※この作品はR-18です。

狩りの終焉 二部   作:伊駒辰葉

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エロシーンです。
というより、オナニーシーン? でしょうか。
機械なので違うという方もいらっしゃるかもです。

TS警報! あ、BL的でもあるので、警報を出しておきます!


今は携帯電話じゃなくて携帯端末な!w 2

「肉体は持ってないからな、おれは。こっちに移ったなら、元の身体が残るはずがないんだ」

 

 腕組みをして水輝が眉を寄せる。つまり、水輝の声の部分だけがあの身体を作っていたらしい。

 

「あっ、そうか。凡ミスですね」

 

 納得して優一郎は頷いた。それで、と水輝が閉じていた目を開ける。

 

「んで、優一郎はおれを女にしてどうするつもりなんだ?」

 

 心底、疑問なのか水輝が言う。優一郎は苦笑して首を傾げて見せた。

 

「いえ。水輝さんは男の身体で男の僕に抱かれるほうがいいですか? もしそうなら、戻してもかまいませんけど」

「うっ」

 

 笑い混じりに告げた優一郎を見つめたまま、水輝が短く呻く。いつも見える水輝の傷もこの機体にはない。白く傷一つない肌を優一郎はそっと撫でた。だが言霊の鎖だけは水輝の身体に刷り込まれたように張り付いている。これは恐らくどんな器になっても水輝の身体から消えることはないのだろう。

 

「それでは、マスター登録しましょう」

 

 そう告げて優一郎はにっこりと笑った。水輝が頬を染めて唇を噛む。何事かを言い返したくて結局は何も言えなかったらしい。優一郎はマスター登録用のスティックを白衣のポケットから取り出した。傍にいることで感じているらしい。愛液の漏れてきた水輝の膣内に優一郎は静かにスティックを押し進めた。かちり、と音がするまで差し込んだところで手を止める。

 

「精神パターン認識。マスター登録完了しました」

 

 機械的な声が水輝の口から聞こえてくる。優一郎は深い微笑を浮かべて水輝の膣からスティックを抜いた。水輝が瞬きを何度かしてから目を擦る。いつの間にか水輝の目は潤んでいる。

 

「この身体は祐が使っている身体の改良型なんですよ。性欲ブースターが内蔵されていますし自慰制御回路も搭載されています」

「おいおい」

 

 しかめっ面で言って水輝がため息を吐く。

 

「何だ。おれのことを機械的に操りたいとか思ったのか?」

 

 水輝がそう言って頭をかく。やれやれ、と息をついた水輝に優一郎は苦笑してみせた。

 

「だめですか?」

「おれの主人なんだろ? 好きにしろ」

 

 そう言って水輝が腕を身体の脇に垂らす。その顔には特にどんな感情も浮かんでいない。

 

「それでは手始めにいきますよ」

 

 優一郎は水輝の恥丘部分を開いた。中に並んだボタンを幾つか押して、元通りに閉める。訝りの表情をしていた水輝はすぐに顔色を変えた。唇を噛んで腕を震わせ、逃げるように腰を台から浮かせようとする。

 

「別に、すぐに襲おうなんて思っていませんよ。祐の標準状態と同様にセッティングしてみただけです」

「て、めえ……罰のつもりかよ」

 

 紅潮しつつ水輝が苦しそうに顔を歪める。優一郎はにっこりと笑って水輝の顔を覗き込んだ。

 

「何のですか? もともと自慰制御回路は水輝さんの性格では使えないかなあと思ってたんですけど、先ほどの行為を見てしまって、水輝さんのことを誤解していたことに気づいて」

 

 指摘を受けた水輝が真っ赤になって目を逸らす。水輝としても自慰をするつもりなどなかったのだろう。そのことは思惟を覗いた優一郎にもよく判っていた。

 

「自慰したくてたまらないようにセッティングしてあげたんですから、素直になってください。好きなんでしょう?」

「ちがっ……! あれは、お前が抱かせてくれないから!」

 

 にっこりと笑った優一郎に凄い剣幕で言い返して水輝が怒った顔でそっぽを向く。あの設定にしてあるのに水輝は未だに自慰をしようとしない。相当に我慢しているのだ。だがヒューマノイドの機体は生身よりよほど正直だ。

 

「おかしいなあ。セッティング間違えたかな? 性欲レベルを最大にしてみましょうか?」

 

 そう言いながら優一郎は水輝の恥丘を開いた。止めろ、と喚く水輝を無視してボタンを操作する。

 

「これでレベル5です」

 

 にっこりと笑って優一郎は恥丘の蓋を閉じた。水輝が指先が真っ白になるほどメンテナンス台を握りしめる。もう水輝の膣口はぐっしょりと濡れ、人工愛液は水輝の陰部を伝い、メンテナンス台から下のトレイに雫となって落ちているのだ。必死で堪えているらしい水輝は首を起こしてうなだれ、身を震わせている。

 

「強情ですね。それがまた、可愛いですよ」

「やめ……ばか!」

 

 水輝が悲痛な声を上げて首を何度も横に振る。開いたままの足から身体まで水輝の肌はひくついている。力をこめてメンテナンス台を握った指が徐々に滑る。

 

「これで、どうかな?」

 

 優一郎は身を屈めて水輝の内腿に細い息を吹きかけた。その瞬間、水輝が悲鳴を上げて身を仰け反らせる。腕が宙を揺らいで手が股間に触れる。水輝は歯を食いしばって顔を起こした。股間に触れた水輝の指がぎこちなく陰部を弄り始める。

 

「本当に可愛いらしいですよ、水輝さん」

「あーっ!」

 

 悲鳴のような声をあげて水輝が背を反らす。水輝の股間からは人工愛液が溢れている。腰をひくつかせた水輝が荒い息を吐きながら大胆に指でクリトリスをなぞり、膣口を弄り始める。

 

「あっ、ああんっ! ゆういちろうっ!」

 

 苦しむような顔をした水輝が甘えた声を上げる。漸く快楽に屈した水輝に満足感をこめた笑みを向け、優一郎は言った。

 

「水輝さんって、天輝さんよりも、多輝に似てますね」

 

 不思議だなあ、と付け足して優一郎は水輝を見下ろした。この機体の外見は水輝が宿ったことによりかなり変わっている。その造作が女性の時の多輝にとてもよく似ているのだ。

 

 開いた水輝の腿が震える。皮膚をひくつかせて水輝は熱心に股間を弄っている。手淫に耽る水輝の様を優一郎は満足をこめて眺めた。指先でクリトリスを捏ね、陰唇をなぞって膣口を擦る。水輝の膣口からは人工の愛液が筋を引いて落ちていた。言霊の鎖が焼きついた肌の上を水輝の手が艶かしく動く。水輝は片手で股間を、もう片方の手で水輝は乳房を揉み始めた。

 

 優一郎は椅子に後ろ向きで腰掛けて水輝を観察した。背もたれの上に腕組みをし、顎を乗せる。快楽に喘ぐ水輝を見ていると、手に入れたのだという実感がわいてくる。無意識のうちに優一郎は口許に嗤いを浮かべていた。自然と股間が熱くなり、ペニスが服の中で痛いくらいに勃起する。だが優一郎は水輝に自慰をさせ続けた。

 

 この機体は特別に作ったものだ。祐の機体では無理な肛辱……つまり、肛門による性交が可能なのだ。人工の愛液にぐっしょりと濡れた水輝の肛門を見て優一郎は唇を歪めた。水輝のふくらはぎを支える足置き台が動きを受けて軋む。両足を跳ね上げた水輝の陰部は肛門まで優一郎に丸見えになっていた。

 

 自慰に耽る水輝の声は酷く弱い。どうやら出来るだけ声を殺しているようだ。優一郎はそのことにほくそ笑み、手を伸ばした。窄まった水輝の肛門に中指を当てる。びくん、と身体をひくつかせて仰け反った水輝の肛門に優一郎は右手の中指を埋めた。中指が根元まで水輝の肛門に入ると、指先に丸いものが触れる。優一郎の指のサイズに合わせた場所に性感センサーが取り付けられているのだ。

 

 小指の先ほどの大きさのセンサーは機体の昂奮度合いに応じて腸壁にせり出してくる仕組みになっている。丁度、クリトリスと同様に勃起するのだ。ぷっくりと膨れたその部分を優一郎は指先で捏ねた。せり出したセンサーは優一郎が弄るのに合わせてぐにゃりと形を歪める。

 

 きつく窄まっていた肛門が僅かずつ緩んでくる。最初は指を食いちぎらんばかりの勢いで締め付けていた水輝の肛門は、内部から染み出してきた人工愛液も手伝って優一郎の動きを邪魔しなくなった。水輝は優一郎に弄られるたびに過敏に反応をし、時折、自慰の手を止めて仰け反る。まるで指の動きが見えているかのような水輝の如実な反応に優一郎は薄い嗤いを浮かべた。指全体を包む腸壁は温かく、たっぷりとした襞が優一郎の指に絡まってはまた離れていく。それに水輝の腸内は真っ直ぐではない。所々が小さく曲がり、うねっているのだ。何も知らない誰かがここにペニスを突き入れたら、気持ちの良さにすぐに射精してしまうかも知れない。新しく設計したこの機体に使われているのは、見た目のチープさとは裏腹に最高級の素材なのだ。市販の男性用の自慰用ホールなどに比べても格段に金はかけられている。

 

 激しい声を上げて水輝が仰け反る。どうやら達したらしい。優一郎はくすくすと笑って指を腸内に出し入れし始めた。うっとりとした顔をしていた水輝が弾かれたように背を丸める。悲鳴に近い声で制止されるが、優一郎は手を止めなかった。緩んだ肛門に何度も指を突き入れる。根元まで入れたところでセンサーを嬲り、また指を抜く。肛辱を続けながら優一郎は易々と水輝の思惟を読んだ。快楽にどっぷりと浸かった水輝は優一郎のことしか考えていない。

 

「水輝さん、もっと欲しいですか?」

 

 優一郎は愉悦の笑みを浮かべて焦らすように水輝の肛門をくすぐった。指先でつつくだけで水輝の自慰の手の動きが激しくなる。だが水輝は唇を噛んで俯いてしまった。涙に濡れた目を伏せて横を向いてしまう。

 

「何をどうしてほしいか、要望はありますか?」

 

 笑いを浮かべて優一郎は身体を伸ばして水輝の顔を覗き込んだ。水輝は真っ赤になって歯を食いしばっている。だが自慰を止めることは出来ないらしい。ぎこちなく腕が上がりかけては脱力し、その間にもクリトリスや膣口を指は愛撫し続けている。

 

「いらないんですか……」

 

 消沈した面持ちで優一郎は呟くように言った。すると水輝が伏せていた目を上げて鋭く優一郎を見る。その瞬間だけ、水輝の手はぴたりと止まった。だがまたすぐに手淫を始める。その時にはもう、水輝は諦めたようにため息を吐いて顔を上げていた。

 

「い、れたいなら、挿れれば、いいだろ。したくないなら、別に、いい」

 

 細い声でそれだけ言って水輝がふいと目を逸らす。優一郎は考えるように天井を仰いでから水輝に目を戻した。さすがにちょっと冷静になったのか、水輝の思惟は少しずつ見えなくなっている。力を使えば読むことは可能だろうが、自然と流れてくる情報が減っているのだ。

 

「それが本当に水輝さんの本心ですか? 僕は、水輝さんが僕のペニスを欲しいと言うなら挿れてみたいです」

 

 真面目な顔で優一郎はそう告げた。股間を弄りつつも水輝の顔からは悦楽の表情が消え始めている。水輝は少しだけ笑って逸らしていた目を戻した。腕で両の乳房を左右から押さえて持ち上げ、両手の指で陰唇を左右に開く。そのまま水輝はぴたりと動きを止めた。よほど欲求を殺しているのだろう。水輝の腕や手は小刻みに震えている。

 

「挿れたきゃ挿れろ。お前が、好きで、この身体にしたんだろうが」

 

 水輝の唇の端が少しだけ上がる。優一郎は静かな表情で水輝と指で開かれた陰唇を見比べた。

 

「水輝さん。機体の構成情報を取得してまた再度変身可能なようにしたのちに、元の身体に戻ってください」

 

 そう言いながら優一郎は立ち上がった。ごく普通に椅子に腰掛け直して端末に向かう。判った、と返事して水輝が目を閉じる。優一郎はちらりと水輝を見てからモニタに向き直った。鮮やかな青い光が溢れた後、背後から水輝の気配が消え失せる。振り返った優一郎の傍に男性体に戻った水輝が静かに現れた。黙って水輝がシャツのポケットから煙草を引っ張り出す。その横で優一郎は自分の胸に手を突き立てた。するとぽん、と水輝が優一郎の背中を叩いて突き入れていた腕を引く。胸から手を引っ張り出された優一郎は驚いて水輝を見上げた。

 

「ちょっと出かけてくる」

 

 それだけ言って水輝がその場から唐突に消え失せる。優一郎は呆然と水輝のいなくなった場所をしばし見つめていた。




水輝はほぼやられ役になってますねw
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