※この作品はR-18です。

狩りの終焉 二部   作:伊駒辰葉

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続きのエロシーンです。
オナニーシーンなので、エロかどうかは読む人次第かも。
あと、機械なので生身とは違います。


水輝を見ながらオナニーしてみる 2

「鎖もあるし、大丈夫だとは思うけど……」

 

 そう呟いて祐はじっと画面を見つめた。水輝が優一郎をやけに見つめているのは唇の動きを読んでいるのだろう。左に顔を傾ける、ということは右の耳で音を拾おうとしているのだ。が、水輝のそんな様子はごくささやかな変化で、優一郎も気づいてはいないらしい。いや、水輝はどうやら優一郎に気付かれないようにしているようだ。二人の態度や水輝の話している内容から、祐はそう判断した。

 

「もう、優一郎ってば鈍すぎっ!」

 

 思わずそう言ってから祐は眉を寄せた。標としての能力は全て祐が引き継いでいる。優一郎にその力はもうない。今の優一郎にそれを求めるのは恐らく酷なのだろう。が、それでも祐は画面の中の優一郎を睨んだ。シャツ一枚を羽織って立っていた水輝がごめんってば、と詫びて頭をかく。どうやら奈月を壊した件についてねちねちと優一郎に文句を言われているらしい。

 

「優一郎も、思った以上に女の子よね……」

 

 奈月の修復作業を終えて道具を片付け始めた優一郎を見つめて祐は苦笑した。結局、ああだこうだと考えていても優一郎は夢の中でしっかりと自分の願望を表していた。その夢の一端を祐は覗き見たのだ。

 

 不意に優一郎と水輝が慌てたようにドアの方を向く。祐はカメラを少し引いてドアの方まで画面に表示させた。ドアを大きく開いた桜がもの凄い剣幕で何事かを言いながら部屋に入ってくる。うろたえる優一郎と水輝に肩を怒らせて何かをまくし立てる。だが残念なことに桜の声は全く祐の耳には届かなかった。だが言っていることは何となく予想できる。恐らく桜は唐突に奈月が傍から消えたことに腹を立てているのだ。

 

 二人に何事かを言ってから桜が静かに奈月を抱き上げる。奈月は水輝に抱かれた時のまま、幸せな顔で眠っている。ちょっと待て、と止める水輝にふん、とそっぽを向いて桜は奈月を抱いて部屋を出て行ってしまった。

 

「あの娘も、元気よね」

 

 くすりと笑って祐はまたカメラを二人に寄せた。奈月をまんまと桜にさらわれた水輝が困ったような顔で頭をかく。優一郎がそんな水輝に何か声をかける。すると水輝が肩を竦めて苦笑する。

 

 まあ、桜だしな。そんな水輝の言葉には色んな意味が含まれている気がした。不思議そうな顔で首を傾げた優一郎が片付けを再開する。その傍らに立っていた水輝がふと、カメラの方を向く。祐はこちらのことは見えていないと判ってもどきりとした。真っ直ぐに見つめる水輝が画面に映っている。

 

「やだっ。身体が……」

 

 機体の股間部分に仕込まれたモーターが低い唸りを上げる。祐は懸命に自慰を続けながらうっとりとした目で画面を見た。水輝がふらりとベッドを離れて丁度、カメラの位置に向かって歩き出す。机から煙草を取り上げた水輝が一本咥えて火を点ける。のんびりと煙を吐き出した水輝がまたカメラを見る。今度は水輝の口許には皮肉そうな笑みが浮かんでいた。

 

 誰が甲斐性なしだ。

 

 水輝の唇だけが動く。祐ははっとして慌てて映像を切ろうとした。が、身体が先に反応して自慰が止められない。

 

「あんっ! なんて、恥ずかしい身体、なのかしら……ああんっ!」

 

 祐は必死で水輝から何とか視線を逸らし、別の映像の映し出されているモニタを見た。こちらのモニタは祐の頭上にあるものより一回り小さい。作り物の自分の股間が映し出されているそのモニタを見て祐は懸命に落ち着こうとした。が、余計に羞恥心がわきあがって感じ方が強くなる。

 

 後で行くから覚悟してろ。

 

 自然と股間の映し出されたモニタから目を逸らしたところで、祐は水輝がそう言ったのをはっきりと画面で見取った。画面の隅に映った優一郎の後姿には変化はない。どうやら水輝は声に出さずに唇だけを動かしているらしい。

 

「優一郎の、ぼんくらっ! 鎖があるのに、何で失敗するのよ! こんな、恥ずかしい姿、水輝さんに見られたら、あたし……あたし……。あっ! あんああんっ!」

 

 激しい声を上げて祐は全身を硬直させた。強い快楽に絶頂に達した祐に水輝がにやりと笑みかける。そこで優一郎に呼ばれたのだろう。じゃあな、と唇で言葉を刻んで水輝がカメラから離れていく。咥え煙草でベッドに戻った水輝に優一郎が何事かを言う。不服の声を上げる水輝に優一郎が笑って道具箱を抱えてベッドを降りる。その様を見ながら祐は懸命に自慰を続けていた。

 

「んっ! あっ! 水輝さんっ! 恥ずかしいあたしを見て! 作り物のあそこをまさぐるはしたないあたしを見て!」

 

 恍惚の表情で祐は自慰を続けた。恥ずかしいと思えば思うほど、水輝に見られたいという欲求がわく。そのことを想像するだけで強い快楽がこみ上げてくる。祐は画面に映る水輝に視線を送りながら股間を弄り続けた。




ヒューマノイドというのがそもそもドM仕様なので……。
祐はある意味では標準的なヒューマノイドです。
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