※この作品はR-18です。

第3村讃歌 第一部(R-18限定)   作:だんきち文庫

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ご覧頂きありがとうございます。
あの夜以来、ギクシャクした二人の関係をなんとかしたいアスカはある作戦を立て実行に移します。
果たしてその結果は!?

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よろしくお願い申し上げます。





<第13話> そして今、この世界にいる・アスカとケンスケ・前編(R-18制限)

 

 

[ご注意] 

 

 このお話は性的表現を含む部分がございますのでR-18とさせて戴きます。

 従いまして対象年齢以下の方は閲覧出来ません。

 また苦手な方や耐性の無い方はご遠慮下さいませ。

 

*作品毎のR-18制限が出来ませんのでシリーズを分けて掲載いたしました*

 

 

 

 

  ー それでは始まり始まり天ヶ谷真利(まり)ー

 

 

 

 

       第 1 部

 

 

 

<第13話> 

 

そして今、この世界にいる・アスカとケンスケ・前編(R-18制限)

 

 

 それは彼等が再び訪れた村の日常に慣れ親しみ行く中のとある一日のことでした。

 

 

 

 

 アスカは再びこの村に戻った当初は左目の損壊と体内に挿入された類似性浄化封印凍結装置の件で治療と検査の為に暫くはトウジの診療所に入院していました。

 

 左目の回復は比較的順調で軈て眼帯も必要無くなり今は殆ど以前と変わり無いまでになっていました。

 

 しかし類似性浄化封印凍結装置(以下、装置)に関してはその正体と機能が解明されるのに時間を要しました。

 

 この事を知っているのは本人以外には診察と治療を施したしたトウジと機能を解明したリツコとケンスケだけでした。

 

 

 シンジはアスカの左目が日に日に回復して行く姿を見て喜び安心していましたが、彼女が抱えている身体の問題の事は全く知らなかったのです。

 

 それはアスカがトウジとケンスケに「シンジには言うな!」と強く口止めしていたからでした。

 リツコは極一部の研究スタッフ以外には知らせる事は無いと約束してくれました。

 

 アスカが言うには「アイツが知った所で何も出来やしないし!それにヘタな気遣いや同情なんかされたらウザい!」との事でした。

 

 果たしてそれだけの理由なのでしょうか…?

 

 トウジはいざ知らずケンスケは別の理由が有る事に気付いていました。

 

 それは、彼女はシンジに余計な心配を掛けさせたく無かったのです。

 

 ケンスケはアスカとの風変わりな同居や一緒に過ごして来た中でこの彼女流の不器用な優しさを理解していたのです。

 

 しかしケンスケはシンジに具体的な事は避けて時折り来る彼女の八つ当たりや機嫌の悪さ等の原因としてそれとなく伝えていたのでした。それは成長したシンジに受け止めるだけの強さが備わっている事が解っていたからでした。

 

 

 しかし彼女にはもう一つ別の理由があったのです。

 

 それは叶うなら再びシンジとの愛を確かめ合い、そして…しかし今の彼女の身体はそれを叶える事が出来ないからでした。

 

 

 

 

 

【駅舎ハウス 母屋】(過日 夜間)

 

 駅舎ハウスでは久しぶりに三人が揃い夕餉を囲んでいました。

 

 調理当番のアスカは以前に作った「ナンチャッテ南欧風リゾット」を更にアレンジして夏の名残野菜と代用ソーセージとショートパスタで「杪夏(びょうか)の溜息テトラジーニ」と名付けたオリジナル料理を作りました。

 

 シンジとケンスケはアスカの料理の上達ぶりに感心し美味しそうに平らげました。

 そして当番のシンジが流しで洗い物を始めます。

 

 洗い物を終えたシンジは「ご馳走様!アスカ。美味しかったよ!じゃあ、おやすみ!」と鉄道車輌の自身の部屋へと帰って行きました。

 

 

 

 ケンスケとアスカ…母屋に残った二人の間に妙な緊張感が漂い始めます。

 このシチュエーションはアスカがやらかした[あの晩]と似ていました。

 

 

 

「さてと…」そう言うとケンスケはそそくさと作業用の机に向かいます。

 

 アスカは食卓を拭き上げて綺麗に整え、流しで台拭きと布巾を洗い干し終えると「ふぁぁ…!」と気怠そうに大きな欠伸をしてからケンスケに「んじゃ!」と愛想無く声を掛け母屋奥の短い階段を降り自身の部屋へと戻りました。

 

 

 

 

 

【ガレージ内 アスカの部屋】

 

 部屋に戻ったアスカはカーゴパンツを脱ぎスツールの座面に投げ捨てるとキャミソールとショーツだけの下着姿になってベッドに腰掛けます。

 そしてマペット人形を手にするとヒソヒソとお話しを始めました。

 

 

「・・・・よねぇ〜」「それは・・・なの!」

 

「でも・・・」「・・・じゃない?」

 

「えっ?だって・・」「・・・・でしょ?」

 

「う、うん・・・」

 

 

 

 軈て彼女は「ヨシ!」と言うと人形をベッドの枕元に座らせて立ち上がります。

 

 何が「ヨシ!」なのでしょうか?

 

 

 それは彼女が[あの晩]以来、二人の間に漂う微妙な空気を変える為の行動を決意したからでした。

 

 ケンスケの気持ちは前々から気付いて解っていましたが、あの晩の事でもう以前の様に知らないフリは出来ません。

 

 ならば!とアスカは計画を立てていました。

 

 それは再びケンスケを誘いその気にさせて精液を搾り取る作戦です。

 

 有無を言わさずコレを繰り返し日々のルーティンにして日常の一コマにしてしまえば…とのまたまた浅薄な考えでしたが…

 

 彼女は密かにこの作戦計画に[赤髭(バルバロッサ)作戦]と勝手に名付けてほくそ笑んでいました。

 

 

 果たしてこの作戦は大人のケンスケに通用するのでしょうか?

 

 

 

 アスカはリネン混紡のカーキ色のキャミソールを脱ぎ捨て飾り棚の鏡の前に立ちます。

 露になった小振りで張りのある形の良い乳房を鏡越しに両手で持ち上げて上下左右に揺すりチェックするとまたもや「ヨシ!」と頷きました。

 

 次に穿いている二番目にお気に入りの黒のレーヨン生地にベビーピンクのアウトレースとフロントリボンを配(あしら)ったローライズショーツにも手を掛けて脱ぎます。

 

 アスカは脱いだショーツの裏側の自身の女性部分に密着していた部分に目を遣ります。

 そこには自身が分泌した体液の乾いた跡が筋状に白く薄っすらと附着していました。

 

 アスカは何を思ったのかその汚れた部分に鼻を近付けて「クンクン…」と嗅いでみたのです。

 

「くさ…」アスカは小さく呟きました。

 

 そして大きく「ふう〜!」と溜め息を吐くと『こんなオシッコの乾いた匂いみたいなのの何がイイわけ?ホント男って馬鹿で変態なんだから!』と呆れた様な顔をしながら思っていました。

 

 あのね…アスカ。そんな風に言うけど女の子のエストロゲンが醸し出すフェロモンを魅惑的に感じる受動体を男性は持っているんですよ?コレはある意味男性の特権?なんですよ。と、思わず著者がツッコミを入れてしまいました。

 

 

 全裸になった彼女はスツールの引き出しの奥から官給品のポリ混白無地の廉価なショーツを取り出すとそれを身に着けました。

 そこにヴィレ支給のモスグリーンのパーカーを羽織ります。

 

 それは以前、彼女が使徒と融合し常軌を逸していた時に駅舎ハウス内で過ごしていた恰好でした。

 

 これもケンスケをその気にさせる[赤髭作戦]の一環なのです。

 

 

 

 

 

【駅舎ハウス 母屋】(続き)

 

 アスカは部屋を出るとパーカーの前立てをピン!と引っ張り整えると階段を登り母屋へと上がって来ました。

 

 ケンスケは気付かない振りをしているのか上がって来たアスカに見向きもせず電子制御の基盤修理に没頭しています。

 

 その様子にアスカは心の中で『チッ!』と舌打ちすると作業机の傍らを通り越してケンスケのベッド近くにある保冷庫の前まで来ました。

 そして保冷庫の扉を開け中に保管してある例の黒いケースを手に取り蓋を開けて中を見ます。

 其処には既に体液で満たされた数本の試験管が並んでいました。

 

 アスカはそれを確認して言います。

 

「ほら、早く!明日はケンケンの持って行く日でしょ?まだ足りないわよ!」

 

 そう言うとアスカはケンスケのベッドに上りポンポンと叩きながら「ほら!ケンケン!」と声を掛けました。

 

 しかしケンスケは振り返りもせず「いいよ…自分でするから…」と恥ずかしそうに小さな声で返します。

 

「あっそう!ならそうすれば?」アスカは呆れ顔で少し不満そうに言いました。

 

 ケンスケはまたもや小さく「う、うん…」と返します。

 

 アスカはベッドから降りると作業机に向かっているケンスケに背後から近寄りました。

 

 その気配に気付いたケンスケは振り返ります。

 

 その目前には腰に手を充て仁王立ちになって己れを見下げている彼女がいました。

 

 ケンスケはその彼女の霰も無い姿に驚き口をパクパクさせています。

 

 アスカは狼狽えたケンスケの背後から肩越しに身を屈めると耳元で「どうせアタシをオカズにするクセに…!ふん!」と鼻で笑う様に囁きました。

 

 ケンスケは近付いた彼女の髪と肌からあの夜と同じ少女の柔らかな香りに其処(そこ)は彼(か)となく混じり合う女の匂いを感じ取ります。そして彼の身体は否応無しに反応して行くのでした。

 

 ケンスケはソレを彼女に悟られ無い様に笑いながら誤魔化します。

 

「ハハ…バレてたか!?」

 

 そのケンスケの態度をアスカは見透かした様に言います。

 

「もう!見え透いた意地張らなきゃイイのに…ほら!こんなにして…!」

 

 アスカはそっと伸ばした右手を彼の股間に充てがいます。そこは既に大きくなっていました。

 

 アスカはソレを「キュッ!」と優しく包む様に握ります。途端にケンスケは其処を「ピクン!」と反応させ硬くしました。そして、

 

「ご、ごめん…やっぱりお願いしようかな…?」

 

と、熱い視線を彼女に向けて言います。

 

 

 アスカの大胆な行為にケンスケの理性は本能に抗い切れず敗北しました。

 

 アスカは「フフン…!」と鼻で笑います。

 

 そしてケンスケのベッドの傍らまで行くと羽織っていたパーカーをヘッドボードの上に脱ぎ捨てトップレスのパンイチ姿になりケンスケに振り返りました。

 

 ケンスケは彼女のその煽情的な姿に息を呑みます。

 

 ケンスケのその様子にアスカは『ホント男ってバカね…』と心の中で呟くと少し憐れみを含んだ顔で彼を見詰めながらベッドに上がりました。

 

 

[赤髭作戦]の第一段階はアスカの予定通り進行して行きました。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

 

 

「ん、ん、ん、・・・」

 

 

 

「あっ!はあぁ…はうっ!うぅ…」

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

「ふぅ…ありがとう式波。凄く良かったよ…」

 

 ケンスケは射精後の気怠さの中で呼吸を整えながら言いました。

 

 アスカはヘッドボード代りのロッカー傍らで彼から啜り取った体液を採取用ビーカーに口から移すと勝ち誇った様に言います。

 

「ふん!当ったり前じゃない!このアスカ様の手指と舌技でイカない男なんていないわよ」

 

 そしてビーカーを洋燈の灯りに透かしながら「ケンケンも良く頑張ったじゃん!連続3回!」と褒める様に言いました。

 

 

「それは式波だからだよ…」ケンスケは彼女を見詰めながら言います。

 

「技が効いた?」アスカは彼に振り返りもせず空返事の様な物言いで返しました。

 

「違う…!式波がしてくれたから…」

 

「・・・・・」アスカは黙って洋燈の灯りにビーカーを透かして見ています。

 

「じゃあ、式波…」ケンスケは優しく静かに声を掛けました。

 

「イヤ!!」アスカは透かさず拒否します。

 

「イイから…コッチにおいで」ケンスケはベッドの縁を軽く叩くとアスカを手招きします。

 

「もう…!」アスカは面倒臭さそうに呟くとベッドサイドへとやって来ました。

 

 そして腕組みしながら踏ん反り返る様に彼の前に立つと少し苛立った様子を見せて言います。

 

「前にも言ったでしょ!?アタシは良くならないって!アタシがねエッチな事すんのや言ったりするのは欲求不満だからよ!」

 

 彼女は続けて言います。

 

「ケンケンは知ってんでしょうが!アタシの身体のコト!SEXが出来ないコト!」

 

 

 アスカは何時もの様に難癖を付け体良く作戦からの離脱を謀ろうとします。

 

 

 

 

 しかし、そこにケンスケからの予想外の反撃が展開されたのでした!

 

 

 

 

「うん。でも式波がボクを良くしてくれてる時に式波も同じ様に…」

 

 

 

 

 

 

「あっ!ちょ、ちょっと…ヤダッ!!ナニすんのよ!?」

 

 

 

 

 

 

                (つづく)

 

 

 

 

 

 

【 次回予告 】

 

 

 ケンスケの予想外の反撃を受けたアスカは…

 

 

*作品毎のR-18制限が出来ませんのでこのシリーズにて掲載いたしまします*

 

 

<第14話>

 

 そして今、この世界にいる・アスカとケンスケ・後編(R-18制限)

 

 乞うご期待

 

 

 

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