――黒いキャミソールの寝巻きを纏い、ふかふかの柔らかい布団に身を包み……レヴィはぼんやりと目を開ける。
目の前には【敗者】が寝転がっており、レヴィの事をじっと凝視して、彼女が微睡みの中微笑む姿を見るとつられて細く笑みを浮かべた。
「るぅー、おはよ」
「……ヴィー。相変わらず寝坊が多いな」
「はぁ゛?うるさいなぁぁ゛……グチグチ言うなら黙ってて……」
レヴィは【敗者】の小言で直ぐに不機嫌モードに入り、全ての行動に苛立つハリネズミのような最悪の状態に化すが、【敗者】はそんなレヴィを完全に無視して起き上がった。
「ねぇ゛!……どこ行くつもり……」
「珈琲」
「あっそ!」
レヴィは布団の中でもがき、布団をぐちゃぐちゃに乱し向きまで変えて苦しみながらじんわりゆっくりと起き上がる。
「う゛ぅ゛ーー……起きないと……起きないとぉお……」
【敗者】が珈琲片手に振り向くと、ベッドの惨状をみて思わずため息をついた。
「はぁ……なぜ一瞬目を離したら布団がこんなにも乱れているんだ?ここまでグチャグチャにして誰が直すと思ってる」
「文句言う暇あんならロボットでも導入しなよ!ぐちぐちぐちぐち朝から文句言ってさぁああーー!!ふざけんなボケ!」
「貴様の意識を変えるだけで済む話のはずなんだが……まあ、家政婦を造るのは悪くないだろう。現状設備での器の制作テストも含め、してみたい検証もある」
「はぁああ……??」
「いや、……なんでもない」
「なんでもない?!なんでもないってのはねぇ!なんかあるやつの言葉なの!何!」
レヴィが眉を顰め理不尽に当たり散らして居ると、【敗者】は面倒になりレヴィに向かってカップごと入れたばかりの珈琲を投げた。
「あちッ?!……う、うわぁぁああーー??!!」
レヴィは己の顔に思いきり熱い珈琲がかかり、顔の一部を赤くして苦しんだ表情を浮かべる。
しかし、目を開けて自分の抱えていた布団やシーツに黒い液体がかかっているのを認識すると、先程までのぼんやりとした眠気は無くなり顔面蒼白にして飛び上がった。
「おやおや……ようやく眠気が無くなったようだな。おはよう」
「おっ、おは、おはようじゃない!ちょっ……コレ!コレ!」
レヴィは慌てて大きな掛布団からカバーを剥がし、中を見るが当然のように珈琲の色が着いている。
レヴィがフワフワで天国のようだと思っていた寝具たちがあっという間に汚れて、シミが着いて……
「いやぁぁああーー!!こんなに高いやつなのに!どうしてくれんの!」
「別に、クリーニングに出せばいいだけだろう」
「クリーニング代だって馬鹿にならないんだから!それにこれがなくなったら今日はどこで寝るつもりなわけ?!」
レヴィが慌てふためきあちこちと飛び跳ねている様は面白くて仕方ないが、そのままの勢いで飛びかかられても鬱陶しいので【敗者】はレヴィから目を逸らしながらブツブツと返事する。
「ベッドなどこの屋敷に五つはある」
「五つ……?」
「全て新調済み、形や構造が違うだけのものだ。客室用や個人部屋にも置いてある……それでいいだろう?」
「えっ……五個……?二人だけの家なのに…?」
「不満か?風呂も互いの部屋にそれぞれ着いているが……」
「ちょっ……ちょっと?!え……この家そんなに凄いの?!」
「ここは庭などは小さいが仮にも大邸宅だ。当然のことだろう」
レヴィはポカンと口を開けて部屋をキョロキョロ見渡している。
起こすことも出来たし沈めることも出来た。
【敗者】は満足して二杯目の珈琲を取りに行き、ソファに座って飲みながら今日の予定を考え直していた。
「うわぁー……さすが大金持ち……金持ちって怖いなぁ…」
レヴィはクリーニングする為に布団を畳みながらボソボソ呟いているが、顔すら洗っていない起きたての状態だ。そんな状態であれこれ行動するわけにはいかない。
「レヴィ」
「ん……なに」
「来るんだ」
【敗者】は体を埋めてまで布団を畳み込んでいたレヴィを引き剥がし、腰を掴んで連れてあれこれと身支度を進める。
今日は家の中で戦闘訓練をするような日ではないからだ。
「身支度くらい自分で出来るっていうのに……」
「貴様がやると面倒だからと言って必要な装飾品を外すだろう?」
「だってめんどくさいんだもん」
「僕は面倒臭くないが」
レヴィはむすっと頬を膨らませ、目を逸らした。これでは自分が本当にペット扱いじゃないか。
「あんたとわたしはバディじゃなかったの?」
「飼い犬と主人の、だが」
「小鳥と偉大なるアークスの、でしょ?」
「子犬の癖に良く吠える。どうせこれから僕をダークファルスとして畏怖することになるがね」
【敗者】は余程突き放したいようだが、レヴィの中に彼を拒絶する思考は未だにない。大嫌いなアークスではなく、創世器を使わなければ自分を拒むこともないダーカーの、その中でも意思疎通が取れる者。レヴィにとって都合のいい相手だ。
「あははっ!あんたはあんたなんだからどんな形になろうが変わりないでしょ?」
「駄犬ほど吠える声だけは大きいというのを知らないのか?」
そんなことを言いながらも【敗者】はコテで彼女の髪をふわふわとゆるく巻き、大きなツインテールを作る。
貴族の家のお嬢様のような、小さくて可愛らしい丸々とした様子に【敗者】は誇らしげにレヴィを見つめ、そしてセットを崩さないように頭を毛流れに沿って優しく撫でた。
「僕の手にかかれば貴様のような野良犬も完璧な室内犬へと進化するというわけだ」
「……似合ってる?」
「床に這いつくばるだけの身なりは整ったようだな」
「それが褒め言葉ってくらいいい加減理解したし」
レヴィはソファの上に登り、手を伸ばしてお返しと言わんばかりに【敗者】の頭を撫でる。
「……不愉快だ」
「だったら無理やり離せばいいだけですぅー」
「煩い」
と言いつつ、レヴィが満足するまで【敗者】は自分の髪を乱されるのを許した。
目の前で小さな体と大きな胸が揺れ、ニコニコと笑いながら頭を撫でる姿は不思議と彼の心を柔らかくする。
【敗者】は彼女が手を離したあと、微笑むその頬に手をやって撫でると、レヴィは目を蕩けさせて喜んだ。
「ふふ……」
何度も何度も撫でてやる度に、ずっと喜んで嬉しそうな姿を見せるレヴィに……【敗者】は自然と顔が綻んでいた。
「【敗者】にこうやってされるの、……好き」
レヴィの好き、という言葉が【敗者】の耳に入った瞬間、彼は直ぐに「馬鹿らしい嘘をつく」、と声を漏らした。
その心の中で表現もできない温かさと共に舌に甘みを感じ、彼は自分の感情を誤魔化すために心にも思っていない事を口にした。
「こんな事をやっていないでさっさと行くぞ、……野良犬」
「はーい」
レヴィは己の武器、創世器アイゼンハートを持ちその可愛らしい服に沢山の道具を揃えて彼の横に並んだ。
「首輪なんて付けなくても、わたしはあんたから逃げたりしないんだから」
「それは貴様の行い次第で決まることだ…」
二人は上からマントを羽織ると、そのフードをしっかりと被った。
大きな屋敷の外は相変わらず静かな空間だが、そこから人の多いロビーへと向かい、更には別の船にまで行く事になっている。
ここは44番艦――
人気の異常に少ないこの場所はアークスシップ随一のゴーストタウンだ。
かつては人気があった場所だが、不可解な事件と共に自殺の名所になり、人があっという間に廃れると精神を壊した奴の根城に。
そしてそんな奴らも消えれば悪い噂だけが残って人が寄り付かなくなる。
昔の面影である大きな商業施設は残ったままだというのに、辺りは霧がかって枯れ草の散る墓場のような場所だ。
「うぇー……全然人いない……わたしこんな不気味なところにいたの?」
「誰も寄り付かないような場所だから隠れ家に選んだ。当たり前の理屈だろう」
「確かに古すぎて監視カメラとか壊れてるけどさぁ〜……幽霊とか出るんじゃない?」
「幽霊も貴様のような特大の馬鹿には寄り付かん」
「はぁ?!馬鹿じゃないんだけど!馬鹿って言った方が馬鹿だし!この馬鹿!」
「つまり、お前は僕の四倍馬鹿だと」
「今あんた一回馬鹿って言ったよね?!だからわたしの馬鹿は半分になりましたーー!バーカバーカ!」
「そうだな、今お前は四倍に戻ったところだ」
「むうううーー!!!」
三代目クラリスクレイスを思い出すようなどう考えても馬鹿丸出しの会話だというのに、レヴィはそれと同じ顔で異様な知識は持っている研究者気取りだというのだから見た目では全く判断できない。
レヴィはそっぽを向くと端末を取りだし、片手で端末を操作し始めた。
キーボードを打つ手は一般的な手の使い方ではないのに異様に早く、そして画面では管制のセキュリティをハッキングして44番艦のデータを開いている。
全く数十秒前まで子供みたいな言葉で喧嘩を仕掛けてきた女とは思えない素振りだ。
観測装置からダーカー因子反応は出ていないものの、念には念をという意味合いでかレヴィはすぐに遠隔で観測装置を操作する。
「よし、これであんたがなんかしても44番艦全体の観測装置が反応しなくなった」
レヴィは下を向きながら話しているものだから目の前の柱に思い切りぶつかり、変な声を出した後に目をうるませて泣きそうになっていた。
「馬鹿か」
「うるさい!これはその……えっと……き、筋トレ!」
「全く言い訳でもなんでもないな」
「とにかくわたしは馬鹿じゃないし犬じゃないし奴隷でもないんだからねっ!ふん!」
こんな馬鹿だと分かっている相手を捨てないでいるのも、無視しないで話に答えてやっているのも、全て無駄な事くらい分かっているというのに【敗者】はその選択を取る事が出来ない。
「もっとお前の利用価値を見せてみろ」
「へ?」
「フォトナーでも三英雄でもシオンの縁者でもない、お前自身の価値を僕に見せろ」
「えー…急にそんなこと言われたって…」
「ありのままで振る舞えと言っているだけだ」
今まで【敗者】は沢山のアークスや研究者を見てきたつもりだった。
しかしここまで興味深い人間の存在に気付けなかったのは己の目が曇っていたのかもしれない、と【敗者】は思わず考えてしまう。
「じゃあ好きにさせてもらうよ?後悔しても知らないんだから」
「度を過ぎれば締め上げるだけだ」
レヴィは【敗者】のツンとした言葉にも返さず、機嫌良さそうなまま彼を見て歩く。
空いたままの手を一瞬【敗者】の方に伸ばして、やっぱり辞めて、後ろで組みながら、なんとなく手をすりすりとして温もりを求めた。
「74番艦……貴様の家の近くに、人工臓器を管理している部屋と、大きなトレーニングルームがあるのか」
「そう、反応が出ないようにワープじゃなくて徒歩で歩いていかなきゃいけないんだけど……大丈夫、市街地にバイクを停めてあるから、その後ろに乗せてあげる」
「そういえば貴様……成人していたな」
レヴィの顔つきは成人しているようには見えないが、彼女も立派な21歳だ。
その大きな胸、発達した骨盤、何よりこの世の凝縮された悪を知り尽くしているその瞳の奥にある影は、レヴィの子供らしさと当時に大人びた雰囲気を孕んでおり、不安定な美しさを見せている。
「あったり前でしょー!?このバカ!」
「煩い」
「いちいちうるさいのはあんた!」
かくいう【敗者】も、今はフードで顔のほとんどを隠しているものの非常に整った男の顔つきをしている。
ダークファルスと化して尚、その赤く染まった瞳も、ビビッドピンクにグラデーションされた髪色も非常に綺麗だ。
彼に近寄る女が過去に多く存在したのも頷けるだろう。
そして、そんな彼が多くのアークスや多くのフォトナーを知りながらも、今見つめるのはレヴィというちっぽけな人間なのだ。
「そうだな、もし周りに存在が見つかった場合……」
「ふふ、わたしが皆蹴散らしてあげる。でも、それよりわたしの方に視線が集まるから平気だよ」
レヴィは最弱のアークスとして一部のアークスからは有名だ。
彼女の姉であるルビィの評判が高まるほど、レヴィの評価は地に落ちていく。
それでも今レヴィが気にしていないのは、今横で歩いている男が居ようと居なかろうと、最終的には気に入らないやつを全員殺し尽くすだけだと確信しているからだ。
言葉に傷付いても、その底は折れない。
その殺意だけが彼女を正気で繋いでいた。
そうしなければ、愛情もなにも与えられなかったレヴィは生きていく理由もなかったから。
死にたいという意思を殺したいという意思で覆い隠す。極限まで苦しんだ末、彼女に取れる選択肢はそれだけだった。
しかし、【敗者】といる今、彼女は殺意だけで生きていく必要はないという事をいつか気付くことになる……
「どちらも注目されなければいいんだ。それで十分だろう」
「そうかな?折角ならあんたがいうわたしの価値ってやつ……見せてあげようかなって考えたんだけどさ」
フードを被りながら楽しげな声で喋り、堂々と前を向いて歩くレヴィを誰もあの最弱のアークスだと気づかない。
レヴィは己と【敗者】の立場がどんなものであるか分かっていながら、それでいて、彼を優しいと考えたのだ。
――口だけ素直じゃない優しい人。
例え彼に殴られたとしても、蹴ったり、首を絞められたりしても、同じくらいに沢山のいいことをもたらしてくれて、そしてわたしにペースを合わせて、主人だというのに言葉に答えてくれる……。
「それを判断するのは僕だ」
「ふふ、あんたのそういうとこが良いの」
「褒めても褒美が出てくる訳ではないぞ」
「わたしが言いたいだけですぅー」
レヴィは自覚もなく、【敗者】への好意を丸出しにする。
好き、というとてもシンプルな感情が彼女の脳内には辞書として存在しておらず、嫌われ者の彼女からすれば【敗者】から与えられる毒も全て"些細なスパイス"にしか見えない。
「……」
【敗者】は己の内に湧いた気持ちを認められずとも、初めて出会った味方、仲間という存在に彼は己の心が和らぐのを感じていた。
ただ追い求めるだけでなく、真の意味で許容し受け入れる相手が存在すること。
それが、彼にとっての憧れや執着、強迫観念とは違う好意として、今は感じることが出来ている。
しかし、彼の内側では恐らくそれを理解しているはずだ。
彼は手に入れて支配している間は生温い感情に浸ることが出来ても、失う事に恐れを抱いた瞬間、それが執着に変化することを。
そして、彼にとって今はまだ計画が終われば処分すると決めた存在であるレヴィを、"例え自分が破滅したとしても守りたい"と判断してしまった時……
それが、彼自身にとっての"終わり"になることを。
レヴィは端末を胸に挟むと、プロジェクターとして投影しキーボードを打ち始める。
彼女にとっては慣れたものであり、直ぐに虚偽の名義でキャンプシップの予約を取った。
「手馴れてるな」
「もう何年もやってきたからね。わたしプロのハッカーみたいでしょ?」
「はぁ」
【敗者】はどちらかと言えばマニアしか持っていないレヴィの珍しい端末に目を向けて、彼女がそれを胸に挟んで固定しているさまをじっと眺めていた。
「胸に挟む為にその端末を使っているのか?」
「フルホログラフィック端末は痒いところに手が届かないじゃん?これはちょうどいいから好きなの。ここに挟めるのも、メリットのひとつってやつ?」
レヴィは操作を終えたのか画面を閉じると、【敗者】は彼女の胸に手をやりその端末を奪い取った。
「あっ!」
【敗者】は改めて彼女の端末を奪い取り、中身を見る。
彼女の事務的なデータを確認する以外にこれに触ったことのなかった【敗者】は、彼女が己の携帯の中でどんな娯楽をしているのかが気になり中身を覗いたのだ。
レヴィは彼に携帯を覗かれていても簡単に返してくれる男では無いことを察し、直ぐに切り替えて歩き出しロビーエリアで手続きを始めた。
レヴィの携帯の中は、音楽は何も入っていないし写真も何も保存されていない。
その代わりメモ帳にはたくさんの新しい構想やプログラム言語が書かれていた。
"極端な女だ"と【敗者】は心で感想を口にしながら、ブラウザの検索履歴を覗く。
特に面白い情報は何も無く、お気に入りの会社からの新製品に関する情報くらいしか残ってなかった。
「……何故一枚も写真がないんだ」
「え?容量の無駄だから。撮る意味ないし」
レヴィはそう言い切ると、【敗者】から手渡された携帯を受け取る。
「ふふ、可愛いぬいぐるみの写真でもあった方が良かった?」
「いや、俗世に溶け込んでいるような無礼な態度ばかり取るくせにこういう所は学者気取っている所が愚かだと言いたいだけだ」
「そんなこと言われたってわたしが写真に収めたいって思うのがないのが悪いんじゃん?物なら買って飾ればいいだけだし、写真を撮ったとしても見せる相手なんていないし……、……あ」
レヴィは下を向いて悩んでいたかと思えば、すぐにパッと顔を上げ端末のカメラを取り出す。
「ロビーエリアなど、それこそ何時でも見られるような場所だろうに…」
「えへ、本当にロビーを撮ると思う?」
レヴィは【敗者】の顔にカメラを向けると、それを撮った。
シャッター音も何も鳴らない無音の中で、レヴィの端末の中に【敗者】の目線を逸らし周りを眺めている写真が一枚増える。
「……貴様」
「えへへ!わたしの初めての写真はあんたにすることにしたの!」
レヴィはにこにこと笑いながら【敗者】に撮った写真を見せる。
まるで盗撮のような、写真を撮るような想定ではない自身の写真に【敗者】は顔を歪めた。
別に写真に撮られたいという訳では無いし、撮られたくない訳でもない。
しかし。
「よし、キャンプシップ取れたから一緒にいこ?えーっと……何にしたっけ……」
【敗者】は自分の中で蠢く心を隠し、自分の偽造されたパーソナルデータを見て呟いた。
「ルオン、……だろう?」
「そう!ルオン。ルオン、ほら、早くしないと日が暮れちゃうから!」
レヴィは【敗者】に手を出す。
「……手を繋げと?」
「繋がないと逃げちゃうかもよ?」
レヴィはにっこりと笑って彼の手を取ろうとするが、【敗者】は其れを払った。
わざとらしく立てたパン、という破裂音が周りに響く。
「調子に乗るな。貴様が逃げるようなことがあればその腹を蹴り上げる」
「……むぅ」
【敗者】はただ、写真の中のレヴィといる時の自分の顔が楽しそうに綻んでいる事に苛立っただけだ。
二章で大体どれくらいの話数になるかを計算していた所、それなりに長くなりそうなので三章もしくは四章以降を続編という形で作品を分けるか検討しています。話数が長すぎると管理が少々面倒なのと、読者からしても見にくいのでは?と思ったため。
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続編として作品を分ける
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分けないで一つの作品でまとめる