あれから二日後、レヴィは夜遅く工房から出て、キャンプシップに乗っていた。
ただしその行先は44番艦ではなく、惑星アムドゥスキアである。
龍祭壇の破損した祭壇の破片を回収し、それを研究して術式構築と傘骨へのプログラム搭載に活用出来るかもしれないと考えていたのだ。
昨日も金がないと困るからと裏任務をしていた為、連日続いて家には朝帰りだ。
おまけに……
――キャンプシップのブリーフィングルームには高カロリー完全栄養食の携帯食料の包装が転がり、無造作に投げ出されたカバンの上には短髪のウィッグが被せられている。
そして床には異質な形の玩具が投げられ、宇宙空間を移動する船の中ではくぐもった声が響いていた……
「ん゛っ、んっ、……っ、ふ、んん゛っ……、んぅ、……っ、は、……〜〜っく、ぅうう……っ♡」
端末からはビデオ通話の記録が流れており、そこにはオラクル船団の重要指名手配犯と全く同じ姿をした男が、露っぽく画面を見つめて低い声で話をしていた。
「はっ、ぁっ、るぅ、……、るぅう……っ」
そしてレヴィは作業着を脱ぎきった下着姿で恥部を弄っており、硬く勃起した乳首には触手が絡みついて舐り回している。
『はぁあ……だから言っただろう。その任務は高収入だが時間が嫌ほどかかって面倒だと』
口論する通話先のレヴィの声は勿論消されており、音声記録として【敗者】の小言や嫌味が流れ出しているだけの普通の通話だったが、レヴィにとってはそれで十分だった。
「あ゛っ♡は、っ、んんっ、お゛っ♡ぉっ、お……っ♡」
アナルパールを抜いていくと、すかさず触手が侵入し尻穴の中をいじめ尽くす。
どろどろに解れていやらしくなった膣内に太く硬い触手がピストンし、甘えるように擬似射精するとまた動き出す。
「もっぉ゛♡お゛っ♡おひり、も゛っ♡で、ゅ、っお゛♡るぅ、さ、るぅさっ♡」
虚空機関から盗み出してきたものの中にこんなものがあったのは驚きだが、この性感特化触手はレヴィのオナニーQOLを大きく上昇させた。
「あっああっあ♡んんっ、んぅうっ♡♡」
そしてレヴィは天才的なことに、あのあとジグに怪しまれないように侵食弾をわざわざ調達して……そのひとつをこの触手に撃ったのだ。
侵食弾は虚空機関製。研究材料は有翼型。
つまり、この性感特化触手はまるでレヴィの事を妻のように扱いながら徹底的に擬似射精で【敗者】のダーカー因子を注ぎ込むという、最高の一品である。
「いくっ♡いっ、んんっ……んんんっ♡♡」
レヴィの頭ではこの触手が【敗者】の手と生殖器だったらどれほど良かったかとは思いつつも、触手でも5割くらいは満足できるからいいのだ。
「はぁはぁ……」
そういえば、とレヴィはあることを思い出した。
虚空機関の内部で視た、"青い【敗者】"の事だ。
あれはテレパシーかビジョンか妄想の類だとは思うが嫌にリアルであり、あとから調べてみると、彼はやはり虚空機関の総長で間違いなかったのだ。
それにしても、今の喜びや苦しみや苛立ちをむき出しにしている【敗者】とは違って彼は明らかに感情を殺し薄ら笑みを浮かべた表情をしており、アークス共に溶け込んで裏からオラクルを支配するにはああするしかなかったのだろう、とレヴィは快楽に塗れた薄い脳で思考する。
もしレヴィがあの時考えたように、創世器を持って虚空機関の総長に会っていたら……
もし、虚空機関の総長であるルーサーが、レヴィの前でだけ【敗者】という本性をむき出しにしていたら……
「あっあ♡あぁ……まだ足りないやっ♡ふふっ、んんっ♡」
ビデオ通話の記録は終わっており、レヴィは新たな写真を表示させる前に妄想に耽る。
――虚空機関の総長室。設計図で見たのを思い出し、薄暗く、広く、艦橋の中央部のような部屋を想起する。
そこにいる総長は【敗者】であり、レヴィは彼の元に跪いて、股ぐらに顔を埋めながら彼の逸物を咥えて奉仕するのだ。
その時の彼はまだアークスによって敗北を経験していない時であり、今のような時々敗北に苦しみ傷ついた様な顔を見せる彼ではなく、順風満帆なのだろう。
『アークス共が無様に駆け回る姿……実に笑えるよ。貴様もそう思うだろう?』
『んぶっ、……んっ、んぅ、んんっ』
『まあ、貴様も貴様で随分惨めな姿だが……』
そう言っておそらく……始末屋か秘書のレヴィの頭を【敗者】は撫でながら、モニターを確認するのだ。
そして汚れる事も気にせずレヴィの顔に精液をぶっかけ、汚したかと思えば今度はレヴィを膝の上に乗せ、あの大きく凶暴な逸物でレヴィのアナルを虐める。
『お゛っ♡ぉ゛っお♡♡お゛んっ♡』
『こんな所で感じて恥ずかしくないのか?それとも、出すべき所へ出さないと満足出来ないか?ふふ……』
【敗者】はしきりに尻を叩きながらぐっぽりと逸物を収め、にぢゃにぢゃと音を立ててピストンする。
レヴィが喘ぎ絶頂する姿に気分が良くなり、アナルの中に射精すると、本番と言わんばかりに膣内に収め腰をくっつけるとぐりぐりと押し付けながらレヴィを抱きしめるのだ。
『あぁあ……ッ♡レヴィ……ッ、この僕を誘惑して……悪い子だッ……♡』
『ふぎぅうううっ♡おぐ♡おぐ、ぐりぐり、やめぇっ♡』
そして【敗者】はついに椅子から離れ床にレヴィを組み敷いて犯し、孕むように子宮の奥深くまでピッタリと密着して射精する。
止まらぬ勢いで犯し続けていると、虚空機関の研究員が用事あって総長室の扉をノックして声を掛ける。
普通なら、そこで【敗者】は追い払うか、レヴィを置いて応対するだろうが……
【敗者】はいつも人に見せるルーサーとしての容姿に変化すると、部屋に入ってくることを許可してしまう。
『だっだめ!何考えて……んん゛ん゛ぅッ?!』
拒絶する口も抑えられ、扉が開くと虚空機関の総長が女を組み敷き自らの生殖器を使って鳴かせている様を他人に見せつけているのだ。
絶句する研究員に比較して嗤うルーサーの見た目をしたその男はさらにレヴィと繋がっている所をわざわざ見せつけて、レヴィが潮を噴きながら絶頂する所を晒す。
レヴィが嫌だと言っても泣いても聞かず、髪を引っ張って前も後ろも犯す様に股間を膨らませ立ち竦んでいた研究員はついにカメラを取り出し、その醜態の首から下を撮り始めて……
「あっあぁああああっ♡♡」
現実のレヴィは盛大に潮を噴き上げながら絶頂すると、触手はすぐさまそれに吸い付き、液をすすり始めた。
「はぁ……はぁ……」
やはりオナニーは【敗者】で抜くのが気持ちいい、なんて下品極まりないことを考えながらぐちゃぐちゃの下半身を見て、触手に停止命令を出した。
そして外を見てみると、もうとっくに惑星アムドゥスキアには到着していたことに気づく。
「あっ!」
この真夜中の時間帯は任務に行く者もほとんどおらずキャンプシップは余裕があり長時間貸し切っていてもよかったのだが、キャンプシップはよくても探索する時間が無くなってしまう。
「た、大変……オナニーしすぎて時間が……ッ」
それにこのままではオラクルで唯一キャンプシップで自慰行為に耽り任務を忘れたド変態アークスになってしまうため、急いでシャワーを浴びに行った。
二章で大体どれくらいの話数になるかを計算していた所、それなりに長くなりそうなので三章もしくは四章以降を続編という形で作品を分けるか検討しています。話数が長すぎると管理が少々面倒なのと、読者からしても見にくいのでは?と思ったため。
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続編として作品を分ける
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分けないで一つの作品でまとめる