ふと気がつく。えっと何してたんだっけ。ああ、そうだった。掃除の途中だった。
「ああ、また床がこんなに汚れてる……」
見ると掃除していたはずの床は白くにごったものでベタベタに汚れていた。きっとまたルビーのせいだろう。また雑巾をかけなくちゃ。やれやれ、ため息しか出ない。一体なにをどうしたらこんな汚せるのやら。
それにしても、こんなにそわそわするのはなんでだろう。
疲れてるのかな。ずっとこんな仕事ばかりだし、ちょっとは休みたい。大体、奴隷だからってコキ使いすぎなんだ。
そもそもボクも奴隷になりたくてなったわけじゃないし、強引に連れてこられただけだ。逃げられないからこうやって仕方なくやっているだけであって、ボクはこんな仕事、本当はやりたくはないんだ。
そうだ、こんなに疲れたのも全部ルビーのせいだ。いつまでもボクが黙って仕事をすると思ったら大間違いだ。たまにはガツンと言っておかないとルビーはどんどん調子に乗ってしまうだろう。
そうだ、ガツンというんだ。そうと決まったらすぐに行動を起こそう。
ルビーはすぐ隣の部屋にいた。椅子に座ってうたた寝なんてしている。ボクに仕事を押し付けて自分は寝ているなんて。
「ご主人様、起きてください!」
「ん~、どうしたのフェル。そんな大きな声あげちゃって」
「いつもボクばっかりに仕事を押し付けて、自分は優雅に寝るなんてどういうことですか!」
「ああ、ごめんごめん。ちょっとうとうとしててね」
「たまにはボクにも休ませてくださいよ」
「そうね、ずっと働かせてしまったものね……、分かったわ。じゃあ、少し休みなさい」
「そうさせてもらいます!」
ボクはルビーの座っている椅子に、ルビーと向かい合うように座った。両足をがっちりルビーの背中まで回す。ちょうどルビーに抱きつくような体勢。こうすると必然的に、ルビーのおっぱいが真正面にボクの身体をはさむような形になる。
「何してるの、フェル」
「何って休むんですよ」
「あたしのおっぱいの中で?」
「そうです。ご主人様のおっぱいはボクの枕なんですから」
全くルビーはしらじらしい。
そんな当たり前のこと、聞き返すことないじゃないか。
「ちょっとこの体勢はキツイわよ」
「そんなの関係ありません。ボクは何が何でも休ませてもらいますからね」
ルビーのおっぱいに顔をうずめる。大きいだけじゃなく、ルビーのおっぱいはとてもやわらかくて、何処までもボクの顔が、身体が埋もれていきそうだった。
いつもこんなに大きかったっけ。なんだかいつもより大きいような気がする。まるでボクの枕に合うように膨らんだような、そんな違和感。
なんにしても、身体を丸ごとおっぱいに挟まれるのは心地よかった。
むにむに、ぷにぷにと、おっぱいの方に揉みしだかれて、こうしているだけで気分もとても落ち着いてくる。
イヤなことも全部水で洗い流されていくように消えていく。ああ、気持ちいい。やっとボクは休めるんだ。
「ねえフェル、あたし苦しいんだけどー」
「うるさいです。もうご主人様の言うことなんて聞かないです。ご主人様はボクのマッサージでもしてください」
「はいはい、分かりましたよー」
ルビーの左右のおっぱいがさらにぷるん、ぷるんと揺れる。それにあわせておっぱいの中にいるボクも揺れる。
全身でおっぱいが揺れるのを感じていた。全身がおちんちんになったかのように快感が上り詰めていくようだった。もはやルビーのおっぱいは枕じゃない、極上のベッドだ。
おっぱいに抱擁されるこのあまりの心地よさに、ボクは力を入れるのもだるくなってきた。おっぱいに包まれて、そのままおっぱいと一体化していくよう。休むってこんなに気持ちよかったんだ。
もう二度とルビーの言うことなんて聞くものか。ボクはずっとこうしてルビーのおっぱいに挟まって休むんだ。だってルビーのおっぱいはボクのものなんだからそれが当然だ。
今度からずっとボクはおっぱいの中で眠るんだ。ルビーが嫌がったってやめない。こんなに心地いいのだから。
ああ、気持ちいい。こんなに気持ちいいんだったら最初からずっとこうしていればよかったんだ。もうルビーなんて知らない。掃除もしないし洗濯もしないし料理だって作らない。ずっと、ずっとおっぱいの中で眠ってやるんだ。
こんなに、こんなに気持ちいいんだ。だからボクはもうおっぱいから出たくない。ここが、おっぱいの中がボクの場所なんだ。
ボクは、もう絶対に、おっぱいから出ない、ぞ……。
※ ※ ※
ボクは目が覚めた。いつの間にか眠ってしまったみたいだ。
なんだか今日一日、記憶がまた飛んでいるような気がする。よほど疲れているのだろう。
窓の外を見ると薄暗くなっていた。ああ、もうこんな時間なのか。そろそろ夕飯の準備をしなきゃ。
全く、ボクはこんなに忙しいというのに、ルビーは何をしているんだろう。結局家事はボクがいないと何も片付かないのだから困ったものだ。たまには掃除も洗濯も手伝ってくれたっていいのに。しかしルビーだ。言っても仕方ないだろう。
むしろ、ルビーに掃除や洗濯を任せるとどんなことになるか分かったものじゃない。
さて、そんなことより夕飯だ。さすがにボクもお腹が空いてきた。
「ご主人様、何処にいるんですか?」
「んー? フェル、呼んだー?」
隣の部屋からひょっこりとルビーが現れる。まるでそこで待っていたみたいに。
「そろそろ夕飯にしましょう」
「うーん、そうね」
ボクはルビーの服に手を掛けて、前をはだけさせた。そこには見慣れたルビーのおっぱいしかなかった。ぷるんぷるんとしていて、ミルクがたっぷり詰まっているように見える。
「フェル、何をしてるのかな?」
「何って、見れば分かるでしょう。夕飯の準備ですよ。他に何かありますか?」
「いいえ、何もー」
なんなんだろう。からかっているんだろうか。いや、ルビーがボクをからかうのはいつものことだ。今さら気にすることもない。
それにしても、ルビーのおっぱいはいつ見ても大きくてやわらかそうでおいしそうだ。ボクのお腹が食欲にそそのかされるままにグゥーと鳴る。
「それじゃ、いただきます」
そうしてボクは、いつものようにルビーの乳首を銜えて、おっぱいを飲んだ。