※この作品はR-18です。

狩りの終焉 二部   作:伊駒辰葉

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エピタイは作者のもの!w
エロシーンです! BL警報です!


夢の続きだと思ったけど 1

 ぼんやりとした目を開いて順は何度か瞬きをした。目を開けたというのに周囲はやけに暗い。気だるいものを感じて順は再び目を閉じようとした。そこではっと我に返って慌てて起き上がる。

 

 両目が見える。そのことに絶句して順は何度か瞬きをした。いつの間にか順の窪んでいた右の眼窩にはしっかりと眼球が嵌っていた。しかもごく当り前に物を見ることが出来る。

 

「おう。さっきはよくも酷い目に合わせてくれたな」

 

 唐突に言われて順は慌てて振り返った。一体、いつからいたのか壁に和也が寄りかかっている。順は自分にあてがわれた部屋を見回してから和也に目を戻した。

 

 結界は消えている。順はそのことに気付いてやれやれと肩を竦めた。

 

「なーんだ。もう終わっちゃったんだ?」

 

 頭をかきながら順は欠伸混じりに言った。すると和也が腕組みをして何だと、と低い声で言う。

 

「酷い目ってねぇ。人がくそ急いでる時に襲い掛かるからっしょ」

 

 呆れた顔で遅れて質問に答えた順を和也が睨む。順はもう、とぼやいて頭をかきながら俯いた。どうも和也を直視するのは苦手だ。

 

「ほーん。急いでない時ならいいって口ぶりだな」

 

 嘲るように言いながら和也がゆらりと動く。順はぎくりと首を竦めて慌てて愛想笑いを浮かべた。月明かりが辛うじて差し込む薄暗い部屋の中でもよく判る。和也はどうやら相当怒っているらしい。怒りの表情を見取って順はあはは、といつもの調子で笑った。

 

「や! ほら、そゆのはさあ! 愛し合うナニが……いや、だからたんま!」

 

 ベッドに近づいてきた和也に慌ただしく言って順はじりじりと下がった。思わず引きつった順に構わず和也が革靴を脱ぎ捨てる。和也がベッドに足をかけたのを見取って順は慌てて飛び降りようとした。

 

 不意に真っ白な閃光が目の前を行き過ぎる。順は頬を引きつらせてぎこちなく首を動かした。軽く腕を振った和也のジャケットの袖口からするりと何かが降りてくる。

 

「これなーんだ?」

「なんでアンタがそんなもん持ってんのさ!」

 

 和也の両手に握られた扇を指差して順は素っ頓狂な声を上げた。何ででしょう、とにこやかに笑った和也がじりじりと順の傍に膝で寄る。扇を持った両腕を広げる和也を見ながら順は少しずつ後退した。

 

 不意に和也が振りかぶる。反射的に頭を庇った順は次いで絶句して目を見開いた。和也が両手に握っていた扇をベッドの両端に突き立てる。その瞬間、順の左右に真っ白な壁が出来上がった。待て、と呟いた順を無視して和也が無造作に手を伸ばす。

 

「てめぇ。人が折角巻いてやった包帯を解きやがって」

 

 憎々しそうに言ってから和也が順の頭を押さえつける。力任せにベッドに押さえつけられた順は痛い痛いと悲鳴を上げた。だが左右を破邪の結界に阻まれているために避けることも出来ない。

 

「今度はさっきみたいな悪さが出来ないようにしてやる」

 

 嘲笑を浮かべて言った和也がどこからともなくロープを取り出す。

 

「ま、待ってってば! なに、それ! オレ、そゆ趣味はないんですけど!」

「やかましい!」

 

 悲鳴を上げた順に一喝して和也がロープを歯に挟む。暴れる順の腕を捕らえて和也は実に手際よくロープで結わえた。背中に回されて腕を両の手首をくくられたところで順はもう、とぼやいてため息を吐いた。

 

「……アンタさあ。何者よ?」

「さあな」

 

 軽く答えて和也が順のシャツをめくり上げる。ベッドに仰向けに転がされた順は掠れた声を漏らして仰け反った。触れ合っているだけで身体が勝手に反応する。

 

「おーお。よく調教されてんなあ。ちょっと舐めただけでこれか」

 

 順の乳首を舐めていた和也が笑って手を伸ばす。急に股間をつかまれた順は声を殺して身を震わせた。和也が片手で器用に順のズボンと下着をずらす。穿いていたものを足から抜き取られた順は諦めの息を吐いた。和也の指の動きに身体が熱くなってくる。次第に息が乱れ、切ないものがこみあげる。順は与えられる快感に昂奮しつつあった。

 

「ほら、イキたいんだろ?」

 

 いきり立った順のペニスを執拗に愛撫しながら和也が嗤う。順は涙の浮かんだ目で和也を見つめて苦笑した。

 

「もしか、して、コレ、夢の、続き?」

「違うだろばーか。イかせてください、だろうが」

 

 機嫌悪く舌打ちをして和也が力任せにペニスを握る。順は急に与えられた痛みにびくん、と身体を仰け反らせた。無意識に足が開いて腰がくねる。

 

「素直になりゃいいものを」

 

 低い声で言って和也が無造作に順の足を片手で持ち上げる。自分の足にその足を乗せたところで和也はいきなり指を順の肛門に突っ込んだ。

 

「くあっ! ああんぅ!」

「ほら、おねだりはどうした! イかせてやんねえぞ!」

 

 凶悪な嗤いを浮かべて和也が緩んでいない順の肛門に二本目の指をねじ込む。順は目を見張って仰け反った。反射的に腰が浮いてくねる。だが和也はそんな順のペニスを片手に強く握って上から押さえつけた。宙に浮いていた順の腰をベッドに押さえつけながら和也が急かす。

 

「くだ、さいっ! ああんっ!」

「きっちり言えっつってんだろ! 物覚えの悪いケツだな!」

 

 口汚く罵倒しながら和也が無造作に指を動かす。腸内を激しくかき回されて順は悲鳴じみた声を上げた。衝動がどんどん強くなるのにつれて射精出来ないもどかしさがこみ上げる。

 

「あふぁっ! いかせて、くださいっ!」

 

 叫ぶようにして言った順ににやりと嗤って和也はじりじりと手を動かした。握られたままでペニスをじわじわと擦られる。それと同時に腸内に快感を与えられて順は弱々しく首を振った。

 

「おら! みっともない声で鳴きながらイっちまえ!」

 

 そう嘲笑いながら和也が順のペニスの先端を親指で強く捏ねる。その直後、和也は唐突に順のペニスから手を離した。目を見張って腰を突き上げた順のペニスが精液を撒き散らす。




年始なのにBL&調教系……w
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