でもエロシーンありです。BL警報!! です!
風に流れる煙を目で追いかけていた順は近づいてきた人影に片手を上げてみせた。湿った風の吹く広い廃墟に入ってきたのは克人だ。複数のハンターたちを連れた克人は順を見止めるなり、驚愕に目を見張って足を止めた。
「や。けっこ、遅かったね」
崩れたビルの残骸から順は身軽に飛び降りた。いつもより身長が低いために視点も少し低い。ああ、こうだっけ、と笑って順は片足を引きずって歩き出した。驚愕に目を見張っていた克人が唖然としたように順を指差す。
「何で……確かに……殺した、筈なのに」
「ああ、コレ? 残ってたからちょっと借りたよ」
くすくすと笑って順はその場でくるりと回ってみせた。今の順の姿は榊のものに変じているのだ。
真っ青になった克人が踵を返そうとする。だが順はにやにやと笑ってぱちん、と指を鳴らした。駆け出そうとしていた克人が足を止めて慌てたように振り返る。克人たちを取り囲む格好で現れたのはハンターたちだ。しかも克人が従えている人数よりはるかに多い。
「西のコロニーってゆったら、榊のおっさんのトコか桑南狙うって踏んでたからね。ま、サイズはこっちのが大きかったから先に潰したんだけど」
腕組みをしてしっかりと両足を地面につけ、どうよと順は克人に笑ってみせた。恐慌状態に陥っているのか、克人はがくがくと震え始めている。
「何で、どうして、だってボクは」
掠れた声でとりとめのない言葉を紡ぐ克人を見つめ、順は軽く舌打ちしながら指を振ってみせた。
「あかんでぇ、カツ。油断大敵や」
器用に榊の真似をしてみせた順を克人が脅威の目で見る。その間に順は素早く動いていた。一気に克人に駆け寄って掌底を撃ち出す。気合の声と共に放った順の掌底はあっさりと克人の顎に入った。小さな克人の身体が宙を舞う。だが克人は空中で身を捻って着地した。
「人形化の術ってのはね。同時に何体動かせるかってのが勝負でね」
のろのろと向かってきたハンターに順は容赦のない一撃を浴びせた。克人に操られて動いていたハンターの胴が真っ二つに裂ける。順が放った手刀に裂かれたハンターの男はそのまま地面に倒れ、裂けた身体はやがて溶けて消えてしまった。
「こーんなちんたら動かしてたら話になんないのさ」
そう言って順は周囲を取り囲んでいたハンターたちを動かした。順の思考の通りに大勢のハンターたちが一気に克人に向かって駆け出す。克人は悲鳴を上げて腕を振るった。細くしなやかな卵管が赤い光のような軌跡を描いて近づいてきたハンターを引き裂く。だが順の動かすハンターの数は克人の動きを圧倒的に上回っていた。目の前で幾人ものハンターが散ってもなお、克人に向かって行く。そんな自分の人形と化したハンターの姿を順はのんびりと見守った。
「やだ! 離せ!」
複数のハンターに身体をつかまれた克人が懸命にもがく。残っていた克人の傀儡をさっさと始末して順は歩き出した。砕けたコンクリートの壁を身軽に乗り越えて克人に歩み寄る。克人は身体を捕らえられ、卵管をハンターに絡め取られて泣きそうな顔で順を見た。
「どら、見せてみな」
嘲笑を浮かべて順は克人の服を引き裂いた。悲鳴を上げた克人のペニスは萎えきっている。順は舌なめずりをして萎えたペニスを皺だらけの手でつかんだ。相当に怯えているのか、克人は震えながら身を捩ろうとする。
「あかんなあ、もうちょっと大人しくせな」
人の悪い嗤いを浮かべて順はわざと榊の口調で言った。真っ青になった克人が嫌がるように首を振る。
「やだ、やだよう!」
子供のようにごねる克人に笑いかけてから順はもう片方の手を上げた。無造作に克人の尻に指を這わせる。
「ほーら、わしを殺してくれたご褒美や」
「くあっ! あああんぅっ!」
腸内に指をねじ込まれた途端、克人が嬌声を上げて仰け反る。順はにやにやと嗤いながら克人の感じる場所を執拗に攻めた。ねっとりと乳首を舐めながら指を腸内で小刻みに動かす。するとあっけなく克人のペニスは勃起した。
「何とも節操のない一物やな。結んでまえ」
順が笑って言うと卵管を絡め取っていたハンターがゆらりと克人に寄る。ハンターの一人は手に巻き取っていた卵管で手際よく克人のペニスの根元をくくり付けた。
「あっ、やっ! ううんっ! あああんっ!」
「ぎょうさんわしらを食うたんやろ? みんなで輪姦したるさかいな。ええ声で鳴けや」
人の女の膣のように愛液を漏らし始めた肛門を指で突きながら順は下卑た嗤いを浮かべた。指を根元まで突っ込んで腸内をかき回すと克人がびくん、と腰を跳ね上げる。
「だって、だってぇ! ボクの力になったほうが、幸せだよ! 絶対!」
涙を流しながら克人が切れ切れの声で言葉を紡ぐ。ほほお、と笑って順は指の動きを激しくした。悲鳴のような声を上げた克人の口をハンターの一人がこじ開ける。口に勃起したペニスを突っ込まれた克人は目を見張って全身を強張らせた。
「どうや? 気持ちええやろ? 死者の味てこんなんやで?」
克人の頭をつかんだハンターが腰を揺すり始める。克人は苦しそうに顔を歪めて懸命にペニスを吐き出そうとしているようだ。が、周囲にたかったハンターたちに頭や顔を押さえられる。
「ほーら、もうそろそろ出そうや。いっぱい飲めや」
そう順が嘲笑した瞬間、克人の口の中でペニスが弾ける。ペニスを克人の口で弾けさせたハンターの男はそのまま溶けて消えてしまった。喉に大量の赤いものを注がれた克人が激しく咳き込む。順は嗤いながら克人の肛門から指を抜いた。
「やめてよっ! やあ、ああんっ! 順さま、順さまぁっ!」
順の代わりに克人の股間に身を寄せたハンターが一気に腰を突き出す。ペニスに肛門を貫かれた克人は泣きじゃくりながら悲鳴を上げた。周囲にたかったハンター達が一斉に克人に向かってペニスを扱き始める。今の彼らには生きていた頃の精液はない。あるのはただ、順に溶かされた力の欠片である赤い液体だけだ。克人にたかるハンターたちは一様に身体の中をその赤い液体で満たされている。
「んはあっ! やだっ! やだようっ!」
強姦されながら克人が必死の面持ちで逃げようとする。だがそんな克人に向かってハンターたちが一斉に赤いものを撒き散らす。その途端、克人は全身を緊張させて仰け反った。数人のハンターが消えると、今度は別のハンターたちが克人にたかる。
「ほれほれ、しっかりせな。まだ始まったばっかりやぞ?」
彼らの様を見ていた順はくすくすと笑って克人のペニスをゆっくりとなぞった。根元を卵管に結わえられたペニスは血管が浮くほどに勃起しきっている。先端からは透明なものも垂れていた。
「んっ、あはぁっ! あれ? これ、美味しいよおっ! あはっ! んふふふぅっ!」
唇を舐めた克人がうっとりした面持ちで身を震わせる。そうや、と嗤って順は克人のペニスを扱き始めた。
「よぉなってきたやろ? ほれ、しっかり舐めたりいな」
口許に寄せられたペニスに克人は夢中でしゃぶりついた。唾液の音を立てながら克人が一心に口唇愛撫を繰り返す。口の中で弾けたペニスが残した液体を克人は美味そうに喉を鳴らして飲み干した。まるで血を被ったように赤く染まった身体を克人がくねらせ始める。
「あはっ、あははははっ! 美味しい、美味しいようぅ! もっとぉっ!」
「そろそろかな」
呟いて順は克人をその場に下ろさせた。切なそうに身をくねらせる克人を組み伏せる。それまで克人を捕らえていたハンターたちは、股間を剥き出しにして一斉にペニスを扱き始めた。
克人がアレな感じではあるんですが、通過儀礼みたいなもんなので仕方ないのです。