そうしてこのミルクの呪いが定着してからというもの、ボクの精液はルビーの飲み物と化した。
すっかり身体も改造されてしまっているのか、もはやおちんちんからおしっこのように勢いよく出てくるミルクにボク自身、慣れてきていても奇妙な感じを覚える。
これがまたえらく好評なようで、朝から晩まで気が向いたときに飲みにやってくる。
一応最初にミルクが欲しいといったのはボクだが、見た目も香りもボクの知っているままのミルクそのものとはいえ、さすがに自分のおちんちんから出したものを飲む気にはなれず、ルビー専用だ。
朝なんかは目覚めのついでに寝ているボクのおちんちんをしゃぶってくるし、夜は夜で夜食のついでにほぼずっとしゃぶりついたまま放そうとしてくれない。
ミルクを出すってことは精液を出すということ、つまり射精するっていうことで出す度にボクは何度も絶頂しなければいけない。
しかし、そういうこともお構いなしにルビーはグビグビと美味しそうに飲む。むしろ分かっていてやっているところもあるんだろうけれど。
これはこれとして困った問題だったが、またもう一つ、困った問題があった。
「あ、あの……ご主人様、そ、そのぅ……」
「何? フェル? また溜まってきちゃったの?」
おずおずとルビーの前に姿を現すと、鼻で笑うような態度でルビーがボクの足元に屈む。
そうして慣れた手つきで下着ごとずりおろし、ボクのパンパンに膨れ上がったおちんちんをさらけ出す。
そのままおちんちんの先はルビーの口の中にしまいこまれる。ただそれだけなのに、もうミルクが漏れ出してくる。だけど、おちんちんからはまだまだミルクが出てくる。
そう、問題というのはミルクの生産量が多すぎるのだ。
今のところはルビーが飲んでくれているから無駄になってはいないけれども、生産量が多いということはやはりその量だけボクは射精を続けなければならない。
一日に何回も何十回も射精を強いられているのだ。強制射精の呪いばかりにも頼ってられないし、いつもルビーが家にいて飲んでくれるとも限らない。
貯まりすぎて堪えられなくなったらこうやって恥を忍んでルビーにお願いするか、一人で自慰してでもミルクを出していく必要がある。
「んむぅぅ……うふふ、いっはい、らしていいのよ? んちぅぅ」
「は、はぃぃ…………んんぁぁっ!」
ドクンと脈打つように、溜まりに溜まったそれが吹き出し、ボクのおちんちんをストローのようにしてそのままルビーの胃の中へと流れ込んでいく。
もう毎日だ。毎日、ボクは一日中、オナニーをし続けていないといけない体質になっているのだ。
おかげで家事にも手がつかなくなることが多い。
掃除、洗濯、炊事と畑仕事、雑用なんていくらでもあるのに、ボクはそういうのをほったらかしにルビーのためだけにただひたすら毎日オナニーを続けている。
一時はルビーに隠れてこっそりとしていたけれど、今じゃもう無理だ。我慢できない。
「はぁー……、はぁー……、いっぱいでたぁ……」
「ふふ、ごちそうさま。また溜まってきたらいつでも来なさい」
※ ※ ※
せめて量を少なくできないのかとルビーに相談を持ちかけたけれども、当然却下された。
こうなったらルビーはボクのミルクに飽きるまで待たなければならない。
しかし、もうボクは限界が近く、そんなのも待っていられなかった。
そうしてルビーとの話にならない交渉が続いた結果、しびれを切らしたルビーから一つ、提案を持ちかけられた。というよりかは、もういつもの通り半ば強引な策だ。
「どう? フェル、ミルクの調子は?」
薄暗い部屋の中、ルビーの声が聞こえたが、ボクはもう苦しくてそんなことを気にしている余裕もなかった。
ボクのおちんちんははちきれんばかりにミルクが貯まっていて、頭がおかしくなりそうな状態だった。
あれからボクは、ボク専用の牛舎にいる。
これはルビーがボクのために用意したもので、ボクはここから出ることを許されていない。
そう、ボクはルビーの奴隷から家畜へと格下げされたのだ。
家事もろくにできなくなって、ミルクを提供するだけになってしまったから実質役割は大きく変わってはいないし、むしろこちらに専念する形に切り替わっただけだ。
また、本格的に家畜になるためにまた新しい呪印を増やされて、前よりもずっとミルクの生産量も増やされてしまった。
「ぁぁぅぅ……、ぁぁ……」
「あらあら、もう喋るのも辛い感じ? じゃあそろそろ絞りましょうか」
ゴウンゴウン。鈍い機械音が響く。ボクのおちんちんに取り付けられた装置が稼動する。
これもボク専用の搾乳機だ。いや、正確には搾精機か。何にしてもそれが動き出すと、さっきまでの地獄から一変して、ボクは天国にまで突き上げられた。
何日分も溜め込まれたミルクが吸い出されていく快感に脳が焼ききれるようだった。
「あひゃぁぁぁっぅつぅぅぁぁああああぃぃぃぃぃぃでちゃってるうぅぅぅぅ」
言葉でもなければ悲鳴でもない、ケダモノのおたけびにも似た狂ったソレがボクの口から延々と発せられる。
この狂喜の快楽は当然ボクのミルクが空っぽになるまで続く。
しかし搾精機も吸い出す力が強いとはいえ、一瞬でミルクを搾り取れるわけもなく、絞っている傍からボクもまた新しいミルクを作り続けているからなかなか終わらない。
「おっと、もう一本満タンか。後タンク何本分出るかな~?」
当然タンクに空きがなければ搾精は中断される。
ルビーの消費具合でボクのミルク製造地獄とミルク搾精天国の時間が左右される。
どっちにしても気が狂うし、どっちにしたってボク自身が休めるときなんてありはしない。
ゴウンゴウン。無限にも感じられる搾精の時間。ボクの心はずっとずっと狂わされていく。
「はひぃぃ……あへへぇ……みるくぅぅ……ごしゅじんさませんよう……いひひぃぃ……」
ボクはどんな顔をしているんだろう。
苦痛に歪んだ顔なのか、快楽に緩んだ顔なのか。
きっとルビーはそんなボクの顔を見て悦に浸っているに違いない。
こんなことだったら毎日オナニーしていた方がずっとよかっただなんて思っても、もう遅いだろう。
ボクはもうここでルビーの家畜としてしか生きられない身体なのだから。
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