※この作品はR-18です。

エルデンリングとはエロゲーである   作:鷲羽ユスラ

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影の地に集う全ミケラファンクラブの皆さん、お待たせしました!!!
濃厚ホモセックス回!!! 濃厚ホモセックス回です!!!

あらためて念押ししますが、この回は永遠の少年ミケラくんちゃんと竿役のくんずほぐれつな描写で埋まっています!!!
苦手な方や趣味じゃない方、あらすじは次回の冒頭にでも書いとくんで自己責任で避けて下さい!!!

そしてミケラくんちゃんが大好きなファンクラブの皆さん!!! 最後に一つだけ言いたいことがあります!!!

【超重要】作者は誓ってホモではありません!!!!!【実際重点】

長々と失礼しました!!! それではゆっくりしていってね!!!


【濃厚ホモセックス回!!!】円卓、ミケラの祈祷室【濃厚ホモセックス回!!!】

 円卓

 

 円卓に移動した男は、早速ミケラの部屋に向かった。

 帰らない主君を待ち続ける騎士への哀れみだとか、無理やり強姦した罪の贖いだとか、そんな善意は一切ない。

 ただ、ミケラの居場所を伝えれば、ローレッタを完全に男のものに出来る。野性的な、決して機を取り逃がさない性質が、男を突き動かしていた。

 円卓の露台から飛び降り、階下へ。幾つか部屋を経由して、祈祷室に足を踏み入れる。

 豪奢に飾られ、啜り泣くことしかできない、幼い神人。

 

「ああ、騎士様……また、いらしてくれたのですね」

 

 腫れぼったい目を指で拭い、健気に微笑む少年は、着崩した姿で寝台に座り込んでいた。

 

 

 

 

「騎士様、どうか、もっと近くに……」

 

 無垢金のヴェール、その奥に(いざな)うミケラの言葉に従い、男は遠慮なく寝台に乗り込む。

 ギシギシと、寝台を軋ませながらミケラの前に座る男。熱のない渇いた目で、男はジッとミケラを観察した。

 

 両足を崩し、ぺたりと座り込む少年は、最高品質の純白の衣服で身を包んでいる。

 (ちりば)められた(ささ)やかな装飾、芸術品と見紛う幾筋の三つ編み、穢れを知らぬ純真な瞳は黄金に輝き、おっとりと男を見上げている。

 その(かんばせ)は、この世のありとあらゆる美しさを枯らしてしまうような魔性だった。天上の呼び声にふさわしく、明らかに神聖であり、けれど容易く心を奪う、蠱惑を孕んだ神々しい妖艶。

 幼い唇にほころぶ、いたいけな微笑みは、本来邪念とは無縁の庇護を抱かせるものだろう。けれど彼に限っては、優しく触れて欲望を駆り立てるような、理性を蝕む熱を与える。

 幼い少年、それは無垢なる黄金。万人に、触れることさえ畏れ多い禁忌を予見させながら、求めずにはいられない背徳の味を覚えさせてしまう誘惑の果実。

 愛を知り、愛を知らせ、愛を強いる神人ミケラは、男の記憶に永遠に残るであろう、鮮烈な残痕を焼き付かせていた。

 

 まあ、そんな事はどうでもいい。男の目的はローレッタの信用を得るために、ミケラの証明を入手する事だ。

 ミケラについては、食指は動く。趣味かどうかは隅に置くとしても、この少年の(あや)しさは個の嗜好を捻じ曲げる程に凄まじい。

 蛮地においては戦の昂ぶりを戦士同士で鎮めていた場合もある。男にとってミケラへの情欲は禁忌でも不道徳でも何でもなかった。

 

 だからこそ、男は手を出そうと思わない。

 現時点でこの少年は、この神人は、どんな手を使おうとも絶対に男のものにならないからだ。

 

 手籠めにするのは容易いだろう。暴力で(にじ)り、情欲で辱め、嗜虐の赴くままに嬲ろうと、無力なミケラに抵抗など出来まい。

 だが、あらゆる鬼畜の所業に手を染めたとて、神人ミケラが男に染まる事は決してない。

 分かるのだ。実際に対峙し、視線を酌み交わせば、何に関心を持ち、何処に心が向いているかくらいは、男にも察せられる。

 そうして理解する、隔絶した精神の差。ミケラは正しく神人で、何処までも神人であるが故に、男をまるで見ていない。

 大事ではあるのだろう。優しく抱き、愛を与えたいと願っているのだろう。

 だがそれは、絶対の神が人民に手向ける、愛と憐れみに相違ない。

 

 ミケラにとって、愛すべき全ては、何も変わりない有象無象なのだ。穢れや痛みを厭わず、貴人も穢多も分け隔てなく抱くのも、ミケラからすれば寸分の差異もないからに過ぎない。

 今の男では、ミケラの心は手に入らない。躍起になって体を貪っても、いつの間にか立場は逆転し、転がされるまま利用され、知恵の餌食となるだろう。

 だから今は、手を出さない。ミケラの中で男の存在が、その根幹を揺るがすほど大きく響き渡るまでは。

 

「騎士様、お願いがあるのです。

 ――何も言わず、私を抱いてくれませんか」

 

 そんな男の内心など、露も知らぬと言わんばかりに。

 ぐっと顔を近づけたミケラは、白魚のような手で男の頬を撫で、理性を()し飛ばす極上の笑みで、蕩かすように囁いた。

 

「最初の逢瀬で、私は不躾なお願いをしてしまいました。償いたいと、ずっと思っていたんですよ?

 ですから、どうぞ、抱いて下さい。王たる道、苦難を歩む騎士様の、せめてもの慰めとなりたいのです」

 

 ミケラの服がはらりと崩れ、彫刻のように美しい、血色を帯びた生肌が露わになる。

 たかがそれだけで、高鳴る鼓動。男をして、思わず喉を鳴らしてしまう、無垢なる誘惑。

 はだけた肩に釘付けになる男に、ミケラはスッと目を細め、身を引いたかと思うと、自分を抱くように、はだけた肌を隠した。

 

「……すみません。本当は、騎士様のためだけじゃないんです。

 二本指に囚われて以来、ずっと一人きりで……寂しくて、寂しくて……

 自分で慰めるのも、限界で……一時だけでも、騎士様に、忘れさせてほしいのです……」

 

 潤む瞳の黄金が、淑やかに、滴るように男を貫く。

 不自然に鼓動が加速し、息を荒げる男。頬を染めて見つめるミケラは、音もなく後ろに倒れ、迎え入れるように両手を差し出す。

 

「さあ、騎士様……こちらへ、いらしてくださいな――」

 

 奥の暗がりへ招くミケラに、目をグルグル回す男は、誘われるまま踏み込んでいく。

 

 まあ、誘われたのだから、食ってもいいか。

 

 かろうじて残った思考はそれっきり途切れ、理性を情欲に溶かす男は、微笑むミケラに覆い被さった。

 

 

 

 

「あん」

 

 細い肩を掴まれたミケラは、必要以上に(みだ)りな声で、甘い吐息を密やかに零す。

 耳にしただけで芯まで揺さぶられるような、情に満ちた淫欲の音色。

 まだ序盤も序盤だというのに股座を完全に勃起させる男は、がっつくように唇を重ねた。

 

「んぅ……ふぅ……ぁん……」

 

 硬く渇いた唇が離れるたび、ミケラは艶っぽく吐息を濡らす。

 囁くように耳に届き、蕩かすように頬を這う、ミケラの可愛らしい、温かな吐息。

 一々零れるその甘さは、確実に男を(さいな)んでいた。荒っぽく、制御の効かなくなる男を、ミケラの黄金の瞳だけが静かに見つめている。

 

「んちゅ……フフッ、終わり、ですか……?」

 

 舌も入れないバードキスを男が止めると、クスリと、ミケラは小さく笑う。

 恥ずかしがってはにかむような、照れ隠しに似た忍び笑い。陰湿に嘲笑うような、悪意のそれでは決してない。

 けれど男の箍を外すには十分で、カッと頭に血が上る男は、ぶつけるように顔を寄せ、無理やり舌をねじ込んだ。

 

 ミケラの小さな口内で、幼い舌が蹂躙される。

 吸われ、絡め取られ、もつれる舌先。粘膜同士の濃厚接触は、互いの意識を昂らせる。

 特に、男の方がひどかった。ミケラの(つたな)い舌遣いは、けれど的確にウィークポイントを攻め、男の脳を痺れさせる。

 

「んっ、んっ、んっ、んっ……ぷはぁ……」

 

 溶け合うような接吻は、男の方から堪らず打ち切られた。

 伸びた唾液が橋となり、熱い吐息を交わす二人の間で震え、ミケラの肌に滴り落ちる。

 首筋を、鎖骨を、唾液で濡らすミケラは、ぐったりと力を抜いたまま、無抵抗を演じていた。

 

「ああ、騎士様……もっと、優しく……」

 

 甘く交わされる視線の下で、幼い唇が弧を描く。

 言葉とは裏腹に、挑発的に微笑むミケラに、ただでさえ少ない男の理性が、何本もまとめて断ち切られる。

 

「あんっ! フフッ、乱暴ですね……」

 

 力任せに衣服を剥かれたミケラは、火照った頬を笑みで彩り、余裕振る。

 震える肩、そっと胸元を隠す子供の腕、密やかに揺れる瞳。

 白磁の肌を伝う汗は、虚勢に隠された内心の暗示だ。繕われた仮面ではなく、裏の本性を暴き立てさせる、魔性の仕草。

 込み上げる情欲に逆らえない男は、息を噛み殺しながらミケラの両手を掴み上げた。

 呆気なく散らされるミケラの抵抗。両手を頭上に拘束された彼は、露わになった胸に釘付けになる男を、冷たく見上げている。

 

 小さな胸は少年らしく、ずっと平坦で丸みはなかった。

 うっすらと透けた(あばら)、なだらかにくびれた腰、幼子特有の柔らかな腹部。

 少年の体は女性のそれよりも角張った印象を与え、逆にそれがインモラルな色気を醸している。

 僅かについている筋肉は、閉じた世界に必死で抗う、実らなかった努力の名残だ。

 名高き英雄に列する兄たちに憧れ、そうなれなかった無力の表れ。永遠の幼年に絶望した彼が、最も恐ろしい神人に至るまでに、棄てていった役立たずの過去なのだろう。

 何にもなれなかった、だからこそ貴い、無垢なる努力。生唾を飲み込む男は、ミケラが欲して止まなかった太腕で、幼い珠玉の肉体に触れた。

 

「んっ……ふぅっ……んくっ……」

 

 壊れものを扱うかのように、触れるか触れないかの境を撫でる男の手。

 淑やかに反応するミケラは、これまでとは打って変わって、耐えるように吐息を噛みしめる。

 取り繕う余裕もないのか、意図した誘惑の表れか。欲望に身を任せれば何処までも落ちていきそうな予感に、男は一歩踏み出せないでいる。

 その逡巡を見抜くように、妖しく輝くミケラの眼差しが、男を貫いた。

 言葉なく、抵抗の素振りを見せ、けれど黄金の瞳だけが、熱っぽい期待を帯びている。

 艶に濡れた唇が、言葉なく動くのを男は見た。それが男を縛っていた、恐怖という名の理性を蕩かす。

 

「んっ、ふっ……――ああんっ!」

 

 がばりと、男に覆い被さられ、ミケラは一際大きく啼いた。

 お預けされ、大量の涎を垂らしていた獣性が、神人の身体を貪り掛かる。

 

 滾る熱さで火傷させるように、ミケラの肌をくまなく(まさぐ)る。脇から、腰から、背中から、キメ細やかな肌はしっとりと吸いつき、少年の高い体温をじんわりと返す。

 細い首筋に噛みつくように、接吻の痕を強く残す。穢れ無きミケラの肌に残る、身体を重ねた征服の証。鎖骨を通り、下へ下へと延々に少年の肌を舐る男は、ついに慎ましい胸の頂点へと辿り着いた。

 ぷっくりと淡く膨れる、形ばかりの(つぶ)らな蕾。少年には必要のない授乳器官は、ただ敏感に快楽を発するだけの、いやしい性感帯に成り下がっている。

 その性感帯に男がむしゃぶりつくと、ミケラは顕著に反応した。

 

「あんっ! ひんっ! んっ、くっ、ふぅっ! はぁんっ!」

 

 とろりと艶めく甘い声が、色香が充満する部屋に響く。自由になった両手はシーツを掴み、堪え切れぬ熱っぽい吐息が、顔を埋める男の髪を揺らす。

 急かされるように、男は乱暴な愛撫を続ける。舐めては吸い上げ、舌で転がし、指で抓り、ピンと弾く。

 ただ震えるばかりだった蕾は、徐々にはっきりと、拙い自己主張を始めた。段々と膨らみ、芯を帯びて、淡い血色が鮮やかに灯る。

 口の中で大きくなっていくそれを、男は一心不乱に舐った。ミケラの嬌声も同じように艶を跳ね上げ、限界に達すると同時に、男の頭を掻き抱く。

 

「んぅ~~~っっ!!」

 

 ガクガクと震えるミケラは、ぎゅっと身体を縮こませ、男の耳元で甘やかに啼いた。

 噛みしめられた吐息が耳に熱く触れ、脳内で反響する濡れそぼった嬌声が、思考をドロドロに蕩かすよう。

 襲っているのは男であるのに、()せ返る色香と欲熱の高まりに、この時ばかりは朦朧として、意識を手放しかけていた。

 

「んっ……んんっ……ふぅっ……」

 

 ミケラの息遣いだけが響く中、達した少年はゆるゆると、控えめな絶頂から舞い降りる。

 縮こまった身体を弛緩させ、ぐったりと寝台に身を任せるミケラ。その小さな手は意識的に、労るように優しく、男の硬い髪を撫でている。

 それを跳ね除けて、ガバリと男は起き上がった。快楽に溺れ窒息しかけていた男は、ゼーゼーと息を荒げて少年を睨む。

 手玉に取られた屈辱に燃える、怒りの目だった。受け止めるミケラは、恥ずかしそうに目を逸らし、自らの太ももに手を滑らせる。

 

 かぱぁ……と。穢れ無き神人は、自らの意志で両膝を抱え、無防備に開かれた恥部を、男に晒した。

 

「……どうぞ、騎士様……来て、くださいな……」

 

 耳まで赤く火照るミケラは、あらぬ方に顔を背けたまま、瞳だけをこちらに向ける。

 乱れた髪が肌に貼りつき、明らかな発情を匂わせながら、最後の一押しを相手に委ねる、妖艶な仕草。

 すでに理性など溶け落ちた男は、痛いくらい腫れ上がる怒張を握り、不浄の穴にピトリと宛てがい。

 

「んっ、ふっっ――うぅ~~~っっ!!」

 

 頑なな抵抗を見せる粘膜を無理やりこじ開け、神人たる少年の体内に、侵入した。

 

 

 

 

 人の身体を持つデミゴッドは、その生命の制約からすでに解き放たれている。

 祈祷室に囚われるミケラが、気慰みに齧る果物。それは生命維持の活動ではなく、本当に気を紛らわせるだけの享楽でしかない。

 当然、神聖不可侵の肉体は不浄とも無縁だ。汗や涙は老廃を含まず、その神秘的な内側は、臓腑と呼べるものさえ無いのかもしれない。

 

 だから、根本まで突き入れた肉棒から伝わる法悦は、男をして腰が抜けそうになるほど淫らに爛れていた。

 入口の頑なさからは想像もつかない、優しく抱きしめるような肉の(ひだ)。人体に有り得ない構造は、ひたすらに追求された快楽によって複雑に絡み、貪欲に精を搾り取ろうとする。

 不浄の穴などと、侮ったのが間違いだった。過去にこの場所で味わった少女の淫口と同じように、ミケラの秘部は魂の髄まで魅了させる、堕落した快楽の穴である。

 

「ふっ、ふっ……――ああんっっ!?」

 

 故にこそ、同じ失敗を繰り返す訳にはいかない。

 奥歯を噛み締めて震える男は、神人の魅惑に意地だけで耐え、ゾリゾリを肉棒を動かし始めた。

 

「あんっ! ひんっ! んくっ! あぁんっ!」

 

 気を抜けばそれだけで魂を抜き取られそうな嬌声を無視し、男は必死に棒を突き刺す。

 肉襞は柔らかくよく伸びるが、コツコツとした骨の硬さも随所に感じる。柔さだけではない、人体の妙を孕んだ緩急の織り交ぜ。

 この先、一人では達することもできなくなる、射精障害を患いそうな肉穴だ。ぬるりと棒を湿らせる、蜜にも似た分泌液もまた、この悦楽を助長する悪い代物であるのだろう。

 

 だがそれらの要素は逆に、男が責めれば責めるほど、痛烈な快楽となってミケラに返る事も示している。

 三擦り半にも満たず男を満足させる身体は、逆に言えばそれ以上の快楽を受けた事がなく、強引に突き進めば存分に啼かせる事が出来る筈だった。

 

「やんっ! んぅうっ! は、激し、ひぃんっ!」

 

 バスン! バスン! と男は休みなく、引き抜いては腰を打ちつける。

 必死に喘ぐミケラの快楽が、本物であるのは疑いようがなかった。

 男が少年を揺らすたび、穴の上で小さく跳ねる、ミケラの陽根。可愛らしい陰嚢の上でピンと張った包茎が、白い精を健気に垂らしている。

 種を放つ役割を忘却した半勃起は、間違いなくミケラが快楽に悶えている証拠だった。とろとろと精が漏れるその様は、同じ男であるからこそ、快楽の度合いを正確に測れる。

 危険だ。張り詰めた形相で肉棒を突き入れる男は、少年を抱く危険性を今になって理解した。

 

 異性というのは、本質的に分かり合えない存在だ。

 そもそもの体構造が違うのだから、見え方も感じ方も、似通っているようで隔たりがある。

 互いを許し、認め合う、身体を重ねる関係になっても、相手がどう思っているかは想像に任せるしかない。

 言葉にも反応にも嘘を混ぜられては、どれが真実か見抜くのも難しいだろう。

 

 対し、同性であれば、理解度は桁違いに深くなる。

 同じ体験をすれば、感覚的なフィードバックはほぼ同じだからだ。感性の違いはあれ、根本的な感覚の共有においては、同性でしか分かり合えないこともある。

 だからこそ、この状況は危険だった。ミケラの感じる快楽を想像以上に理解できてしまうために、踏み込んではならない領域まで引き摺られていってしまう。

 半勃ちの幼い性器を見れば、達したかどうかなんてすぐに分かる。連続して精を垂らし、よがる姿は、苦しくとも焼けつくような、凄まじい快楽の表れだ。

 ミケラの興奮が、男にも伝わる。肉体の繋がり以上に、ダイレクトに精神が重なり、充足感で満たされる。

 それは想像で補完される女とのセックスの比ではなく、癒着して魂まで蕩け合うような、退廃的法悦の極みだった。

 

「きし、さまぁ……」

 

 甘く濡れた囁き声で呼ばれ、男は思わずミケラに口づけしそうになる。

 それをどうにか堪え、震える腰を気合で振り、ひたすらミケラを追い立てる。

 延々と残響する嬌声の調べ。揮発した蜜のような甘ったるい空気。蝋燭ばかりの薄暗い部屋で、神の如き少年を貪る背徳。

 理性を永久に棄てさせるような、濃密な快楽を流し込まれながら、男は最後の一突きを、振り絞って突き入れる。

 

 溜まりに溜まった激情が、決壊する。灼熱のような法悦が走り、幼いミケラの最奥で、男は射精した。

 

「ああ~~~~~っっ!!」

 

 脳を貫く爛れ切った嬌声に焼かれながら、グツグツに煮えた精を放つ。

 ドクッドクッと、ドロドロの半固形にまで煮詰まった精液が、引っ掛かりながら吐き出される。

 

「あ゛~っ! あ゛~っ! あ゛~~~っ!!」

 

 よがり狂うミケラの細い腰を両手で掴み、耐えるように射精を続ける。肉襞がうねって堪らないのに、外側まで暴れられては、本当に快楽で焼き切れてしまう。

 意識が落ちる寸前まで、男の射精は続けられた。出しても出しても出し切れず、永遠に続くような一瞬が、何度も繰り返されるような感覚だった。

 

「あ゛~~~っ……」

 

 極限まで圧縮された快楽も、いつかは過ぎ去る。

 得も言われぬ充足感で満たされる男は、完全に柔らかくなった一物をゆっくり引き抜いた。

 

「あ゛んっ!」

 

 一際大きく、甘く啼いて、ぐったりとミケラは沈黙する。

 玉のような汗が滑る胸が上下し、互いの息遣いの音だけが静かに重なる。

 腰が抜けた男はそのまま尻もちをつき、胡座を掻く余力もないまま、強烈な余韻に浸っていた。

 

「――騎士、様ぁ……」

 

 その時。とろりと潤んだ涙声が、ゾッと男の背筋を撫でた。

 同時に感じる、身体の端々まで痺れるような、快楽の余韻。男は思わず、自分の股座に顔を向ける。

 

 そこにはいつの間にか、淫らに濡れた妖笑で、男の一物を握るミケラの姿があった。

 

「こんなに汚してごめんなさい……今、綺麗にしますね……」

 

 ちろりと、幼い舌を見せながら、うっとりと頬を染めるミケラ。

 慌てる男の制止など、間に合う筈もなく。

 ミケラは自分の蜜液と精液に塗れた一物の裏筋を、根本から一気に舐め上げた。

 痛烈な快楽に仰け反る男。幼い少年は当然のように、慈愛に満ちた奉仕を開始する。

 

「ちゅ……ん……むちゅ……れろ……」

 

 ミケラの奉仕はゆっくりと緩慢で、けれど男の機微を見逃さなかった。

 優しいキスを繰り返したかと思えば、裏筋を丹念に舌で扱く。

 肉棒が期待に跳ね上がれば、熱い吐息を吹きかけてたっぷりと焦らす。

 手は使わず、鍛え上げられた男の太ももに楚々と添える。時にスリスリと優しく撫でて、時にカリカリと甘く爪を立てて、耐えようとする男の意識を分散させ、開いた隙間にそっと蜜を垂らす。

 限界だった筈の男の肉棒は、ミケラの奉仕で徐々に硬さを取り戻していく。生命力を吸い上げて根こそぎ精力に変えるような、命の危険すら感じさせる快楽が、男の動きを縫い止める。

 

 そうして完全に熱り勃つ寸前、ミケラは小さな口を開き、決して入らないであろう一物を、一息で、無抵抗に飲み込んだ。

 苦悶の声を上げる男。根本まで飲み込み、グリグリと頭を動かすミケラ。

 そして強く吸い上げながら、肉棒を外気に晒していく。ぬろっ、ろろろろっ……と、肉鞘から抜き放つように頭を上げるミケラは、最後にたっぷり数十秒かけて亀頭を舐め磨いたあと、ちゅっぽんっ、とリップ音を立てて男の一物を開放した。

 

 完全に勃起した肉棒が、ミケラの唾液に濡れてテラテラと輝いている。

 

「はい、綺麗になりましたよ、騎士様……本当にご立派で、素敵ですね……」

 

 羨ましそうに肉棒を見つめるミケラは、ちらりと上目遣いで、男を見上げる。

 なよやかな余裕を見せつける黄金の瞳は、じっと男を見つめている。それはある種の挑発で、勝者が敗者に向ける視線だった。

 男の中で、何かが切れる。既に限界を超え、これ以上踏み込めば命を落とすと確信しながら、男は襲いかかろうと身体を跳ね上げ。

 

 紙一重で、そろりと身を引いたミケラは、衣服を取って抱き寄せながら、にっこりと花咲くように微笑んだ。

 

「騎士様、感謝いたします。貴方のおかげで、少しだけ、辛い思いを忘れられました。

 本当はもっと、縋っていたいのですが……ご迷惑をかける訳には、いきませんよね。

 

 名残り惜しいですが、今宵はここまで。さあさ、お片付けを致しましょう」

 

 頬を痙攣させる男など気づかないと言わんばかりに、ミケラはくるりと背を向ける。

 しゅるしゅると肌を擦る音を立てて、服を()め直す黄金の少年。

 怒りの余り目の前が真っ白になっていた男は、必ず分からせてやるとミケラを睨み、気づいた。

 

「おや、留め具が……ええと、何処へいったのかな……」

 

 わざとらしくゆっくりな動作で、寝台の上を探すミケラ。

 シーツに顔を寄せる少年は、犬猫のように上半身を伏せて、腰だけを高々と掲げている。

 

 白濁に汚れた、けれどキュッと締まった不浄の穴を、男に見せつけるように。

 すぐそこにある留め具に気づかない振りをしながら、艶かしく腰を左右に揺らしていた。

 

 ギシリと寝台を軋ませ、男が動く。

 顔だけ後ろを振り向くミケラは、クスリと微笑み、恥ずかしそうに不浄の穴を両手で隠す。

 

「ああ、申し訳ありません。恥ずかしいものを見せてしまいましたね。

 ……騎士様? どうか、されましたか?」

 

 惚けるような物言いに答えず、動く男。

 黄金に輝く瞳を細めるミケラは、スッと手を引いたかと思うと、自らの尻肉に触れて、大きく開かせる。

 ぷっくりと縦に割れた不浄の穴が開き、瞬間、白濁とした精液がドロドロに零れ落ちる。

 少年に似つかわしくない、肉厚の太ももを、白濁が汚す様を見せつけられ、男の目が獣欲に染まる。

 

 それを見届けたミケラは、冷たく目を細め、ぺろりと、舌を舐めずった。

 

「いけませんよ……」

 

 催促も同然の、制止の言葉。

 それは男の決壊を招く、呼び水であり。

 

 ケダモノのように腰を掲げるミケラへ、男は勢い良く覆い被さった。

 

 

 

 

「あんっ! あんっ! あぅんっ! あはぁっ!」

 

 背後から少年を抑え込み、男は獣欲の赴くまま、ひたすら腰を叩きつけていた。

 肉襞をめくりあげては、最奥まで一気に押し込む乱暴なセックス。

 もはや獣の交尾と呼ぶべきそれを一身に受け、ミケラは涙を浮かべながら愛悦で顔を蕩けさせる。

 

「はぁんっ! す、すごいです、騎士様ぁっ! もっと、もっと穿(ほじ)ってください、ああんっ!」

 

 飽き足らず、甘く爛れた少年の声は、肉欲に掠れながら凌辱をせがんだ。

 なおも余裕を見せるミケラに苛立ち、重くのし掛かる男。

 限界以上に奥を穿られて蕩け切った嬌声を響かせるミケラ。

 その膝裏に太腕を回し、男は一気にミケラを抱え上げた。

 

 抱えたミケラを強制的に開脚させ、背後から男に犯される姿を、衆目に晒すような姿勢。

 

「ああっ!? こ、こんな、はしたない格好でなんて、ひぃんっ!」

 

 羞恥に頬を染めるミケラに構わず、男は背後から滅茶苦茶に突き上げる。

 少年の軽い体重が、男と繋がる接合点にすべて集中し、内側を滅多刺しにされて、ミケラは快楽に啼き喚いた。

 

「お゛んっ! お゛んっ! お゛っっ! お゛ほぉっ!

 やだ、やだぁ、ダメです騎士様ぁっ! 誰かに見られたら、私、ああ~~~っ!」

 

 抵抗の声など物ともせず、更に加速する男。

 陽根の裏側、前立腺を、肉襞越しに乱暴され、ミケラの瞳から正気が消えた。

 代わりに、幻想を見るように、祈る形に両指を組んで、喘ぎながらミケラは謝罪する。

 

「とおさま、ごめんなさいっ! かあさま、ゆるしてくださいっ!

 みすてないで、にいさま、マレニアぁっ!

 私は、ミケラは、褪せ人なんかに犯されて、逝ってしまいますぅっ!

 あっ、クるっ! おっきいの、きちゃうっ!

 だめ、だめ、だめ、イく、イく、イッッ――――!!」

 

 パァンッ! と今日一番の渾身が叩き込まれ、ミケラはぐるりと白目を剥き。

 

「あ゛あ゛あ゛~~~~~っっ!!」

 

 打ち上がる、爛れ切った嬌声の爆発。

 男の射精と同時にミケラは絶頂し、祈るように指を組んだまま、享楽の海に甘く耽った。

 射精固めをする男に種付けされながら、ミケラの身体はガクガクと震える。

 内側で跳ね上がる肉棒に合わせるように、ピュ……ピュ……と、可愛らしい陽根から精が漏れて、儚く散る。

 しばらく、そのままの姿勢で固まる二人。やがて天上から戻ってきたミケラは、快楽に浸りながら指を解き、火照った自分の頬を撫ぜた。

 

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……すごぉ、い……素敵です、騎士様ぁ……」

 

 恍惚とした表情でミケラが呟くと、男がついに姿勢を崩す。

 ドサリと背後に倒れる男は、腹上死寸前の憔悴した顔で、ゼーゼーと荒呼吸を繰り返していた。

 そんな男の割れた腹筋に、とさりと、ミケラは乗って、悪魔の如く淫絶に笑う。

 

「騎士様……まだ、イケますよね……?」

 

 少しも色褪せない黄金の視線に、男は思わず首を振った。

 ブルブルと青く震える男に、クスリと、ミケラは微笑んで、縮んだ一物を後ろ手に握る。

 瞬間、男の腰は跳ね上がった。ニマニマと少年に見下ろされながら、大の大人が情けなく喘ぐ。

 時間を置く必要もない。完全に反り立たされた肉棒を握り、その上で、ミケラは膝立ちになる。

 

「お疲れでしたら、どうぞそのままで……私が、勝手に、動きますね……」

 

 男の弱々しい制止に微笑みだけを返して、ミケラは遠慮なく、腰を降ろした。

 

「あんっ! あんっ! あはぁっ! あぁんっ!」

 

 そうして始まる、いたいけな少年の淫靡な舞い。

 両手を頭の後ろに回し、黄金の髪を揺らしながら、喜悦に濡れる(かんばせ)で、艶かしく腰を動かす。

 その腰遣いは、色を知らぬ聖人のそれでは断じてない。

 数え切れない場数を踏み、悦ばせ方を覚え尽くした、淫蕩に溺れる魔性のそれだ。

 強烈な快楽に男が呻く。ふぐりを揺らす少年が、喘ぎながら腰を振る。

 ずっと輝く黄金の瞳が、意識が飛びかけている男を冷たく見下し。

 艶かしく動く舌が、ちろりと、唇を熱っぽく濡らす。

 

 そして全体重をかけて、ミケラが腰を降ろした瞬間。

 

「イくっ、イくっ、イッッ、あ゛あ゛~~~~~っっ!!」

 

 共に果てたミケラは、胎に溜まる熱い精液を感じながら、最後の一滴まで絞り尽くした。

 

 

 

 

 時間の感覚も、肌の感覚も、もうない。

 擦り切れた思考の中、温かい何かに包まれている事だけが、理解できる。

 

「――騎士様、騎士様」

 

 揺籃の中で揺すられるように、男を呼ぶ声が遠く響く。

 緩慢に薄目を開く男は、微笑む美貌に心奪われる。

 

「愛しています、私の騎士様。

 だから貴方も、私を愛してくださいな」

 

 すべてを包み込むようで、すべてを求める、無垢なる黄金。

 色褪せた目を瞬く男は、静かに瞼を閉じたあと、黄金の海に沈んでいった。

 

 

 

 

 無垢金のヴェールに覆われた寝台の上で、男はカッサカサに干乾(ひから)びていた。

 末期の老人のように震える男の胸板で、つやつやぷるんと煌めくミケラは、独り言を呟く。

 

「……ようやく、足がかりが……兄様との、約束……」

 

 絞り尽くされた男は、その言葉を理解できなかったし、記憶することもできない。

 それを見越しているミケラは、男の首を優しく抱きながら、神人の知恵を回していた。

 

 

 

 

「えっ? ローレッタに、会ったのですか?」

 

 ようやく復活した男が訪れた目的を口にすると、ミケラは驚きを露わにした。

 幼子らしい、無垢な驚きだ。「褪せ人風情に聖樹まで辿り着ける訳がない」という、無自覚の蔑視を孕んでいるが、男は気にしない。

 戦利品として巻き上げた「ローレッタの絶技」、その理奥を(そら)んじると、ミケラは目を瞬かせ、こくりと頷く。

 

「本当に、ローレッタに……それも、勝利するなんて……ええと、それで……私の居場所を伝えたい……?」

 

 男の説明を整理するミケラは、しばらくの間じっと黙る。

 唇に指を当てる幼子の美貌。その上で走る冷たい思考は、花咲くような笑顔に変わった。

 

「分かりました、騎士様。どうぞ、こちらをお持ち下さい」

 

 サラサラと慣れた手つきで手紙を(したた)めたミケラは、切り落とした一房の編み髪を添えて、男に渡す。

 

「それがあればローレッタも、私の幽囚を信じるでしょう。お届け下さいね、騎士様。

 ……内容を見ては、いけませんよ? 秘め事とは、限られた方にのみ交わされる、蜜月なのですから」

 

 悪戯っぽくミケラは笑い、蛮地の戦士に念を押す。

 そこまで言われたら見たくなる。男はそう思いながら、手紙をしまって扉に向かった。

 

「騎士様、騎士様。また、いらしてくださいな」

 

 微笑んで、目を眩ませるように、ミケラの瞳が黄金に輝く。

 懇願のように見えて、再訪を疑いもしない、神人の視座。

 適当に手を振って祈祷室を出た男は、十分離れるまで歩いて、面倒そうに息を吐いた。




ミケラくんちゃんは容姿的にも性格的にもどう考えても受けなんだけど実はずっと雄臭さを隠していてラダーンを復活させたのも約束もそうだしマレニアを助けたいのもそうなんだけど一番の理由は星砕きの雄尻をガン堀りしたくて堪らないラダーンの背後で雄尻見ながら舌なめずりしてる系スーパー攻め攻めショタっ子なのも百点満点で有りだと思います(早口)

ちなみに今回のミケラくんちゃんの魅力表現値は50%くらいです。
ミケラくんちゃんの真価はすべてを愛しているように見えてすべてを見下している無自覚の傲慢さなので、竿役を完全に魅了したと思いこんでぞんざいに扱い始めたあたりくらいから稀代の悪童っぷり、美しい魔性を見せつけてくれるでしょう。

そんな! ミケラくんちゃんの! 魅了をぶち破って! 混乱しているところを! 滅茶苦茶に分からせてやりたいですよね!!!

みんなはどんなミケラくんちゃんが好きかな? 規約に引っかからない程度に感想でぶつけてくれると作者は大喜びしますゾ(感想中毒)
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