意識はあるものの、指先一つ動かせなくなったスノウの顔を
微動だにせず、ただ敵意の籠った目で
勝敗が決した事を確信している
スノウの両腕を後頭部で組ませて拘束した
ドレスの裾を頭の上で縛り、視覚と手の自由を奪う茶巾ズシという格好にされたスノウは、首から上は隠れているのに身体は裸同然という情けない姿を晒す事になる。
その様子を満足気に見下ろした
「貴女みたいに気位の高い子って性的なイジメを屈辱的に感じやすいのよね。──だから今からワタシの指でいっぱい気持ち良くしてあげる。それで最後に特別な玩具で犯してあげるわ」
「……ッ……勝手にして下さい」
「フフッ。強がっちゃって。顔が見えなくても怯えているのが分かるわよ」
スノウの耳元でクスクスと笑い、その下半身へと手を伸ばす
最初に感じたのはしっとりとした下の毛の感触だ。処理されていないのか意外に濃い茂みの存在は、スノウからすれば知られたくない恥部であったに違いない。
それを掻き分けて股の間に指を滑り込ませると、柔らかな陰唇に触れる。割れ目を前後に擦りその形を確かめる
満足するまでその反応を楽しんだ
「ぁ……そんなっ…………」
自分の身体の異常に驚くスノウの声が聞こえる。割れ目は軽く撫でられただけで花弁を開き、中に隠していた弱い部分を無防備に晒す。膣の穴はひくひくと震え、奥から喜びの汁を分泌させた。
意に反して発情した自身の女の部分に、スノウは強い羞恥心を覚え、顔が熱くなるのを自覚した。
それから10分以上、
豊かな胸の先では乳首が乳輪ごと膨らみ、苦しそうに尖っていた。股の間にある髪と同色の白い毛は割れ目の周りに生えている。皮を剥かれた陰核は異能によって徹底的に快感を与えられ、上を向いて勃ち上がっていた。
──ピュッ……ピュッ……
呼吸をする度に尿道口からは小さく潮が吹き出している。それがスノウによる言外の敗北宣言のようだった。
身体の局所を溶き解された彼女は力が抜けたようで、
スノウを密かに『屋上の天使』と呼んでいる青羽学園の学生達がこの光景を目にしたらどのような反応をするだろうか。天使らしい神秘性を失い、身体を余す事なく暴かれて穢された彼女をこれまで通り最強と慕う事は難しいに違いない。
「それじゃ、準備も整った事だし、仕上げに入ろうかしら」
「っ……し、仕上げ……?」
「そ。最初に言ったでしょう? 特別な玩具で犯してあげるって。この為だけに一番大きい物を用意させたのよ」
もしスノウの視界が遮られていなければ彼女は堪らず悲鳴を上げていた事だろう。
「もはや杭ね、コレ。下手な拷問道具より凶悪だわ」
そう評価を下しながらディルドをスノウの女性器に押し当てる
「ぇ…………? これって……」
この時になってその玩具の予想を超える大きさを知ったスノウは声を震えさせる。
あまりの痛みに身を捩るスノウ。しかし、
最初はディルドの直径の数分の一の大きさしかなかった膣口は、獲物を飲み込む蛇の口のようにディルドの形に広がり、少しずつ内側へと異物を受け入れ始める。僅かでも痛みを和らげる為、スノウは脚を限界まで開いていた。また、身体の防衛本能か、膣からは愛液が次々に流れ出てディルドをコーティングしていく。
「フー……ッ……フー……!」
全身から嫌な汗を掻き、苦し気に深い呼吸を繰り返すスノウの姿はまるで出産中の妊婦のようであった。
じっくりと5分掛けてディルドを奥まで挿入されたスノウは、最後にはぐったりとし、反応も鈍くなっていた。
──カシャカシャ
それから数分後、連絡を受けて屋上にやって来た青羽学園の治安維持委員は無様な格好で果てる学園島最強の少女の姿を目にする事になる。彼等によって顔を覆うドレスを解かれたスノウ。しばらくぶりに露わになった彼女の顔は涙や鼻水、涎などで汚れており、焦点の合わない目は快感に負けて完全にイッていた。
★
だが、幸村の態度もテーブルの上に並べられた写真を見れば仕方ないように思えた。四枚の写真には学園島、
全裸で逆さ吊りにされ、白目を剥く──『聖女』線賀セイラ。
自らの女性器を広げ、泣きながら放尿する──『死神』黒城フウカ。
全身に暴行の痕を残し、裸で磔にされた──『英雄』火神ラン。
性玩具を挿入され、ガニ股で倒れ伏す──『天使』源スノウ。
Sランクとしての誇りも、女性としての尊厳も徹底的に貶められた彼女達の姿は、同じ日本人であれば誰もが怒りを覚えずにはいられない筈だ。だが、その数少ない例外である海堂は並べられた写真を眺め、笑みを浮かべていた。
「くくくっ、井の中の蛙に相応しい無様さですねぇ。これで少しは謙虚になって、私の言葉にも従うようになってくれると良いのですが」
自らの主導する幾つかの計画。それを批判し、時に邪魔をしてくる目障りな少女達の敗北は、海堂にとっては最高の朗報である。これから傷心の彼女達を洗脳し、自分に都合の良い駒に仕立て上げる。それが彼の真の目的だった。
「謙虚になる事に関しては保証してあげるわよ。しばらくは人の顔色を窺ってビクビクするでしょうね」
「なるほど。流石は中国が誇る精鋭。容赦がありませんね。貴女に依頼して正解でした」
「御礼も賛辞も不用よ。貴方は約束通り、例の2人を解放しなさい」
「ご安心ください。既に引渡しは完了していますよ」
「あっそ」
海堂の言葉を聞いた
しかし、そんな彼女を幸村が呼び止めた。
「待ちなさい、
「何かしら、ユキムラ。ワタシも暇じゃないのだけど」
「時間は取らせないわ。ただ、貴女に一言警告しておきたかっただけ」
「ふぅん? いいわ、聞きましょう」
威圧感を発しながら近付いてくる幸村を、
「今回は政府の命令だから見逃したの。でも、次はない。私の後輩達を
そう告げる彼女の目は本気だ。漏れ出る確かな殺意は
幸村エリナ。数年前にこの学園島を卒業し、現在は日本のエースとして活躍するSランク異能者。この国の守護神であり、最後の切り札である。物を爆発させる異能を持つ彼女は他国の最新兵器や異能者の特殊部隊を何度も退け、国家の危機を救ってきた。中国でもその名は知られており、日本で唯一警戒すべき存在と目されている。
そんな彼女の宣戦布告とも取れる言葉に、
日本最強と中国期待の若手。
この2人の因縁が生まれた瞬間だった。
そして────
──その因縁の決着は一瞬後に着いた。
「────破ぁぁぁ!!!」
立ち去ると見せかけて回し蹴りを放った
────ドコッ!!
「……な……んで……っ」
「なんでですって? あははっ、さも自分は学生とは違いますって顔しといて貴女も平和ボケしてるじゃないの。フフッ、所詮日本は異能後進国ってことね」
幸村の常識では、この場で本当に攻撃するなどあり得ない事だった。そしてそれは彼女だけでなく海堂にとってもそうだったようで、珍しく慌てた様子で立ち上がった。
「ど、どういう事ですか
「何を言ってるのMr.カイドウ。これは日本が依頼してきた事でしょ?」
「……貴女に戦うように依頼したのはSランクの学生であって幸村くんは対象外です……! それくらい理解しているでしょう」
海堂は外道であり手段は選ばない人間だが、日本の利益を考えている。そんな彼からすれば日本最強の存在が他国の異能者に潰される事はあり得てはならない展開だった。語気を強め、必死に
それに対して
『依頼内容の確認よ、Mr.カイドウ。ワタシはこの学園島にいるSランカーを全員叩き潰してそのプライドを圧し折る。再起不能にならない程度にね。その見返りとして日本は拘留中の我が国のAランカー2人を解放する。間違いないわね?』
『はいその通りです────』
聞こえてきたのは一週間前にこの部屋で交わされたやり取りであった。その内容を耳にした海堂は「まさか──」と言って顔を青褪めさせる。
「聞いた通りよ。あの時点で学園島にいたSランク、つまりユキムラも含めた
勝ち誇る
なんとか幸村にこの状況を覆して貰えないかと視線を向ければ、それに気付いた
★
中国政府が公開したプロパガンダ動画はすぐに広まり、日本で大きな騒ぎとった。
最初に日本政府が出した依頼の内容が公開されると、その直後、4人のSランクの少女達のあられもない写真が流されてしまった。
だが、日本人により衝撃を与えたのはその後の動画だった。
そこには全裸にされた国内最強の女性が、中国人の少女にディルドで犯され、アヘ顔を晒しながら何度も絶頂する姿が映っていたのだ。
クールな美貌で知られ、ファンも多かったその女性は獣の様な声をあげ、天井まで届くほど大きく潮を吹き──そして最後に泣きながら日本国民に対して謝罪の言葉を口にした。
この日から中国による無茶な要求が増加したが、自国の英雄が敗北した日本は従う他なく緩やかに侵略される事になるのだった。