※この作品はR-18です。

第3村讃歌 第一部(R-18限定)   作:だんきち文庫

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第3村の昼下がり…

駅舎ハウスにお使いに来たレイをアスカはお茶でもてなします。

しかし今日のレイはプラグスーツを着ていません…

一体何があったのでしょう…?

日常の中に不条理に湧き上がるエロティシズムをお楽しみくださいませ。

お気に入り登録やご感想、ご批評など戴けましたら幸いです。

宜しくお願い申し上げます。




<第8話> 大人達の苦悩 トウジとケンスケ・そしてアスカ(R-18制限)

 

[ご注意] 

 

 このお話は性的表現を含む部分がございますのでR-18とさせて戴きます。

 従いまして対象年齢以下の方は閲覧出来ません。

 また苦手な方や耐性の無い方はご遠慮下さいませ。

 

*作品毎のR-18指定が出来ませんのでシリーズを分けて掲載いたしました*

 

 

 

 

   ー それでは始まり始まり桜井まり ー

 

 

 

       第 1 部

 

 

<第 8 話>

 

大人達の苦悩 トウジとケンスケ・そしてアスカ(R-18指定)

 

 

 それは彼等が再び訪れた村の日常に慣れ親しみ行く中のとある一日のことでした。

 

 

 

 

【駅舎ハウス 母屋】(過日 午後)

 

 レイは今日の農作業を午前中に終え駅舎ハウスにやって来ました。

 

「この前はありがとう。美味しかった…コレ、お返し」

 

 レイはそう言うと持って来たトマトと早成りの茄子などが入った藁籠をテーブルの上に置きました。

 

「あら、ありがとね!」アスカは礼を言うとレイにテーブルに着く様に言いました。

 

 レイは「あと、あの…碇クンのアレ…抜いてくれて…」と俯き加減で言いました。

 

「抜いたお礼なんていらないの!大した事じゃ無いんだから!」とアスカは軽く遇らいお茶とオヤツの準備を始めます。

 

 

 レイは椅子に腰掛けると準備をしているアスカを黙って見つめています。

 

 

 

 レイは今日はプラグスーツ姿では無く第一中学校の制服姿でした。

 

 実は先日、レイのプラグスーツがとうとうダメになってしまったのです。

 

 

 それは同じ教室に通う子供の悪戯が原因でした。

 

 

 レイは何時もの様に夕方の農作業を終え、子供達に囲まれ仲良く家路に付いていました。

 

 その子供達の中のガキ大将的な男の子がレイのお尻を木の枝で突っつく悪戯をし出したのです。

 

 レイは「痛いからヤメテ欲しい」と優しく諭しますがガキ大将は笑いながら何度も突いて来ます。

 

 他の子供達も「レイねえちゃんが嫌がってるから!」とやめさせ様とします。

 しかし皆の反応が気に食わないのかガキ大将は意地になって突きます。

 

 そして遂に木の枝はレイのプラグスーツのお尻の部分を突き通してしまいました。

 

 その途端に突き刺した部分からプラグスーツは弾ける様に「パツン!」破れ、レイの白いお尻が丸出しになってしまいました。

 それは「一口羊羹」を賞味する時に表面のゴムを爪楊枝で刺して「ぷりん!」と剥けるのと同じ感じでした。

 

 長い間着ていたので生地が弱っていた事も原因の一端でもありました。

 

 

 レイはその場でしゃがみ込んでしまいました。

 

 同じ農作業をしていた叔母さん達も駆け寄ります。

 

 小柄で目の小さな叔母さんが「大丈夫かい?」とレイを気遣い「ほら、コレで隠しな!」と作業着の上を掛けてくれました。

 また別の叔母さんは「まぁ!なんてガキなんだろ!」「コラ!」とガキ大将を取っ捕まえていました。

 叔母さん達は「どれ、見せてごらん?」と言いレイの破れた部分を窺います。

 

「あら!やだ!アンタ血が出てるよ!」「ほんと、酷いことするガキだね〜!」と叔母さん達はガキ大将の頭を拳骨で叩いてレイに謝る様に言います。

 

「うぇ〜ん…ご、御免なさい…」ガキ大将は泣きながらレイに謝っています。

 

レイは「大丈夫だから…」と言うと叔母さん達にもう許してあげてと懇願しました。

 

 

 

 その晩にガキ大将とその親が診療所で手当をしているレイに詫びに来ました。

 対応したトウジは「怪我は大したことない」と伝えますがプラグスーツは替えが無いので躰の機能測定記録等が出来無い事の方が問題だと言いました。

 

 親達はオロオロするばかりで話になりませんでした。

 

 そこに駆け付けたケンスケはレイの破れたプラグスーツを検査して修復は不可能だが機能は何とか使えるので何か代替を考えると言い親達に安心する様に伝えます。

 

 

 ガキ大将と親達は何度も頭を下げてレイに詫び、トウジとケンスケに感謝して診療所を後にしました。

 

 

 

「ケンスケ、お前あない言うたけど大丈夫なんか?」

 

「まぁ、フィジカルセンサーやモニターは無事だからね。ただ…」

 

「なんや?ただて…」

 

「代替品を作るのに少し時間が掛かる…その間をどうするかだが…」

 

「どないするんや?」

 

「う〜ん…そうだな…」

 

 ケンスケは腕組みして思案していましたが、何か考えがある様でした。

 

 

 

 

【駅舎ハウス 母屋】(同日 夜半)

 

 ケンスケは駅舎ハウスに戻るとアスカに事情を話します。

 

 アスカは自分の部屋に戻るとベッドの下からクレーディトの物品輸送函を引っ張り出して中からUS作戦で使用したあのガムテープで補修したプラグスーツを出して来てケンスケに渡します。

 

「助かるよ!式波」

 

「仕方無いじゃん!でもソレ…要らなくなったらちゃんと返してね!」

 

「解ってる…アスカには大事な物だって…!」

 

「べ、別に…そんなんじゃ無い!」

 

アスカの顔は赤くなっていました。

 

 

 

 

【第3村 各所】(過日)

 

 それから暫くはレイはアスカの赤い旧式のプラグスーツを着ていました。

 

 赤いレイに村の皆が驚き教室の子供達は囃し立てましたが、一番ビックリしたのはシンジでした。

 

 

「あ、綾波?あ、赤い綾波って…な、なんか凄く変な感じだよ…」

 

「そう…」

 

「それに…少し窮屈そうだね…その、む、胸とか…」シンジは余計なコトを言います。

 

「う、うん…少し…」

 

「お尻も…なんか…その…」シンジはまた余計なコトを言います。

 

「そ、そう…?」と、レイは少し恥ずかしそうにお尻周りを摩っていました。

 

 

 

 その後、シンジは何時もの様に赤いレイにアレを供給している時に絶頂の際に間違って『ア、アスカ!』と叫びそうになった事があり大変焦ったそうです。

 

 

 

 ケンスケは破損したプラグスーツからセンサー類を取り外して調整加工の後、チョーカー型に集約しました。

 また右手の甲にあったモニターディスプレイをカフバングルの様に加工してくれたのでした。

 

 

 

 

 

【駅舎ハウス 母屋】(最初の続き)

 

 アスカは雑誌の切り抜きに載っていた【大学いも】と呼ばれていた菓子を真似て薩摩芋の飴炊きと昆布茶を用意してテーブルに置きました。

 

「さ、どうぞ!」

 

 レイは「ありがとう…」と言いますが何故か食いしん坊の割に直ぐに手を付けずモジモジして俯いています。そして小さな声で言います。

 

 

 

「アナタ…その…碇クンと…」

 

 

 

 アスカはテーブルの隣り角に腰掛けると頬杖を付き少し意地悪な笑みを浮かべてレイを見つめて言います。

 

 

「ナニよ!?気になるの?アタシがアイツと恋仲だったとかSEXしたとか?」

 

 

「・・・・」レイは黙って俯いていました。

 

 

 その様子を見てアスカは呆れた様に言います。

 

「バッカじゃない!?そんな過去(むかし)のコトなんかどうでもイイの!今がどうかなのよ!アンタ自身の!…判った?」

 

 

「うん。解った…」レイは顔を上げて微笑みます。

 

 

「そう。ならイイ…!」アスカも「ニッ!」と笑い返しました。そして「ほら、食べなさいよ!」とレイに勧めます。

 

 レイは「うん!」と元気よく返事をすると大振りの芋の飴炊きをフォークで刺すとそのまんま頬張ります。

 

 

 アスカは無心に食べているレイを優しく憂いだ眼差しで見つめます。

 

 

 レイの口周りは蜜飴で艶々になっています。

 

「アンタ口周り!拭きなさいよ?」とアスカはレイに濡れ布巾を渡します。

 

 レイは自身の口周りを拭い終えると何かを思い出した様でアスカの顔の口許をじっと見つめます。そしてまた上目遣いで照れる様に言います。

 

 

「あの…アナタの唇…気持ち良かった…。碇クンのしてる時より…その…濡れた…」

 

「な、なによ?アタシはソノケ無いわよ!」アスカはちょっと引き気味であの時の悪戯を思い返していました。

 

「あの…」レイは続けて言います。

 

「ナニよ?」

 

「女の子のは…その…ダメかな?効果…無いのかな?」

 

「女の子のナニよ?」

 

「あの、その…濡れるやつ…」

 

「知らないわよ!試してみたら?」とアスカはまたも呆れてぶっきら棒に返しました。

 

 

 レイは「イイの…?」と言い斜め前に座るアスカの腰に手を回そうとします。

 

 

 アスカは驚き「チョット!やだ!!自分ので試しなさいよ!」と言いレイの手を払い除けました。

 

 

 

「・・・・・」レイは少し考えると徐に立ち上がります。

 

 

 

 そして制服のジャンパースカートをたくし上げて穿いているショーツに手を掛けました。

 

 アスカは大慌てでレイを制止しながら言います。

 

 

 

 

 

「あ〜っ!!今、ココで試さなくてイイ!」

 

 

 

 

 

 

【第3村診療所 診察室】(同日 夜半)

 

 その日の夜半に診療所の診察室でトウジとケンスケが話をしていました。

 

「彼女は普通の人とは違う…だが身体の主要構成要素は凡そ我々と同じだ」

 

 ケンスケはモニターを見ながら言いました。

 

「検査結果かいな」

 

「うん…だが生命活動や維持するのに足りない部分が多い」

 

「ワシの方も検体の結果出とるで!他の動物の精液や人の血液を始め他の体液ではなんでか効果出んのや。こりゃ成分が効いてるだけやないなぁ…」

 

 トウジも出力されたデータファイルを捲りながら言います。

 

「うん。不思議だけど…今の我々では解明は不可能だよ。彼女の足りないもの…それを補うのに今はアレが最適なんだ」.

 

「ホンマやな〜 生命の神秘や!」

 

「本当に…でも、食いしん坊さん…彼女にとってはまさに命のECF…と言うか奇跡のSeminal Fluidだよ」

 

「生命のスープみたいなんか?」

 

「う〜ん…チョット違う」

 

「さよか…!ふ〜ん…コレがな〜 。普段やったら子作り以外に出されたんは排泄物か汚物扱いやけどな…考えたら快楽と引き換えで放出っちゅうのもなんかなあ…」

 

 トウジはサンプルの試験管を眺めながら感慨深く言いました。

 

「いや、それは自然の摂理さ。代謝は必要だ。人も…我々も…宿命だよ」

 

「まぁ、まだ糧(かて)になるだけマシやな!」

 

「そう…マシさ!」

 

「そやけどコレにこないな役目あるとは思わなんだわ…なんやそう思もたら尊いなぁ…」

 

「そう…!尊いのさ…」

 

 

 

 トウジは座っている椅子ごと向き直りモニターを見ているケンスケに心配そうに話し掛けます。

 

「せやけど、シンジ一人で大丈夫なんか?」

 

「う〜ん、計算だと食いしん坊さんの身体を維持するのは他の食糧摂取エネルギーとは別に最低100㎖…通常値だと200㎖は必要だ」

 

 ケンスケはモニターのデータを見ながら言いました。

 

「200!牛乳瓶一本分!?そりゃ、シンジ一人じゃ無理や!」

 

「この間は5発だって…」ケンスケはやや呆れ気味にトウジに振り返り言いました。

 

「ご、5発!!そりゃキツいな〜!ほんでも、牛乳瓶半分にも程遠いな〜」

 

 

「そう…だから彼女はいつもお腹を空かしてる…」

 

 

「この前もよう判らんキノコ生で食うて中毒なってココに運び込まれたコトあったしな…なんや全身に発疹できて痒がっとった…。あれ以来判らんモンは食うてへんみたいやけど…」トウジはレイの事も心配して言いました。

 

「そうか…そんな事が…僕が聞いた話では…」ケンスケは思い出した様に話します。

 

「この間、食いしん坊さんが口の中で飴玉舐めてるのアスカが見つけたんだ。飴玉なんて今時珍しいからね。どうしたのか聞いても見せないから、無理矢理口を開けさせたんだって。…そしたら硝子玉を舐めてた…アスカは神戸の節子じゃ無いんだからと間違って飲み込んだらどうするんだと叱ったらしい…」

 

 トウジは「はぁ〜」と溜め息を吐きました。そして続けて言います。

 

「さよか…そう言えばヒカリもなんか似た様なコト言うとったわ…。食いしん坊はん部屋で一人でモグモグ何か食うとったらしいねん。ナニ食うてんのか見たら…古新聞水に浸して食うとったって…」

 

 トウジはまた泣き出してしまいました。

 

 

「いつも腹ペコな食いしん坊さん…か。そう言えば聴こえは可愛いが…彼女は自分では意識して無いが必死に生きようと踠いているんだ…」

 

 

 

「せやな…辛いやろなぁ…」

 

 

 

「うん…辛いだろうな…」

 

 

 

 

 

【駅舎ハウス 母屋】(過日 夜間)

 

「式波、明日、碇にコレ渡しといて!」

 

 ケンスケはアスカに黒い小さな箱型のケースを渡しました。

 

「なによ? コレ?」アスカは不審そうにケースを眺め回します。そして「パカッ!」とケースを開けました。

 

 そのケースの内部は保冷式になっており、中には蓋が付いた5㎖程の容量の透明樹脂製試験管が数本並んで入っていました。

アスカは試験管を一本摘むと繁々と眺めます。中には乳白色の液体が入っています。

 

 

「えっ!コレって…?」アスカは中身に気付きます。

 

 

「はは、タンパク質…」ケンスケは恥ずかしそうに言いました。

 

「えっ!?コレって…?ケンケンの…?」アスカは驚いてケンスケに振り返りました。

 

「うん…碇のだけじゃ足りないだろうし…。それに碇一人じゃ大変だと思うから。それでさっき式波が居なかった時にチョット、その…採取しといたんだ…」

 

 ケンスケはアスカから視線を逸らして言います。

 

 

「採取って…したんだ…自慰(オナニー)…」

 

 

 アスカはジト目でケンスケを睨む様に見ました。

 

 

「まぁ、有り体に言えばそうだけど…」ケンスケは照れ笑いで誤魔化します。

 

「もう…!やだ!」アスカは膨れっ面で赤くなっていました。

 

「ハハ…しょうがないさ!ボクも年頃の健康な男子だからねぇ。式波に嫌われるとは思ったけど…嫌いになったかい?」

 

「うん!嫌い…!!」

 

「おやおや…!嫌われちまったか!ハハハ・・」ケンスケは気恥ずかしさを又も笑って誤魔化しました。

 

 

「もう!そんなの自分で渡しなさいよ〜!!」

 

「いや、だって…男同士って何か変に小っ恥ずかしくって…それに…嫌じゃ無い?」

 

「アタシだって嫌よ!」

 

「ねぇ、頼むよ〜式波…!」

 

「んもう…!仕方無いわねぇ…」

 

「有難う!式波。恩に着るよ!」

 

 

 

「・・・・」

 

 

 

 アスカは黙ってケースを見つめています。そして静かに言いました。

 

 

「今度…今度する時言ってよね…」

 

 

「大丈夫、式波が居ない時にするから!」ケンスケはまた笑いながら言いました。

 

 

「そ、そうじゃない!」

 

 

 アスカは少し向きになって言い返しました。そしてケンスケから視線を逸らすと俯いて小さな声で言います。

 

 

 

「その…て、手伝って…手伝ってあげるから…」

 

 

 

「・・・・」ケンスケも作業机に向かったまま黙っています。

 

 

 

 二人の間に気不味いと言うか…胸の鼓動が体内で木霊する感じと言うか…何とも言えない張り詰めた空気が漂います。

 

 

 

 アスカはその空気を吹き飛ばすかの様に巫山戯(ふざけ)た感じて早口で喋り出します。

 

「ほ、ほら、ワタシ結構上手いんだ!この間なんかあの二人がモタモタして苛ついたからチョットテク使ってぶっコイてやったの!スンゴイ量搾ってやったんだから!だからケンケンもアタシに掛ったらあっという間に昇天よ?」

 

 

 しかしケンスケは机に向かったままそんなアスカを少し戒める様に口を開きます。

 

「式波…自分をそんな風に言わない!それにボクは式波を…」

 

 

「な、ナニよ!?勘違いしないで!食いしん坊初期ロットの為よ…!」アスカはケンスケの忠言を遮ぎる様に言いました。

 

 

「そ、そうか…そうだよな…」ケンスケは勝手な思い込みをした事を後悔しました。

 

 

「そ、そうよ…」そう言いながらもアスカも何故か後悔していました。

 

 

「じゃ、次はお願いしようかな…?」ケンスケは白々しく笑いながら言いました。

 

 

「うん…言って…」アスカも白々しく言いました。

 

 

 その後に少し間を開けて彼女は俯いたまま小さな声で言います。

 

 

 

 

 

「してあげる…から…」

 

 

 

 

 

 

                (つづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

【 次回予告 】

 

 やっぱ次回もR-18だよ?

 

 次回はトウジとヒカリのちょっと切ないR-18なお話…です。

 

*作品毎のR-18制限が出来ませんのでこのシリーズにて掲載いたしまします*

 

 

<第 9 話>

 続・大人達の苦悩 トウジとヒカリ(R-18制限)

 

 乞うご期待

 

 

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