光喰らいの魔女レティシア~未亡人クーデレ敬語デカ尻エルフ退魔師が淫魔美少年に完堕ちするまで~ 作:灰鉄蝸@機甲猟兵エルフリーデ発売中
レティシアは最初、そっけない返答をするだけだった。
シグに背中を向けながら一言。
「そういうことはしないデートだと思っていましたが……騙し討ちならば最低ですよ」
正論である。
しかしシグルゥス・スワルヒガはすでにその気になってしまっていたし、彼女につけいる隙を見出してもいた。
くすっ、と少女のような面差しの美童が笑う。
「……でもその最低な教え子のために、かわいいドレスを選んでくれたんだよね」
図星だったらしい。
答えに窮したレティシアはうつむいて、要領を得ない呟きを一つ。
「それは……その……」
「せんせはおれのこと、軽薄だって言ったけど……せんせだっておれにされるの、好きでしょ?」
詭弁であることは互いに承知の上である。
しかしながら、シグにもわかっていることがある。
彼よりもずっと強い先生がその気ならば、自分を止めることも、命を奪うことも容易かったろうという事実だ。
いつでもそうできたのに、そうしなかったというこれまでの選択が、少年にこういう強引な迫り方を選ばせていた。
それはつまるところ、シグルゥス・スワルヒガの不器用すぎてひねくれた甘え方であった。
「ねえ、せんせ。ダメかな?」
じっと彼女の背中を見つめる。
ぴったりとした青いドレスに身を包んだレティシアは本当に綺麗な人だった。
フリルと刺繍に彩られた
はぁ、とため息。
振り返ってシグの方を見たレティシアはあきれ顔だった。
「あなたは残酷ですね……わたしに過去の話をさせておきながら、それを裏切るような真似をさせようとしている」
「うっ……それは、そうだけど……でもおれは、せんせのことが好きで、そういうこともしたいって思っちゃうんだ」
「そういうのを、図々しいというのです」
目を閉じて深呼吸。
レティシアが目を開けたとき、その表情は奇妙な静けさ――諦念ともつかない何か――に包まれていた。
「
意外だった。
どうやって反論を言いくるめようかと思っていたシグは、先生の反応に少々、困惑した。
「……いいの?」
「どうせ、もう我慢できないのでしょう? ……二回もされれば、わたしも諦めがついてきます。弟子の不始末は、師が責任を取るべきでしょう」
淫魔の先祖返りであるシグルゥス・スワルヒガの性欲は強い。
その暴走を鎮めるためならば、今さら体を許したところで何かが変わるわけでもない。
そういう割り切りがあった。
よもやシグが無差別に他人を襲うなどとは思っていないから、それはほとんど、自身に抑えきれない本能を植え付けられて生まれてきた少年への慈悲の感情だった。
そういう優しさに依存していることに気付いて、シグは自分を恥じた。
だがそんな状態でも下半身はびんびんに興奮しきっていて、目の前のメスへの欲望に満ちている。
ゆえに。
「シャワーを浴びてからでいいですね?」
「え、やだ」
即答しながら、シグルゥス・スワルヒガは先生に抱きついた。
薄い布地越しにレティシアの体温と体臭が伝わってくる。まだ気温はさほど高くない季節だから、ほんのりと香る汗のにおいすら心地よい。
思わぬスキンシップに慌てた様子で、レティシアは尖った耳をぴこぴこと上下させている。
「なっ……どうしてそんな」
「せんせのこと、もっと感じたいから」
「……変態ですよ」
「変態でいいよ」
慌てた様子のレティシアは、やや強引に腕力で少年を引き剥がすと、くるりと背中を向けて距離を取った。
少し怒らせてしまったらしい。
「ふ、服は自分で脱ぎます。後ろを向いて離れてください……っ!」
それでも希望通りにシャワーを浴びるのは後回しにしてくれるのが、彼の先生だ。
そういうところがすごく可愛い、とシグルゥス・スワルヒガは思うのだった。
◆
しゅる、しゅるり、と衣擦れの音。
少しずつ衣服が脱ぎ捨てられていく音だけを聞くのは、それだけで頭の中がいっぱいになってしまいそうだった。
奇妙なことに、これまで先生の半裸と裸を一回ずつ見ているのに、三度目の行為になってもシグの胸はドキドキしている。
それはたぶん、単に性欲を満たすためだけではなく、大好きな人と繋がれるのだという期待があるからだ。
ものすごく身勝手な物言いだとはわかっている。
シグルゥス・スワルヒガの先生は、一〇〇〇年もの時間を生きてなお、亡くなった夫のことを心に留めている情の深い人だ。
本人はもう情が浅くなった人間なのだとうそぶくけれど――本当にそうなら、叔父に殺されそうになっていたシグを見捨てていればよかったのだ。
あれから一年間も彼のことを見守って、魔術まで教えてくれた人が薄情なわけがない。
それだけに、その情に訴えて体をむさぼっている自分の浅ましさが嫌になる。
だが、止められない。
シグルゥス・スワルヒガがレティシアの体と心に食い込むには、このぐらい強引に食いつかなければいけないと――そんな風に思えるのだ。
衣擦れの音が止んで、ブーツを脱ぐ音がして。
「……振り返って、いいですよ」
そんな消極的なおゆるしが出た。
何をするでもなく、少年はゆっくりと先生の方へ視線を向ける。
ホテルの照明の下、
綺麗だった。
やや汗ばんだ、透き通るように白い肌も、ほっそりした首も、慎ましくもたしかな曲線を描く乳房も、くびれて引き締まった腰つきも、豊かな骨盤に支えられ果実のように実った丸いお尻も、すらりと長くて筋肉のついた手足も――何もかもが美しい。
「……きれいだ」
思わずそんな感想がこぼれ落ちる。
「……褒めても何も出ませんよ」
レティシアはそれをわざとらしい褒め言葉と受け取ったようだが、今の少年にそんな小賢しい駆け引きをする余裕はなかった。
しばらく見とれていたシグは、ドキドキと胸の鼓動が高鳴るのを感じていたが――自分の股間が妙に苦しいことに気付き、テントを張ったように膨らんだ股間を見て、ようやく自分の準備が全然できていないのに気付いた。
「い、今、脱ぐから!」
今度はシグが焦る番だった。
慌ててジャケットをハンガーに掛けて、シャツとズボン、そして下着を脱ぎ捨てると、ぼろん、と太く硬い男根が外気にさらされた。
成人男性と比してもなお規格外のシグルゥス・スワルヒガの生殖器は、30センチメートル超の大きさを見せつけるように勃起していた。
衣服の圧迫から解放され、どくんどくん、と股間に血流が集まっていくような錯覚。
それだけでシグは思考を淫魔の本能に、あるいは男性器に支配されたように錯覚してしまう。
色こそ淡く可愛らしいものの、もう先走り汁をにじませて屹立しているそれは、どう見ても女を犯し抜くためだけに存在する異形だった。
「お……大きい、ですね……」
あらためてその威容を目視して、レティシアが恐れおののくようにうめいた。
こんな巨大な逸物をどうやって自分が受け止めていたのか、さっぱりわからないと言いたげな表情――それを見て取ってシグは、申し訳ないような誇らしいような奇妙な感情に包まれた。
「そ、そうかな……」
「いえ、わたしも男性のそれを見慣れているわけではありませんが」
「えっと」
「自分の言ったことを取り消しはしません」
いつもにも増して今のレティシアは言葉が一方的で多弁だった。
緊張しているのだ、とわかるまで数秒かかって。
シグルゥス・スワルヒガはそのように彼女の言動を理解した瞬間、どぱっと脳内が興奮で満たされるのを実感した。
――かわいい!
――おれのものにしたい!
そんな薄暗い欲望が膨らんでいく。
これまでなりを潜めていた――あるいは彼女の冷静な態度に萎縮してしまっていた肉欲が、膨れ上がって弾け飛びそうだった。
そんな興奮をおくびにも出さず、シグはレティシアに近寄った。
「せーんせ♡ 気持ちよくなろうね♡」
「いえ、それはあなただけで十分――きゃっ」
勢いのまま、レティシアの白くなだらかな胸に顔を
汗のにおい。
一日の歩みの名残が染みついた、生きた女体の発する熱のともなった体臭だ。
レティシアのそれはミルクのように甘いにおいがした。
「やっぱりシャワーを……」
恥ずかしがってそう言ったレティシアの顔を上目遣いに見上げて、にっこりと笑う。
「ダメだよ、せんせ。おれ、もう限界だから」
「うぅ……」
困ったように眉を寄せるレティシア。
そもそもシグに性行為の許可を出しており、力関係的にも武力的にも強いのは彼女の方なのだが、教え子にどこまでも甘いのか拒否することはない。
そういうところが、レティシアの可愛いところなのだとシグは思う。
「は、離れてください……ベッドの上で、しましょう。ね?」
しょうがないなあ、と思いつつレティシアから離れる。
甘い体臭がシグの裸身に移って、たまらない名残惜しさを感じさせた。
いそいそとベッドの上に乗って四つん這いになるレティシア――後ろから、というのは顔を見なくて済むかららしい。
でもこれ、もっと恥ずかしいのではという疑問が首をもたげる。
そう、まるで――
「――犬みたいだね、今のせんせ」
「なっ!?」
大変失礼な物言いだったが、事実である。
こちらに尻を向けて手と膝をベッドに接地させレティシア――当然、シグからはレティシアの張りのいい大きなお尻が丸見えで、その引き締まった太もももたっぷり眺めることができる。
それはメスの肉付きが一目で見て取れる、素晴らしく淫猥な光景だった。
「い、言わないでください……」
今になって羞恥心が湧いてきたらしいレティシアは、頬を朱に染めて背後から目を背けた。こういうところでシグの先生は抜けているのだ。
たまらず、その股間へ指を伸ばした。
少年の指が、おっかなびっくりに秘所に触れる。
綺麗なピンク色の割れ目の奥に、粘膜が続く肉穴。
そこがどういう機能を持っていて、どのようにすれば自分が気持ちよくなれるのか、シグはもう実体験で知っている。
「ひゃうっ!?」
手探りに股間をまさぐると、甲高い声をあげるレティシア。
少女のように初々しい反応だった。
桃色の秘唇の間に差し込むと、湿った粘膜が指を迎えた。
決して濡れてはいなかったが、たしかに湿っている。
レティシアの体温が感じられる熱い粘膜を撫でてていると、やがて、じわじわと染みだしてくるものがあった。
「っう……くぅうう♡」
愛液だ。
年上の美女の素直な反応にうれしくなって、シグはすぐ愛撫に夢中になった。
優しく撫で上げるように、ゆっくりと粘膜をこすっていく。
「ふっ♡ あぅん♡ んふぅ……♡」
反応すまいと堪えているレティシアのあえぎ声は、かえって可愛らしく、少年を欲情させるに十分だった。
やがて粘膜が愛蜜でうるおっていき、にちゅ、ぐちゅ、と湿っぽい音が立ち始める。
にちゃっと粘っこい液体が混じり始め、シグの人差し指と中指に絡みつき始めたあたりで、我慢の限界が来た。
鼻孔をつく性臭にむくむくと大きくなっていく陰茎を意識しながら、少年はレティシアに声をかけた。
「あの……せんせ、もういいかな」
「っ……♡ え、ええ、どうぞ……」
ぷりぷりとした尻が、ゆらりと揺れた気がした。
二人の身長差は頭一つ分以上あり、当然、腰の位置も脚の長さもまったく異なるから、立っている状態での挿入は不可能だ。
だがこうしてレティシアの側が犬のように四つん這いになってみせると、この腰の位置の問題は綺麗になくなる。
膝立ちになったシグの男性器を、スムーズに彼女の股間の肉穴へあてがうことができた。
初めてのときは気遣う余裕すらなく挿入したが、先生は痛くなかったのだろうか。
そんな疑問の答えはすぐに出た。
愛液でぬるぬるになった粘膜の縦割れへと亀頭をあてがう。
その瞬間。
――どぷっどぷぷ!
「―――っ♡♡♡」
「うあ!?」
レティシアの膣穴が、どっぷりと白く濁ったとろとろの粘液を吐き出す。
本気汁だった。
ほぼ無意識に軽く絶頂したらしく、レティシアの体は小刻みにぷるぷると震えている。
男根の先端を秘所に押し当てただけで、彼女の肉体は快感を得てしまったらしい。
――せんせも期待してるんだ。
そうわかった途端、悪戯心が湧いてきた。
早く極上の肉穴を味わいたい気持ちを堪えて、シグルゥス・スワルヒガは自身の肉棒を、ゆっくりと女陰にこすりつけた。
びくん、とレティシアの肩が震えた。
「ひうっ!? な、なにを……♡」
魔術の
無毛の恥丘に亀頭がこすりつけられ、勃起した陰核と肉竿がぐちょぐちょと卑猥な愛撫を重ねる。
「あふっ♡ ふわぁ♡ ひぅん♡ いひっきゃひぃん♡♡」
それは性器と性器をこすりつけ合うだけの愛撫であるにも関わらず、性交のような互いの腰の動きをともなう淫らな行為だった。
少年の肩幅ぐらいなら収まってしまいそうなほど大きくて豊かなお尻。
それがぷりぷりと揺れては、しつこくシグに挿入を迫ってくる。
肉の割れ目はちゅうちゅうと男根の竿に吸い付き、一向に挿入してくれないオスを責め立ててくる。
「ふぅううぅ♡ ふぅう♡ あの……シグルゥス……?」
「はぁ……はぁ……せ、せんせ♡」
「きゃうっ♡」
限界だった。
亀頭を愛液をだらだらと垂れ流す秘所にあてがう。
レティシアのお尻に両手をついて、腰を真っ直ぐ前に突き出して――
――ずぷぷぷぷぷっ!!
――ぐちゅんっ!!!
不意打ちの挿入。
散々に愛撫で焦らされ、素股でお預けを食らっていたレティシアの肉穴は、すんなりと
奥深くまでずっぽりと三〇センチメートル超の巨根を飲み込み、じゅぶるると吸い付く粘膜のオス汁絞り穴。
ぱちゅん、と腰と腰が打ち付けられ、どぷん、と尻肉が揺れて。
レティシアは絶頂した。
「――ほひゅぃいいぃぃん♡♡♡」
びくびくと痙攣する膣肉が、すかさずシグの男根を締め上げてくる。
射精感を堪えながら、彼は理解する。
このメスの肉穴は、自分の大きすぎる
ぎゅうっとレティシアの尻肉を握りしめ、腰を引いて――打ち付ける。
――どちゅんっ!!
――どちゅっ!! どちゅっ!!
「おへっ♡ お、おぉ♡ ひゃめっ♡ へんなこえ♡ 出ちゃう♡」
取り繕う余裕もない、ほとんど悲鳴のようなレティシアのあえぎ声。
しかしそこの苦痛の色はなく、ただひたすら、許容量を超えた快楽に対する嬌声だけがあった。
上の口がそのように嬌声をあげる間、下の口はじゅぽじゅぽと下品な音立て、肉ヒダを
生まれながらの巨根しゃぶり穴が、ようやく運命の相手に出会えてうれしいうれしいとよろこびの声を上げていた。
「かわいぃっ♡ かわいいよ♡ せんせっ!」
シグルゥス・スワルヒガはうわごとのように想い人を褒め称えているが、その思考はほとんどがセックスに割かれていた。
どう犯したら気持ちいいだろう。
どう動いたらもっと気持ちよくなってくれるだろう。
今の少年の頭にはそれしかない。
――ずぽっじゅぽっ!!
――ずぱんっずぱん!!
シグの肉棒が秘所を出入りするたび、レティシアの愛液が飛び散り、尻肉が互いの汗と体液の混じった粘液でべちょべちょに汚れていく。
「おひっ♡ へひっ♡ ほひっぃん♡♡ これやぁ♡ らめ♡ らめれすぅ♡」
ぷるぷると尻を震わせてろれつの回らない様子のレティシアは、顔こそ教え子に見られていないが、それ以外の何もかもが威厳のないメス絶頂を告げていた。
全身に掻いたメス臭全開の汗と、におい立つような性臭をまき散らす愛蜜をどっぷりと分泌して振りまき、ベッドの上を湿気で台無しにしている。
ぷんぷんと香るレティシアの媚びたメスのにおいに、否が応にもシグの後背位セックスにも熱が入ってしまう。
「せんせ♡ せんせ♡」
――ずちゅっう!!
――ずぷぷぷぷ……
――どちゅんっ!!!
「あふっ♡ あひぃ♡ ひゃふっ♡♡ おっへぇえ♡♡」
子宮が揺らされて、唾液とともにレティシアの中の理性が口からこぼれ落ちる。
尻肉を掴み、その豊かな広い骨盤に体重をかけて、腰を引いては突き出して。
行為自体は単純な
――ずちゅっずちゅっ!
――どすん、ごちゅっ!!
亀頭が膣道の最深部を叩きのめし、下腹部を裏側からごんごんと突き上げてくる。
その圧迫感すら快楽だった。
――終わる。
――この巨根性交にハマッたら人として終わる。
「かひゅっ♡♡ あへっ♡ やぁ♡ これ♡♡ ほんとにダメです♡♡♡」
呼吸できなくなりながら命乞いするようなあえぎ声をあげるレティシアに、ぐんぐんと射精感をつのらせるシグルゥス・スワルヒガは笑顔でこうささやいた。
「認めちゃおうよ、せんせ♡ おれとのエッチは気持ちよくてたのしいって♡ 子供チンポに夢中の変態だって♡」
「ち、ちがっ♡ これはただ♡ あひぃ♡ あなたをっ♡ しずめ♡ おっへぇ♡♡」
「せんせのお尻大きくて最高だよ!! すごくかわいい♡♡」
「か、勝手なことを♡ ほひぃん♡♡」
――ぱちゅん! ぱちゅん!
尻肉にシグの腰が打ち付けられるたび、湿った肉を叩く音が室内に反響する。
ホテルの一室には濃厚なメス臭が漂い、むわっと熱の籠もった湿り気が空気を支配している。
もし今、この部屋に入室したものがいたら、そのむせかえるような媚肉のにおいにたまらず発情してしまうだろう。
「はへっ♡ はひ♡ ほひぃん♡♡ こ、こへぇ♡ くるぅ♡ きひゃうぅ♡♡」
教え子に表情を見られていないのをいいことに――もっともその代わりにデカ尻は無防備に支配されているが――蕩け顔のレティシアは、もうほとんど理性らしいものが残っていなかった。
ここにいるのは教え子の性欲を受け止める大人ではなく、美少年の巨根チンポに屈して快楽をむさぼる卑しいメスだ。
絶頂して、絶頂して、絶頂して。
――ずぽっ! ずちゅる!!
――ずちゅるるるる!!!
吸い付いて、絞り上げて、媚び尽くして。
ふりふりとデカ尻を振ってオスに媚びる極上のメスを前にして、シグルゥス・スワルヒガはとうとう限界に達した。
腰を突き出して、深く、深く、熱くうねる膣肉をかき分けた先の子宮口へぴったりと鈴口をくっつけて。
――どびゅるるるるるるるるるるるるるっ!!!!
射精した。
白く濁って粘ついた、新鮮な魔精虫がうようよと泳ぐたっぷりの精液。
メス肉の奥深くで吐き出された生殖汁は、避妊皮膜の壁に阻まれてどろりとした精液溜まりを作るばかり。
「―――――お、おぉおおおぉおぉぉおおぉ♡♡♡ 」
最高の深イキ声をあげるレティシア。
精液の熱をお腹で受け止めながら、レティシアは汗まみれの指が自分のお尻にくっきりと後をつけているのを理解していた。
白い柔肌には、はっきりと少年の指の跡がつくだろう。
それが嫌ではない自分に気付いた瞬間、きゅうっと膣肉が締った。
「うあっ!? せ、せんせ……」
その勢いにびっくりして、少年の腰がぬぽっと引き抜かれる。
ぼとん、と精液溜まりのできた避妊皮膜がベッドの上に落ちた。
ぬるっと粘液の糸を引いて、亀頭と避妊皮膜の間に精液の糸が繋がる。
「…………まだ、できます、よね?」
自分でも何故、そんな声を出したのかわからないまま。
レティシアは四つん這いのまま後ろを振り向き、淫蕩に微笑んだ。
むくむくと再び硬度を取り戻していくシグルゥス・スワルヒガの男根が、その答えだった。
「お、大きくなりましたね♡♡」
「せんせ……♡♡♡」
ぱちゅん、と再び尻肉に腰が打ち付けられる。
お尻についた指のあとを見て、シグの中の独占欲が刺激された。
思わず、問うた。
「指、
「構いません……そんな場所、見る人もいないでしょう」
「見えない場所なら
「やっ♡ そ、そうでは、っふぁん♡♡」
ぐりぐりとお尻に腰を押しつけて、じっくりねっとりとイッたばかりの膣肉を味わう――熱くほぐれた肉ヒダは未だに
「んくっ……すごく熱い、です……」
「せんせ、気持ちよくなってる?」
「そんなの……♡ 見れば、わかるでしょう……♡♡」
「んー……せんせの口から聞きたいかな♡」
そう言いながら、シグルゥス・スワルヒガは目を細める。
玉のような汗が浮かぶ、レティシアの白い背筋の上に指を這わせて、つつっとなぞってみる。
「ひゃあう!? な、なんでそんなところ……♡」
「せんせのカラダ、綺麗だから」
「ほ、褒めないで……♡ そんなの、卑怯です……♡♡」
ぴこぴこと動く耳が、表情が見られなくともレティシアの感情を教えてくれていた。
歓喜と困惑。
そんな彼女の様子に、たまらない愛情を感じた。
それは一度、精液をぶちまけたことでスッキリした頭の錯覚なのかもしれなかったが――今のシグはレティシアのそんな様子を愛おしいと思った。
亡夫への義理立てゆえに恋人のような甘え方を許してくれなくても構わない。
「ねえ、せんせ……好きだよ」
そんな壁はすぐに消してみせると、少年は自信を持って言えた。
かえってくるのは無言。
だがその沈黙に価値があった。
にべもない拒絶ではなく、どう答えるわけにもいかないという葛藤の籠もった時間だ。
いずれ必ず、という思いを抱いて。
背筋をなぞっていた指を、レティシアの乳房の方へと下げていく。
「ひうっ♡ そ、そこは……」
小ぶりでシグルゥスの小さな掌に収まってしまいそうな胸の膨らみ。
しかし、たしかにレティシアが成長途上の少女ではなく、大人のメスであることを示す柔らかな乳房。
その先端にある、薄桃色の乳首を指でこねくり回す。
「きゃっ♡ ち、くび♡ ダメです♡ ひゃあうっ♡♡ そんな風にコリコリしちゃ♡ はぁああ♡♡」
だいぶ理性の蕩けてきたレティシアはそんな風に嬌声をあげる。
ぐりぐりと肉棒で膣肉をかき回すと、それだけで黄色い悲鳴をあげてしまう。
「ひぃおお♡♡ ひゃめぇ♡♡ こへぇ♡ きもちよすぎるぅ♡♡♡」
後ろから腰を叩きつけても、それを受け止めるキックミットのような分厚い尻肉に恵まれているレティシア――シグルゥス・スワルヒガの
「せんせっ♡ うれしいよ♡ おれのチンポでこんなに気持ちよくなってくれて♡」
「ほひっ♡ ひぃああぁああ♡ ひ、ひもちいい、れす♡♡ あなたの、すごく♡♡」
ぐちゅぐちゅと膣肉をこねくり回しすぎたか、レティシアはもう建前をかなぐり捨てた、甘いイキ声を隠そうともしなかった。
「せんせ♡ ねえ、これが終わっても……またしよっ♡ せんせをまた気持ちよくするから、ねっ?」
「あへぁ♡♡ らめ♡ らめれす♡♡ わらひ♡ ダメになっちゃうからぁ♡♡」
「いいよ♡ なっちゃえ♡ どんどんダメになっちゃえ♡♡」
「ダメぇ♡ そんなのダメぇ♡♡♡」
ぶんぶんと頭を振って否定するレティシア。
本人としては必死に否定しているつもりなのだろうが、そう言っている間にも細い腰はくねくねとうごめき、妖しく迎え腰で
それは誰がどう見ても肯定するようにしか見えず――
「――せーんせ♡ 射精するよ♡♡♡」
「へあっ……らめっ♡ いまはダメだからぁ……♡♡ あぁぁああああああああぁあ♡♡♡♡」
――どびゅるるるるるるるるるるるっ!!!
二度目の勢いよい射精によって、レティシアに残っていた最後の仮面は剥がれ落ちて。
そこにはもう、涙とよだれでベッドのシーツをグチャグチャに汚しながら、舌をだらんと垂らすメス犬がいるだけだった。
「おっへえ♡♡♡ きもひぃ……♡♡♡」
――その後も嬌声は数時間続いたが、防音に優れたホテルの内装によって外にもれることはなかった。
◆
レティシアは早朝、目を覚ました。
互いにベッドで絡み合ったまま眠りについてしまったらしく、まぶたを開けるとすぐ横にシグルゥス・スワルヒガがいた。
――灰色の髪。
――淡い褐色の肌。
――少女のように整った顔立ち。
疲れて眠ってしまった少年を起さぬよう、そっとベッドから下りる。
先ほどまでの自分の痴態を思い出しながら、まだはっきりと下腹部に残っている
きゅうん、と下腹部がうずいた。
汗まみれの体はまだ火照っていて、到底、眠れそうにはない。
足音を殺して、そっとシャワールームの扉を開けた。
ハンドルをひねると、冷水がばっとシャワーヘッドから雨のように降り注いでくる。
冷たい。
だがその冷たさこそ、今のレティシアには必要なものだった。
――また、理由を見つけて溺れてしまいました。
レティシアは今、明らかにシグルゥス・スワルヒガとの性交に溺れてしまっている。
理性や道徳がそれはいけないと叫んでいても、いざ誘惑されると簡単に流されてしまう。
自分にこんな意志薄弱な部分があったなど、初めて知ることだった。
相手が淫魔だから、ではない。
そのような魔族の個体は何匹も殺めてきたし、今さら堕ちているようならば、何百年も前に自分は命を落としていただろう。
ならば何故。
――相手がシグルゥスだからですか?
彼が初めての教え子だから。
彼が可愛らしく美しい少年だから。
彼が性欲をこれ以上なく満たす巨根の持ち主だから。
理由はいくらでも思いつくし、そのいずれも嘘ではあるまい。
しかしながら、そのどれかだけが正しいわけでもない。
強いて言うならこれは――
――好意、なのですか?
冷たいシャワーを浴び続けながら。
レティシアは自分の矛盾した感情を整理しようとしていた。
いつまでも、いつまでも。
◆
翌日。
ホテルをチェックアウトした二人は、待たせてあった自動車――遠隔操作の魔術によって呼び寄せた――が到着したのを知り、ロビーから外に出た。
レティシアとシグは下着や靴下を着替えている。
大きな鞄の中身は着替えだった――どうやらレティシアは、最初からシグのデートプランが失敗し泊まりがけになるのを見越していたらしい。
だが、レティシアの顔色は優れない。
というより何かを恥じるように少し頬が赤い。
「それじゃ、せんせ。家に帰ろうか」
「え、ええ。そうですね……」
それも当然だ。
彼女は今、昨晩の濃厚な情事の痕跡たる、複数の精液溜まりを鞄に詰め込んでいるのだから。
魔術的にも大いに危険なそれ――強大な魔族の先祖返りの精液――をホテルで廃棄するわけにもいかず、鞄の中にはたっぷりと精液の詰まった
異臭がもれないよう、何重にも梱包されているそれ――たっぷりの精液入りの鞄を手に、自分の後ろをついてくる先生を見て。
シグルゥス・スワルヒガはよくない背徳感を得るのだった。
「…………せんせって、罪作りだよね」
「……あなたがそれを言うのは、卑怯でしょう」
そう言って悔しそうな表情になるレティシア。
その可愛らしい姿を見ているだけで、このデートに誘ってよかったとシグは思うのだった。