※この作品はR-18です。

狩りの終焉 二部   作:伊駒辰葉

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続きですー。
機械的にはエロシーンなんですけども、生身じゃないのでそれっぽくない、と感じる方も多いかと。


二人でエロ的な調整を行ったりする 2

 かちり、と音がしてスティックが膣奥の接続口に嵌る。よし、と頷いて多輝は目を上げた。

 

「痛くないか? 何か変な感じしたりとかないか?」

 

 心配顔で問いかけながら多輝は由梨佳を見つめた。

 

「問題無いわ」

 

 大丈夫、と頷いて由梨佳がほうっ、と吐息をつく。もしかして不安にさせてしまったのかと考え、多輝は心配しつつ由梨佳をじっと見つめた。すると由梨佳が閉じていた目を開けて優しく笑む。

 

「もし失敗して壊れたとしても、パーツを交換すればいいだけよ。絶対成功しなければとか、気負っちゃだめよ」

 

 にっこり微笑んだ由梨佳を見つめて多輝は目を細めた。

 

「やだよ。おれ、由梨佳を壊したくないし、痛がらせるのも嫌だ」

 

 そう言ってから多輝は端末に向かった。多輝の作ったスティックは優一郎に与えられるものほどデザイン的にスマートではない。無骨な取っ手部分からは黒いコードが伸び、それが直に端末に接続されているのだ。多輝は画面を覗き込んでから頷いた。加圧度のチェックをしたいがために作ったスティックだが、上手く働いている。

 

「ほんとはおれの身体を使って先にやってみた方がいいのかもだけど」

 

 だが残念ながら多輝の使用する機体は他のヒューマノイドとはまるで構造が違う。そもそも多輝が機体の形を取っても生身の脳はそこにない。あくまでも器、宿体として多輝はヒューマノイドの機体を使っているに過ぎないのだ。

 

「多輝くんの気持ちは嬉しいわ。でも、あなたはまだヒューマノイド技師としては素人よ。無理に背伸びをしてはだめ」

 

 少し厳しい口調で由梨佳が言う。多輝は素直にはい、と頷いた。由梨佳はかつてヒューマノイド工学の権威である吉良総一郎の妻だったのだ。その右腕として働き、奈月や斎姫などの機体を作るのに助力した由梨佳の腕は確かなものだ。

 

 画面に表示された由梨佳の機体状態をチェックしてから多輝は立ち上がった。端末に乗せてあったケースを取り上げ、中から一本の検査用のスティックを取り上げる。こちらは極度に用途を絞って作られたもので、膣内に挿入することで機体の記憶を読むことが可能だ。

 

「口で説明するの難しいし、記憶を移した方が早いよな」

 

 由梨佳にそう断って多輝は穿いていたジーンズを脱いだ。ショーツを脱いで細身のスティックを膣口にあてがう。

 

「あれ? 入りにくい」

 

 股の間に手を入れてスティックを膣口に入れようとしていた多輝は眉を寄せてぼやいた。

 

「だいじょうぶ?」

 

 不安そうな顔で由梨佳が問う。うん、と頷いて多輝は椅子に片足を乗せた。入れ、と呟きながらスティックを強引に膣内に突っ込む。すると突然、嫌な音がして多輝の下腹部に痛みが走った。思わず呻いた多輝はスティックを伝って何か生ぬるいものが落ちてきたことに気がついた。足の間に入れていた手を上げると赤いものがついているのが見える。

 

「げ。やば。壊しちまった」

 

 多輝は引きつりながら呟いて急いで膣からスティックを抜こうとした。だが、何かが引っかかって上手く抜けない。

 

「多輝くん!?」

 

 慌てたように身を起こした由梨佳が自身の股間に刺さっていたスティックを抜く。慌ただしく台を降りた由梨佳が傍に寄ったことに気付き、多輝はごめんと呟いた。ちょっと焦っていたからなのか、スティックを挿入する際に膣壁のどこかを誤って刺してしまったようだ。

 

「診てあげるわ。そこに座って」

 

 台を指差して由梨佳が苦笑する。これでは立場が逆だ。うう、と呻いて多輝は大人しく台によじ登った。膝を曲げて足を開いた多輝の股間を由梨佳が覗きこむ。

 

「うー、上手く行くと思ってたのに」

 

 唇を尖らせて多輝は愚痴を零した。すると由梨佳が困ったような顔をしてみせる。

 

「ヒューマノイドの機体はとてもデリケートよ。仕方ないわ」

「だけど……ちょっと突っ込んだだけなのに」

 

 鼻の頭に皺を寄せて多輝は呻くように言った。すると由梨佳が上目遣いに多輝を見て苦笑する。下腹部に痛みはあるが耐えられないほどではない。多輝は不安をこめて自分の股間を覗きこんだ。膣口に挿入されたスティックを伝って赤い液体が床にぽたぽたと落ちる。

 

「抜くわよ。痛いかもしれないけど我慢してね」

「ああ」

 

 神妙な顔で頷いて多輝は目をかたく閉じた。歯を食いしばって台の縁を握る。由梨佳がスティックの取っ手をつかんで力をこめて引く。その瞬間に走った激痛に多輝は思わず呻いた。だが痛みを必死で堪えて出来るだけ体から力を抜こうとする。だが、どうしても痛みに身体が勝手に緊張してしまい、上手く力が抜けない。

 

 唐突に痛みが強くなる。多輝は俯いて身体を震わせた。無意識に強く握った手が台の縁に食い込む。だがそこで由梨佳がほっとしたように息を吐く。どうやら抜けたらしい。多輝は恐る恐る目を開けて自分の股間を覗きこんだ。その瞬間、卒倒しそうになる。多輝の股間は赤い液体に塗れている。それだけではない。どうやらスティックの引っかかった場所がまずかったらしい。膣口から赤い物がはみ出してひらひらしている。その様に蒼白になった多輝はぐらりと揺れた頭を押さえて懸命に意識を保った。




この頃もまだまだ機械がちゃんと書けてませんね……。
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