※この作品はR-18です。

狩りの終焉 二部   作:伊駒辰葉

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エロシーン……というか、水輝が一方的にされるというか?w
BLではないのですが、エロシーンはあります。


前に多輝がやられた方法なんだけどもw

 熱い息を吐いて水輝は壁に寄りかかった。昂奮がまだ身体に残っていて息が落ち着かない。水輝は壁に頭をつけて潤んだ目で天井を見上げた。

 

 右手に握ったペニスはまだ精液を垂らしている。くそ、と呟いて水輝はうなだれた。隣の部屋からはもう優一郎の気配は漂ってきてはいない。なのに身体だけが熱を帯びておさまらないのだ。

 

 水輝は自分の部屋の隅に足を放り出した格好で座っていた。床に直に座ってジーンズの前を開けて自慰をしていたのだ。水輝は潤んだ目でいきり立った自分のペニスとじゅうたんに散った精液をぼんやりと見つめた。堪らないものがこみ上げてきてまた手が動いてしまう。水輝はぴったりと背中を壁に預けて息を殺してペニスを扱き始めた。

 

 いつもならしたくなったらどこかで女を拾っていたのに。水輝は荒い息を吐きながら精液に汚れたペニスを扱き続けた。膨れきった亀頭部分を左手で捏ね、右手で男茎を上下に扱く。そうしているうちに水輝は無意識に優一郎の気配を探し始めた。だが屋敷にはどうやら不在らしく、どこにも気配はない。

 

 喉を熱い息が通って衝動が弾ける。水輝は掠れた声を漏らして射精した。荒い息を吐きながら何度か射精したところで水輝はぐったりと壁に寄りかかった。

 

「何して、んだろ。おれ」

 

 そう呟いて水輝はこつん、と壁に頭を寄りかけた。泣きたくなるような切ないものがまたこみ上げてくる。鋭く舌打ちをして水輝は再びペニスを握ろうとした。

 

 不意に気配が間近に現れる。水輝は焦って股間を手で押さえた。空間を渡って部屋の中にいきなり優一郎が現れたのだ。

 

「水輝さん、何をしてらしたんですか?」

 

 水輝の伸ばした足の先に立った優一郎がくすりと笑う。水輝はええと、と視線を下げてじゅうたんが精液で汚れていることにぎくりと肩を竦めた。恐る恐る顔を上げると微笑んでいる優一郎と目が合う。

 

「いや、あの、ちょっと」

 

 水輝は無意識のうちに赤くなって急いでペニスを服の中にしまいこもうとした。が、精液塗れになった手が滑って上手く行かない。

 

「なるほど」

 

 くすくすと笑いながら優一郎が水輝に近づく。

 

「目を閉じていただけますか?」

 

 水輝は言われるままに瞼を下ろした。すると温かな手に頬を包まれ、唇を塞がれる。水輝は優一郎の気配に思わず呻いてつい、ペニスを握ってしまった。開いた唇の間から優一郎の舌が口の中に滑り込んでくる。舌や口内を艶かしくなぞられて水輝は思わず喘ぎ混じりの吐息を漏らした。夢中で口づけに答える水輝の身体から徐々に力が抜けて行く。ぐったりと水輝が壁に身を預けたところで漸く優一郎が顔を上げた。水輝の身体を優一郎が軽々と抱き上げる。

 

「それでは行きましょう」

 

 にっこりと笑う優一郎を水輝は薄目を開けて見つめた。どこにとも言われない。だが水輝は小さく頷いて大人しく優一郎に身を任せた。

 

「跳びますから注意してください」

 

 そう声をかけてから優一郎が力を発動させる。転移した優一郎の腕の中で水輝は閉じていた目を開けた。見慣れない部屋の様子が目に映る。やけに真っ白な部屋だ。壁や天井だけではなく、床まで白い。

 

 二つの台が部屋の中央に設えてある。その片方に乗せられた水輝は怪訝な顔で隣の台を見つめた。シンプルなこちらの台とは異なり、そちらの台にはカプセル状のものが乗っている。水輝は訝りに眉を寄せた。

 

「何だ、あれ」

 

 そう呟いて水輝は台を降りようとした。が、その寸前に優一郎に肩を押される。

 

「そのまま寝ていてください。斎姫」

 

 優一郎の呼び声に答えて斎姫がその場に現れる。水輝は本格的に疑問に感じて眉を寄せて優一郎におい、と声をかけた。台に座ったままでいた水輝の肩を優一郎がやんわりと押す。固めのシートにシーツを張っただけの台に水輝はそのまま引っくり返ってしまった。

 

「斎姫。さっきまで僕のものを銜えていた口で、水輝さんに奉仕するんだ」

 

 二つの台の間に立った優一郎が斎姫を促す。水輝はぎくりとして慌てて身を起こそうとした。

 

「はい。優くん」

 

 にっこりと笑って斎姫が水輝のいる台に上がる。水輝は慌てて優一郎の手を押し退けて身体を起こした。

 

「いいかげんにしろ! 何のつもりだ!」

 

 鋭い声で言って水輝は優一郎を睨みつけた。だがその間に水輝の股間に斎姫が擦り寄る。その気配に水輝は焦って斎姫を押し退けた。

 

「水輝さん、抵抗しないでください」

 

 優一郎がそう告げて柔らかく微笑む。間近にその表情を見た水輝はびくん、と身体を竦めた。斎姫の肩を押していた手から力が抜ける。優一郎は笑って自分の手についた水輝の精液を舐め取った。目を見張って声をなくした水輝の股間に斎姫が顔を伏せる。

 

「うあっ!」

 

 先端を舐められただけで痺れるような快感が走り、水輝は思わず声を上げた。斎姫が精液に汚れきった水輝のペニスを口に含む。自慰とは比べ物にならない快楽を覚えた水輝の身体から自然と力が抜ける。そんな水輝の肩を優一郎は軽く押した。ゆらりと揺れた水輝の身体が台に倒れる。

 

「水輝さん、どうですか? 僕が水輝さんのためにプログラムしたんですよ」

 

 台の縁に腰掛けて優一郎がにっこりと笑う。水輝は荒い息をついて仰け反った。

 

「すげ、よすぎて……」

 

 ペニスを根元まで咥えたところで斎姫が舌で亀頭部分から男茎をじりじりと撫でる。直接的な刺激と優一郎の強い気配に水輝は思わず顔を歪めた。

 

「斎姫。次は後ろを」

 

 優一郎の声に水輝はぎくりとして慌てて首を横に振った。だが斎姫に咥えられていていたからか、思うように身体が動かせない。斎姫は顔を上げて手早く水輝のジーンズと下着を引き下ろした。

 

「はい。優くん」

 

 そう言って斎姫が左手の薬指の爪を押す。すると斎姫の指先に細いノズルが現れた。水輝は首を曲げてその様子を見て真っ青になった。待て、と言って慌てて身を捩る。だが実際には水輝の身体は思うほどには動かせなかった。斎姫がにっこりと笑って水輝の股間に顔を寄せる。左の足を持ち上げられた水輝は止めろ、と叫んで強引にその場から転移しようとした。

 

「水輝さん、ここから動かないで」

 

 優一郎の制止の声を聞いた瞬間に放とうとしていた力が消え失せる。その隙に斎姫がするりと手を動かして水輝の肛門にノズルの突き出た指を差し込む。

 

「くあっ! んふぅ!」

 

 熱を帯びた声を上げて水輝は仰け反った。斎姫がじりじりと指を肛門深くに突き入れる。根元まで指を埋めたところで斎姫はまた水輝のペニスを口に咥え込んだ。優一郎が斎姫の背後に回って突き出された尻に触れる。膝をついて尻を突き出した斎姫のスカートをめくり、優一郎は露になった股間に触れた。水輝は快感を必死で堪えて薄目を開けてその様を見た。

 

「水輝さん。もっと気持ちよくなりますよ」

 

 くすりと優一郎が笑う。次の瞬間、水輝は声にならない声を上げて仰け反った。熱くいきり立ったペニスの先端、尿道口から何かが入ってくる。深く咥え込んでいる斎姫の口の中から水輝のペニスに細い何かが侵入しているのだ。

 

「どうですか? 水輝さん」

 

 水輝は恍惚の表情で腰を震わせた。激しい快楽に何も判らなくなる。

 

「それでは、次のステップに進みましょう。鈴」

 

 優一郎が天井を仰ぐ。すると天井の一部がくるりと引っくり返った。現れた少女が水輝に跨る格好で着地する。

 

「鈴、事前に指示したとおりに。水輝さん。鈴の女性器ユニットを舐めてあげてください」

 

 ぼんやりとした眼差しで少女を見ていた水輝は、次第に朦朧とする意識の片隅で何とか少女が鈴という名であることだけ把握した。鈴が短いスカートをめくって下着のない股間を晒す。顔の上に跨られて水輝はいきなり口を鈴の陰部に塞がれた。目を見張った水輝の口に擦りつけるように鈴が腰を小さく揺らす。

 

「んくっ、んうっ」

 

 苦し紛れに動かした水輝の舌にとろみのあるものが落ちてくる。甘い香りを嗅ぎ取って水輝は口を開いて夢中で鈴の陰部を舐め始めた。

 

「きゃっ、ああんっ」

 

 愛らしい声を上げて鈴が少しだけ腰を持ち上げる。水輝は舌を伸ばして鈴のクリトリスから陰唇を貪るように舐めた。鈴の膣から垂れてきた合成愛液を水輝は喉を鳴らして飲んだ。

 

「水輝さん。喉が渇いていたでしょう? もっと飲んでください」

 

 遠いところで優一郎の声がする。水輝は誘われるままに口に落ちてくるものを飲み下した。次第に鈴に触れているということすら判らなくなる。合成愛液が垂れている部分に水輝は吸い付いた。膣口に吸い付かれた鈴が悲鳴のような声を上げる。

 

「きゃっ、あふんっ!」

 

 震える指でクリトリスを弄った鈴が透明な飛沫を噴く。水輝は口を開けてその飛沫を受け止めた。うっとりとした面持ちで鈴の噴いたものを舐めて水輝は息を吐いた。再び口の中に甘いものが落ちてくる。

 

 いつだったかこんな風に強い快楽を覚えたことがある。あの禁断の夢の中のことを水輝はぼんやりと思い出した。記憶の時が静かに遡る。器に込められた紫翠の記憶の封印が徐々に解けていく。水輝はそれを止める術もなく力に身を任せていた。




いつもやられる役の水輝w
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