※この作品はR-18です。

狩りの終焉 二部   作:伊駒辰葉

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何て酷いサブタイだー(棒
乳揉みとなってますが、色気も何もないです。
エロシーンはありません。


桜と乳揉み 1

「乳揉みですか?」

 

 眉をめいっぱいに寄せて桜は訊き返した。結局、あれ以降も桜は呉羽を攻撃出来ずにいた。奈月が嫌がっていたのがもっとも大きな理由だが、最悪の時は盾になると思ったからだ。

 

「人聞きが悪いねえ。マッサージと言いな」

 

 にやにやと笑いながら呉羽が顎をしゃくる。桜は渋々と呉羽の指し示す方を見た。パジャマを開いた佑の胸は完全に剥き出しにされている。さっきまでは上半身どころか足を開かれて股間を剥き出しにされていた。が、佑はもう諦めているのか股を開いている自分の格好を特に気にも留めなかったらしい。まあ、産褥期の治療のためなのだからそれも仕方ないのか。桜はじっと佑を見つめてから開いた胸元に目をやった。

 

 佑の乳房は普段より大きい。だが柔らか味はそこにはなく、かたく腫れあがっているという感がある。

 

「何故、わたくしが」

「何故って、そりゃ手が空いてる奴がするのが当然ってもんじゃないのかね?」

 

 呆れたように笑って呉羽が肩を竦める。桜はため息を吐いて振り返った。先ほどから奈月は床に座り込んでいる。その目の前にはベッド代わりに座布団が敷かれていて、その上に敷いたバスタオルの上に翠が転がされているのだ。ベビー用品の配達は頼んだのだが、配達は明日以降になると言われたからすぐには商品は届かないだろう。

 

 そして奈月は翠にしっかりと指を握られていて動けないのだ。翠が何を考えているのか知らないが、手を離した途端にか細い声で泣くものだから奈月も離れられなくなっているのだ。

 

「普通はもうちょっと時間かかるんだけどねぇ。さすが龍神ってところかな。人とちょっと違うみたいだね」

 

 しみじみと呟いてから呉羽がタオルを佑の胸に乗せる。ちなみに三人の冥界の犬は呉羽に言いつけられて悪露の後始末をしているようだ。普段は生理などありはしないのに、どうやら龍神にも出産にまつわる出血はあるらしい。桜はそのことを今回初めて知った。呉羽曰く、胎盤も出たそうだから出産時の佑の子宮内の状態は人の妊婦と変わりなかったのかも知れない。

 

 タオルをずらして佑の片方の乳房の付け根を覆ってから呉羽が顎をしゃくる。桜は仕方なくベッドを挟んで呉羽の向かいに回った。

 

「お手数をおかけします」

 

 桜が渡されたタオルを開いたところで佑が申し訳なさそうに言う。だが見るからに佑の乳房は腫れていて痛そうだ。桜は呉羽に言われるままに佑の左の乳房の付け根にタオルをあてがった。

 

「いいえ。姫様の手を煩わせる訳には参りませんから」

 

 ちらりと振り返ると奈月が笑みを浮かべて翠を見つめているのが見えた。桜はその様を眺めてから佑を見た。佑は何故かは判らないが不安そうな顔をしている。

 

 ダブルサイズよりも広いため、桜は作業をし易くするために呉羽と共にベッドに上がった。

 

「いいかい。最初はね。乳腺の出口が開いてないんだよ」

 

 説明を始めた呉羽に頷き、桜は目を落とした。タオルで根元を巻かれた佑の乳房を見る。その先端の淡い色をした乳首を見て桜は何度か頷いてみせた。

 

「それでは、お願いします」

 

 緊張の面持ちで佑が言う。覚悟を決めたようなその表情を見取って桜は憮然となった。もしかして佑は触られるのが嫌なのだろうか。失礼な、と桜は思わず呟いた。

 

「あの、やっぱり、わたしがしましょうか?」

「そんな! 姫様のお手を煩わせるまでもありません」

 

 戸惑い気味の奈月の言葉を聞き取って桜は即座にそう答えた。呉羽に指示されるままにタオルに手を添えて桜は気合をこめて頷いた。

 

「あの、桜さん、あまり緊張しないでください」

 

 にっこりと笑って佑が言う。桜は眉を寄せて佑を見下ろした。

 

「わたくしは緊張などしておりません」

 

 きっぱりと答えて桜は指示通りに乳房の根元をつかんだ。すると佑が怖がるように顔をしかめて目を閉じる。

 

「こうして、付け根から先端に向かって」

 

 説明しながら呉羽が佑の片方の乳房を揉む。その手つきをしばしじっと見てから桜は判りました、と頷いた。

 

「要するに指や手のひらで刺激を与えればいいのですね」

 

 触った感じからも佑の乳房は腫れきっているのが判る。通常は柔らかな乳房は今はとてもかたい。まるで筋肉かという感触だ。しかも何故かとても温かく感じられる。

 

「桜さん……ゆっくり」

 

 顔をしかめて佑が言う。桜は機嫌悪く目を細めて呉羽を見た。呉羽はにやにやと笑いながら佑を見つめてはいるが、手は休みなく動いている。その触り方と自分のそれのどこが違うというのだ。桜は強く握った乳房と呉羽の手元を見比べた。

 

「そうそう。先端に向かって擦るのが基本ね」

 

 呉羽が佑の乳首を片手でつまみ、もう片方の手で乳房全体を擦る。ふむ、と頷いて桜は指の間に乳首を握った。指の腹で乳輪の外側から乳首の先端に向かって強く擦りつつ、片手で乳房を握る。そこで佑は何故か悲鳴を上げた。




桜でなくても人間の身体がどーなってるのかよく判ってないのが多いので、これは仕方ないw
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