※この作品はR-18です。

第3村讃歌 第一部(R-18限定)   作:だんきち文庫

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ご覧いただきありがとうございます。

今回もキャラ暴走で前回予告までお話しが到達出来ませんでした…

前回のおチビレイの雑な展開の言い訳や辻褄合わせに四苦八苦しております…

また、LAS派の方やアスキストさんの反感必至なのは承知の上でアスカのケンスケとの関係や彼女のエロチックな秘密を曝露する場面を入れ込んでしまいました。
これは作者のアスカへの歪んだ愛情が齎した「いじめっ子心理」の欲求の代償で御座いますのでご理解の程、ご笑納くださいませ。

また、お気に入り登録やご評価、ご批評等賜れば幸いです。

宜しくお願いいたします。




<第17話> 続々・アヤナミ・レイのパンツ…? (R-18制限)

 

 

<お話し前に>

 

 すみません…またもやお詫びから始めさせて戴きます。

 

 前回予告で意味ありげな事を申し上げましたが、またまたキャラ暴走の為にそこまで及びませんでした。

 

 そこで、意味ありげな部分は次話に繰り越しとさせて戴きます。

 

 何卒ご容赦くださいませ。

 

 

 それでは第17話、幕開けとさせて頂きます。

 

 お楽しみ戴ければ幸いでございます。

 

 

 

 

[ご注意] 

 

 このお話は性的表現を含む部分がございますのでR-18とさせて戴きます。

 従いまして対象年齢以下の方は閲覧出来ません。

 また苦手な方や耐性の無い方はご遠慮下さいませ。

 

*作品毎のR-18制限が出来ませんのでシリーズを分けて掲載いたしました*

 

 

 

 

   ー それでは始まり始まり糞詰まり ー

 

 

 

 

       第 1 部

 

 

 

<第17話> 

 

続々・アヤナミ・レイのパンツ…? (R-18制限)

 

 

 それは彼等が再び訪れた村の日常に慣れ親しみ行く中のとある一日のことでした。

 

 

 

 

 

【診療所】(過日 夜間)

 

 レイが元の姿に戻ってから数日後。

 

 更け行く夜の下で第3村の診療所の診察室には未だに灯りが点ったままでした。

 

 その中でトウジとケンスケはレイの検査データを確認しながら話しています。

 

 

「まぁ、こうなる予感は薄々有ったけどな…せやけどえらい急やな⁉︎」

 

「仕方無いよ。キャラ暴走に託(かこつ)けた作者の勝手な妄想だからね。無理矢理感あるのは書き手の表現力の乏しさ…限界だよ…」

 

 ケンスケは少し嘲笑うかの様に言いました。(悪かったな!)

 

「さよか…ほんでどない言うとんのや?書いとるヤツは?」

 

 トウジも稍呆れた感じで溜め息混じりに言葉を返します。(悪かったな‼︎)

 

 

 ケンスケはモニターの画面を見ながら言います。

 

「うん。このデータから読み取れるのは以前検査した時と同じ様にやはり今の食いしん坊さんの身体は普通の人より構成要素が不足してる…と言うか希薄なんだ」

 

「う〜ん。せやけどあの小っさかった時は特に何(なん)の問題も在らへんかったのになぁ…」

 

 トウジは診察室の机でカルテを捲りながらため息混じりに言いました。

 

 

「うん…其処なんだが…彼女は新生NERVでエヴァのパイロットとして生み出されたと…本人が言ってた…」

 

「せやな。しかも何かよう解らんが食いしん坊はん一人だけや無(の)うて何人も居ったらしいしなぁ…」

 

 

「ただ、パイロットとして活動するにはある程度の成長をしてないと難しいだろう…?」

 

 

「ん?ちゅう事は…」トウジは気付きました。

 

 

「そうだ。急速に成長させなくてはならない…」ケンスケはトウジに振り返って真剣な眼差しで答えました。

 

「つまりアレか!?野菜の促成栽培みたいな?」

 

「う、うん…譬(たと)えは良く無いが正にそう言う事だ」

 

 ケンスケはトウジの答えにやや戸惑いながらも続けます。

 

 

「だから食いしん坊さんはある程度までは急激に成長するが為に本来身体が必要とする物を充分に取り込む事が出来ていない…と言うか追い付かずに大きくなる。だから足りない要素や希薄な部分が顕れてしまう…」

 

「なるほどな〜!それを補ってたんがあのNERVで処方されとった薬ちゅう訳やな?」

 

「うん。それと調整槽だ!」

 

「調整槽?あぁ!あのドラム缶風呂かいな?」

 

「うん…」

 

 

「しっかし酷な話やな〜!」トウジは哀れみを滲ませそう言うとある事に気付きます。

 

 

「…んっ?何人も居(お)ったちゅうのは…」

 

 

「そう…新規機体のパイロット…或いは…」

 

 

「予備(スペア)…ちゅう事か?」

 

 

「・・・・・」ケンスケは黙ってトウジの目を見詰めています。

 

 

 

 するとトウジはケンスケから視線を逸らせて俯くと呟く様に言いました。

 

「せやけど…せやけど…食いしん坊はんはワシ等と生まれ方は違ごうても同(おん)なじ人間なんやろ…?」

 

 

「・・・・・」ケンスケは尚も黙ってトウジを見詰めています。

 

 

「そんなん…そんなん…」

 

 

 そう言うとトウジは顔を上げ肩をワナワナと振るわせながら縋る様な目でケンスケを見詰めます。そして、

 

 

「そんなん!まるで部品(パーツ)扱いやないか!人を…人をなんやと思とるや!!」

 

 

 トウジは怒りを顕にして怒鳴りました。またその目は怒りと哀れみの感情からか潤んでいました。

 

 

 ケンスケはそんなトウジの姿を黙って見詰める事しかできませんでした。

 

 

 ケンスケはトウジと同じ憤りと遣り切れない思いに押し潰されそうになりますが何とか冷静さを保ち耐えていました。

 

 

 

 

 そして独り言の様に呟くのでした。

 

 

 

 

「そうさ…人なんだ…。食いしん坊さんも…」

 

 

 

 

「…式波も…」

 

 

 

 

 

 

 

【駅舎ハウス母屋】(過日 夜更)

 

 夕餉も済み各々は自身の部屋や作業机で就寝迄の時間を過ごしていました。

 

 

 暫くするとアスカがシャワーを浴びる為に裸にバスタオルを巻き付けた姿で奥の階段から母屋に上がって来ました。

 

 そして作業机でマニュアルと睨めっこしながら何かの機械部品を修理しているケンスケの背後に歩み寄ると声を掛けます。

 

 

「よし!じゃあケンケン。しよっか?いつもの!」

 

 

「うん。しよう!いつもの!」

 

 

 ケンスケはそう返事をすると作業を中断して着ている服を作業机の椅子の上に脱ぎ棄て全裸になるとバスタオルを腰に巻きました。

 

 

 そして二人は作業場奥のシャワーブースへと消えて行きます。

 

 

 

 二人の夜の営みはアスカの当初の目論見通りルーティンとなっていました。

 

 

 

 夜の営みとは言え、それはレイに供給する精液を採取するのが主な目的ではありましたが、その行為の中で今や二人は互いの愛を確かめ合い、また深めて行くのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 アスカはケンスケの手指、或いは口唇による愛撫で絶頂を迎えると暫くは彼女の中に嵌め込まれた装置が自慰作動せず無理矢理逝かされる事が無くなりました。

 

 

 また彼女の花唇(ラビア)に喰い込み陰核包皮(フード)を剥き上げていた触手の様なものや女核(クリトリス)に吸い付く様に覆っていた半透明の管の様なものも装置に格納されたまま再び伸び出す事も無く静穏でした。

 

 

 しかし診療所でのスキャニングでは装置本体は未だ触手状の突起をアスカの膣壁内に無数に喰い込ませており、其れは子宮内部に迄及んでいて引き抜く事は不可能でした。

 

 

 また、ケンスケとの行為を諸々の事情により数日の間を開ける事があると半透明の管だけが迫出して来て先端のドーム状の部分で彼女の女核(コア)に吸い付く様に覆い被さり性刺激を発動する事が屢々ありました。

 

 

 

『んっ!?来やがったな…!!』アスカは覚悟して身構えます。

 

 

 

 装置はアスカの身体のモニタリングデータの蓄積により絶妙なタイミングで性刺激を励行します。

 

 

 

「ん・ん・んんっ…あっ、あぁ…あうっ…!はあん・・・」

 

 

 

 そしてそれを受けたアスカは易々と絶頂(アクメ)を迎えてしまいます…しかしそれは以前とは少し変化していました…

 

 

 

「はぁ、はぁ・・・あ、ああっ…!」

 

 

 

 それは幾度となく続くのでした…

 

 

 

「あぁっ!…い、嫌!嫌!いやぁぁぁ…!!…はあうぅ・・!」

 

 

 

 しかし、今のアスカはこの機械式性行為(ファッキングマシーン)の如く陵辱染みた強制自慰さえも実は密かに愉しめる程に精神は逞しくなっておりまた安定していたのでした。

 

 

 

 

 そして…彼女は幾度となく齎される快感に至福に浸り乍ら薄れ行く意識の中で失神(おち)る様に眠りに誘われるのでした…

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

 

【駅舎ハウス母屋】(続き)

 

「そうだ!」

 

 

 アスカは「いつもの!」終了後にケンスケの愛情表現で乱れた自身の女性部分を清め終えて替えのショーツを穿こうとした時に何かを思い出したかの様に言いました。

 

 

「ねぇ、ケンケン。食いしん坊なんだけどぉ…」アスカはショーツを引き上げ穿き整えるとベッドサイドに腰掛けて続けます。

 

「この間…食いしん坊がココに来た時なんだけど…あの娘、夕立に遭ってびしょ濡れでやって来たのよ…」

 

「うわ〜!そりゃ間が悪かったねぇ…」ケンスケは気の毒そうに言いました。

 

「ほんと!可哀想に…それで釜戸に火を起こして傍で冷えた身体暖めながら濡れた服を脱がして乾かしてたんだけど…あの娘、パンツとかブラとかヨレヨレなのよ〜」

 

「ふ〜ん…」ケンスケは興味が無いかの様な相槌を打ちました。

 

「まぁ、あまり物が無いと言ってもねぇ…ヒカリも手配はしてるみたいなんだけど…あの娘の着れるサイズは少ないし…また育ち盛りで…なんて言うか…ほら、あの…汚すコト多いし…」

 

 アスカは女の子の恥じらいを誤魔化す様に少し濁して言いました。

 

「えっ?あぁ…うん…」ケンスケはその意味に気付き躊躇い混じりに返事を返しました。

 

「それに…あの…シンジの…アレ、貰う時にも、その…少し濡れるらしいのよ…」

 

 アスカはまたも少し濁しながらレイが見せた女の子の性的な身体の反応を少し踏み込んで話しました。

 

「えっ?あぁ…へぇ…」ケンスケは少し驚くと先程と同じ様に戸惑いながら返しました。

 

「だから洗濯とかで消耗が激しいみたいなの。シンジは鈍感だからそこまで気が回らないし…」

 

「う〜ん…」ケンスケは話しの着地点が見えずどう返事を返したら良いか悩んでいました。

 

 

「でね?アタシの預かって貰ってた荷物の中にネルフやクレーディトから支給されてたインナーか下着が新品である筈なんだけど…」

 

 

「あぁ、アレね…!」

 

 ケンスケはアスカの遠回しの話がやっと本筋に着地し理解出来たのでホッとしていました。

 

 

「でも、アレは前にヴンダーがピックアップに来た時、キミが幾つか抜いて残りはもう要らないって言ってたから未使用品は殆ど配給所に廻しちゃったよ…」

 

 

 

「そっか〜・・・んっ?未使用品は?…じゃあ、使ってたのは?捨てた?」

 

 アスカは疑心暗鬼の目でケンスケを睨んでいます。

 

 

 その刺さる様な視線にケンスケは「う、うん…」と戸惑いを含んだ返事をしてしまいます。

 

 

「もう!ヤダ〜!ケンケンのヘンタイ!!」

 

 アスカは膨れ面でポカポカとケンスケを叩きながら言いました。

 

「はは…嘘だよ!」ケンスケは両手で防ぎながら笑って返します。

 

「もう!」アスカも膨れっ面に笑みを浮かべていました。

 

 

「ガレージの方捜せば未だ何か残ってるかもしれないけどなぁ〜。まぁ、明日か明後日に配給所の修繕と片付けに碇と行ってくるから。その時に分配長にでも相談してみるよ!」

 

 ケンスケは下着と就寝用のトレーナーを着ながら言いました。

 

「うん!お願い!」

 

 そう言いながらアスカも下着を整えると自分の部屋へと戻る為に母屋奥の短い階段を降りて行きます。

 

 

「んじゃ、おやすみ〜」

 

 

「うん。おやすみ…」

 

 

 

 二人は一つのベッドで朝まで一緒に過ごしたのはあの最初の夜の時だけでした。

 

 

 そして今は事が済むと自分の部屋のベッドで眠ります。

 

 これは二人の決め事なのでした。

 

 

 

 これは飽く迄も想像ですが…多分、情欲に溺れる事を避ける為の二人の間の卦辞(けじ)めなのだと思います…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【診療所 裏手】(過日 昼過ぎ)

 

 レイは午前中の畑仕事を終え、昼から診療所の清掃をしていました。

 

 一頻り清掃を終えたレイは診療所の裏手の勝手口傍の水場で雑巾の洗濯をしていました。

 

 

「あの…綾波」

 

 

 背後から不意に名前を呼ばれたレイは少し驚き振り返ります。

 

 

 そこにはシンジがいました。

 

 

「碇クン…!?」レイは驚きながらも笑顔を向けシンジを迎えました。

 

 

「あの…コレ…」シンジは少し照れた様に紙袋を彼女に差し出しました。

 

 

「何これ?」レイはシンジから差し出された紙袋を受け取ると不思議そうに尋ねます。

 

 

「あの、その…ぱ、ぱんつ…」シンジは更に照れて赤くなって俯きながら言いました。

 

 

 レイは紙袋を開き中を覗きます。中には小さく畳まれてOPPの透明な袋に入ったショーツが2つ入っていました。

 

「どうしたの?コレ…」レイは少し小首を傾げてシンジに尋ねました。

 

 

「いや…さっきケンスケと配給所の片付けと掃除に行った時に見つけたんだ…。何でか判らないけど、衣料品の不良や支給除外の箱の中に入ってたから訳言って特配扱いで支給して貰ったんだ」

 

 シンジは続けます。

 

「チョット形が違うみたいだけど…白だし。綾波なら穿けるかと思って…それに…ほら、ここに猫の刺繍が…」

 

 シンジはレイが広げた紙袋を覗き込みながら指を指して言いました。

 

「綾波、猫好きそうだから丁度良いかなって…?一つは黒猫、もう一つはグレハチなんだ…」

 

 

「綾波のほら、アレ…大分…その…くたびれてるって聞いたから…」シンジはまたも照れながら言います。

 

 

「2つも!?貰ってイイの?」

 

「うん!」

 

 

「ありがとう…」レイは紙袋を胸元に抱えると嬉しそうにシンジに礼を言いました。

 

 

 

 

 

 

 

【スズハラ宅 離れ レイの部屋】(夜間)

 

 スズハラ宅の母屋で夕食後の片付けと明日の準備を終えたレイは家人に就寝の挨拶を済ませ離れの自分の部屋へと戻ります。

 

 

 彼女は寝支度を済ませて寝巻き代わりの藍地に波模様が染め抜きされた浴衣に着替えると昼間にシンジから貰ったショーツの事を思い出しました。

 

 そして小さな洋風の文机(ふづくえ)の上にヒカリに貰った梅干しの小瓶と一緒に置いていた紙袋を手にすると中から一つを取り出します。

 

 

 レイは透明の袋を丁寧に開け小さく畳まれたショーツを取り出し広げてみました。

 

 その前身にはフロントマーク代わりの様に黒猫の顔が手刺し刺繍で入れられていました。

 

 その白く滑らかな手触りの生地は伸縮性があり如何にも穿き心地が良さそうでした。

 

 

『ちょっとだけ…穿いてみようかな?』

 

 

 レイは生地の手触りの誘惑に負けて試し穿きをしてみました。

 

 

 それは今迄に味わった事の無いスルリとした穿き心地とフィット感にレイは嬉しくなります。

 

 

 ふと気付くとカーテンの隙間の硝子窓に浴衣の前が肌蹴けた下着姿の自身が映り込んでいました。

 

 レイは硝子窓に映る自身の姿を見て何とも奇妙な感覚を覚えていました。

 

 そして図書室でみた古い通販カタログに掲載されたいたセクシーランジェリーのモデルさんを思い出します。

 

 

『ワタシもあんな風(エロチック)に見えるのかな?』

 

 

 彼女は硝子窓に映る自身の姿にそれを真似たポーズを取らせてみます。

 

 するとまたもや奇妙な感覚が背筋を走りました。

 

 

 

『こ、これが…こ、小(こ)っ恥(ぱ)ずかしい…!?』

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

▶︎レイは「こっぱ ず かしい!」という かんかくを おぼ えた

 

 10ポイントの ダ メージを うけた

 

 けいけんちが 2 あが った

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 レイは奇妙な感覚に耐え切れ無かったのか思わず身体をクネらさせながら悶えてしまいます。

 

 

 

 

「まあ!アナタ何してるの…!?」

 

 

 

 

 突如、声を掛けられたレイは飛び上がる程驚き声が聞こえた方に振り帰ります。

 

 

 そこにはカーテンの隙間の窓越しに夜更けの暗がりの中で不可解な顔付きで此方を覗いているヒカリが立っていました。

 

 

 レイは恥ずかしさの余り気絶しそうな意識の中で何故かエヴァのコックピット内を思い浮かべていました。

 

 その中でレイはモニターを戦闘モードに切り替えます。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 レイは コマンド を せんたくする!

 

▶︎たたかう   じ ゅもん

 

 にげ る    どうぐ

 

 

▶︎こうげ き

 

 レイは おたけび を あげた!

 

 ヒカリママは ひらりと みを かわした!

 

 

 ヒカリママは おおわらい した!

 

 レイは 20 ポイントの ダ メージ を うけた

 

 

▶︎じ ゅもん

 

 レイは パ ルプ ンテを となえた!

 

 しかし じ ゅもんは ふうじ こまれている!

 

 

 ヒカリママは なおも おおわらい した!

 

 

 つうこんの いちげき!

 

 レイは 120ポ イントの ダ メージ を うけた

 

 

 レイは HPが 0 になって たおれた

 

 

  GAME OVER

 

 

 ▶︎CONTINUE

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

【スズハラ宅 離れ レイの部屋】(続き)

 

 ヒカリは大笑いしながら玄関口に回りレイの部屋の上がり間口へやって来ました。

 

 

 レイは恥ずかしさの余り布団の上に倒れて死んだ振りをしています。

 

 

「もう!食いしん坊さん!」

 

 

 ヒカリは倒れているレイを揺り起こします。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 ▶︎へんじ が ない

 

  ただ の しかば ね のようだ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「ほら、もうドラクエごっこは終わり!起きなさい!」

 

 

 ヒカリは笑いながら嗜める様に言うと浴衣が肌蹴けたままうつ伏せで死んだ振りを続けているレイのお尻の割れ目に空手チョップを喰らわせました。

 

 

「バシッ…!!」「きゃあっ…!!」

 

 

 レイは真っ赤になった顔で渋々起き上がりました。

 

 

 

 

 

 ヒカリは部屋に訪ね来た用件を伝えます。

 

 

「これ、厚手の寝巻きが手に入ったからアナタにどうかなって。ここ最近、夜は冷え込んで来たからね」

 

 そう言いながらヒカリは渇青色ベースの落ち着いたレトロな花模様のネル生地の寝巻きを広げレイの肩幅に合わせました。

 

「着てみる?」

 

「うん!」

 

 レイは今着ている寝巻き代わりの浴衣を脱ぎました。

 

 

「あら、アナタどうしたの?それ…」ヒカリはレイが穿いている新しいショーツに気付きました。

 

 

「碇クンに貰った…」レイは正直に答えます。

 

 

 ヒカリはレイの穿いているショーツを真面目(まじまじ)と眺めながら言います。

 

「へぇ〜!アナタが穿くとカッコいいわねぇ。やっぱりスタイルが違うからかしらねぇ…懐かしいわ〜」

 

 

「えっ?コレって…下着じゃないの?」レイは不安になり尋ねます。

 

 

「下着は下着だけど舞踏用ね!私、昔バレエやってたの… それはバレエ用のアンダーショーツよ!」

 

 ヒカリはレイが穿いているショーツの正体を明かしました。そして少し寂しそうに続けます。

 

 

「母が亡くなって…あの学校に転校してから辞めちゃったけどね…」

 

 

「でも、よくあったわね〜!そんなの…」ヒカリは目を細め懐かしそうにレイの下半身を眺めていました。

 

 

 

「…あれ?ちょっと…」ヒカリは気付きます。

 

 

 

「その…黒ニャンコの刺繍…」ヒカリはそう言うとレイに躙(にじ)り寄(よ)り下腹部に顔を近づけると刺繍部分を人差し指で擦(なぞ)りました。

 

 レイは下腹部に齎される擽ったさを我慢してヒカリの行動を見守ります。

 

 

 するとヒカリは黒猫の刺繍を撫でながら潸然(さんぜん)と涙するのでした…

 

 

 そしてレイの下腹部に額を当て哀愁に満ちた声で囁きます…

 

 

 

「お、お母さん…」

 

 

 

「どうしたの…?」レイはそう言うと泣いているヒカリの頭を優しく抱きとめて撫でました。

 

 

 

「そのショーツ…私のだったの…」

 

 

 

 ヒカリは涙の理由(わけ)を話し出しました。

 

 

「その刺繍…母が…母が私の小さい頃から目印に付けてくれたものなの…前後とか表裏が一目で判る様にって…」

 

「中学生になる前にもう入れなくてもイイって言ったんだけどね…」

 

「それでも母が新しいのを買う度に入れてくれてたの…」

 

 

「コレは…母が病室で入れてくれた…最後の刺繍…」

 

 

「結局一度も使わずあの混乱の中で無くなってしまって…」

 

 

 ヒカリは顔を上げレイを見上げて言いました。

 

「まさかアナタのところに来るなんて…本当に…これも何かの縁ね…」

 

 

「そう…」レイも不思議な縁を感じていました。

 

 

 ヒカリは人差し指で涙を払う様に拭(ぬぐ)うと潤んだ瞳と赤くなった鼻頭でレイに微笑みながら言いました。

 

 

「母もアナタに貰って欲しかったのかもね…」

 

 

 

「だったら嬉しい…」

 

 

 

 そう言うとレイは硝子窓の外の夜空を見上げます。

 

 

 

 そして心の中で囁きました。

 

 

 

 

『ヒカリママのお母さん…ありがとう…』

 

 

 

 

 

 

 

 

                                  (つづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【 次回予告 】

 

「あ、綾波…」・・・シンジは知っていました…

 

 綾波のコトを…

 

 しかしシンジは…

 

 シンジの苦悩は続きます。

 

 

 

*作品毎のR-18制限が出来ませんのでこのシリーズにて掲載いたしまします*

 

 

<第18話>

 

 アヤナミ・レイ 歓喜と喪失 (R-18)

 

 乞うご期待

 

 

 





ご覧戴き有難う御座います!
お楽しみ頂けましたでしょうか?

誠に申し訳ございませんが次話の更新は暫くお時間を戴きます。
御了承くださいませ。


弾吉文庫

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