光喰らいの魔女レティシア~未亡人クーデレ敬語デカ尻エルフ退魔師が淫魔美少年に完堕ちするまで~ 作:灰鉄蝸@機甲猟兵エルフリーデ発売中
・即堕ちです
思いのほか強い力を発揮したシグルゥス・スワルヒガ――彼の体格を思えば人間離れした膂力――に押し倒されたとき、レティシアの胸に去来したのは多少の驚きと納得であった。
この一年間で交流を深めたとはいえ、彼の血筋は古い魔族であり、その血に根ざした本能は子供に耐えられるようなものではない。
だというのに、どこかで「彼ならば大丈夫だ」と思い込んでいた愚かしさに、レティシアはなんとも言えない胸の痛みを覚えた。
一体、自分は何に戸惑っているというのか。
本性を現した魔族など、いつものように殺してしまえばいい。
見知った友人の遺言など、こうなってしまっては何の意味もないと割り切るべきだ。
そう、彼女のとびきり冷酷な部分は告げていた。
だが。
――だって君は優しい人だから。
亡夫の言葉が脳裏をよぎったとき、レティシアはこの少年を傷つけて止めるという選択肢を自ら放棄した。
たぶんこれは、自分に残された良心の問題である。実際のレティシアがどんなに残酷になれる生き物でも、自分に全幅の信頼を寄せ、甘えるあまりに理性の弾け飛んだだけの幼い子供を殺めるのは嫌なのだ。
何より、レティシアなりにシグルゥス・スワルヒガには情が湧いていた。
かといって情欲で暴走している淫魔の幼体をそのままにしておくこともできなかった。言葉で説教したところで、目覚めてしまった怪物の欲求は出し切るまで収まることはない。
そして手淫で彼を満足させる自信もない――そういうわけで、レティシアは覚悟を決めて、声を発したつもりだった。
「シグ……ルゥス、落ち着いて……落ち着きなさい」
だが、実際に出力されたのは弱々しく困惑した女の声だった。
◆
「せんせぇ……♡」
甘いメスの体臭が、シグルゥス・スワルヒガの鼻腔を満たしていた。
どくんどくんと心臓が高鳴る今の少年にとっては、明らかに動揺しているレティシアの表情も言葉も、その興奮を高めるスパイスでしかない。
彼の先生である妖精種の美女は、その長く尖った耳をへにゃりとうなだれさせ、眉を歪めて困惑しきっていた。
「……あなたの初めてが、強姦ではあまりにも哀れでしょう……」
先生の言葉の意味が、今のシグにはよく理解できなかった。それは彼を突き動かしている淫魔の本能が、その理性と良心を麻痺させて性的欲求を肥大化させているからに他ならない。
子供の腕のように太く大きく勃起した陰茎は、正しく淫魔の本能の化身というべき異形の生殖器だ。
その熱気と異臭に気を取られつつも、レティシアはただ、目の前の少年に向き合おうとと努めていた。
「その劣情が、あなたを狂わせているというのなら……」
ぎゅっと目を閉じて、レティシアは深呼吸。寝間着に包まれたやわらかな女の肢体が、緊張で強ばっているのがシグにはわかった。
鋭敏な淫魔の感覚器が、仰向けになっている美女の体の状態を、余すことなく捉えているのだ。
恐る恐る、シグは彼女の胸――乳房と乳房の間に手を伸ばす。やわっこい乳房の根元の感触と一緒に、とくん、とくんと心臓が鳴っているのが伝わってきた。
「くぅ……」
「せ、せんせ♡ いいんだよね?」
無言。
目を固く閉じて顔を背けているレティシアが、もじもじと身をよじりながらも抵抗する様子はないのが言葉より雄弁な答えであった。
はー、はー、と自身の呼吸の激しさが耳に付いた。
ベッドの上に押し倒したことで、シグとレティシアの距離はかつてなく近い。びくびくと先走り汁を垂れ流し、屹立している男根はシグの股間で第三の脚のように力強いシルエットを形作っている。
ぷりぷりと膨らんだ陰嚢はまるでボールのようで、たっぷりと内部に精液を蓄えて、射精機会を今か今と待ち望んでいた。
レティシアの体温が、その下にすぐ感じられた。
「はぁ♡ はぁ♡ せんせ……♡」
ゆっくりと、先生の履いている寝間着の下を脱がせていく。
積極的な協力はなかったが、汗ばんだ布地から伝わる彼女の体温が心地よかった。そして何より、鼻腔を満たす女のにおい。
シグルゥス・スワルヒガの存在の根底に刻まれた強烈な指向性――繁殖可能なメスを犯したいという動物的欲求が、彼を強烈に駆り立てていた。
そこにシグ個人のレティシアへの好意――庇護者への親愛と淡い初恋――が混ざり合い、度しがたい凶暴な衝動に転じる。
しゅる、と衣擦れの音を立て、レティシアの履いていた寝間着のズボンが脱げて。
色気のないシンプルな白いパンツをズラしたあと、あらわになったのは極上の女体だった。
――むわっと汗のにおい。
目に飛び込んできたのは、レティシアの長く美しい脚だった。染み一つない肌は淡雪のように白く、筋肉質でありながら脂肪の乗った太ももはむっちりと肉付いている。
太ももの柔らかな曲線の根元には、丸く大きな巨尻。桃の果実のように実ったたわわな尻肉は、細い腰とのギャップで見るものを魅了してしまう。
張りがありながら、その限界まで実ったような丸く豊かな
胸元の慎ましくはあるが確かな膨らみも、少年を余計に欲情させてしまう。
上着も脱がせるべきか一瞬迷ったが、結局、シグは自身の性欲に負けた。
――入れたい。
一刻も早くこの最高のメスに挿入したい。
そういう単純で複雑さの欠片もない思考が、シグルゥス・スワルヒガを支配している。
息を荒くして自身の肉体をむさぼるように見つめる少年に対して、レティシアは何も言わなかったし目をつぶって視線も合わせなかった。
猛り狂うシグの性欲を受け止めはするし強姦魔にもしたくないから受け入れるが、かといって積極的に受け入れるような真似はしたくない――そういう心情がにじみ出ている態度だった。
そして、彼は今まで意識もしなかったものを、初めて意識した。
――レティシアの左手の薬指。
――その真ん中できらりと銀に輝く輪。
――結婚指輪の輝きを。
どくん、と心臓が高鳴る。
それまで色欲に染まっていた脳みそが、それ以外の感情――幼い嫉妬に染め上がっていく。
理不尽だとわかっていてなお、悔しいような悲しいような得体のしれない情動が湧き上がってくるのだ。
本当は初対面の時からわかっていた。レティシアには今は亡き夫がいて、彼はほぼ確実にこの世のものではなく、その仇が魔族であり今も彼女が夫を愛していること。
それはつまり、シグルゥス・スワルヒガの抱く恋情が、報われることはない証明なのだ。
――どうして、なんだろう。
――なんで、おれがはじめてじゃないんだろう。
汗ばんでこそいるが、決して濡れてはいない股間の割れ目を見た。シグに女性経験は一切ないけれど、種族記憶として備わった淫魔の知識が、そのピンク色の粘膜が女性器だと教えてくれている。
レティシアの秘所はその色素の薄さ同様、とても色の淡い桃色だった。既婚者であり未亡人である彼女に経験がないはずはなかったが、その陰唇は乙女のように美しい。
股間の恥丘は体質によるものなのか、つるりとした無毛だった。
どくどくどくと心臓が早鐘のように鳴り続ける。
真っ白な太ももに両手を添えて、がに股にさせるようにして開き、その根元にある秘所をあらわにして。
狂ったように勃起した肉竿を、ゆっくりと妖精種の美女の股間にあてがう――瞬間、レティシアが声を出した。
ぴくん、とその体が震える。
「熱っ……い、いえ、なんでもありません……」
「せーんせ♡」
絶対に意識させてやる、と思った。
嫉妬していると悟られるのは格好が悪いと思ったから、口には出さない。強いて優しい声音を心がけたのは、たぶんシグルゥス・スワルヒガの最後の意地だった。
目を閉じて顔を背けるレティシアの、美しい顔をじっと見つめる。
本当に綺麗な人だった。
――おれの
ぐるり、とどす黒く粘ついた黒い衝動が湧き上がった。
淫魔としてのシグルゥス・スワルヒガの最初の目覚めは、そういう生々しい粘ついた情欲だった。
ボブカットの青い髪が、シーツの上に広がっている。その深い青色と、今は閉じられている澄んだ青い瞳が好きだった。
ああ、自分を見て欲しい。
自分のことを
溶岩のような激情を胸に秘めながら、しかしシグは、彼女に甘えたい自分がいることも自覚していた。
「おれのはじめて、せんせにあげるね♡♡♡」
それが何よりも嬉しいことなのだと、目一杯の甘えた声で伝えた。
返事はない。
それでもよかった。
膨張しきった亀頭が、ちゅっと妖精種の秘所に吸い寄せられる。
レティシアの陰唇に亀頭が口づけた瞬間。
――どぽっどぽぽぽぽ!
その鈴口が先走り汁を吐き出した。
挿入するには困難なほど濡れていないレティシアの膣を、淫魔の分泌液が満たしていく。
少しだけ、レティシアの口から甘い声がもれた。
「くぅううう……♡」
「ご、ごめ……せんせ、でちゃった」
「い、いいのです……魔術で皮膜は作ってありますから……」
「そうじゃなくて……」
淫魔の生殖細胞たる魔精虫への備え――しかしシグが言いたいのはそういうことではなくて。
「これから、もっといっぱい出すからね♡」
ゆっくりと腰を前に突き出す。
堅く、太く、大きすぎる男性器が、みちみちと音を立てて、女性器を割り開いていく。
その凄まじい圧迫感は、亡夫以外つがいの相手を持たず悠久の時を生きてきたレティシアにとって、忘れがたい衝撃をもたらしていた。
いや、あるいは――はじめての性感だった。
「っあああぁああ♡ ……こ、こんなものはただの粘膜の接触……何の意味もありませ……んくっ♡♡」
嬌声。
やむを得ず体を捧げているにしては甘すぎる声。
ついさっきまで潤滑液となる愛蜜もろくに分泌されておらず、完全に自身の使い道を忘れていた膣道は、シグの男根を受け入れたことで何かが目覚めたようだった。
ずっぽりと巨根をくわえ込んだ陰唇が充血し、じわじわと愛液が膣から吐き出され始める。
それは性器の防衛反応に似ていたが、それにしてはレティシアは感じ過ぎていた。
自分自身の体の反応に戸惑っている様子で、レティシアは目を見開き、シグの巨根が挿入された自身の穴を見やる。
「ひぃ……あぁ……? な、なに、が……♡」
それは淫魔の体液による発情ではない。
レティシアの魔術による防護は完璧だったし、たとえ彼女が失神しようと効力を発揮し続ける任意解除型の自動化呪文である。
だから今起きているのは、単純な事象に過ぎない。
――レティシアとシグルゥス・スワルヒガの体の相性がよすぎるのだ。
ずりっ、ずりっとゆっくりと肉穴を不器用に押し広げるだけで、面白いようにレティシアの体が震える。
恐る恐るといった様子で彼女の膣に陰茎を挿入していたシグは、もう熱くぬめった膣肉をほじくり回すのに夢中だった。
ぐちゅぐちゅ、ぐちゅぐちゅ、と泥をこね回すような音。
そのたびにレティシアの甘ったるい艶声が響く。
「ひっぐ♡ こ、こんな……♡ うぅうう♡ ひぅう♡♡」
「せんせ♡ せんせっ♡」
それは明らかに、レティシアが知る唯一の異性である亡夫のものよりも大きく、太く、何より彼女の性感帯を完全に掌握する
少し腰を動かすと、嬌声をあげて美女の体が跳ねる。
「あっ♡ あぁ♡ ひぅううん♡♡ や、やめなさっ♡ はぁあ♡♡」
大した技巧も何もなく男根が肉穴を蹂躙するだけの、避妊皮膜越しの
にもかかわらずレティシアは感じていた。
記憶にある如何なる性交よりも激しく乱れながら、少女のように首をいやいやと横に振る。
ぽろぽろとこぼれる涙の理由は、こんなはずではなかったという後悔と、それを上回る強烈な快楽による多幸感。
「せんせ♡ かわいいよ♡ もっと、気持ちよくなってよ♡」
シグはそんな師の様子を見て、ただただ可愛いと褒めそやした。
乙女のように恥じ入り、手で表情を隠そうとするレティシア――その頬が真っ赤に上気しているのは、女性経験のないシグの目にも明らかであった。
うるんだ瞳からこぼれ落ちた涙が、まるで流れ星のようにその頬を伝い落ちる。
この一年間、共に過ごしてきて一度も見たことがない彼の先生の表情。
それが、美しいと思った。
童貞喪失のよろこび以上に、自分の男性器で彼女が気持ちよくなってくれているのが嬉しかった。
汗ですっかり湿っぽくなった寝間着越しに、レティシアの胸を触る。
早鐘のように鳴る心臓の鼓動が感じられた。
「きゃふっ♡ む、胸はやめてっ♡」
「せんせの心臓、どくんどくんって鳴ってる♡ おれと同じだね♡」
彼の先生の左手――銀の指輪が輝くそれを掴み、そっと自分の心臓の直上へと導く。
どくんどくん、と脈打つ心臓。
それが「好き」を異口同音に伝えているみたいで、シグルゥス・スワルヒガは満面の笑みを浮かべてしまう。
天使のような笑顔――レティシアは一瞬、それを目に焼き付けてしまったかのように固まったあと、急いで目を閉じた。
――どくん、どくん、どくん。
互いの心臓がさらに高鳴って。
――ずろろろ、ぐちゅん!
「きゃひぃあ♡ ひぃうん♡♡」
「せんせ♡ せんせ♡」
それだけで彼女の腰は跳ね上がり、甘い嬌声が止むことはない。
熱くうねった膣肉はレティシアの意思を裏切って新しいオスに忠実で、まるで生まれて初めて男を知ったかのように、シグの巨根チンポに媚びている。
うねうねとうねり、美味しい美味しいと水音を立て、少年の肉竿をしゃぶり尽くそうとする膣肉――その卑猥で本能に忠実な動きが、未亡人の中の不貞への嫌悪をかき立て、背徳感という最悪のスパイスを快楽に与えていた。
「ひぐっ♡ ひぅううん♡♡ やだぁ♡ もうやだぁ♡♡」
涙をこぼして。
子供のように泣いて。
いやいやと首を振って。
腰遣いはシグの陰茎を受け入れる迎え腰。
どちゅどちゅとレティシアの肉をこねくり回しながら、シグルゥス・スワルヒガは、彼女の美しい顔を見つめた。
その唇と接吻したいという欲求を抱えながら、シグはそれをしなかった。
きっと自分は、そういう風に受け入れてはもらえないと悟っている。
奇妙な虚しさの中、汗でレティシアの首筋に張り付いた青髪を意識した瞬間、また、こみ上げてくる熱いものを感じた。
「――せんせっ!!!」
ぎゅうっと彼女の胸に抱きついて、思いっきり腰を突き出す。
どちゅん、と湿った音を立て、三〇センチ超の陰茎がずっぷりとレティシアの中に収まる。
「おへぇ♡♡♡」
到底、女が出してはいけないみっともない喘ぎ――へその下まで届く男性器によって、下腹部を拡張され圧迫されたメスのうめき声。
それが決め手だった。
亀頭が膨らみ、肉竿が痙攣して、陰嚢がきゅっとすぼまり。
シグルゥス・スワルヒガは、大好きな先生の体臭に包まれ最高の射精をした。
――どびゅるるるるるるるるるるるるっ!!!!
「――きゃふぁああああああああああああああ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
深く、深く、地獄にたたき落とされるような絶頂の叫び。
びくびくと小刻みに痙攣して男根を締め上げる膣肉の媚び震え。レティシアの白い太ももが、自分の腰にしがみついてくる。
その肉のやわらかさに、ぬくもりに。
脳を焼くような快楽を受け取りながら、シグルゥス・スワルヒガの意識は闇へと沈んでいった。
◆
目を覚ましたとき、誰かの気配を感じたのは本当に久しぶりだった。
それは母ナタリアがまだ生きていたころ、幼い自分を見舞ってくれていたときのような安堵のにおい。
けれどそれが、大好きな女の人の体臭だと、今のシグは目覚めたてでも判別できた。
「ん……せんせ?」
「おはようございます、若様」
まぶたを開く。寝間着姿のレティシアもどうやら今、起きたところらしく、シグに背を向けて立ち上がろうとしているところだった。
ベッドに横たわっていた少年は身を起し、続いて、室内に充満している強烈な性臭に気付いた。
青臭い精液と甘ったるいメスのにおいが混ざり合った、えもいわれぬ媚臭だ。
そして気付いた。
――おっきくて、まるくて、きれい。
大きく丸いレティシアのお尻が、一糸まとわぬ姿で自分の前のさらけ出されている現実に固まっていると、彼女がこちらを振り返った。
いつも通りの
感情の読めない堅い表情。
「昨晩のことは…………あなたの情欲を受け入れた、わたしの問題です。シグルゥス・スワルヒガ、あなたには一切、この行為の責任はありません」
いいですね、と言い置いてレティシアは立ち上がる。
若干、その足取りが不安定でがに股気味なのを、シグの目は見逃さなかった。
あれはたぶん、股間を酷使したあとの動きで、つまりすべては夢ではなくて――
「え、あ、せ、せんせ……?」
避妊皮膜の中にたっぷり詰まって、風船のようになった精液がレティシアの股間からぶら下がっている。
そのどこか間抜けな光景が、昨夜の情交が現実なのだと少年に教えてくれていた。