※この作品はR-18です。

第3村讃歌 第一部(R-18限定)   作:だんきち文庫

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第3村の夜は更けて行きます。
今宵の舞台は鈴原家のトウジとヒカリ夫婦のお話です。
勿論、お話の焦点は夫婦の夜の行為なんですが・・
ちょっとエロチックでちょっと切ない物語をお楽しみ戴けたら幸いです。
お気に入り登録やご感想、ご評価など戴けましたら幸いです。

宜しくお願い申し上げます。




<第9話> 続・大人達の苦悩 トウジとヒカリ(R-18制限)

 

 

[ご注意] 

 

 このお話は性的表現を含む部分がございますのでR-18とさせて戴きます。

 従いまして対象年齢以下の方は閲覧出来ません。

 また苦手な方や耐性の無い方はご遠慮下さいませ。

 

*作品毎のR-18指定が出来ませんのでシリーズを分けて掲載いたしました*

 

 

 

 

   ー それでは始まり始まり水谷麻里(まり) ー

 

 

 

 

       第 1 部

 

 

<第 9 話>

 

 続・大人達の苦悩 トウジとヒカリ(R-18制限)

 

 

 それは彼等が再び訪れた村の日常に慣れ親しみ行く中のとある一日のことでした。

 

 

 

 

【スズハラ宅 寝室】(夜間)

 

 スズハラ宅では夕餉も済み居間ではヒカリの父親とトウジが談笑しています。

 

 レイは後片付けで流しで洗い物をしており、ヒカリは居間奥の夫婦の寝室でツバメに授乳をしていました。

 

 レイは洗い物と明日朝の支度を終えると居間を通り寝室のヒカリに明日の支度の事を伝えます。

 

「ご苦労様!」とヒカリはレイを労いました。

 

「それじゃあオヤスミなさい…」レイは就寝の挨拶をしました。

 

「はい、お休みなさい…食いしん坊さん!」ヒカリも和かに挨拶をします。

 

 レイは挨拶を終え寝室を出ると居間に居る二人にも挨拶をして離れの自分の部屋へ帰りました。

 

 

 ヒカリは襖の向こう側で自然に挨拶が出来る様になったレイを感慨深げに見送るのでした。

 

 

 

「さぁて、ワシ等もそろそろ寝るとするか…」ヒカリの父親はそう言うとやおら立ち上がり隣の寝室へと入って行きました。

 

 

 

 トウジは戸締りと火の元を確認してから夫婦の寝室へと向かいます。

 

 

 

 トウジは寝室の襖をそっと開けて入ります。

 部屋の中ではヒカリがツバメに授乳を終え寝かし付けていました。

 

 

「ヒカリ、ちょっとエエか?」トウジは寝間着に着替え終えると改めて彼女に声を掛けました。

 

「何?アナタ」

 

「あのな、食いしん坊はんのコトなんやけど…」

 

 トウジはレイの今の状況を掻い摘んでヒカリに話しました。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

 

 

「まぁ!そ、そんなのを!?」ヒカリは精液の事に驚いていました。

 

 

「せやねん。まぁ、細かい話しは長なるし、分かれへん事もあるねんけど…ワシも一人だけに任すんは酷や思てな〜 。ほんでケンスケと、まぁ、協力しよやないかて…」

 

 トウジは先日ケンスケと話した事をヒカリに伝えます。そして少し躊躇しながら本題を切り出します。

 

 

「そこでやな、スマンけど頼めるか?ヒカリちゅう立派な嫁はん居んのに内緒でセンズリ扱(こ)くんもなんや変な話しやし…それやったら正直に理由言うて手伝うて貰おうと…

かと言うてこんなん頼むのもおかしい話しやねんけどな。アカンか?」

 

 トウジはヒカリに照れながら尋ねる様に言いました。

 

 

「アカン訳じゃ無いけど…これで食いしん坊さんが助かるなら…でも、どうやって?」

 

「前みたいにやな、その…」

 

「前って…?」

 

「付き合い始めた時みたいにや!」

 

「うん。判ったわ!」

 

「おう!してくれるか!」

 

「ほら、早く!ツバメが寝てるウチに…」

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 トウジは布団の上で寝間着の前を肌蹴(はだけ)て胡座(あぐら)を掻いています。

 

 ヒカリはトウジの横に寄り添う様に座り、彼の逸物に手を添えて扱(しご)きます。

 

「どう?これで逝けそう…?」

 

「おぉっ!エエ感じや〜…」

 

 ヒカリの久しぶりの手遊(てすさ)びでトウジは急速に高まりを見せます。

 

「あっ、アカン!も、もう逝きそうや〜!」

 

「えっ?も、もう?」

 

「ヒカリ!そ、それ!そのビーカーで…早よ、早よ!」

 

 

 ヒカリは枕元のビーカーを手に取るとトウジの逸物の先に宛てがいます。そして扱いている手を強く素速く動かしました。

 

 トウジは「お、おぉ…は、う、うぅ…」と唸る様な声を上げると充てがわれたビーカーに体液を勢い良く射出しました。また、その量は結構なものでした。

 

 ヒカリはビーカーの中に注ぎ込まれて行くトウジの体液を見詰めながらある思いに至り「アナタ…」と切なく愁いだ様に呟きました。

 

 

 

 ヒカリはトウジの逸物の先端に残る体液をビーカーに扱き切ると塵紙で優しく拭き取りました。

 

 

「アナタ、大丈夫?続けても…?」

 

「おう!大丈夫や!まだまだ逝けるで〜!」とトウジはそう言うと逸物をピクン、ピクンとさせました。

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 ヒカリは今度は布団に仰向けで横になっているトウジの傍に添い寝し、トウジが好きだった刺激方法を思い出し手筒で優しく摩り上げながら言いました。

 

「どう?こんな感じだったかしら?」

 

「おぉ!エエで、エエで…ヒカリ!なんや懐かしいな〜この感じ…思い出すわ〜あの頃!」

 

 そのトウジの返事でヒカリはちょっぴり巫山戯て声のトーンを上げて言います。

 

 

「もう!鈴原ったら…!男子ってほんとバカでエッチなんだから!」

 

 

「おっ?なんやオマエ…鈴原って?」

 

「なんやって…演出よ演出!」

 

「エエがな!エエがな〜!この調子であと2、3発頼むわ…委員長(イインチョ)!」とヒカリの演出にトウジも乗っかる様に言いました。

 

 

「まぁ!調子に乗って…」ヒカリは笑いながら言いました。

 

 

 

 折角なのでヒカリの演出に語り手も乗っかってみましょう…

 

 

 

 委員長は微笑みながらゆっくりと上半身を起こし、後れ毛を耳に掻け直しながら鈴原の下腹部に顔を近づけます。

 

 そして彼の熱り勃つ男子(だんし)の象徴に唇を添えるとそのまま口に含みました。

 委員長は鈴原の男子の頭部を舌先で弄ぶ様にゆっくり愛撫します。

 

 

 彼女の刺激で鈴原は荒く切ない吐息を上げて自身の男子を益々熱り勃て硬くして行きました。

 

 一頻り鈴原を口腔で愛撫した委員長は彼の男子から唇を離すと上体を起こし、更に男子の棹部分を扱いていた手も離して腕組みしながら彼を見下ろす様にして言います。

 

 

「もう!鈴原ったらこんなにして…!」

 

 

 委員長はワザと膨れて見せ鈴原を軽蔑する様に怒りながら言いました。その後に妖しく意地悪に微笑みます。

 

 

「あぁ〜!い、委員長!そ、そんな殺生な〜…止(や)めんといて、止(や)めんといて〜なぁ!」

 

 鈴原は演出其方退(そっちの)け本気で焦りながら言いました。

 

 委員長は「ホント、鈴原ったらエッチなんだから…」と呟く様に言うと「クスクス」と笑いながら再び彼の男子の棹部分をゆっくりと深く呑み込む様に咥え込んで行きます。

 

 そして徐に頭を上下させて鈴原の棹部分を濡れた柔らかな唇と舌で吸い上げる様に刺激し絶頂へと誘なうのでした。

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・

 

 

 

 

「はい。出たのココ置いとくからね…」

 

 

 委員長は鈴原の…いや…もう呼び名を戻しましょう。

 

 

 ヒカリはトウジの放った2回分の精液を入れた採取用のビーカーを手にしてまた自身の乱れた髪の後れ毛を耳許に手櫛で掛け直しています。

 

「お〜!スマンかったの〜 。張り切ったけど…連発は厳しいな〜!3発しか無理やったわ〜」

 

 

 トウジはヒカリとの久しぶりの性行為に我慢出来ず、最後の3回目を彼女の体内に放ったのでした。

 

 

 

 ヒカリは容器を枕元に置くとそっと部屋の隅に移ります。

 其処に反故紙を敷き、その上にしゃがみ込むと下腹に力を入れて息(いき)みました。

 そしてトウジが中に放った子種を敷いた反故紙に放(ひ)り出したのです。

 それから今度は孔内に指を入れ、残ったそれを掻き出しました。

 

 それを終えると彼女は部屋の襖を静かに開け、音を発てない様に隣の部屋に気を配りながら居間を通り抜け障子をゆっくり開けて土間に降りました。

 

 其処で金盥(かなだらい)に水を張り土間の隅でその上にしゃがみ込み自身の孔内を丹念に洗い流しています。

 

 

 

 ヒカリはツバメが未だ小さい事と、経済的な理由で今の時点で第2子を儲ける事が厳しい状況を鑑みて避妊をしていたのでした。

 

 

 

 トウジは申し訳無さと愛おしさが入り混じった複雑な気持ちで襖の隙間から居間の障子に映る彼女の影を見つめていました。

 

 薄暗い蝋燭の灯りの下で土間の隅でしゃがみ込み、冷たい水で躰を清めている彼女の姿にトウジは不憫さを感じて我慢出来なかった己れを情け無く思うのでした。

 

 

 

 ヒカリは自身の処置を終え手拭いで手を拭きながら寝室に戻って来ました。

 

 トウジは戻って来た彼女に「ホンマ、すまんかった!」と頭を下げて詫びました。

 

 ヒカリは俯き加減で小さな声で含羞(はにか)みながら言います。

 

「いいの、アナタ。アナタが最初に出した…あの…アレを見たら、あぁ…随分と我慢してたんだなって…」ヒカリは申し訳無さそうに言いました。そして続けて言います。「私もアナタが辛そうにしてたの薄々だけど感じてたの…」

 

 ヒカリは更に俯き頬を赤く染めて恥ずかしそうに小さな声で言います。

 

「ホントはね…私も、その…アナタに…こうして愛して貰うのが嬉しかったの…」

 

「それに食いしん坊さんの為にもなるんだから…だからアナタ…これからも遠慮なんかしないで言ってね!」

 

 ヒカリは顔を上げてそう言うとトウジを見つめて微笑みました。

 

 

 トウジはその健気な言葉とレイに対する思い遣りに感極まり「委員長!」と強引に彼女を引き寄せ強く抱き締めます。

 

 ヒカリも優しく彼の背中に手を回して「もう…鈴原ったら…」と囁き抱き返したのでした。

 

 

 

 ・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 トウジはヒカリに採取して貰った自身の体液に成分分解抑制剤を混入して撹拌します。

 そしてそれを透明樹脂製の試験管に小分けして保冷ケースに格納するのです。

 

 

「さて、コレをこうして…コッチに…おっと!あっ!溢(こぼ)してもうた…」

 

「もう!アナタ、汚さないでよ!」

 

 彼女は下着を穿き直し着衣を整えながら言いました。

 

 

「・・・・」トウジは黙ったまま試験管を見つめています。それから呟く様に言いました。

 

 

「ヤッパリそやな…」

 

 

「何が?」ヒカリは問い返します。

 

「そう思うわな…せやけど、今ワシらコレが無いとアカン様になる人、目の当たりにしとる…そう思たら、尊いいうか、愛おしいいうか…生命の基(もと)…そのものやったんを思い知らされてな〜」

 

「そうね…ごめんなさい。ツバメも貴方も私も皆んなそうだったのに…」ヒカリは申し訳無さそうに言いながらトウジの隣に膝を付き寄り添いました。

 

「そやねん。忘れてしもとる。まぁ、結合してナンボやねんやけどな」トウジはヒカリのその姿を見て気分を和らげ様と少し茶化して言いました。

 

 

「コレどうするの?」ヒカリはトウジが試験管に小分けしている手元を見ながら言いました。

 

「ん?経口投与や!」

 

「経口ってこのまま?」

 

「せや!」

 

「そ、それは…抵抗あるわね…」ヒカリの顔は難色を示していました。

 

「解ってる!せやから今、ケンスケと薬剤化出来んか考えとるんやが…今の所は鮮度保った搾りたてか多少成分が劣ってまうが冷蔵保管したもんしか無理なんや!」

 

「搾りたてって…果汁じゃ無いんだから…!」

 

「せや!けどな、シンジは頑張っとる!ヘロヘロなりながらも1日何回も搾りたてを与えとる!」

 

「まあ!碇クンが!?」

 

「まぁ、シンジの場合は搾られたてやけどな…」

 

「誰が上手いこと言えと!!」「バシッ!」

 

 ヒカリはトウジの胸元に裏手でツッコミを入れるぐらいには関西乗りを習得していました。

 

 トウジはヒカリのツッコミに咳き込みながら言います。

 

「…快楽と引き換え言うても…多分、終いの方は苦痛しか無いやろな…」

 

 

「だ、誰が搾るの?」ヒカリは不安そうな顔で問います。

 

 

「ん?食いしん坊はん」

 

 

「な、なんてコトを!あの子達はまだ子供よ!?そんなコトを…」トウジの平然とした答えにヒカリは驚き声を上げました。

 

「解っとる!せやけど生きるか死ぬかや!!ワシが搾るわけにいかんやろ!それこそシンジには地獄や!!」

 

「でも…」ヒカリは戸惑いを見せます。

 

 

「ヒカリは辞めさせれるんか?お前が搾ったるんか?」

 

 

「そ、それは…」ヒカリは俯いてしまいました。

 

 

 

 

 

「アスカな…」

 

 

 トウジはポツポツと語る様に言います。

 

 

「二人が上手いコト行かんの見かねてシンジの咥えて搾りとったんやて…」

 

「ほんでソレ、食いしん坊はんに口移しで飲ませたんやて…」

 

「アスカは笑いながらケンスケに話したらしいねん…」

 

「渡り鳥の子育てみたいや言うて…」

 

 

 

「なっ、なんてコトを!!」ヒカリは更に驚き声を上げました。

 

 

 トウジは自身の膝を「ポン!」と叩くとヒカリに向き直り言います。

 

「そや!ソレが普通の反応や!なんて端(はした)ない…そんな淫らなコトって…!せやけどな…あの子らはな…もうワシらとは違うんや…」

 

 そこ迄言うとトウジは俯いてしまいました。そして俯きながら静かに言います。

 

「他の人が聞いたら眉間に皺寄せる様なコトでもやな…そんな事ぐらいあの子らは笑いながらできるんや…」

 

 

 そして今度は急に顔を上げて隣のヒカリを見つめながら言います。

 

 

「なんでや思う…?あの子らはワシらの想像も付かんエゲツない体験をして来たからや…!しかも何遍も、何遍も!今、あの子らがヤッとるんは側(はた)から見とったら無茶苦茶や…!そんなんは良〜う解っとる…」

 

 トウジの目に涙が浮かんで来ます。

 

「せやけど…せやけどな…。ワシ…ワシ、それ聞いて泣いたわ…!話してくれたケンスケも泣いとった…ワシら大人が何も手出しでけへん…子供一人救われへん…」

 

 

 トウジは泣き出してしまいました。

 

 

「ホンマは…ホンマはあの子らもアカン事ヤッてるちゅうのは解っとるやろ…」

 

 

「せやから…せやからあない燥(はしゃ)ぎながらでもせんと…」

 

 

 トウジは涙を拭いながら続けます。そして切なさを滲ませて言いました。

 

 

 

 

「あの子らは…あの子らは潰れてまうんや…」

 

 

 

 

「あの子らはあの子らなりに生きるコトに懸命なんやって…」

 

 

 

 

 

 

 洋燈(ランプ)の灯が揺らめく薄明りの寝室で肩を震わせ咽び泣くトウジの辛そうな姿をヒカリは愁いながらも黙って見詰める事しか出来ませんでした…

 

 

 

 

 

 

 

                (つづく)

 

 

 

 

 

 

【 次回予告 】

 

 やっと10話…やっぱりR-18!

 

 次回は遂にアスカがケンスケに…!?

 

*作品毎のR-18制限が出来ませんのでこのシリーズにて掲載いたしまします*

 

 

<第10話>

  続々・大人達の苦悩 ケンスケ・そしてアスカとシンジ(R-18制限)

 

 乞うご期待

 

 





「第3村讃歌(R-18制限)」に沢山の閲覧を戴き有難う御座います。
またお時間がございましたたら通常版の「第3村讃歌」も是非ご覧くださいませ。
お話しは繋がっており筋書き上、大切なお話しやR-18制限のエロいトコ盛り上げる役割もございますので何卒ご一読賜れば幸いです。
今後もR-18制限のお話しが続きますが、数話はR-18制限無しの大切なお話しもございます。
是非お見逃し無き様宜しくお願いします。

だんきち文庫


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