ……!」
【敗者】がレヴィの膣口を擽り、指を入れるとぬちぬちと音を立てながら長い指が膣内に滑り込んでいく。
「なにやってんの、あんた、く、……クリーム塗るだけって!言ったじゃん!」
「ついでにマッサージでもしてやろうと考えただけだが?」
「要らないってばそんなの!そんなとこ、触んな、っあ♡ほんとに、だめなの!だめっ、やめてぇ……ッ!」
【敗者】は胸から口を離すとレヴィの股ぐらをじっと見つめる。下半身は自然に彼女の体にくっつき、腰をグイグイと押し付けた。
「ちょっ?な、何?!か、硬いの……当たって……」
「何とは……そんなことも分からないのか?男性器だ」
慌ててレヴィが振り返ると、血管の浮き出るカリ高の太く固く長い魔羅がレヴィの視界に入る。
「知ってるに決まってるでしょうが!でも、さっきあれほど訓練したからもう体が……」
「マグロでも構わない。そうなれば貴様は唯のオナホールだ」
「はぁ?!最悪、ッ、ぁあっ!」
【敗者】の長い指がグイとレヴィのGスポットを押し上げ、トントンと動かし始める。
「あっ……ぁっ、ダメ、ほんと、……それっ、ダメ、……ッ♡」
「此処の感触のある部分に触れると嫌に反応するじゃないか。いや、此処に限らないな。貴様は何処を触っても薬を打ったかのように乱れる」
「んぁああっ♡ちが、るーさが、上手い、から……っ」
レヴィの言葉は己の淫乱さを否定する為の叫びだが、【敗者】にとっては……いや、男にとっては堪らないとも思えるほど甘美な言葉だった。
「なんだ、男を立てるような事を言って誤魔化せたつもりか?貴様の淫乱さは己自身の素質だろう。それとも、僕でないと嫌だと甘えているのか?」
「う、っ、うるさ、ぁっ、あっ、……い、淫乱なんかじゃないっ♡あんたのせい、あんたが、あんたが触るから、わたしっ、変に……」
「そうかそうか、……ようは、僕じゃないと嫌、か」
【敗者】は汗の滲む彼女の太ももを手で押さえ付けグッと押し広げながら、膣内を抉るように指をグイグイと動かす。
レヴィは滾る衝動に伴って顔が火照り目の前が霞んでいき、己の既に体に植え付けられたその感覚がエクスタシーに達するその瞬間の快楽を脳が激しく求めていた。
「そんな、じゃ、なくてっ、おふろ♡おふろはいったばっかにゃのにッ、あ、だめっ!だめ、ほん、と、だめッ、〜〜ッ!!」
腰をガクガクと持ち上げながらテカリを持ったレヴィの恥部から潮が噴き上がり、床を濡らしていく。
「おやおや……随分と盛大に潮を噴き上げて。水捌けのいい場所だからって好き勝手に濡らしていいと誰が言った?」
「だ、だめって、いった、のに、……」
潤んだ目で【敗者】を見つめ、ふるふると未だに痙攣するその体はクリームと汗で輝いており、【敗者】が太ももを掴むと指が溶け込むように肉の間に埋まっていった。
「……、クリームを塗って随分と肌が吸い付くようになったじゃないか」
「はぁ……はぁ、…こ、こんらとこ、いてられない…」
「僕が遠慮などということをしてやる意味もなかったようだ」
「ふぁえ…?」
【敗者】は己の逸物を根元で握り、レヴィの頬をベチベチと何度も叩きながら彼女を見下ろして、言葉を紡ぐ。
「あの触手はヒトが性的に喜ぶ刺激を加えるように改造したものなのだが、貴様にとっては良くなかったか?」
「ん、……ッ、あんたがお仕置きとか言うからそれどころじゃなくなったし……」
【敗者】の逸物は風呂上がり故かボディソープの爽やかな匂いと温かさに包まれているが、内側の雄臭さは隠せていないのか、頬で打ち付けられる度にレヴィは彼の淫悪な逸物がどれほど己の肉体を求めているか分からされる。
「僕に触れられたら貴様の言う"それどころ"になる訳か」
「〜〜ッ、でも、……いや、そのっ……」
レヴィが顔を俯かせ、彼から目を逸らすと、【敗者】はつまらなさそうなため息をついたあとレヴィから離れ、代わりに彼女の腹に逸物を押し付けた。
「なら、どうだ。……今は嬉しく感じるだろうか?」
【敗者】の言葉にレヴィは口を閉じた。
暫くの静寂の中、【敗者】もレヴィも喋る事はなく、レヴィは強引に事を進めようとしない【敗者】に内心腹を立てる。
レヴィがようやく意を決して口を開き、言葉を紡いだ瞬間……彼は嫌がらせのように言葉を被せてきた。
「ッ、わ、わたし、」
「……言葉では堪らないというのであれば、行動で示してみてもいい」
レヴィの元から彼が離れようとした瞬間、レヴィは足を絡めて彼の腰にまとわりつく。
「ほぉ?」
「い、……いじ、わる、……ほんと、イジワルな奴、あんたなんて、……好きな女に振られればいいのに…ッ」
レヴィは腰をぐねぐねと動かし、己の膣口に彼の亀頭が収まるように押し付ける。
「戯言だな……」
レヴィの愚かな言葉に彼は冷静に返したつもりだが、彼女の挙動があまりにもみっともなかったので、【敗者】の顔はにやけ声は上擦っていた。
「〜〜ッ、……、は、……ぁ、……あぁぁんっ……♡」
パズルのピースが噛み合うように膣口に亀頭の先がぶつかった瞬間、レヴィは腰を押し付けてグッと挿入する。
柔らかくヒダの畝る膣内の中をあっという間に【敗者】の逸物が埋めつくし、彼はその柔らかさと窮屈さの矛盾に顔を顰めた。
「っは、……膣で僕を溶かすつもりか?……ッ、面白い…」
「っん、ぁ、ッ、あぁあっ♡」
レヴィが腰を震わせながら引き抜き、ずるずると逸物を愛液で糸引かせるとまた奥へ押し込む。
深く遅いストロークの中でビクンビクンと痙攣しながら膣の中のグチョグチョとしたイボヒダを逸物に纏わせる。
内側から頭の先まで【敗者】のソレで頭を侵され、悦楽に侵食されていく脳の中では己の好きなように楽しむと同時に物足りなさを感じており、それが挙動に僅かな苛立ちを孕みながら必死に腰を動かす、【敗者】から見れば非常に滑稽な姿に仕上がっていた。
「ふふ、……主人に向けて尻を揺さぶって、発情期の獣のような様相で男の性器を咥え込む……実に無様だな。それが貴様の求めた刺激か?闘争か?生死の狭間を血ではなくこんなもので得て恥ずかしくないのか?」
「ちんぽぉ゛ッ、……きもぢ、ここ、ぐりぃっ、…ぐりーって、して、おく、ここっ、ここぉ、……るぅさー…、きもちぃ……♡」
彼女は執拗にグネグネと逸物をGスポットに押し付け、唾液を垂らしながらぼーっと何処か遠くを眺める。
【敗者】はひとしきり満足した後、彼女の腰を掴み、無理やり奥まで捩じ込んだ。
「お゛ほッぉ゛ぉ゛ほぉぉおッ??!!!」
レヴィは突然の快楽に潮を噴き上げ、ビクビクと震えているが彼は容赦なくレヴィの奥底をぐりぐりと押し上げ、ずるずると引き抜いてはまたグッと押し込み、激しい律動を繰り返す。
汗の張り付く淫猥なレヴィの肉体がまとわりつくように【敗者】の体にしがみつき、その大きな背中に爪を立てて快楽を享受する。
「はッ、……ッ、レヴィ……」
「るぅ、っ、るぅ〜〜ッ♡」
「……、可愛、……ッ、い、レヴィ、……はぁッ、可愛い……」
【敗者】はパンパンに膨らんだ逸物を女の膣の中に押し付け、肉壁に包まれる感覚に恍惚を覚えながら甘とろい目で彼女を見下ろす。
彼女の汗や涙で濡れそぼった頬が酔ったように赤みを帯びて、丸い輪郭のラインを描いて細い首にまで液が垂れる。
「っあ゛、は、ッ、ッ、るぅー、っ♡すきぃ、……だいすきぃ♡」
「〜〜ッ、……、この、……馬鹿、女……」
正気でもないようなうわ言を繰り返しながら【敗者】にまとわりつき、甘えるレヴィの姿に彼は胸が張り裂けてしまいそうな程の熱情に焼かれ、腰をグラグラと激しく動かした。
「ぎもぢぃい゛……♡♡ぅ゛ぅ゛う゛〜〜ッ♡♡ぎもぢぃ、もっと、っふぅ゛う゛う゛ッ、イ、ク、イグ、もぅ゛…」
「あぁ、……ッ、イケ」
【敗者】の低い声がレヴィの脳を貫いた瞬間、まるで命令を遂行するかのようにあっという間に絶頂し、足の先までガクガクと体を跳ねさせながらエクスタシーを味わう。
「う゛ぎゅぅぅ゛ぅ゛〜〜〜ッ♡♡♡ぅ゛、っ、るぅ、すぎ、すきぃ゛ッ、れびぃ、れびぃもぉ、るーさ、しゅごいのぉお……ッ♡」
膣内をぎゅうぎゅうと締め上げ全身の神経を快楽装置へと変換していき、レヴィは【敗者】の下でよがり狂う。
「言葉を選ぶ知能もないか?この愚者が……ッ、一つ腹でも埋めて満足させてやろうじゃないか…」
ドロドロに蕩けた雌の生殖器に杭を穿ち、【敗者】は彼のその骨張った大きな手でレヴィの肩を掴むとピストンを早め、尻に力を入れる。
「るぅーっ!るぅさ!すきッ♡だいすき♡いっぱい、るーさのことっ、だいすきでだいすきで、たまらなくて、おかしくなっちゃいそう、どきどきがいっぱいで、ほわほわしてっ、れびぃおかしいの、こんなのおかしいよぉーーッ♡♡」
「あァ、……この大嘘つきがッ、……貴様の出任せなど聞くに値しないッ!!」
【敗者】の中にふつふつと浮かぶ怒りが形を成した瞬間、怒りは白濁となってレヴィの内側へ絶え間なく注がれていく。
「お゛〜〜ッ??!!!!」
ドクドクと鼓動の度に精液は容赦なくレヴィの子宮の内側を侵略し、胎の中に彼のダーカー因子がまとわりつく。
「しゅごぃい……♡びゅーって♡なかいっぱい…♡」
「ほら、……目も覚めただろう」
【敗者】が逸物を引き抜き、レヴィの頬をぺちぺちと何度か叩くも、彼女の媚びは止まず、【敗者】に四肢を絡め抱きつくと吐息がかった甘い声で囁く。
「さめないとだめぇ?れびぃ、もっとるぅにきゅんきゅんしたい……ねぇ、うそでもいいの、うそでいいから、もっと、もっとれびぃにいいこいいこして……」
「貴様は僕の理性を吹き飛ばさないと満足出来ないか……?」
【敗者】の手がビクンと震え、彼女の細い手首を掴もうとする。
内側からフラストレーションがふつふつと湧き上がり、彼女に向けて放とうとした瞬間、レヴィは【敗者】を爆発させた。
二章で大体どれくらいの話数になるかを計算していた所、それなりに長くなりそうなので三章もしくは四章以降を続編という形で作品を分けるか検討しています。話数が長すぎると管理が少々面倒なのと、読者からしても見にくいのでは?と思ったため。
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続編として作品を分ける
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分けないで一つの作品でまとめる