人間居ない植物繁茂系終末世界孤独過ぎて性欲バグったからケモノブチ犯す 作:4645 (ケモ系大量生産クリーチャー)
…遠くから謎の鳥の鳴き声が聞こえる。
それ以外の音といえば自分の身動ぎする音と、周囲の草むらで何かしらの虫達が合唱する声と、目の前の焚き火が弾ける音ぐらいのものだ。
ぱちっ。
しばらくぶりに火の粉が跳ね、真後ろの暗闇を照らす。
浮き上がった火の粉は緩やかな半円のカーブを描き、そして直ぐに夜の闇に飲み込まれた。
しかし、その湾曲した光の軌跡が、なんとなく網膜に焼き付いて離れない。
なぜ頭から離れないのか思案してみると、自分がその半分に切った楕円形のような丸みから、金髪ネーちゃんのすっげえでっかいバーニングオッパイを想像していることに気が付いた。
「あぁ、ムラムラするな。」
何故か靴だけ履いた全裸のムキムキ男は、バカデカい息子をバッキリと勃起させながら、その時折弾ける力強い炎の中に、扇情的に踊り狂う女体を見出そうとしていた。
◇◇◇
春である。
唐突に何をと思うかもしれないが、季節は春になったのである。
春は繁殖の時期である。
生命の円環が一際輝くこの頃になると、その辺の廃墟に蔓延る草花は毎日のようにバッサバッサと粉状の種汁をばら撒き、デパートの跡地であろう多層式の森林に潜む動物たちに至っては、眼球を血走らせながらスピードコアの如き勢いでバココココココっと腰を振っている。
繁殖ガチ勢なようで大変結構、幸せそうで何よりなのだが、そんな彼ら彼女らは、このムラつく全裸男性の自分にだけ決定的に欠けた物をおしなべて持ち合わせていやがるのだ。
では、それは何か?
それは「パートナー」。同じ種類のメスかオス。
要するにチンポかマンコを預けられる相手。
そんなパートナーを持っていて、この世界に生息している生物と言えば、
ウサギ
シカ
オオカミ
ダイナソー
その他諸々大体の動物
だがしかし、何故か人間だけがどこをどう探してもいない。
繰り返すようだが、ニンゲンが、いない。
そう、この世界には人間が居ないのである。
正確には俺以外の人間が。
もしかしたら居るのかもしれないが、どう見ても文明が滅亡して数百年は経っているように見えるし、4年もウロウロ生活していたのにも関わらず、痕跡すら見かけたことがない。
よしんば居たとしても、文明レベルや言語の差があって、まともに交流できるとも思えない。
よって、この世界には俺以外の人間が居ないと言っても差し支えないだろう。
居なければ、当然パートナーなど出来るはずがない。
なぜならば居ないからだ。
マンコが無いからだ。
ヴァギナが無いからだ。
そんなこんなで、今日も俺は1人寂しく枕とちんぽの先っちょを濡らしながら床につく。
嗚呼、俺はお前に伴侶を見つけてやれなかった。
涙ながらに息子へ謝罪をすれば、森の奥から何かしらの生き物の嬌声が聞こえてきたような気がした。
..........
.......
....
いや、待て。
何を不貞寝しようとしている。
勃起したまま寝る事など出来ないとお前が1番分かっているだろう。
考えろ、スィンクしろthink。
今日の昼間に交尾を終えたシカのような生き物の股間から精液が溢れる様子を見て悲しい気持ちになったのを忘れたのか
みじめなインポ野郎、お前にはやつらより数段高度な脳ミソが1つくっついているだろう!
…そうだ。
お前の、チンポの海綿体の言う通りだ。
お前のおかげで俺は静かに揺れる心の焔を青く変えれた。
ああ、燃え上がれ。
右手はもう飽きたんだろう?
◇◇◇
と、いうわけで。
俺は一晩チンポと亀頭を突き合わせて一緒に考え抜いた結果、別にチンポを突っ込むのは必ずしも人間でなければならないということもないのではないかという結論に至った。
つまりは全てを愛するということだ。
…分かりづらかったかな。
簡潔に言えば、特に人間にこだわらず、視界に入る気に入った動物のメス全てにホイップクリームマシンがごとく種付けをしていきたいということだ。
確かに俺は人間だが、人間である前に俺は雄なのだ。
であれば、彼女達も動物である前に1人の雌であり、母であるのだ。
これは決して4年間の孤独と4年分の煮こごりじみた性欲による狂気の発想などではなく、俺がようやっと究極の愛に目覚めることが出来たというだけの話で、何、別段心配することは無い。
性病なんぞクソ喰らえ、倫理観などクソ喰らえ、愛の前には全てが無価値に等しい。
俺は愛、愛は俺、つまり愛は愛なのだ。
さあ、伴侶を見つける旅に出よう。
話はそれからだ。