「はぁ……まあ、なんでもいいけど。あんたが調査するって言うなら痛いのも耐えてあげる」
そういってレヴィは尻を突き上げ、【敗者】に差し出した。
【敗者】の指が秘孔に当たるとレヴィは深呼吸をし、体を強ばらせるがそんな状態では入るものも入らない。
「レヴィ、……力を抜け」
「……っ、そう、言われても……」
「痛みを感じた事例は15件。快楽を感じた事例は35件だ」
「割と痛みの確率高いし……ッ!」
レヴィはそう言いつつも入口に入るだけなら大丈夫だろうと思い、力を抜く。
【敗者】の太く長い指がレヴィの秘孔にめり込んで、少しずつ入っていく。
「っ、……」
まだ痛みも気持ちよさもない。前に指を入れたこともあるから排泄感と言うにしても弱く、指一本では所詮……と感じたところで、【敗者】の指が根元まで埋まり、ゆっくり抜き差しを始めた。
「っ、は、……あ、当たってる……?」
「あぁ……届いていないようだ。指の長さでは足りないな」
「なんか持ってきてるの?カメラとか……」
前のように後ろからGスポットを押し込むようなことはなく、抜き差ししているだけ故絶頂ほどではない。
にしても、前より快楽が随分と弱い。
性感を刺激してスイッチを入れていないというのはあるだろうが、それを含めてもだ。
浄化腺が働いていたら……この指一本でも比べ物にならないほどの感覚だったのでは。
「……そう全てが上手くいく訳でもないか」
【敗者】は指だけでの試行を諦め、懐から小さな玩具を取り出す。
直径2センチほどの、いわゆる初心者用のアナル開発アイテムだ。
細く柔らかいが長さはそこそこにある。
【敗者】の懐には他にも太いアナルパールなども用意しているが今使う意味は無い。
とはいえ入れるためにはせめて指二本。
「もう少し拡げようか」
「うっ……仕方ないな」
レヴィは顔を顰め渋々了承する。
何が嬉しくて見てくれが好みとか散々言った相手に恥部を晒さなければいけないのだ。
しかも生殖器ならまだしもそっちなど。
【敗者】は指を抜くともう一本の指を挿入し、ローションを纏わせた後、暖かくぬめりを持たせてゆっくりと二本挿入する。
「はっ、……んん、……」
二本に拡げるとようやく入口の感覚が快楽として現れ、レヴィは枕を握り締めてじっと耐える。
「……ッ、ん、……あっ♡」
【敗者】が意図して指を曲げ、Gスポットを刺激するとレヴィから甘い声が漏れ、ナカがキュッと締まる。
男性のアナルセックスの性感帯と言えば前立腺だが、女性のアナルセックスの性感帯は一般的に言えば背後からのGスポットの刺激だ。
浄化腺が快楽として働けば一応それも性感帯になりうるのだが……それを性感帯として主張するのは愚かだろう。
「ッ、……、あんまり、気持ちく、しないで……」
「苦痛を感じるよりかはいいんじゃないか?」
「だって、検査、ならな……ッ、あッ……♡、んんっ、んぅうう……ッ♡」
レヴィは枕に顔を埋め、何とか声は抑え込んではいるが腰は跳ね体がビクビクと痙攣している。
膣口からもトロトロと愛液が垂れてシーツに零れ、秘孔に出し入れする指は段々ニュチニュチといやらしい音を纏わせていく。
「ここまでやれば大丈夫だろう」
「あっ……」
【敗者】は指を抜くとローションを指に纏わせおもちゃに塗りたくり、少しずつ挿入していく。
指とは違う冷たい無機質な感覚。
しかし、ぷつりぷつりと細い玉のようなおもちゃが入っていく度に無理やり拡げられては締まり、また拡がりと、排泄感を誘発されゆっくりと快楽を得ていく。
「ッく、……んんっ、……んっ」
長い時間を掛けて少しずつ、少しずつ奥を目指し……
こりゅ、と何かの突起物に玩具が当たった瞬間、レヴィはビクビクと痙攣し悲鳴をあげた。
「っあぁぁああっ?!!」
「ふむ……ここか」
「あっ?!あっ♡あぁあああっ♡♡待って、そこ、……っ〜〜〜!!!!」
バタバタと足を暴れさせ抵抗し始めたところで【敗者】は玩具を引き抜く。
「はっ、……はっ、……こ、こんなの……仮に、わたしが排泄出来てたなら……」
「そうだ。まともな日常生活が送れるとは思えない。貴様が後天的にフォトン適性を得たとて、これ程の体質の相手をサポートするほど貴様の両親は慈悲に溢れていると思うか?」
「……」
「ないだろう?現に、貴様はフォトンがないというだけで人でなしの扱いを受け僕の元にいるんだから」
「だから、なに……」
【敗者】は更に太い玩具を取り出しローションを塗りたくりながら、彼女を見下ろす。
大きくむっちりとした丸いお尻と、形のいい背中……
そして、稲穂のような薄い金色のツインテール。
「はぁ……」
【敗者】はズボンが張り裂けてしまいそうな程逸物が膨らみ、窮屈で苦痛で、しかしそれを気にする余裕もなかった。
手はしっかりと【敗者】の望んだどおりの動きをして、少し太くなった、直径3.5cmほどの長いディルドをゆっくり埋めていく。
「ッん゛!!っう、っ、るぅー……それ、やっ、……おしりの穴、変になっちゃうぅ……」
「僕には関係ない事だ」
「っでも、……っ、お゛っ♡♡ぅ、っ、……♡♡」
ゆっくりと秘孔の中を進めるとGスポットを裏から抉りあげ、さらにじっくりじっくりと、深くまで入り込むと浄化腺にディルドの先が触れて、そしてカリ首によって引っかかれる。
「あっ♡♡ぅあ、っ、……あぁあっ……♡」
「……気持ちいいか?」
「き、きもぢぃ、……っ、んッ♡♡お、おくごんごんされてるみたい……でっ……♡」
ディルドを根元まで押し込むとグリグリと動かし、それから少しずつピストン運動を始める。
「マザーシップにいても生き残っていたあたりきちんと機能はしているんじゃないかと思っているが……」
「あっ♡あぁぁああああっ♡」
「貴様ほどの体質の持ち主だと、もはや何が正解か分からないな」
「あぁぅああああっ♡♡あっあああ♡」
レヴィがその部位をつつかれたり押されたりしてよがり狂っている中、【敗者】は研究者モードで彼女の色気に目もくれず、頭の中で考え込むばかりだった。
ふと手を止め、【敗者】は会話をするためにレヴィに声をかける。
「そういえばだが……レヴィ、ここからの排泄はいつからしなくなった?」
「はぁはぁ……排泄?……昔から……、……あれ?そもそもわたし……排泄したことあったっけ……?」
生涯、レヴィがしてきた食事のクオリティの低さはあまりにも語れる事が多すぎるが、レヴィが機械の臓器に体を変える以前もまともな排泄はしていないという記憶になる。
「……臓器機能に変化はないというのに?」
「……紅茶しか飲まないから……だと思ったんだけど……?」
ふと【敗者】は変なことを思い出した。
フォトナーがフォトナーと呼ばれるようになる前存在していた宗教では、処女受胎をする存在が聖者として崇められていた。
秘孔にあるコレは絶対それには関係ない事だが、人と違わぬような容姿をしているというのにフォトンが使えず、奇妙な器官を携えたこの女は本当は人によく似た高位存在なのではないか、と随分飛躍したありえない仮定も立ててしまう。
「貴様本当に人間か?」
「失礼な!人間だし!昔わたしが見た限りでは自分の体に変なことなんてなかったし!」
まあ、この器においてレヴィは人でしかないというのはよくわかっている話だ。
しかし、【敗者】は「自分は呪いを受けた可哀想なだけの人だ」、という振る舞いをしていたレヴィには少し苛立った。
「どうせ不潔だからといって肛門の中まで見てなかっただけだろう」
「自分のおしりの穴の中なんかじっくり見たいやつがどこにいると思うの?!」
「医者ならやって当然だこの愚者がッ!」
浄化腺が働いているかどうかは体質の研究の為には必要な事だ。
切除してもいいが、仮に切除してダーカー因子に対する耐性がなくなった場合レヴィは駒として使い物にならなくなる……
【敗者】はリスクの狭間でとにかく何百も何千もの仮定に頭を捻らせながら、レヴィの暴れる体を抑え込んで刺激を加える。
「ッまっでイぐっ!イぐから止めて……ッ!」
「変態女にはピッタリのアタッチメントだな……イけ」
「っふぁあああああっ?!!♡♡」
レヴィはビクビクと盛大に痙攣し、潮を噴き出して絶頂する。
「……わかった」
「はぁはぁ……っへ?」
「一つ、検証と行こうじゃないか」
【敗者】は勃起しきった己の逸物を出すと、レヴィの尻の上に乗せる。
べチン、と恐ろしい質量の男性器が丸く大きな尻に乗り、溢れた我慢汁が腰に垂れた。
「え?……えっえっ……?検証……で、なんで……おちんちんを?」
「これの方が早いだろう?」
「早い、って……ちょっと!」
「バイタルと貴様の肉体のデータを比較しながらになる」
これは研究のためだ。理性を失うな。
【敗者】はそう自分に言い聞かせてから、レヴィの秘孔を開いた。
穢れの部位だと言うのにどうしてこうもいやらしいのか……皺のひとつ取っても愛らしく、中はローションと共に愛液のような何かでにちゃにちゃと濡れている。
「待って【敗者】!待ってってば……」
カチッ
【敗者】は時間を止め、暴れるレヴィの体を完全に抑え込むと秘孔に亀頭を押し付けて、少しずつ挿入していく。
「んッ、……、」
入口は非常にキツく、何とか押し込むと、中はむっちりとした肉と窮屈なナカで気持ちいい。
「研究の、為だっ、……ダーカー因子を、注ぐためでありッ、……全知のためであり……ッ♡」
膣内に挿入した時の一斉に搾精しようとヒダが絡みつくあの異様な感覚はないが、これはこれで出来のいいオナホールかと思うくらい気持ちよく、彼女が動き出せばもっと凄いことになるのだろうと察した。
「ッはぁあ……ッ、気持ちいい……ッ♡」
レヴィが一言でも喋っていれば言わないであろううわ言を呟きながら、【敗者】は奥まで挿入すると、尻を掴んで腰を押し付ける。
「ッレヴィ、……気持ちいい、ッ、はぁはぁ……このまま膣にも入れてやりたい……」
射精さえするべき所にすればいいと思い秘孔から抜いて膣に滑り込ませると、慣れる気がしないような精を絞るために存在しているような淫猥な触手だけで作られた蜜壷に逸物が囚われ、奥に引きずり込まれると【敗者】の逸物が子宮口とキスする。
止めようと思う気もなく腰がゆるゆると動き、【敗者】の太く長く硬い逸物でいぼひだを押し込み抑える。
「っく、あぁぁあッ……ッ、レヴィ……ッ、レヴィィイ……ッ♡」
ひだがしきりに絡みつき、押し込む度に奥に無理やり攻め込んで逸物を子宮に押し付ける。そして抜こうとすれば離さんと言わんばかりに征服したはずのひだが一斉に絡みつき、【敗者】の竿を亀頭を、膣に収まる全ての場所に快感を与え、ねっとりと暖かいそこが狂おしい程に縋り付く……
「っ気持ちいい、レヴィッ、レヴィ出そうだ……っ、もう、出そうだ……、レヴィ……ッ、はぁはぁ……ッ、あぁ、でも、……ッ、く、……ッ」
【敗者】は己の目的を思い出して子宮の奥に出そうとしていたものを引き抜き、深呼吸をした。
力が損傷している中で、人を覆うほどの範囲で、セックスまでしていてはこれが限界か。
【敗者】は表情を固くしていつものように冷静さを装いながら、十分近くの時間停止を解除する。もちろん耳は塞ぎながら。
カチッ
「ッああぁあああああーーーーっ♡♡♡??!!!!???!」
レヴィが動き出した瞬間、彼女はぶしゃぶしゃと情けなく潮を噴き出しながら膣を収縮させ、一気に絶頂する。
襲いかかる快楽が膣から秘孔から突き抜けて、脳天までチンポ狂いになってしまったかと言うくらいに劈くような悲鳴をあげ、身体中が痙攣した。
「っあ?♡あぅっ?あっ、……あっ……?」
「断末魔にしては随分喧しいな、レヴィ」
「っあ、?ぅ、……な、……なに、が」
「もう落ち着いたか?なら中に出させてもらおうか」
レヴィの全く呼吸が整っていない様子も困惑した声も無視して、【敗者】は秘孔に逸物をねじ込んだ。
「お゛っ♡♡まっ、まっで!ちょっ、お、おしり……ッ?!!」
「もう十分犯されただろう?今更抵抗したところで無駄だッ!!」
【敗者】は射精するための動きで激しくピストンし、奥を虐める。
「お゛ッ?!!お゛っ♡おしりぃいっ♡♡だめぇ゛っ♡え゛っ♡えぅゅぐぅうっ♡♡」
「何を言いたいのか分からないな……、これでも飲んでいろ……!」
バチン、と腰がぶつかった瞬間、秘孔の中に白濁が一気に溢れ出る。
「イぐうううっ??!!♡♡」
行先もないそれは零れるしか無いはずだが、レヴィは激しく絶頂すると、ぎゅうぎゅうと膣内や秘孔の中をキツく締め上げた。
精液が秘孔の中に出来たソコにどくどくと注がれ、無慈悲にダーカー因子によって侵食されていく。
ダークファルスのソレはあまりにも多く、生死の境を彷徨う程の快楽に打ちひしがれるとまた大きく絶頂し、潮を噴き上げた。
そして、逸物にもだらだらと液が垂れる感触が伴い、【敗者】はゆっくりと逸物を引き抜く。
白濁とともに愛液のような分泌液が混じり、レヴィの秘孔から情けなく零れた。
「ふむ……浄化腺は一応働いているようだが、フォトンによる麻痺と同じようなもので、限界量を超えた時にのみ働くらしい。基本的にはフォトンを拒絶するその体質がなんらかのエネルギーを持って対抗しているが、ラインを超えれば侵食され、その時に浄化腺が働くと……。しかしこの浄化腺にも限界がある。キャパシティが多少増えただけに過ぎない……器を作る段階で考えることが増えたということか……」
【敗者】が深く考え込む中、レヴィはぱちぱちと目の前がスパークしながら【敗者】の逸物だけを眺めている。
「るぅさ……」
「クソ、想定よりも大分忙しいな。貴様のことは放し飼いにするかもしれない。いや、ある程度ノウハウを教えて協力させた方が早いか」
「るーのちんぽほしい……ねーぇー……」
レヴィは振り返って【敗者】の腰を掴んで揺さぶるも、彼は全く気にも止めない。
【敗者】は消耗している中で無理に使っても苦しいことなど分かっているが、それでも普段抑え込んでいるダーカー因子を放出して時間操作の力を使うと、頭がスッキリと冴えて、正しい思考能力を取り戻せているような気がした。
「煩わしい……僕の思考を邪魔するな」
「あ……」
レヴィの手を容赦なく払い立ち上がると、軽く拭いてからシャワーをしに向かう。
そんな【敗者】の後ろ姿を眺めながら、レヴィは寂しげに顔をゆがめて、ボソボソと呟いた。
「とっても気持ちよかったのになぁ……残念」
レヴィは脱ぎ捨てた【敗者】の服を手に取って、自分が着るようにして体を覆い、ぐちゃぐちゃの陰部に触れて己を慰め続けた。
二章で大体どれくらいの話数になるかを計算していた所、それなりに長くなりそうなので三章もしくは四章以降を続編という形で作品を分けるか検討しています。話数が長すぎると管理が少々面倒なのと、読者からしても見にくいのでは?と思ったため。
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続編として作品を分ける
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分けないで一つの作品でまとめる