機械ですけども!w
「挿れていい?」
そそり立ったペニスの先端が由梨佳の陰唇の間に当たるようにしてから多輝はそう訊ねた。由梨佳が真っ赤に頬を染めて頷く。多輝は頷き返してから手を下げた。由梨佳がしっかりと両足を開いて膣口に多輝のペニスを受け入れる。多輝は挿入の感触に身震いして由梨佳の腰から手を離した。半ばまで由梨佳の中に埋まっていたペニスが一気に奥まで飲み込まれる。
「んっ、多輝……くん。どう? 改良した、私のここっ、気持ち……いい?」
腰をくねらせて由梨佳が多輝の胸を押す。斜めになった浴槽の壁に押されながら多輝は頷いた。由梨佳が嬉しそうに微笑んで多輝の胸に手をあてがう。多輝はペニスを擦られる快感に軽く呻いて仰け反った。由梨佳が腰を動かして多輝のペニスを擦りながら指先を器用に動かす。乳首を愛撫されて多輝は思わず声を漏らした。
「あっ……んっ!」
温かな湯気のこもったバスルームに多輝の声が響く。多輝は慌てて自分の口を手で覆った。真っ赤になった多輝に由梨佳が人の悪い笑みを向ける。多輝はうう、と呻いて泣きそうな顔をした。こうしている間も由梨佳の膣内ではペニスが擦られていて、しかも感じやすい乳首を由梨佳は指先で愛撫し続けているのだ。
「んっ、多輝くんが本当は女の子だっていうのは嘘じゃないのね……」
くすりと笑って由梨佳が上体を倒す。多輝に圧し掛かるような体勢になったところで由梨佳は腰を激しく上下に動かし始めた。由梨佳の動きに合わせて水面が波打つ。
「こっ、こんなやり方されたら、気持ち良すぎて」
こみ上げてくる衝動を何とか堪えながら多輝は必死の面持ちで答えた。由梨佳の膣内に咥え込まれたペニスは限界まで張りつめている。多輝は由梨佳を愛撫する余裕もなく、由梨佳の腕をつかんで本能的に腰を突き上げ始めた。
「あっ、多輝くんっ!」
甘い声で多輝を呼んで由梨佳が頭を下げる。されるがままに口づけを受けて多輝は深い息をついた。無意識に由梨佳の口の中に声が漏れる。由梨佳の腰が降りる時に合わせて多輝は腰を強く突きあげた。
「ゆ、由梨佳、も、出そう」
掠れた喘ぎの間に多輝は泣きそうな声でそう言った。
「多輝くんっ、来てっ!」
「あっ!」
由梨佳に誘われるままに多輝は仰け反って腰を突き出した。由梨佳が腰を小さく回して膣奥に飲み込んだペニスの先端を捏ねる。多輝は激しい声を上げて衝動に身を任せた。腰に溜まっていた熱いものが一気に迸る。何度も射精してから多輝は恍惚の表情で全身から力を抜いた。浴槽に力なく降りた多輝の腰を追うように由梨佳が腰を沈める。
「……多輝くん。大好き……」
そう呟いて由梨佳が多輝に抱きつく。多輝はおれも、と掠れた声で言って由梨佳の頭を撫でた。膣壁に包まれたままのペニスが多輝の感じるままにびくん、と脈打つ。多輝は困ったように笑って由梨佳に軽く口づけた。
「多輝くん、まだ、続ける?」
「うん、もうちょっと欲しい」
素直に頷いて多輝は由梨佳を押し戻した。身体を起こしてペニスを由梨佳に突き入れたままの状態で立ち上がる。多輝は由梨佳の腰を抱えて後ろ向きにさせた。壁に手をついた由梨佳に腰を打ちつける。
「ああっ! 多輝くんっ!」
甘い声で鳴きながら由梨佳が腰をくねらせる。多輝は由梨佳の乳房を両手で愛撫し始めた。柔らかな弾力のある由梨佳の膣壁を何度も突く。
立位で三度、騎乗位で二度ほど交わってから多輝は由梨佳と共にバスルームを出た。由梨佳は相当疲れたのか、多輝に身体をぐったりと預けている。多輝はそんな由梨佳の身体をタオルで丁寧に拭いた。自分の身体も手早く拭いて急いで部屋に戻る。ベッドに由梨佳を横たえたところで不意に聞き慣れた曲が鳴った。由梨佳がチョイスしてくれた多輝の携帯端末の着信音だ。
「はい?」
机に放り出していた携帯端末を取り上げて多輝はそう答えた。すると耳元に嫌な笑い声が届く。多輝は耳に携帯端末を当てたまましかめっ面になった。
『お楽しみのところ悪いな』
電話の相手は水輝だ。多輝は眉をいっぱいに寄せたまま、何事かと訊ねた。水輝が電話番号を知っているのも驚きだが、わざわざ電話をかけてきたことにもっと驚いた。
『明日辺りからお前、こっちに来ないか? 優一郎もいるし、丁度いいだろ?』
笑い混じりの水輝の声に多輝は渋い顔のままで由梨佳を見た。由梨佳はベッドにいつの間にか身を起こしている。多輝はベッドに寄って由梨佳のずれたバスローブをきっちり直した。
「そりゃ、別におれはいいけど」
だが優一郎が嫌がるのではないだろうか。多輝は困惑しつつ由梨佳を見つめた。どうしよう、という意味をこめて由梨佳に首を傾げてみせる。
「あの? どなたから?」
由梨佳が不思議そうな顔で言う。そうか、と呟いて多輝は手短に相手が水輝であることを由梨佳に伝えた。それと一緒に水輝の申し出について説明する。口許に手を当てて由梨佳は黙って多輝の話すのを聞いていた。その間、水輝も特に何も言わない。
「多輝くんがいいなら、私もかまわないわ」
そう言って由梨佳がにっこりと笑う。判った、と頷いて多輝は目を上げた。
『決まったか?』
含み笑いする水輝に顔をしかめてから多輝はああ、と答えた。
「吉良瀬の屋敷だな? 部屋はあるんだろうな」
行ってから片付けをさせられるのはごめんだ。多輝は仏頂面でそう付け足した。すると水輝が判ってるって、と笑う。
『今日中に二人の部屋は整えさせる。必要な荷物があったら自分で入れろよ。そこまでは面倒みないぞ』
それだけ言って水輝がじゃあな、と一方的に電話を切る。多輝はしかめっ面で電話を切った。携帯端末を机に戻してから多輝は由梨佳に水輝に言われた件を説明した。
「まあ、要るものって言ってもそんなにないか」
着替えなどは恐らく用意されているだろう。そう思いながら多輝は頭をかいた。由梨佳の隣に身を滑らせて多輝はどうかな、と訊ねた。
「私のメンテナンス設備が必要よ」
真顔で言った由梨佳に多輝はああ、と頷いた。
「吉良瀬の屋敷にはヒューマノイドのメンテナンス設備が整えられてるし」
以前、立城の許には由梨佳が居た。その頃にはもう屋敷の地下に専用の部屋があった気がする。多輝はそのことを思い出しながら頷いた。
「それなら問題無いわ」
にっこりと由梨佳が笑う。多輝はそんな由梨佳に微笑みを返した。今日はゆっくり由梨佳と買い物するのもいいかも知れない。そんなことを思いながら多輝は着替えを始めた。
携帯電話となってたところを出来る限り端末になおしました……。