※この作品はR-18です。

異世界『TS出産』レビュワーズ ~産んでたらなぜか『聖女扱い』されてくんだが~   作:馬路まんじ……?

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実は少女向け作家の馬路まんじです。
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【挿絵表示】



レビュー№2:恐怖! 6穴責めスライム!

 

 

 ――魔女の屋敷が建つ街。この街の名は『開拓都市ミスカトニック』というらしい。

 

 最北部の地にて魔物を倒しまくって拓いた、人類の新たな領域だという。この世界には魔物がいるから人間は大変だよな。

 

 んで、元気になったことだし、さっそく金を稼ぎにいくために、子ゴブリンを抱いて屋敷の外に出たんだが……、

 

 

「あっ、『出産レビュワーズ』のレーテだ! とんでもねぇ変態が出たぞ! あんなチラシを撒くなんてドン引きだよ……うっ」

「見たこともねぇすっげーー銀髪巨乳美少女! でも出産までの過程を美麗イラスト付きチラシで公表する変態だ~!? あんなおぞましい体験を広めるとか……うっ」

「頭おかしい最強魔女とコンビやれるド変態が現れたぞーーー! うわぁゴブリンの赤子なんて抱いてるよ……うっ」

「おねえちゃんなんでゴブリンとあそんでたの~?」

 

 

 さ、最悪だぁ~~~!

 

 あのピンク魔女がピンクチラシばら撒いたせいで、どこに行っても注目されやがる!

 

 そのくせどいつもこいつも言うだけ言ったら、そそくさと謎の前傾姿勢で消えて行くし。まったくなんなんだよ。

 

 

『ゴキャキャ~! ママァッ、オッパイー!』

 

「ってお前は外で吸おうとするな~……!」

 

 

 ちなみに子ゴブリンはすくすく成長中だ。トゥルーデ曰く〝魔物は栄養以外にマナも取り込んで育つ〟とのことで、すでに人間の二歳児程度には育っている。ネズミのように短命早熟な種であるため、一か月くらいしたら交尾も可能になるとか。んな情報もらってもどうすりゃいいんだよ。

 

 

「はぁ、いいか子ゴブリン。お前のことは……嫌い……ではまぁないから……うん、ちょっと苦手だが! 俺はテイマー系の職になっちまったからな。これからは、お前に戦ってもらわなくちゃならん」

 

 

 もう孕む方の性別なんてコリゴリだ。魔物を倒して『魔晶石』なるものを取り出して、そいつを金に換えて男に戻る魔宝具を買う! それがこれからの目的だ!

 

 

「だから子ゴブリン、頑張ってくれよな?」

 

『ゴキャァ! ハァイママ~!』

 

「だからママって呼ぶなっつの~……!」

 

 

 などと育児に悩みつつ、魔物を狩るため開拓都市の外に出ようとしていた、その時、

 

 

「よぉ~~~~レーーテーー! このトゥルーデを置いていくとはひどいぞぉ~~?」

 

「んげっ!?」

 

 

 街の入口に、乳暖簾魔女のトゥルーデが待ち構えてやがった!

 

 

「出たな出産ピンク!」

 

「なんじゃい出産シルバー」

 

 

 呼び方合わせんな! 戦隊ヒーローみたいになるだろうが!

 

 

「お前マジで出産レビューばら撒きやがったな!? しかも壁サー同人誌くらい上手いイラスト付きで! ボテ腹お迎え棒のシーンまでありありとッ!」

 

「わらわが描いたのじゃ~! 傑作じゃろ!?」

 

「テメェ無駄に万能だなオイ!?」

 

 

 流石は最強の魔女というべきか。料理が(母乳使われていたため認めたくはないが)やたら美味かったことといい、欠点が見当たらない。知識はすごいし容姿も完璧だしな。

 

 逆にコイツ何を持ち合わせてないんだよ。

 

 

「あっ、人間性か。かわいそう……」

 

「腹立つから乳搾りギューー」

 

「ぬわああーーーー!?」

 

 

 一瞬で距離を詰められ、両乳をおもっくそ握られた!

 

 そのせいで滲み噴き出してしまう母乳。おいやめろバカッ、街に帰ってきたばかりの少年冒険者っぽい子にかかっただろうが!?

 

 

「ごっ、ごめんなお前! 気持ち悪いものかけちゃって!」

 

「いッ、いいいえいえいえいえいえいえッ! あっあっ、そ、それじゃあお姉さんッ失礼しまーーーす!」

 

 

 まだ幼い少年は謎の前傾姿勢で駆けていった。あーーーあ、誰か知らんけど嫌われちまったよ……。

 

 おい魔女、お前のせいだぞ?

 

 

「くふふ。罪作りな女じゃのぉ、レーテや」

 

「何がだよ!?」

 

 

 くそぉ、やっぱこの魔女は苦手だぜ……!

 

 

 

 ◆ ◇ ◆

 

 

 

「――で、なんでわらわを置いていったんじゃ?」

 

 

 森の中。トゥルーデが慣れた様子で歩きながら聞いてきた。

 

 

「わらわのことが嫌いになったのか?」

 

「彼女みたいに聞いてくんなよ。そーじゃなくて、お前は魔物と戦う気ないだろうが」

 

 

 凌辱志望の妊活レベル100みたいな女だからな。魔物との戦闘に連れてってもしょーがないだろ。

 

 

「俺は違うぜ? 【テイマー】として戦いまくって、強くなったり金を稼ぎまくる予定だからな」

 

「はぁ? おんしは【テイマー】じゃなくて【出産テイマー】じゃろがい」

 

「ぎゃあそれ言うな!?」

 

 

 あまりにもクソみたいなジョブすぎて、脳内で変換してたのによー……!

 

 

「なんだよ赤ちゃん出し入れできる技が使えるって……! 俺は一生使わねえからな!? 清楚な普通の【テイマー】として生きていくからな!?」

 

「ぎゃはははは! 清楚とかッッッ! ガキひり出した女がなんか言っとる~~~!」

 

「お前も出しただろうが!?」

 

 

 お前俺が強くなったら覚えておけよ!?

 

 

「ふひひ。戦わずとも稼げるのにのぉ。実は、先日のチラシを見た魔物研究協会の者が、『非常に有意義な内容でした。これからもよろしくお願いします』ということで、金貨を渡してきたんじゃよ。ほい」

 

 

 乳暖簾から金貨袋を取り出す魔女(!?)。

 

 それを俺に投げ渡してきて……って、

 

 

「うわっ、おもっ……!?」

 

 

 なんだこりゃ!? ぎっしりお金が入ってるぞ!?

 

 

「100万ゴールド入っておるぞ。そちらの世界的には、百万円といったところか」

 

「ひゃくまんえん!?」

 

 

 えええええええええ……!? そりゃ半月くらいは大変な目にあったけど、でも百万なんて金がポンッと稼げちまったのか!?

 

 

「どうじゃ~? もうチマチマと戦わず、『出産レビュワーズ』として活動せんか~?」

 

「すっ、するかバカ! 俺は男だぞッ!?」

 

「超かわいい癖になんか言っとる!」

 

「お前もかわいいだろうが!?」

 

 

 俺は袋を突き返した。乳暖簾に入ってたせいかなんかナマあたたかいんだよ!

 

 

「ふぅむ、ならば取っておこう。今回の実戦で敗北孕ませしたら、装備の購入にでも使うがよいわ」

 

「孕ませの部分は余計だっつの……」

 

 

 もう負ける気はないっつーの。

 

 

「てか、お前の取り分はいいのか?」

 

「わらわは最強じゃから金あるし~。おんしを一生養えるぞえ?」

 

「馬鹿言え。男が世話されたまんまで堪るか。いつか強くなって、むしろお前を一生養ってやるよ」

 

「っ……ほほう、約束じゃよ?」

 

「? おうよ」

 

 

 と、魔女とテキトーに話しながら茂みを抜けた時だ。ふいに、朽ちた大木が視界に入った。その根元には闇のような虚空がぽっかりと。

 

 

「ってなんだこりゃ?」

 

「おぉ~こりゃダンジョンじゃな」

 

 

 ダンジョンだと!? それってゲームでよくあるアレか?

 

 

「物理法則に異常をもたらすマナの特性でな。枯れた大木や大岩など、高質量かつ生命力のない存在に蓄積し、亜空間に続く穴を形成することがあるのじゃ」

 

「ほほう。それがダンジョンか」

 

「そうじゃ。また亜空間内はマナに満ちているがゆえ、魔物が多く住み着くことになる。ほれ、この前まで住んでたゴブリンの巣だって、岩壁にぽつんと出来ている割には、内部はいくつもの部屋があるほど広かったじゃろ? アレも一種のダンジョンだったのじゃよ」

 

 

 へぇ~。あんな都合のいい住処があるのは、そんな理由だったのか。

 

 

「迷宮(ダンジョン)っていう割には狭かったが……」

 

「そりゃ出来たばかりだったからじゃな。マナの影響力は時が経つほど深刻化する。百年もすれば、おんしがイメージするような大迷宮になるじゃろて」

 

 

 なるほどな。てことは、だ。

 

 

「この枯れ木のダンジョンの中には、獲物になる魔物がいるってことだな?」

 

 

 なかなか魔物に出会わずやきもきしていたところだ。こういう場所に引っ込んでるってなら納得だぜ。

 

 

「おぅそうじゃ。わらわが見ててやるから、さっそく挑むとするか?」

 

「おうよ! いくぜ、子ゴブリン!」

 

『ゴキャー!』

 

 

 相棒の子ゴブリンを抱いて、ダンジョンに飛び込んだ。さぁ狩りまくってやるぜ!

 

 

 ◆ ◇ ◆

 

 

「中は……うわっ、本当に大木より広いな」

 

「言ったじゃろ? 亜空間になっておると」

 

 

 ダンジョンの中は鍾乳洞のようだった。壁面は朽ちた木か。地中より水分を吸い上げる性質が残っているのだろう、じっとりしていて不愉快だ。

 

 

「一本道みたいだが、奥は見えないほど深くて暗いな」

 

 

 幸い、ゴブリンの巣のときのようにポツポツと淡く光る石があり、最低限は明るいが。

 

 

「なぁトゥルーデ、この光る石ってなんだよ」

 

「ああ、その石こそ『魔晶石』の欠片じゃよ。結晶化したマナであり、魔物に過剰な生命力を与える核じゃ」

 

 

 へー、これが。

 

 

「このように照明器具として使えるし、刺激を与えれば発熱するゆえ、調理にも暖房にも使える。また寒冷地域で採れる魔晶石は冷気を出す性質を持つため、夏場の避暑や食材の保存に使えるのじゃ~」

 

「なるほどぉ。だから集めれば金になるんだな」

 

 

 この世界の家電兼電池ってところか。そりゃ売れるわな。

 

 

「あぁ、ダンジョンに刺さっておるのは採るなよ? 数度使えば砕けるクズ石な上、どれか一つはダンジョンの核となっておる」

 

「ダンジョンの核だと? じゃあそいつがなくなれば……」

 

「ダンジョンは崩壊、内部の者は亜空間に消失じゃな」

 

 

 ひえっ、そりゃ気を付けるよ。消失するのは下半身の相棒だけで十分だ。

 

 

「ゆえに魔物のみから集めるんじゃな。強き魔物の魔晶石ほど、高エネルギーを宿すがゆえ長く色んなコトに使えるからの」

 

「わかったよ」

 

 

 さて、その魔物についてだ。話しながら歩いていくも、どーにも見当たらない。一本道だし見逃すはずがないんだが……。

 

 

「なかなか魔物いねーなぁ。おいトゥルーデ、こりゃどういう――つっ!?」

 

 

 不意に背筋がビクッとした。肩に冷たい雫が落ちたからだ。

 

 

「うわ驚いたぁ。なんだよ水滴かよ……って!?」

 

 

 肩を見て、驚く。なんと学生服が溶け、素肌が剥き出しになっていたのだから……!

 

 

「なっ!?」

 

『シュァァアアアーーーッ!』

 

 

 炭酸の抜けるような鳴き声が響いた。それと同時に何体もの粘体生物が落ちてきて、俺と魔女の全身にへばりついた――!

 

 

「なんだこいつらぁ!?」

 

「お~こりゃぁスライムじゃな。抵抗せんほうがいいぞ、強酸液をかけられるからな」

 

「なにっ!?」

 

 

 こ、こいつらがスライム。ゴブリンに次ぐ雑魚魔物の筆頭か。

 

 だが強酸液を出せるってマジかよ……!? そんなの目にでも入ったら失明しちまうぞ!?

 

 

「ぬわわっ、服が溶けてきたぁ……!? お、おい魔女死んじまうぞ!?」

 

「ふひひひ、安心せよ。幸いにもわらわたちはメスじゃからのぉ。魔物らは殺傷ではなく、捕獲しての交尾を狙う」

 

「はぁ!?」

 

 

 なんだそりゃ意味わからんと言おうとするも、たしかに溶けていくのは服だけで、肌に痛みなどはなかった。

 

 

「『雑種強勢』というヤツじゃ。ラバのような交雑種が両親よりも優れて生まれるように、ヒトに産ませた魔物はなぜか強く育つのじゃよ。魔物共はそれを本能で理解しているんじゃな」

 

「はえ~……って、じゃあこのままじゃ俺たち、スライムに孕まされるじゃねーか!?」

 

「出産レビュースタートじゃな!」

 

「させるかッ!」

 

 

 俺は腕の中の子ゴブリンを放した。俺たちはスライムまみれにされて迂闊に身動き取れないが、こいつには一匹のスライムもついてないからな。

 

 小柄だったのと、俺が自然と強く抱き締めていたおかげだ。なぜか。

 

 

「お、目覚めた母性が逆転を生むか?」

 

「めっ、目覚めてねーよ母性なんてっ! それよりも、子ゴブリン!」

 

『ゴキャーッ!』

 

 

 子ゴブのほうも戦う気満々だ。『ママ、タスケル!』って叫んでる。いやママじゃねーから。

 

 

「よしいくぞっ、第一級天技【筋力強化(ムスクルシオ)】!」

 

 

 唱えた瞬間、俺の身体を通しておぞましい気が吐き出される感覚がした。

 

 これがマナ。物理法則を壊す、毒素とも言われたエネルギーか。それを使用したことで細胞が悲鳴を上げたように倦怠感が生まれる。

 

 だが、その成果はたしかだった。

 

 

『ゴキャキャッ~!』

 

 

 子ゴブリンは赤い光を纏うと、俺たちの身体にまとわりついたスライム共を、すごい勢いで引き剥がしていった。とても二歳児並の体躯には思えない激しさだ。スライムらは壁に飛ばされ、ビチャッと弾けて原型を失う。あっという間に俺とトゥルーデは解放された。

 

 

「これが天技の効果か……! よしトゥルーデ、自由になったし一度逃げるぞ!」

 

「うむ、にしてもやるのぉあのゴブリン。ママとして鼻が高いなぁ?」

 

「ママじゃねーっつの!」

 

 

 と、その時だった。『ゴキャーッ!?』と、子ゴブリンの悲鳴が響いた。

 

 

「どうしたっ!?」

 

『ア、アジュイッ、アジュイッ!?』

 

 

 全身を液体に濡らした子ゴブリン。皮膚が一気に赤くなり、煙のようなものを出して悶えた。そして周囲には……バラバラになったはずの、スライム共が!

 

 

「なっ、さっき死んだはずじゃ!?」

 

「ぬぅ、ここはどうやら相当マナが濃いようじゃな。スライムらは中心核の魔晶石が無事なら、マナを吸収して蘇るのじゃよ」

 

「なんだと……!?」

 

 

 それで復活して強酸液を掛けやがったのか。

 

 

「あのゴブリン、このままだと死ぬぞ。見捨てて逃げるか?」

 

「お前、怒るぞ」

 

「……これは失礼した」

 

 

 俺はある技を使うことに決めた。本当は嫌だが、俺を助けるために怪我したアイツを放置できるか。

 

 

「専用天技、【妖魔送還(アベアット)】発動」

 

 

 唱えるや、苦しんでいた子ゴブリンは光の粒子となり、俺の下腹部の紋様に吸い込まれていった。

 

 使い魔を亜空間に送る俺専用の技だ。送られた先は栄養と温かさに満ちており、大怪我もいずれ回復するという。……ただし出し方は最悪だがな。

 

 

『シュァアァァァアアァ……!』

 

 

 子ゴブが消えるや、再び俺たちを取り囲んでくるスライム共。抵抗手段は、ない。

 

 

「おいトゥルーデぇ、お前戦う気あるか?」

 

「あるわけあるかッ! むしろ今は、一刻も早くレーテとネチョネチョ出産したいと思っておるぞ~!♡」

 

「だよなー……!」

 

 

 俺は抵抗を諦めると、飛び掛かってくるスライム共に飲み込まれた。

 

 ちくしょぉ、次は負けないからな~~!?

 

 

「さぁ、出産レビュー二回目のスタートじゃあ~!♡」

 

 

 

 

 ◆ ◇ ◆

 

 

【――第一項目:えっち感♡】

 

 

 俺とトゥルーデが連れてこられたのは、鍾乳洞奥にある小空間だった。

 

 

「ず、ずいぶんと家族が多いんだな……!」

 

『シュァアアアアアアアアアアア~~~!』

 

 

 壁や天井にはびっしりと、大量のスライムが魚卵のように張り付いていた……!

 

 服を溶かれた俺たちは、天井より伸びてきたスライム共に腕を取り込まれ、無理やりに立たされる。そして、スライム共が一気に押し寄せ――!

 

 

『シュアッ、シュアァアアアア~~ッ!』

 

「ぎぃいいいいいいいぃいい!? こっ、こいつら、集団で中にっ、それにっ、後ろまでぇッ!?」

 

「あはぁあぁああぁっ♡ しゅ、しゅごいのぉおおお!♡ 前にも後ろの穴にもきおったぞぉ~~!?」

 

「そっ、そこは赤ちゃんできねーだろっ!? ひぁあぁっ、奥で動くなぁっ!?」

 

「んんッ♡ スライムは粘菌に近しい生物でな。視覚がない代わりに、栄養と水気を感じ取る機能に優れるのじゃ。それゆえ生物の腸内はまさに楽園……! 好んでジョボジュボしてくれるワケじゃのぉ~♡」

 

「趣味最悪ッ! って、ひぎゃぃっ、お腹にッ、ズルッて!?」

 

「おぉ~子宮に入り込んだのぉ!♡ お腹が蠢いておるわぁっ!♡ ちなみにこやつらは無性生殖で増えるのじゃが、ヒトのメスがおれば精液を放って有性生殖し始めるぞ♡」

 

「なんでだよ一生無性生殖しとけばいいだろ!? 女捕まえる手間もないだろ!」

 

「いやいやレーテよ。無性生殖とはすなわち、一つの性質しか持たぬ存在の増殖じゃからな。環境が変化すれば、一気に全滅してしまうリスクがあるのじゃよ」

 

「た、たしかに」

 

「こうした交替生殖生物は珍しくなく、身近ではゾウリムシやアブラムシがおったりするぞ。またシダ植物もその性質を持つのぉ」

 

「おぉ、どいつも繁栄しまくってるな……! じゃあかなり賢い生き方なのか」

 

「うむっ、というわけで孕まされまくろうぞ~!♡」

 

「ってそれはイヤだっつの! あっ、あっ、なんかスライムがっ、ナカでぷくって膨らみ始めて……!」

 

「あぁっ、出すぞ出すぞ子種出すぞぉ~~~!?♡」

 

『シュァアアアアアアアアアアアーーーーーーッ!』

 

 

 ――ゴビュッ、ゴビュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッッッ!!!♡

 

 

「「孕むぅうううううううううーーーーーーっっっ!?♡♡♡」」

 

 

 

【――第二項目:生活感♡】

 

 

 

 ――ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボォオオオッッ!♡

 

 

「んぎひぃっ!?♡ な……なぁ、こいつらいつまでも交代で、子宮で孕ませリレーしまくってるんだがぁ……!?」

 

「んんっ!?♡ う、うーーむ、どこかで一区切りつけてくれんと、えっち感の点数付けが出来ないのぉ。あ、もしや」

 

「なんだよ? っぁっ、また精液出された……!」

 

「あんっ♡ こいつら、粘菌に近いだけあって絶倫さんなんじゃなぁ!♡ 具体的には身体構造が極めてシンプルゆえ、栄養を含む水気さえあれば回復し続けるのじゃよ!」

 

「ふぁっ!?」

 

「この朽ち木の根元を下にしたダンジョンは地中から水分を吸い上げる性質があるから、こいつらしばらくは元気マンマンじゃぞ~♡ えっち評価、これは五点じゃな!」

 

「な、なんだそりゃぁ!? 先に俺たちが干乾びちまうじゃねーかッ! キモいし評価0点!」

 

「安心せよ。本能的に捕えたメスは生かそうとするからのぉ。おそらくそろそろ……んぐぁあっ!?♡」

 

「おぼおぉっ!? こっ、こいふりゃっ、クチに入って、精子をッ、んぐんんっ……!」

 

「ごくっ……!♡ ぷはぁ……なるほど、こうしてメスに栄養を与えて生き延びさせるのじゃなぁ……♡ 人間でもないのに口内射精に勤しむとは、楽しい生活になりそうじゃわい♡ 生活評価、五点!♡」

 

「俺は0点だよバカ野郎っ! つまりこれからしばらくは、こいつらの子種だけで生活するってことじゃねーか!?」

 

「ド変態監禁生活みたいで興奮すりゅっっっ!♡」

 

「死ねやマゾ魔女ッ!」

 

 

 

【――第三項目:出産感♡】

 

 

『シュァアアァアアァッ!』

 

「ふひひひひ……っ!♡ シンプルな生物だけあって、一週間程度で腹が膨れたのぉ♡ どうじゃレーテよ、もう一度妊娠した気分はっ?♡」

 

「最悪に決まってんだろ! てかこいつら、俺が一度盛大にイッ……アレしたせいで母乳噴いた時から、一週間もずっと乳に吸い付いてきやがって……っ!」

 

「あははは! おかげでわらわたち、乳首がとってもエッチにぶっくりしてしまったのぉ♡ 加えて……んんッ!?♡」

 

「いだッ!? ちっ、乳に、入ってこようとするなぁッ!?」

 

「んぎぁッ!?♡ にゅ、乳腺が発達しすぎて、小穴のようになってしまったからのぉ……♡ 性器が増えてしまった気分じゃのぉ?♡」

 

「ぬああああッ! チンコ取り戻す前に穴が増えてどうすんだよチクショウ!」

 

「ぎゃははははははっ!」

 

「笑うな!?」

 

『シュァッ! シュァアアアァアッ!』

 

「いぎぃいいぃぃッ!? こっ、こいつらっ、そこっ、ちがっ!?」

 

「んぁひっ!?♡ あぁっ、尿道にまで潜り込んできおったわっ!♡ 膀胱から胎を押して、出産を促そうとしてるのじゃなっ! かしこい!♡」

 

「すごくバカだよッッッ! てかまたお尻にもっ、んぐゥンンッっ!? く、くひにも、入ってぇ……!」

 

「んんぅっ!?♡ こ、こりぇはっ、口にっ、ケツにっ、膣にっ、尿道に、両乳首にっ!♡ わ、わりゃわらっ、6穴責めをされとりゅぞぉお~~!♡ あああああこんな中で出産したらどんなに気持ちいいかぁ~~!♡」

 

「い、嫌だ! もう産みたくなっ、ぁっ、ああぁぁっ!? お腹ッ、脈打ってッ、あっ、あっ、ああぁぁっ?!」

 

『シュァアアアアアーーッ!』

 

 ――ビュッッッボァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーブァアアアアアアアアアアアアアアッッッッーーーーーーーーー! ビュグッビュグッビュボボボボボボボボボッボォォォッォォォ!!!♡

 

 

「「う、産んじゃうぅううううううーーーーーーーーッ!!!♡」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『チュァァ、チュァァ~!』

 

「「はぁー……♡ はぁ、はぁーーー♡」」

 

 

 全てが終わった後のこと。俺たちの足元には、地面に散った羊水をすする小さなスライムがいた。

 

 

「ま、また産んじまったぁ……! くそっ、稼いで男に戻るはずがこんな……っ!」

 

「もう諦めてメスになるがよいっ♡ それよりも出産評価はどうじゃったぁ? わらわは五点っ! どんな穴にも入ってくれる粘体旦那様がた最高じゃぁ~!」

 

「俺は0点だよチクショウッ! 乳首ヘンな風にしやがって!」

 

 

 ちなみにゴブリンに孕まされたときに妊娠線が出たが、それは一晩寝たら消えていた。ギフト【超生命力】の効果だろう。

 

 だから乳首も治るよなぁ? 一週間ずっといじられまくって、色々大変なことになっちまってるんだが!?

 

 

「まぁまぁええじゃろ。ビンビンで敏感で気持ちよくなったし、ただでさえおっきかったわらわたちの乳自体も、さらにビッグになったしのぉ。さて――というわけで」

 

 

 魔女は高らかに指を鳴らした。瞬間、不可視の力で纏わりついていたスライムが吹き飛んだ。

 

 

「第四級天技【瞬間装着(セラ・マティオ)】」

 

 

 そして魔女の衣装が戻る。裸体は再び淫猥な服装に包まれ、さらにその手には黄金の杖が。

 

 

『シュァアアッ!?』

 

「では百年後まで凍らせるが……レーテよ、旦那様がたに恨み言でも吐いておくか?」

 

 

 おうよ、一発かましてやるぜ。

 

 

「もっと、いいもの食べさせやがれー!」

 

 

「怒るとこ、そこでよいのかぁ?」




レビュー№2:スライムの総評
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


トゥルーデ(魔人族):「平均評価5!!! 処女からゴブリンに輪姦されまくって生易しいプレイじゃ満足できなくなったトゥルーデじゃ! そんなマゾにもスライムはオススメっ! 粘体生物であることを活かし、色んな穴を責めてくれるぞ~!♡ 開発されまくった二人の乳首イラストを載せておくから、なにかの参考にするがよいっ♡」

レーテ(人間族)  :「平均評価0! あいつらマジでクソだよチクショウッ! 特に食生活が最悪! 精液しか飲ませないとかふざけてんのか? やっぱ脳みそがない生物はダメだわ。考えなしに肉体開発もしてくるし、お前ら嫁さんは大切にしろよ。……いや誰が嫁だよ! あとトゥルーデッ、乳首模写すんのやめろっ!?」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


民衆の感想

男性(人間族):「一週間そこらで第二子を産んだだと!? どれだけ変態係数を上げていくんだこいつら、頭おかしいよ……! とりあえずチラシください」

男性(獣人族):「素直に恐怖だ……性欲の強い獣族でも、一週間でセカンド孕ませ公開ビラ撒きはしねーぞ……! マジでドン引き! とりあえずチラシください」

男性(鳥人族):「出たよ『出産レビュワーズ』……! 教育に悪いしあまり堂々と公表するのはどうなんだ? とりあえずチラシください」

男性(魔人族):「フッ、高貴なる魔人族がだらしない乳房にされたものだな。魔人族のツラ汚しめ……。とりあえずチラシください。3枚ください」

女性魔物学者 :「!!! まさかもう次の資料を提出してくださいますとは! 今回も非常に学術的に進歩ある内容となっておりました。特にスライムが乳腺を開発して新たな穴とするというのは驚きですね。通常、どれだけ乳腺を刺激し続けたとしても、女性器のように挿入可能になるというのは至難かと。ソコを考察するに、スライムは特殊な酵素を出すことで乳首に変化をもたらしているのではないでしょうか? 近い性質を持つ生物として『アンコウ』がいます。こちらはメスにオスがかぶりつくと、接触面がやがて癒着し、オスはあらゆる臓器が退化する代わりに精巣だけが異様に発達して、メスに精液を注ぎ続けるだけの『生きた睾丸』と化すのです。これとは逆にスライムはメスの身体を変質させ、自らが潜り込んで隠れ蓑にも出来る、文字通りの『孕み袋』としていくのではないでしょうか? 非常に恐ろしい結果ですが、この酵素を研究していけば新たな薬品を開発できるかもしれません。今回も預けていただいたスライムちゃんを育てつつ調べてみますね。あとゴブリンちゃんが寂しがってたのでまた愛でにおいでください。魔物研究協会より後日、金一封を贈呈しようと思います」

子供(人間族):「ママ~、このチラシみてたら、なんかおちんちんプクッてしてきたぁ……!」

母親(人間族):「あああああああああああああ!!!」



◇↓皆様からのご感想&評価と、活動報告にて『相手役になってほしい魔物』、待っておるぞ!(トゥルーデ)
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=314698&uid=151111
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